映画『刀剣乱舞-継承-』あらすじ・ネタバレ

「映画 刀剣乱舞-継承-」は、名だたる刀剣たちを擬人化した”刀剣男子”を育成、強化し歴史改変を目論む敵から歴史を守るPCブラウザおよび大人気スマホゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を基にした実写映画です。アニメや、ミュージカル、舞台など様々なメディアミックス展開もされている作品となっています。脚本は特撮テレビドラマやアニメ作品も手掛ける小林靖子、そして主題歌は西川貴教と布袋寅泰がタッグを組むなど話題になりました。

そんな主題歌「UNBROKEN(feat.布袋寅泰)」が流れる予告編をご紹介します。

『映画刀剣乱舞』2019年1月18日公開 (touken-movie2019.jp)

 

以下の内容にはネタバレが含まれます。閲覧の際にはご注意ください

あらすじ

いざ、本能寺へ

西暦二二〇五年、歴史改変を目論む時間遡行軍は、本能寺の変で自害し命を散らすはずだった織田信長を助け歴史を改変しようとしていた。そして時の政府によって歴史の守護を任された審神者(さにわ)は、名だたる刀剣を’’刀剣男子’’として目覚めさせ、天正十年、六月二日の本能寺の変へと送り込むのであった。審神者によって編成された第一部隊は、

 

三日月宗近(太刀)、山姥切国広(打刀)、へし切長谷部(打刀)、薬研藤四郎(短刀)、不動行光(短刀)、日本号(槍)

 

宗近は織田信長のもとへ急ぎ、他の刀剣男子たちは時間遡行軍と激しい戦闘を繰り広げていた。自害しようとしていた信長のもとに時間遡行軍の魔の手が迫るがこれを宗近は一掃してしまう。信長の側近だった森蘭丸も命途絶え、信長の命もまた燃え盛る本能寺とともに焼失したのである。そして間もなくして羽柴秀吉にも一報が入るのであった。

本丸に戻ってきた刀剣男子たちの前に留守を任せていた鶯丸(太刀)と新たに顕現した刀剣男子・骨喰藤四郎(短刀だが、江戸時代に燃えてしまったため記憶が無い)が姿を現す。

主に守備の報告を済ませる宗近に対して、へし切長谷部は、「最近、宗近が主からみんなを遠ざけているのではないか」と憤慨、そんな長谷部たちをのらりくらりとかわす宗近。

生存

そして翌朝、宗近は主に呼び出されていた。「信長が生きている」との情報が入り部隊は再び、本能寺へ。今回は骨喰藤四郎も出陣することになり、不動は鶯丸とともに留守を守ることになった。その頃、主から「その時」が近づいている、と告げられ

 

「守るべきものを守ろう」

 

その言葉を胸に宗近も出陣の準備をするのであった。しかしそんな宗近のもとに鶯丸が現れ「話してくれてもいいんじゃないか」と言われてしまう。宗近は、主にこれから起こるであろう出来事と、本能寺から戻ったら「近侍を降りる」ことを告げる。

 

そして部隊は「織田信長公暗殺」へ

 

宗近が何か隠していることや、悠長すぎることに憤慨した長谷部は日本号とともに別行動をとることに。さらに山姥切と薬研は宗近から勝竜寺城に籠城している明智光秀を見張るように命じられた。宗近と一緒にいた骨喰は「歴史を守る必要があるのか」と薬研たちに聞いたことを指摘され、その際宗近に昔の好(よしみ)で頼みたいことがあると告げられる。

そして天正十年六月十三日深夜、信長を追ってきた宗近たちは山姥切、薬研と出くわし明智光秀は信長が生きていることに驚嘆する。信長は時間遡行軍の協力のもと光秀を襲撃するが、

 

そこになぜか無銘が割って入り信長に刃を向けたのだ。

 

光秀は逃げ、他の刀剣男子たちも戦闘に加わり混戦となる中、宗近は信長を連れ一足先に戦況を離脱する。宗近は「信長公を安土城へと」といい信長とともに安土城を目指すことに。

そして同じく戦況を離脱した山姥切、骨喰、薬研は「俺たちは三日月のことを知らなさすぎる」とつぶやく。

その頃、秀吉とともに行動していた長谷部と日本号は、秀吉から「安土城で信長を討つ」といわれその瞬間、秀吉の部下に襲撃を受け長谷部は負傷してしまうが日本号は長谷部を連れその場を離脱する。

その一方で、本丸の結界にも異変が生じていたが「主は大丈夫」という鶯丸に対して不動は襖を開けてしまう。そこで見たものとは・・・。

安土城での戦い

一方、安土城へたどり着いた宗近は信長から「お前たちの言う正しい歴史とはなんだ?」と問われ、宗近は「正しいとは常に誰かにとってというだけ」と答え、そして秀吉の到着を待つのであった。

