【ネタバレ】「来世は他人がいい」5巻までの感想!ヤクザの抗争が吊り橋効果?激しすぎる恋模様

今回は少女漫画も少年漫画も幅広く読む私が大好きな漫画をご紹介いたします!

『来世は他人がいい』は、「次にくるマンガ大賞 2018」においてコミックス部門1位に選ばれ、小西明日翔先生によって2017年から「アフタヌーン」にて連載中の漫画です。本記事ではそんな『来世は他人がいい』の魅力をたっぷりお伝えいたします。

小西明日翔先生Twitterより引用

注意
以下は5巻までのネタバレ記事です。ネタバレが嫌な方は見ないで下さい。
「まんが王国」なら「来世は他人がいい」が無料で読める!

『まんが王国』なら『鬼滅の刃』「呪術廻戦」など大人気作品を含め、3,000作品以上が常時ラインナップ。気になっていた漫画も、手軽に読めちゃいますね。

あらすじとネタバレ

まんが王国より引用

『来世は他人がいい』は、関西最大の指定暴力団・四代目桐ヶ谷組直系染井組・染井蓮二(そめい れんじ)組長の孫娘、染井吉乃(そめい よしの)と、関東最大の指定暴力団五代目砥草会直系深山一家・深山萼(みやま がく)総長の孫息子・深山霧島(みやま きりしま) の婚約から始まる極道系バイオレンスラブコメです。

祖父により勝手に婚約を結ばされた吉乃は、深山一家に居候する形で関東に移り住みます。そこで待っていたのは、性格が破たんしている婚約者の霧島や同級生による陰湿なイジメ。また、少しずつ激化しつつあった日本の任侠界の激しい抗争へと巻き込まれていきます。

そのような環境の中でも、吉乃は持ち前の胆力とヤクザの孫娘としてのコネクションを武器に、振りかかるヤクザ同士のいさかいを収めていくというストーリーです。

5巻までのあらすじ

まんが王国より引用

この作品は、吉乃と霧島の婚約を巡る関係性の変化や任侠界のいざこざなどが同軸で進む作品です。以下で既刊1巻~5巻までの大軸を簡単にまとめさせていただきます。

【恋愛パート】
・吉乃と霧島の関係性の進展
【ヤクザとの抗争パート】
・赤座興行(あかざこうぎょう)ヤクザの娘の失踪事件
・小津健斗(おず けんと)率いる半グレ集団との大阪での抗争

『ヤクザとの抗争パート』に関しては一部繋がっているものの、それぞれストーリーとしては問題が一区切りつく○○編という認識のイメージです。またそこでは吉乃と霧島を筆頭に、様々なキャラクターの思惑が錯そうし、ストーリーが展開しています。

そして、この作品の特徴でもあるのですが、かなりち密な伏線が張り巡らされており、後になって「実はあの時こんな思惑があってこのキャラクターは行動していたんだ……!」と驚かされることが多いです。

特に霧島は本心を話さず、本人の言っていることが嘘か本当か分かりにくいキャラクターのため、読者は何度も騙されてしまうと思います。

他にもなんとなく匂わされているものの、まだまだ明かされていない謎や伏線が多いため、今後の展開がとても気になります。

「来世は他人がいい」の感想

ここからはネタバレを交えつつ、本作の魅力を語っていきたいと思います。

腎臓を売る!?漢気ヒロイン

まんが王国より引用

 

私が本作の一番の魅力だと考えているのは、主人公である吉乃のカッコよすぎる性格です。
吉乃は「自分の生き方や信念を曲げるくらいだったら死んだ方がマシ」という考え方をしており、その考え方は同性から見てもめちゃくちゃカッコいいと思います。

霧島と出会ったばかりのころ、霧島にとって「価値がない」ことを理由に、お金を稼ぐ方法として風俗のあっ旋を受けます。しかしなんと吉乃は、風俗で働くくらいならと自身の腎臓を売り400万のお金を稼いで霧島の前に現れます。

ただ、いくら自分の尊厳をおとしめることを避けたとはいえ、「風俗で働くより、自分の内臓を売る」という解決方法の思考は、少し一般的ではないような気がします。しかしそれをしてしまうのが吉乃です。

結果、その部分が霧島に刺さり、そこで惚れられていました。そのような吉乃の少し浮世離れしている思考を見ると、なんだかんだ二人は似た者同士なのかなとも思います。

ちなみに吉乃が売ってお金にした腎臓ですが、実は後で「腎臓は売っていなかった」ということが判明します。それは吉乃のいとこである明石潟椿(あかしがた つばき)が霧島に明かしました。

