【ネタバレ】ホームズの宿敵が主人公?!『憂国のモリアーティ』の魅力 大見解!!

引用元:ジャンプSQ.公式サイト

2016年からジャンプスクエアで連載されている話題のミステリー漫画『憂国のモリアーティ』。

世界的にも人気の高いミステリーシリーズ『シャーロック・ホームズ』の宿敵とされるモリアーティにスポットを当てた、異色の本格推理作品です。

今回は原案となる『シャーロック・ホームズ』と比較することで、作品の魅力に迫っていきたいと思います!!

 

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注意

以下、作品のネタバレを含みますので、閲覧にはご注意ください

原作『シャーロック・ホームズ』との比較から見るみどころ

 

引用元:シャーロック・ホームズの冒険-Wikipedia

ドラマやコミック、世界中のさまざまなメディアで取り上げられられるミステリーの名作『シャーロック・ホームズシリーズ』。

ホームズの宿敵・モリアーティ教授にスポットを当てた世直し劇として描かれる本作ですが、キャラクターの設定同様に、コナン・ドイルの原作に通ずるポイントが随所に散りばめられています。

オマージュとオリジナルを比較しながら読み進めていくのも、面白いかもしれません。

緋色の研究

ホームズとワトソンが出会い、初めて二人で挑んだ事件です。

本作では、ウィリアムが初めてホームズに差し向けた事件という重要な要素も含んでいます。

犯行現場や手口は異なりますが、ジョンがホームズの元へ来た経緯・現場に残された結婚指輪・犯人ジェファーソン・ホープの犯行動機など細かな点にも原作の要素を感じることが出来ます。

ボヘミアの醜聞

原作内でも女性に興味を示さないホームズ。そんな彼に強烈な印象を与えた唯一の女性、アイリーン・アドラーに纏わるエピソードです。

アイリーン・アドラーは本作でもホームズの心に残る女性として描かれています。

大筋は原作に忠実で、ボヘミア王がアイリーンに強請られる背景やホームズが写真の在処を求めてアイリーンの家へ赴く場面(その際、ジョンが発煙筒を持ち出し火事を装う部分まで)など、多くの点でオマージュを感じることが出来ます。

原作では写真の在処が暴かれると恋人共に逃亡したアイリーンですが、本作内のアイリーンはモリアーティに身を委ねホームズを翻弄する物語の展開に関わっていきます。

また、本作内では「国家をも揺るがす機密」を写真1枚では済まさず、大英帝国を揺るがす機密文書として、ウィリアムの改革劇が佳境に入っていくための重要な章に仕上げています。

恐喝王ミルバートン

ロンドン一の恐喝王・ミルバートンとホームズの対決を描いた事件。

本作では、ミルバートンに大英帝国を牛耳るメディア界のトップという肩書きを加えることで、ウィリアムやホームズを脅かす存在として描かれています。

その事件の手口は、ジョンの婚約者の依頼から始まる四つの署名のエピソードを多く描き、「犯罪卿」として暗躍するウィリアムとホームズが初めて対面する重要な場面として展開されていきます。

ホームズがウィリアムの深層に迫っていく章の結末部分では、原作内でホームズとモリアーティ教授が対決する最後の事件の名シーンを独特のアレンジを加え、二人の主人公が映えるような描き方をしています。

あらすじ

 

階級による身分格差が蔓延る、19世紀末・大英帝国。

国の恩恵を受けるのは一握りの貴族階級の人間のみ、国民の多くは貧困に苛まれていました。

若くして大学で教鞭を振るうウィリアム・モリアーティは、そんな世の中を憂い、国の在り方を変えようと立ち上がります。

優れた頭脳による完全犯罪で貴族に制裁を下す「犯罪卿」の革命劇。

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登場人物

ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ

貴族・モリアーティ家の次男。元はアルバートに引き取られてきた孤児でした。

孤児時代は貧民街の貸本屋に出入りし、独学で多くの知識を得ます。その知識を周りの人々に分け隔てなく与える優しい性格です。

孤児院で子供たちに「貧しさに屈せず、貴族の搾取に立ち向かう正しさ」を説いているところがアルバートの目に留まり、ルイスと共にモリアーティ家に引き取られます。

その後も格差のない平等な社会への理想をアルバートと共有し、モリアーティ家の家屋に火災を起こしました。その中で実際の次男・ウィリアムを殺害し、以降自身が次男・ウィリアムとしてなり替わります。

