【感想】映画「ボビー・フィッシャーを探して」 チェス少年の感動実話

こんにちは!
今回は、友達に映画博士と言われるほど映画が好きな僕がイチオシの映画「ボビー・フィッシャーを探して」を紹介します。

この映画、僕が今まで見てきた映画の中でもトップレベルで面白かったです!

内容としては、チェスを好きになった少年がたくさんの苦悩の末、天才チェス少年と言われるほど強くなるという実話を元にしたお話です。

正直、ストーリーだけを見るとよくある王道展開で、展開が想像できたりする部分もあります。しかしそれでも、観ていて何度も心を打たれる、そんな本質的な面白さを美しく表現している作品です。

そのためこの映画は、定期的に何度も見返したくなるような深い魅力に包まれているのです。

ということで今回は実話の感動物語「ボビー・フィッシャーを探して」を紹介します!

 


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「ボビー・フィッシャーを探して」とは?

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作品情報

1993年のアメリカ合衆国の映画。実在するチェスプレイヤーのジョッシュ・ウェイツキンを主人公として、その子供時代を描いた作品です。

この映画は、AFIが2006年に選出した「感動映画ベスト100」の一つにも選出されています。

ノンフィクションで紡がれるヒューマンドラマには感動させられること間違いなしです。

 

あらすじ

お話は、“主人公”ジョッシュ・ウェイツキンが公園で路上チェスで賭けをしている大人たちをみて、チェスに魅了されるところから始ります。

野球が好きで、心の優しい普通の少年だったジョッシュは、その日からチェスにのめり込みます。そして、チェスの才能を発揮し始めるのです。

ジョッシュのずば抜けた才能に気づいた父親のフレッドは、チェスの名手であったブルース・パンドルフィーニにジョッシュのコーチをするよう依頼します。

そうして、どんどんチェスが上達していくジョッシュに、周りの大人たちは、かつての“チェスの世界チャンピオン“ボビー・フィッシャーの影を見始めます。

たくさんの大会や練習を重ねる中で描かれる、ジョッシュのことを想う周囲の大人たちと、ジョッシュ自身の葛藤。

それぞれが何を思い、何を選択するのか、その結果ジョッシュはライバル達に打ち勝つことはできるのでしょうか。

天才チェス少年と大人たちとで語られる感動物語は必見です!

 

登場人物〈実話からなるお話〉

ボビー・フィッシャー

1970年代に、アメリカ合衆国で初めての、伝説的なチェスの世界チャンピオンとなった天才チェスプレイヤーです。現在でも歴代最強のプレイヤーとして、その名を挙げる人がいるほどの実力を持っていました。

フィッシャーは、「私の精神力の98%をチェスに注いでいる。他はわずか2%だ。」という言葉を残すほど、チェスを楽しみ、いきがいとしていたことが分かります。それこそが彼の強さの源なのでしょう。

そして、彼は凄腕であるだけではなく、人々の記憶に残るような奇行も繰り返してきました。

多くの人に注目されるタイトル戦をあえて放棄したり、世界チャンピオンの座を拒否して、タイトルを返上したり、長年にわたり失踪するなど、理解不能の行動ばかりです。

本作では、タイトルにも名前が使用されているフィッシャーですが、作品内でその姿がこと細かに描かれることはありません。彼の歴史が小出しにされて紹介される程度です。

それでも、この作品を語るうえで欠かせない人物なのです。

登場人物の多くが、フィッシャーの再来を望んでおり、若き天才チェスプレイヤーが現れるとすぐに、まるでフィッシャーのようだ。と騒ぎ立てます。しかしその子たちはフィッシャーではありません。

期待だけが大きくなり、それがプレッシャーとなります。そんなプレッシャーをフィッシャーも抱えていたのではないか。だから数々の奇行をとることとなったのではないか。

そんな主人公のジョシュを通して見る、ボビー・フィッシャーの像が描かれていきます。フィッシャーの存在が登場人物たちにどのような影響を与えるのか、見どころですね。

 

ジョシュ・ウェイツキン

若き天才チェスプレイヤーとして活躍していた本作の主人公。ジョシュがチェスを知るのは、6歳のころです。たまたま遊びに来ていた公園で、チェスでかけをする大人たちの試合に魅了されます。

