・本記事はネタバレを含みますのでご注意ください。
・今回は、【ネタバレ】大人気バスケットボール漫画『あひるの空』の九頭龍(くずりゅう)高校バスケ部が初めての練習試合で戦った新丸子(しんまるこ)高校との練習試合のお話で私が特に大好きな名場面を皆さんに知って頂きたいと思ったので紹介させて頂きます。
目次
・あらすじ
・ついに初試合に出場できることになった九頭龍高校バスケ部は、同じ神奈川県内ベスト4の強豪校の新丸子高校と対戦することになります。試合をしに体育館に行くと、観客席にたくさんの不良生徒がいました。
新丸子高校は不良校では珍しいバスケ部が強い学校です。試合の前半はお互いに競り合っていましたが、時間がたつにつれて実力の差が出始めてしまいます。
不良の生徒がたくさんひしめく観客席で物を投げられたり、野次を飛ばされたりと九頭龍高校バスケ部は苦しみました。勝負もここまでかと諦めかけていた時に仲間を助けようと花園千秋が試合会場に現れて試合に参加します。
トリッキーなパスで相手を翻弄して千秋は得点に貢献します。ついにフルメンバーになった九頭龍高校バスケ部がチーム一丸となり新丸子高校から勝つために戦います。
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・登場するキャラクター
車谷空
九頭龍高校バスケ部1年生。身長150㎝で3ポイントシュートを得意とする。低身長というコンプレックスを抱えているがバスケが大好き。
引用元:講談社
車谷空について詳しく知りたい方は是非こちらの記事へ!
参考 【ネタバレ】漫画『あひるの空』高校のスポーツバスケットボール。大きな選手に挑むのはバスケではあまり見ない意外な選手だった!?あいらいく花園百春(はなぞのももはる)
九頭龍高校バスケ部2年生で主将になっている。誰よりも高く飛ぶことができ、リバンドが得意。花園千秋と双子の弟。
引用元:講談社
花園千秋(はなぞのちあき)
九頭龍高校バスケ部2年生。アフロ頭が特徴的な生徒で、トリッキーなパスが得意。花園百春と双子の兄。
引用元:講談社
薮内円(やぶうちまどか)
九頭龍高校女子バスケ部2年生でバスケ部のアイドル。車谷空にバスケ部を変えてほしいと期待している。
引用元:講談社
・九頭龍高校バスケ部初めての練習試合
不安が漂う中、両高校の試合が始まりました。最初のジャンプボールで圧倒的なジャンプを見せつけて主導権を握った百春は空にパスを出すと、そのまま3ポイントシュートを決める。先制点を取り、流れに乗った九頭龍高校は12対9で時間を終えました。
12点の大活躍をした空は前半の続きもこの調子で行こうと試合に臨みますが、左サイド側のシュートが苦手という弱点が相手チームに知られてしまい、徹底的に守られてしまう。
百春の強固なディフェンスのおかげであまり点差を離されなかったものの、前半を終えた九頭龍高校の追加点は得点は2点だけでした。「たまたま外しただけ。次は絶対に決めます」と空は強い意志を表に出しますが、試合の中で実力差を大きく見せられてしまいます。
自身の身長差だけでなく、技術でも負けた空。試合の審判を行っていた薮内円も同じく悔しがっていた時、観客席で千秋が試合を見ていました。「この辺が引き際か…」千秋はこうつぶやきました。
どんどん重くなる空気の中で試合を諦めようと話しているチームメイトに空は「実力は全然違うけど最後まで戦いましょうよ」。「ここで逃げたら本当の負けになっちゃう……僕は勝ちたい!!」と言い、空は試合で勝つことを諦めていませんでした。
そして試合の後半戦が始まります。後半開始とき空は疲労で腕がつっていたが、空には相手に対抗するための作戦がありました。その時、頭の中で小さな頃の母親との練習風景が空の頭をよぎります。
疲れて腕が上がらない空に空の母親は、疲れていても打ち続けられるシュートの打ち方を教えてもらっていました。そのことを思い出した空はその方法を実践しようと行動します。相手チームが警戒する中、空は両手打ちのシュートを放ちました。
女子のプロバスケットボールの世界では、かなり強力な武器とされている両手打ちのスリーポイントシュート。
相手チームは驚き、空はそのシュートが決まりチームメイトと喜びの声を上げました。流れに乗ろうとした九頭龍高校ですが、またも攻略されてしまいます。
試合のさな帰ろうとする千秋に円は帰らずに協力してくれと声をかけました。ですが千秋には過去のバスケで挫折した経験があり、それを理由に千秋は足を止めようとしません。
一方、九頭龍高校側にはまたも淀んだ空気が流れていました。つまずいて転んだ空に罵声を浴びさせる観客席。するとそこに帰ったと思われていた千秋が体育館に現れました。
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引用元:講談社
・花園千秋登場!