実際は、腎臓は取らずに死ぬギリギリの血を抜き、手術痕だけを残して、400万円を吉乃に渡していたのです。そのことは手術中麻酔をされていた吉乃本人だけが知りません。どっちにしろ、自らのプライドのためなら命をかけられる女なのです。

吉乃と霧島の恋模様

この作品本軸の一つである、吉乃と霧島の恋模様が今後どうなっていくのか、気になっている方もいらっしゃると思います。

かく言う私も、どの登場人物も性格・行動が色々とぶっ飛んでいるので、二人の恋模様含め周囲の人間関係が今後どうなっていくのか、とっても気になっています。

初対面のころ、霧島は吉乃の性格が想像していたものと違ったということで、吉乃を嫌っていました。

アフタヌーン公式サイトより引用

しかし、吉乃の極道の女たる漢気あふれる性格に触れ、完全に惚れてしまったように見えます。

ただそれに対し吉乃は、霧島が気分屋でぶっ飛んだ性格をしているということを知っているため、示される好意に対して完全に受け流し、相手にしていません。例え霧島が、吉乃の身辺に盗聴器を仕込んだり、鍵のかかった吉乃の部屋にピッキングで侵入したりしようが、呆れてはいるものの、慣れてしまい無関心を決め込んでいます。現実だったらただただ恐怖でしかないですが、霧島は愛が行き過ぎてオープンにストーカーをやっており、その関係性が少しシュールで面白いです。

まんが王国より引用

また、吉乃と霧島は立場的にも、関西と関東のヤクザ界の将来を担う立ち位置にいます。

2巻では、吉乃の祖父である染井蓮二による個人的な思惑で、表向き婚約という形で吉乃を上京させたということが明かされます。また、3巻にて染井蓮二と霧島が密かに連絡を取っているシーンがありました。
そこから、霧島の気持ちが本当にせよ演技にせよ、ただ単純に二人がくっついて終わりという形にはならなそうです。

ただ、「来世は他人がいい」というタイトルから想像するに、「今世は他人じゃない」エンドは十分に考えられると思っています。

ちなみに5巻で少しだけ二人の関係に進展がありました。
そこに関してはこの後に触れていきたいと思います。

吉野と霧島の関係に進展あり!交わされた約束の結果は…

まんが王国より引用

4巻で吉乃と霧島はとある約束をします。

それは、「日をまたぐ前に小津健斗が率いる半グレ集団との抗争を全部片付けて、かつ吉乃との何かしらの勝負に勝ったら恋人になる」という約束です。

それまで、いくら霧島が好意を示そうが全く相手にしなった吉乃が、霧島にあおられたことで賭けに乗ったのです。

その流れに行くまで、吉乃と霧島は、吉乃の実家がある大阪へお盆でお墓参りのために来ていました。そこで二人は、霧島を狙い近づいてきた小津健斗たちとの厄介ごとに巻き込まれてしまいます。

その中で霧島が出会ったのが、小津健斗たちのバックにいた、そこはかとなく不気味な雰囲気をまとう周防薊(すおう あざみ)という男。彼がヤクザを使い関東や関西で吉乃と霧島を襲ったすべての嫌がらせの首謀者であるということが分かりました。

ただ、周防薊の目的は、霧島と一緒にいると思われていた吉乃と会うためで、たまたまその場に吉乃がいなかったため、やる気をなくし自ら身を引きます。そしてその結果、物語としては一部謎を残したまま、吉乃と霧島は半グレ集団を返り討ちにしたことで、小津健斗関連の事件が終結します。

そのあとはトントン拍子に、もう一つの条件である吉乃とのジャンケン勝負に勝った霧島は、吉乃との賭けに勝ち、約束通りめでたく付き合うことになりました。

ここで、周防薊という物語の本幹に関わりそうな怪しい男が出てきたり、二人が付き合ったりと、物語が一気に進んだ印象でした。

東西の抗争の行方

まんが王国より引用

本作は、極道の世界を舞台にしているため、様々な組織との激しい抗争シーンが出てきます。

吉乃の実家である関西の桐ケ谷組直径の染井組。霧島の実家である関東の砥草会直径深山一家。本作は、それまでほとんど付き合いのなかったその二つの組織が盃(さかずき)を交わしたことですべてが始まります。

しかし、吉乃の昔馴染みであり兄貴分の鳥葦翔真(とりあし しょうま)いわく、その表面上の平和協定は「エリア外の組織と抗争をするための足掛かりなのではないか」と踏んでいました。