 

間もなくして安土城に押し寄せた秀吉の軍勢は矢を放ち安土城に火をつけたのだ。

 

そして宗近は「誰にとっても正しい歴史、しかしそれが真実とは限りませぬ」と信長に告げる。そして同じく安土城に到着した他の刀剣男子だったが、織田信長の愛刀だった薬研藤四郎は次第に記憶が鮮明になっていく。

MEMO
正しい歴史

天正十年六月二日、自害しようとしていた信長のもとになんとか生きおおせた森蘭丸が現れ、抜け道から信長を逃がしのだ。森蘭丸はそこで命尽きてしまう。そして安土城へやってきた信長は秀吉に書状を送るが、天下取りへと歩みだしていた秀吉はこれを無視、「明智の残党狩り」という名目で安土城でへ攻め入り、それを知った信長公は自害した。

そして信長の最後を見届けた宗近は、信長を守ろうと出現した時間遡行軍と戦っていた刀剣男子たちを無理やり本丸へ帰還させるのだった。本丸に迫りくる時間遡行軍から「審神者の代替わり」を邪魔させないように、そして本丸を守るためであった。

守るべきもの

安土城に残った宗近は時間遡行軍との激しい戦闘の末、命尽き果てそうになるがその瞬間、本丸に帰還させたはずの山姥切や薬研たちが戻ってきたのだ。時間遡行軍たちを一掃し、信長も燃え盛る安土城とともに焼失したのである。

本丸へ急ぎ戻った刀剣男子たちは、鶯丸や不動と合流し宗近は代替わり中の審神者のもとへ。時間遡行軍の大太刀と戦闘になるがこれを圧倒する。

 

「この本丸は落とさせない」

 

大太刀が刀を振りかざそうとした瞬間、なんと新たな刀剣男子・倶梨伽羅江(短刀)が現れたのだ。そして刀剣男子たちは大太刀を討ち果たした。

「この三日月宗近、また守りたいものが増えたぞ」こうして本丸に新たな審神者が誕生したのである。

登場人物の説明

三日月宗近(みかづきむねちか、太刀)演:鈴木拡樹

天下五剣の一つで、その中でも最も美しいと言われている三条宗近作の刀。自分のことを度々「じじい」と言う。

山姥切国広(やまんばぎりくにひろ、打刀)演:荒牧慶彦

オリジナルじゃないことに常にコンプレックスを抱えている。かぶっている布を取られるのが大の苦手。

へし切長谷部(へしきりはせべ、打刀)演:和田雅成

長谷部国重作、信長が棚に隠れていた茶坊主ごとへし切ったことから名づけられた。主への忠誠心が厚い打刀。

薬研藤四郎(やげんとうしろう、短刀)演:北村諒

粟田口吉光作、数ある藤四郎兄弟の一人。本能寺で信長とともに焼失したとされている。

不動行光(ふどうゆきみつ、短刀)演:椎名鯛造

織田信長の愛刀だったが、信長の側近・森蘭丸が拝領し本能寺の変で焼けてしまった。

日本号(にほんごう、槍)演:岩永洋昭

天下三名槍の一つで「日本一の槍」と称されている。

鶯丸(うぐいすまる、太刀)演:廣瀬智紀

古備前派の刀工によって作られた太刀。同郷に大包平がいる。

骨喰藤四郎(ほねばみとうしろう、短刀)演:定本颯馬

粟田口吉光作の脇差で、刀だったころの記憶が無い。薬研藤四郎と同じく藤四郎兄弟の一人。

俱利伽羅江(くりからごう、短刀)演:土屋新葉

明智光秀の愛刀で、坂本城で焼失してしまって現存はしていない。

わかりにくい点の解説

審神者

PCブラウザおよび大人気スマホゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」におけるプレイヤーにあたり、「主(あるじ)」や「主様」など刀剣男子によって呼び方も異なる。

時間遡行軍

歴史改変を目録歴史修正主義者のことで、「刀剣乱舞」シリーズを通しての適役となっている。

感想

映画館で見られなかったのが悔やまれるくらいの良作でした。キャストもよく脚本もよくできており主題歌などもファンにとっては申し分ない内容でした。殺陣シーンなどは完成度が高く、なにより画面の中がひたすら見目麗しい刀剣男子たちに埋め尽くされていたので最後まで飽きることなく、と言う感じでした!舞台やミュージカルから引き続き演じていらっしゃる方もいるので安心感があります。

まとめ

ゲームの実写映画としては「成功」と言えますが劇中は情報が多く、設定や背景、キャラクターなど「刀剣乱舞」をそもそも知らない初見の方、2.5次元といったジャンルを知らない方には難しい作品と言えます。しかしながら濁流のように押し寄せる情報を予習したうえで観るとより楽しめるでしょう。