成長しても聡明さは依然変わらず、大学で数学教師をする傍ら、私立相談役(コンサルタント)として市民の問題解決も請け負います。

その裏で、身分格差に縛られた大英帝国を作り変えるべく「犯罪卿」として暗躍します。

アルバート・ジェームズ・モリアーティ

モリアーティ家長男。大英帝国陸軍に所属し、退役した後は秘密情報部MI6の指揮官「M」として活躍します。

幼少時、慈善活動で訪れた孤児院で悪を正す道を説くウィリアムに共感し、ウィリアムとルイスを養子として引き取ります。

下級身分の二人を酷く扱う家の人間に強い不満を持ち、ウィリアムの計画に共謀し家に火をつけ母親を殺害しました。

以降も自身の身分や役職的立場を利用し、「犯罪卿」としてのウィリアムの活動に加担します。

ルイス・ジェームズ・モリアーティ

ウィリアムの実弟。幼少期は心臓を患っていて、治療を受ける条件でウィリアムと共にモリアーティ家の養子になりました。

モリアーティ家火災の際には自ら頬に火傷を負い犯罪を偽装したり、実戦的な戦闘技術を身に付けたり、常に兄の役に立とうとします。

幼少期の経験から兄たちの過保護が抜けず、実際は執事として屋敷の管理・整備や事務補佐をすることが多いです。

シャーロック・ホームズ

ロンドンを拠点とする諮問探偵。頭脳明晰で、難解な依頼が舞い込むことを常に楽しみにしています。

実は英国王室に仕える貴族ですが、身分格差で泣き寝入りする犯罪被害者を救うため、身分を隠して活動します。

依頼で豪華客船・ノアティック号に乗船した際、ウィリアムと出会い、互いに知能の高さに惹かれ合います。

その出会いを期に、ウィリアムから「犯罪卿を暴く英雄」として選ばれ、革命劇の中に巻き込まれていきます。

謎以外のことに興味がなく、昼夜問わず実験に明け暮れたり、依頼が来ないとタバコや酒に溺れたり自堕落な一面もあります。

ジョン・H・ワトソン

アフガン戦争帰りの軍医。ひょんなことからホームズと同居することになり、彼の相棒として事件捜査に協力します。

ホームズのよき理解者としての自負があり、ホームズの活躍を小説に纏めて世に発表したり、謎に没頭して理性をなくしそうになるホームズの歯止めになったり、常にホームズの心身を気遣います。

感想

 

原作オマージュ作品に目がない私が、この作品を見始めたキッカケは何と言っても美しすぎる表紙でした。

原作上は禿頭でしかめっ面のいかにも悪役という容姿で描かれるモリアーティ教授が、金髪で怪しげな微笑を浮かべている…!!

あまりのギャップに、キャラクターの名前だけ拝借した完全オリジナル作品を覚悟して読みました。

でも実際は、原作を彷彿とさせるオマージュと宿敵・モリアーティを主人公とする創作が綿密に織り重なった新しい物語でした。

原作では見られなかったホームズとモリアーティ教授の新たな終着点に注目していきたいです!

まとめ

引用元:ジャンプSQ.公式サイト

世界的名作の宿敵にスポットを当てた『憂国のモリアーティ』。

原作にも通ずる要点が随所に散りばめられていて、原作を知っている人も知らない人も楽しめる作品になっています。

原作では多く描かれなかったホームズとモリアーティ卿の因縁を、当時の時代背景を絡めながら壮大に描きだしています。

ストーリーは、二人の決闘を描いた最後の事件の先へと進んでいきます。今後の展開もお見逃しなく!!

 

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