その日から、ジョシュは板の上を駒が動き回るミニチュアでできた世界に夢中になります。ただ純粋にチェスが好きで、まっすぐにチェスをするそんなジョシュの姿は見ていてほっこりしますね。

フィッシャーと同じように、ジョシュの強さの源もチェスが好きだというところにあるのでしょうか。ジョシュは、チェスをみるみるうちに上達させ、ついには大会で優勝するほどの実力を身につけます。

その後の、ジョシュの葛藤については、後ほど詳しく解説しますね。

ジョシュ役の子役マックス・ポメランクさんの演技がとても上手で、そんな子どもの葛藤をうまく表現されています。その演技にぐっと心を掴まれてしまいます。

また、本作品では描かれないのですが、ジョシュはチェスのチャンピオンになった後、中国の武術である太極拳を始めたそうです。そしてなんと、わずか数年で太極拳でもトップへ躍り出ることになったそうです。

チェスのトップになった後、太極拳のトップになるなんて、凄すぎですよね。そんなジョシュ・ウェイツキンの幼少期を知るためにも、この映画を観ることは欠かせませんよ!

 


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チェス少年の感動実話〈見どころと感想〉

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チェス少年の葛藤

この映画では、登場人物の心理描写が細かく、とても上手に表現されています。その中でも主人公ジョシュの葛藤は、メインで描かれます。

ジョシュは6歳でチェスにはまり、遊びの一つとして”好きだから”チェスをプレイしていました。将来の夢は野球選手であると答えるほど、チェスへの思いは大きなものではありませんでした。

それでもチェスが強くなっていくジョシュに、父フレッドはコーチのブルースをつけます。コーチといえども、ジョシュと一緒に遊んでくれることもあり、そんな子どもらしくブルースと遊ぶジョシュの心は純粋無垢です。

部屋の中でブルースとキャッチボールをして遊ぶジョシュの姿には、思わず表情筋が緩んでしまいます。そして、この父やブルースとの関係も見どころの一つなのですが、詳しくは後ほど。

ジョシュは興味本位で、チェスの試合に出たいと思うようになります。そして、出場した試合でなんと、優勝してしまいます。

ジョシュは勝つことがうれしく、ますますチェスにのめりこんでいきます。しかしそんなジョシュに大人たちは、勝つことを期待するのです。ジョシュに対する周りの強いプレッシャーから、学校での勉強などより、何よりもチェスが優先になってしまいます。

ただ純粋にチェスが好きだったからプレイしていたものが、いつしかジョシュの人生の中心になり始めていたのです。ジョシュが友達と遊ぶことを望んでも、それがかなわなくなるほどに、ジョシュはチェスに支配されてしまいます。

それでも好きなチェスを、そこまでして続ける理由は何なのでしょうか。だんだんジョシュのチェスをする理由が揺らいでいきます。キラキラしたジョシュの笑顔には、次第に影が帯び始めます。

さらにジョシュは、”強い”ことが当たり前で、勝てて当然、負けたら異常となっている周りの目に不安を覚えはじめました。「多分一番じゃないほうがいいんだ。そうしたら負けても大丈夫なんだ。」ジョシュは父親に、そう小さくつぶやきます。

ジョシュは対戦相手と、みんなと仲良くしたいが、それが許されない環境になってしまっているのです。それでもけなげに、対戦相手に挨拶をし、微笑みかけるその姿にはうるっときます。

ジョシュの葛藤からは、本当に大切なものが何なのか。自分は何を望むのか。そんな当たり前で、忘れがちなことを思い出させてくれる力があります。

迷いながら放つジョシュの言葉の一つ一つには、胸を突き刺す重みがあり、その言葉は周りの大人をも変えていきます。そんなジョシュの葛藤が、どのような結末を導き出すのか、その一つ一つの描写が本当に見どころです。

深い絆の物語

この物語には、主に4人の大人たちが登場し、その大人たちとジョシュとの絆がその魅力となっています。子どもに対する大人の在り方について、その関係性を描いた本作の魅力について紹介します。

