例えば、お昼ごはんを食べようと、たまたま入ったお店のランチメニューがおいしいくて、毎日のように通い詰めてるうちにすっかり気に入ってしまい、友達も誘ってしまいました。このような経験をしたことはありませんか?
今回紹介するアニメ『波よ聞いてくれ』はまさに、その例えのような作品です。何となく気になっていた作品をふと時間が空いたときに見たら、すっかりはまってしまいました。タイトルの中にある「波」は、海の波ではなく電波の波。ラジオの世界のアニメなんて、私は初めて出会いました。
この作品はひょんなことから、ラジオパーソナリティーに抜てきされた女性が主人公です。これから私が予想以上に、どっぷりはまってしまったアニメ『波よ聞いてくれ』についてお話します。
※以下作品のネタバレがありますので、ご注意ください。
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目次
あらすじと登場人物
公式サイトより
あらすじ
鼓田ミナレは、スープカレー屋で働く26歳。ある晩酒場で知り合った 地元FM局のディレクター、麻藤兼嗣に自分の失恋話を、べらべらと話してしまいました。
翌日、店内でかけていたラジオからは、なぜかミナレの声が流れてきます。実は麻藤は地元のFMラジオ局、藻岩山ラジオ局(MRS)のディレクター。ミナレが酔った勢いでした話を、ひそかに録音し生放送で流していたのです。
激高してラジオ局へ乗り込むミナレ。しかし麻藤は悪びれる様子はなく、放送を止めるなら自ら穴埋めをしろと告げます。ミナレは言われたとおりに生放送で酔って話したこと全てを弁明します。
この放送は、ミナレの予想に反して反響を呼びます。ミナレは一夜にして、有名人になってしまいました。麻藤は初めて会った時から、ミナレの才能を見抜いていたのでしょうか。全くの素人であるミナレを、ラジオパーソナリティーにスカウトしたのでした。
そしてついに深夜3時半、ミナレの名を冠した番組『鼓田ミナレの波よ聞いてくれ』の放送がはじまります。
主な登場人物
鼓田ミナレ(こだ みなれ)
この作品の主人公。スープカレー屋「ボイジャー」の店員。飲み屋で麻藤と出会ったことがきっかけで、藻岩山ラジオ局(MRS)のラジオパーソナリティーに抜てきされます。
麻藤兼嗣(まとう かねつぐ)
MRSの制作部チーフディレクター。ミナレの才能を見抜いて、ラジオの世界に引き込みます。かつては福岡でテレビの仕事をしていたそうです。
南波瑞穂(なんば みずほ)
MRSのアシスタントディレクター。学生時代からラジオ局で仕事をすることが夢。久連木に憧れてラジオ局に入局しました。ラジオの仕事を開始したミナレを、自室に居候させています。几帳面でおっとりとした性格。亀を3匹飼っています。
茅代まどか(ちしろ まどか)
MRSで人気を誇る番組「September Blue Moon」のメインパーソナリティ。ミナレのことを「面白い」と評価している一方で、ミナレの才能を恐れています。
久連木克三(くれこ かつみ)
MRSの放送作家。茅代まどかや、鼓田ミナレの番組の、放送台本を書いています。いつかは小説家になりたいと思っているようです。
中原忠也(なかはら ちゅうや)
スープカレー店「ボイジャー」の店員でキッチン担当。ミナレに好意を持っていて、ミナレがラジオの仕事をすることには反対しています。一方で「ボイジャー」の店長の交通事故がきっかけで一緒に働くことになった、城華マキエに思いを寄せるようになりました。
城華マキエ(たちばな まきえ)
「ボイジャー」店長に交通事故でけがを負わせた兄の償いとして、ボイジャーで働くことになりました。勤め出してからは中原の家に居候しています。また、ラジオのメール職人としても活動しています。
須賀光雄(すが みつお)
ミナレの元彼氏。福岡県出身。実家の町工場が倒産しそうという噓をつき、ミナレから50万円を借りたきり、行方不明になります。ミナレが麻藤にスカウトされたきっかけは、酒場で光雄への恨みつらみを語ったこと。その後もミナレはたびたび光雄をラジオ番組でネタにしています。
原作と制作スタッフ
このアニメ『波よ聞いてくれ』の原作マンガは、講談社「アフタヌーン」で連載中。原作者は『無限の住人』の沙村広明です。
アニメ作品は2020年4月~6月にテレビで放送後、各配信サービスで配信されています。
監督は『炎炎ノ消防隊 弐ノ章』の南川達馬。アニメーション制作は『機動戦士ガンダム』『ラブライブ!』の サンライズです。
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アニメ『波よ聞いてくれ』が面白いポイント4つ!