もちろん、鳥葦翔真の予想でしかないためミスリードの可能性もありますが、吉乃の祖父染井蓮二の不審な行動や執ように吉乃を狙う周防薊の存在も含め、何かが起きていることは確かです。

また、ここは作中でもあまり触れられていないので想像ですが、吉乃の父親、染井蓮二にとって息子の死の謎も少し関わっているような気がします。

実のところ、吉乃の父親は吉乃が幼いころに交通事故で亡くなっています。吉乃も伝聞調でしか父親のことを話さず、詳しく知らない様子です。ただここで、吉乃が霧島に父親の話をした際「交通事故で亡くなった」という部分に霧島が不自然な反応を示していました。

本当の死の原因は、ただの交通事故ではなく何かしらの抗争や事件に巻き込まれたものだったら。
染井蓮二は息子のかたきを討つために、あえて抗争を起こそうとしている、という可能性は考えられないでしょうか。

これに関してはこれから少しずつ解明されていくと思いますので、とても楽しみです。

「まんが王国」なら「来世は他人がいい」が無料で読める!

『まんが王国』なら『鬼滅の刃』「呪術廻戦」など大人気作品を含め、3,000作品以上が常時ラインナップ。気になっていた漫画も、手軽に読めちゃいますね。

主要登場人物

最後に物語を彩る個性豊かなキャラクターを紹介したいと思います。

染井吉乃(そめい よしの)

まんが王国より引用

本作の主人公。大阪にある関西最大の指定暴力団である桐ヶ谷組直系の染井組・染井蓮二(そめい れんじ)組長の孫娘。ヤクザの一家の中で揉まれて育ったため、肝っ玉の大きい性格をしています。周りがぶっ飛んだ性格のキャラクターばかりなので、限りなくこの作品では常識的。ちなみに私が一番好きなキャラクターです。

深山霧島(みやま きりしま)

まんが王国より引用

吉乃の婚約者。関東最大の指定暴力団である砥草会直系の深山一家・深山萼(みやま がく)総長の孫息子。気分屋で飽き性。マゾヒストで破壊願望があり、性格が悪い女が好み。裏表が激しいため世間体だけはよく、女をとっかえひっかえしているため、クズ男の代名詞をすべてぶち込んだような性格をしています。色々な意味で危険な雰囲気を持っているので、そこが魅力でもあります。

鳥葦翔真(とりあし しょうま)

まんが王国より引用

吉乃の昔馴染みであり、兄貴分。中学生のころ吉乃の家で面倒をみることになり、それ以来吉乃が関東に引っ越すまで家族として吉乃と暮らしていました。現在、京都の大学に通っていますが、吉乃のことを大切に思っているため、関東に様子を見に来たり、関西で手助けしたりしてくれます。吉乃を巡る三角関係のゆくえも気になるキャラクターです。

明石潟椿(あかしがた つばき)

まんが王国より引用

吉乃のいとこ。義父は堂清会グループという民間医療団体の院長をやっています。人をよく見ており、霧島の本当の性格にもすぐ気が付きました。なんでも歯に衣着せず聞くサバサバした性格は吉乃と血のつながりを感じる気がします。

周防薊(すおう あざみ)

まんが王国より引用

顔に大きな傷がある不気味な雰囲気をまとう男。吉乃を探しており、吉乃と霧島が巻き込まれた赤座興行(あかざこうぎょう)関連の事件や小津健斗(おず けんと)関連の抗争の首謀者。まだまだ謎が多い人物です。

「来世は他人がいい」5巻までの感想!まとめ

ここまで漫画「来世は他人がいい」の5巻までのネタバレをお伝えして参りました!

本作は極道という一般人にとっては近いようで遠い荒々しい世界を、濃いキャラクターたちによって時にシリアスに、時にコミカルに描く作品です。
その中で、吉乃と霧島二人の関係は、今後も少しずつ変わっていくと思われます。それが果たして、どこに着地するか。今は恋の「こ」の字もないような関係性の二人ですが、まだまだ謎が多い作品なので、今後もより一層面白くなってくること間違いなしです!
ぜひこの期に本作を読んでみてはいかがでしょうか。

「まんが王国」なら「来世は他人がいい」が無料で読める!

『まんが王国』なら『鬼滅の刃』「呪術廻戦」など大人気作品を含め、3,000作品以上が常時ラインナップ。気になっていた漫画も、手軽に読めちゃいますね。