「やるならいましかねぇ~」と歌を歌いながら登場して観客席で罵声を浴びせていた不良生徒に引きずってきた机を投げます。驚きざわめく会場の中で千秋は言いました。「私が言えたことではありませんが――戦わない奴らが―戦っている奴らを笑うなよ!!」
驚く九頭龍高校チームの隣で千秋を知っている新丸子高校の選手はあいつ以上の選手はいないと話しました。新丸子高校の選手は千秋がとても凄い選手だと知り、警戒します。
そして、なぜ戻ってきたと質問する百春に千秋は「無様な思いなど10回味わってもおつりがくる」と自分を鼓舞してもう一度バスケットボールをするために試合に参加すると宣言しました。
引用元:講談社
・九頭龍高校バスケ部対新丸子高校バスケ部
ついに揃った九頭龍高校バスケ部では他のメンバーは千秋が加わることに驚いましたが、空はあまり驚きませんでした。千秋のバスケセンスや、全体を一つとしてみる視野の広さを持っていることを初めて会った時から知っていたからです。
千秋と出会ったその日から空は千秋はバスケをすると思っていた。千秋は過去に一度挫折を経験していましたが、仲間のために戻ってきた千秋にメンバー全員は喜びます。
九頭龍高校バスケ部に千秋が加わり、試合が再開しました。新丸子高校チームが警戒する中、相手を翻弄する千秋のパスが会場内で観客の歓声を上げさせ、試合が白熱させます。
相手のディフェンスをかわし、パスをメンバーに送る千秋の活躍で得点が決まり千秋の選手としての存在は相手チームを動揺させました。どんどん勢いに乗る九頭龍高校は新丸子高校をどんどん追い詰めていきました。
時間は過ぎていき試合終盤に空は千秋からボールを受け取るとゴールに向かって走りますが、ここで時間ぎれになってします。
「もう少しだったのになぁ~」と悔しがる空に背後から空の頭に大きな手が乗り、「おしかったな」と励ます百春と「まぁこんなもんだろ」と言う千秋のおかげで空の顔に笑顔が戻り、終わりの挨拶をして試合は終わりました。
両チームの選手は、お互いに選手同士を労いあいやがて、それぞれの目標に向かって進んでいきました。
引用元:講談社
・感想
高校のバスケットボールでは相手を翻弄したり、トリッキーなパスをする選手の存在はとても大きいものです。そのとても難しい技術とセンスが大きくかかわってくることを簡単にやってのけた千秋はとても凄いと思いました。チームに必要とされ、頼られる選手の千秋がこれからどんなパスを見せてくれるか楽しみです。
・まとめ
今回は、バスケットボールの漫画「あひるの空」の「やるならいましかねぇ!」丸高戦での救世主。千秋登場!!の内容について紹介してきました。大苦戦する試合の中で仲間を助けるために自分の過去を乗り越えて試合に参加した千秋はとてもカッコよかったです。
相手のディフェンスをかわして味方にパスという様々な技術が必要な、バスケットボールでは一番難しいことだと私は思います。これからの九頭龍高校バスケ部の活躍が楽しみです。
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