公式サイトより
度肝を抜かれる冒頭シーンにドン引きで、びっくり!
このアニメは、熊とミナレが川を挟んでにらみ合っているところからはじまります。なんと、ミナレは途中から本気で熊との戦い始めます。
これは一体なんなの?
これはラジオのお話なんだよね?
訳がわからず戸惑っている間も、ミナレはまくしたてるようにトークを続けます。気を取り直してトークの内容に耳を傾けると、リスナーからの質問に答えている様子。実はこれはミナレのラジオ番組恒例の「架空実況」というスタイル。
でも架空の設定が「森の中でまさに熊に襲われそうになっている」なんて本当にぶっ飛んでます。あまりの唐突な設定に度肝を抜かれてしまいました。
でも、ここでなにこれ?ってアニメを見るのをやめてしまったらもったいないです。このようなぶっ飛んだ演出も、このアニメの特徴であり魅力です。慣れてくれば、快感に変わるかもしれません。めげずに見続けてほしいです。
個性的なヒロインにくぎ付けで、びっくり!
ミナレは大柄な女性で、勝ち気な性格。声も個性的で、早口で畳み掛けるようにしゃべります。ミナレの声は初めはうっとうしいく聞こえますが、慣れてくると心地よく感じるようになるのが不思議です。
またウィットに富んだ話しぶりも彼女の特徴です。きっと頭の回転もいいのでしょう。ミナレをラジオパーソナリティーに抜てきした麻藤は、このようなミナレの個性を見抜いていたのだと思います。
「ミナレ」とはアイヌ語で「笑わせる」という意味だそうです。父はミナレに「周りから笑われる人間になれ」と言います。私個人としては、そんな人間にはなりたくないのですが、ミナレ本人はどう思っているのでしょうか?
ミナレは麻藤からは「黙って立っていればいい女」と言われ、瑞穂からは「大好きだし、憧れています」と言われています。男性からも女性からも「もてる」タイプのようです。
また、ミナレは想像力が豊かで、妄想癖もあります。「架空実況」ではそれが十分生かされますが、反対に妄想が過ぎて周りに迷惑をかけることもあります。かつて同じアパートの住人だった沖を、殺人犯のように扱った事件がまさにそうでした。
ミナレは初めはラジオの仕事に対してそれほど乗り気ではありませんでした。しかしラジオの世界を愛する瑞穂と暮らすうちに次第にラジオ番組について真剣に考え始めるようになります。
地方FM局、ラジオの世界が舞台でびっくり!