〈父との絆〉

まず、父フレッドとの関係です。ジョシュは父に気を使って、チェスをわざと負けるなど心が優しく、父のことが好きな男の子です。

フレッドもジョシュを大切に思っています。だからこそ、ジョシュのチェスの才能に気づいてからは、その才能を伸ばしてあげようとその一心です。

しかし、そのフレッドの思いが結果的にジョシュを苦しめます。

フレッドがブルースにコーチを頼むときに、お金を渡していたこと。学校の先生とチェスのことでもめていたこと。その現場を目撃していたジョシュは子どもながらに、”父のためにも負けられない”、そう思うようになっていたのです。

フレッドは悩み苦しむジョシュに対し、責め立てるようにジョシュを叱ります。フレッドはジョシュの父としてではなく、天才チェスプレイヤーの父として、ふるまうようになってしまったのです。

そのことにフレッドが気づく時、ジョシュになんと声をかけ、どのようにジョシュと過ごすのでしょうか。そこからの二人の関係は、涙なしではみられません。

〈母との絆〉

次に、母ボニーとの関係です。ボニーは、誰もが見習わなければならないよき母親です。ジョシュのことを第一に考えており、ジョシュの為であればなんでもしてあげるのです。

公園でガラの悪い人がしている賭けチェスを、ジョシュがみたいといったら連れていきます。ジョシュを泣かせるような人がいれば、強い言葉でジョシュを守ってあげます。

父フレッドがチェスの勝ち負けだけにこだわり、ジョシュが悩んでいると、フレッドに向かって、こう言い放ちます。「あの子は負けることを恐れているんじゃないわ。あなたの愛情を失うことを恐れているのよ。」

この人は本当に強い女性です。ジョシュの母として、ジョシュの為に、本当にしなければならないことを理解しています。息子に寄り添ってあげる母の強き姿には、しびれますよ。

〈コーチとの絆〉

父がコーチを頼んだブルースとの関係です。ジョシュの才能を目の当たりにし、コーチをすることになります。

次第に、ブルースはジョシュにフィッシャーの影を見て、強くなってほしいと思うようになります。だから、ブルースは自分のチェス、フィッシャーのチェスをジョシュに押し付けてしまいます。

ジョシュに強くなってほしい一心で、公園へ行くこと、クイーンを大事にすること、慎重に打つことなどを強制します。しかしジョシュはフィッシャーではありません。ジョシュはジョシュなのです。

ジョシュ本人に、「僕はフィッシャーじゃない。」と言われるまで、そのことに気づかず、フィッシャーの影を、自分ではなし得なかったことを、ジョシュに押し付けてしまっていたのです。

それでもブルースがジョシュのために、過ごした時間は偽りではありません。押し付けではなく、ジョシュのために何をしてあげるべきか、彼の考えが変化するその描写には感動します。

〈友人との絆〉

ジョシュがチェスに引き込まれるきっかけとなった人物、友人のヴィニーとの関係です。ヴィニーは公園で賭けチェスを行う一人です。誰よりも初めに、ジョシュの才能に気づき、チェスの面白さをジョシュに伝えます。

浮浪者のヴィニーですが、ジョシュにとってはかけがえのない人です。一緒にチェスをする中で、ヴィニーは”お前はどうしたいのか”、”もっと自分らしいプレーをしろ”と語りかけます。

ヴィニーはブルースとは正反対の攻めるチェスを、ジョシュに教えます。映画での最後の試合で、ジョシュが二人から教わった、守るチェスと攻めるチェスを駆使して戦う姿は激熱です。

ヴィニーの、チェスの友人としてチェスをプレイする中で語り合うその姿は、かっこいいですし、とても胸が熱くなります。ヴィニーの言葉がジョシュにどのような影響を与えるのかも、見どころですよ。

まとめ

映画「ボビー・フィッシャーを探して」は涙なしでは見られない感動のお話です。チェスやボビー・フィッシャーについて知らなくても、感動すること待ったなしの作品です。

ほっこりするような、胸が熱くなるようなたくさんの感情が巻き起こされるヒューマンドラマからは、目が離せません。

そして、登場人物たちのジョシュを思う気持ちの中で、少しずつすれ違っていく様子や、変わろうとする姿には、みている自分も成長させられます。

この作品は、心温まるお話や熱いヒューマンドラマをお探しの方に、おすすめの作品となっています!

ということで、今回は実話をもとに描いた感動ストーリー「ボビー・フィッシャーを探して」を紹介しました。

心情描写が細かく、すぐに感情移入できてしまう作品となっていますので、気になった方は是非チェックしてみてください!

 


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