マンガやアニメの設定は、いまや多岐に渡っています。私も普段ラジオを聞きますが、まさかマンガやアニメでラジオの世界をやるとは、思ってもいませんでした。それも地方FM局なんて驚きです。災害が多い今だからこそ、ラジオの大切さを皆に感じてほしかったのかもしれません。
作品の「架空実況」という設定も、ラジオだから、状況が見えないからこそ、魅力的なのだと思います。またラジオ番組の制作の舞台裏、ラジオのウンチクも面白いです。
作品に登場するかつて「音の大将軍」と呼ばれた「伝説の音効」加工猿(かこうえん)、加工豚(かこうとん)が小道具やからだを使って作る効果音がとても興味深いです。
さらに「カフボックス」や「キューランプ」などラジオならではの設備の用語を説明してくれるところも新鮮です。麻藤がミナレにいう「テレビの視聴者はお客様。ラジオのリスナーは参加者」という考え方もなるほどなあと改めて思いました。
カフボックス→スタジオのマイクをONやOFFにする操作箱。単に「カフ」と呼ばれることもあります。 キューランプ→「キュー」とは「きっかけ」や「合図」という意味。本番開始のときなどに使われる言葉です。この「キュー」を光で伝える機器のことをいいます。
まさかのラストシーンに震えた!びっくり!
作品の冒頭から、ミナレのダイナマイトトークと破天荒な行動に翻弄(ほんろう)されてきましたが、最終回は作品の空気がガラリと変わります。『鼓田ミナレの波よ聞いてくれ』の放送中に起こった地震は、実際に起きた「北海道胆振(いぶり)東部地震」がモデルになっています。
災害時こそラジオの出番!その真価が問われます。ミナレはラジオ局が得た地震に関する情報を番組で伝え、自らはメールでリスナーからの情報を求めます。そのやり取りが、あまりにリアルで引き込まれました。リスナーの不安を和らげようと必死になるミナレの姿にいつの間にか胸が熱くなりました。
ミナレはなんとか放送をつづけて、ベテランの茅代まどかと交代します。「こんな時に不謹慎かもしれませんが、札幌が真っ暗になった時の私の感想は、『星がきれい』でした」と言って、まどかがかけた曲は、坂本九の「見上げてごらん夜の星を」でした。そして実際に曲が流れてきたのです。これにはびっくりしました。なんと私はここで大号泣してしまったのです!
この作品には、最初から振り回され、笑わされてきたのに、最後にこんな風に感動して泣かされてしまうなんて。本当に驚いてしまいました。
まとめ
公式サイトより
・『波よ聞いてくれ』はひょんなことからラジオパーソナリティーに抜てきされた女性が主人公です。
・ディレクターの麻藤は全くの素人であるミナレをラジオパーソナリティーにスカウトました。
・原作者は『無限の住人』の沙村広明です。アニメ作品は2020年4月~6月にテレビで放送後、各配信サービスで配信されています。
監督は『炎炎ノ消防隊 弐ノ章』の南川達馬。アニメーション制作は『機動戦士ガンダム』『ラブライブ!』の サンライズです。
・冒頭シーンのようなぶっ飛んだ演出もこのアニメの特徴であり魅力です。
・ミナレの声は初めはうっとうしいく聞こえますが、慣れてくると心地よく感じるようになるのが不思議です。
・ラジオ番組の制作の舞台裏、ラジオのウンチクも面白いです。「カフボックス」や「キューランプ」などラジオならではの設備の用語を説明してくれるところも新鮮です。
・この作品には、最初から振り回され、笑わされてきたのに、最後にこんな風に感動して泣かされてしまうなんて。本当に驚いてしまいました。
『波よ聞いてくれ』はミナレのラジオパーソナリティーとしての成長を描く作品です。
一方で瑞穂と久連木の関係、中原とマキエの恋愛、麻藤の過去など、ミナレを取り巻く人々の人間模様も描かれていて、とても興味深いです。
全体的に絶えず誰か(主にミナレ)が話しているという印象の作品。会話が中心に構成されているアニメだからこそ、物語の世界がよりリアルに感じるのかもしれません。
私もミナレのように行動出来たら気持ちがいいだろうな、と憧れる部分も少しありました。ただし、妄想はほどほどにしたいと思います。
『波よ聞いてくれ』は初めで挫けず最後まで楽しむと、素敵な景色を見られる作品です。諦めずぜひ最後までご覧ください!
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