【ネタバレ】『この音とまれ!1巻』箏を知らない人でも心を揺さぶられる話だった!

引用元:コミックシーモア

「この音とまれ!」は箏(こと)をテーマにした漫画です。

2021年4月現在でコミックが24巻まで出版されており、2019年にはアニメ化もされています。

舞台は廃部寸前の時瀬高校筝曲部。
たった一人の部長のもとに不良少年とその友達、そして箏の天才少女がやってきます。

それぞれが抱える悩みと葛藤しながらも、箏と真摯に向き合う部員たち。
仲間と紡ぎだす音の共鳴が、見ている人の心を熱くします。

箏を知らない私でも時間を忘れてイッキ読みしてしまうほど、絶対に感動する作品です。

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注意

これより先はネタバレ記事です。ネタバレが嫌な方は見ないで下さい。

『この音とまれ!1巻』 あらすじ

新入部員

時瀬高校2年の倉田武蔵(くらたたけぞう)は、先輩から託された廃部寸前の筝曲部を守ろうと必死に頑張っていました。
しかし不良たちに部室を荒らされて、なかなか部を立て直すことが出来ません。

そこへ、警察沙汰の事件を起こした新入生「久遠愛(くどおちか)」が筝曲部への入部を希望してきます。

見た目や行動が乱暴なため、始めは武蔵も愛を信用出来ず入部を拒否。
「信じられるわけないだろ」の武蔵の一言により、愛は学校に来なくなります。

武蔵は幼馴染の哲生から、愛の祖父が作った筝曲部への思いや事件の真相を聞き、愛の本当の姿を知ることに。

そんな中、武蔵は部室で不良たちに襲われてしまいます。

学校側は一方的に愛を犯人扱いしますが、愛の「筝曲部を守る」という強い信念を知った武蔵は、自ら校長室へ乗り込みます。

「久遠君は犯人じゃありません!!」
「久遠君は筝曲部の新入部員なんです!」

今までずっと押し黙っていた愛は武蔵の言葉に触発され、静かに語りだします。
「祖父の大事にしていたものがどんなものなのかちゃんと知りたいんです。」

この後、なぜか犯人が自ら名乗り出たおかげで愛の疑いが晴れます。
こうして愛は正式に筝曲部の部員となることが出来ました。

資格の在処

新入生向けの部活発表でたった一人、箏の演奏をした武蔵。
新入生の心を全く掴めず、業を煮やした愛が暴れてしまい、結局筝曲部の発表は失敗に終わります。

落ち込む武蔵が部室に入ると、そこには箏の天才少女、「鳳月さとわ(ほうづきさとわ)」の姿が。入部希望という彼女に喜ぶ武蔵。

しかしいずれはプロになるため、部活は売り出す時の話題作りというさとわに武蔵は困惑し、愛は苛立ちます。

さとわは部室で故意に糸が着られた箏を見つけます。
それは以前、不良たちによる愛への報復で、部室を荒らされた時に壊されたものでした。

しかし愛は自分のせいで糸が切れたと言い出します。

「楽器を傷つけるような奴に箏を弾く資格なんてないから。」
と冷たく言い放つさとわ。

この言葉に愛は、「箏を弾く資格はどうやってもらえるのか?」と悩みます。

一方さとわは、筝曲部の目標を「全国一位」と勝手に決めてしまします。
上を目指さない人に実力なんて一生つかないと言う彼女に武蔵は反発。

「全国って誰か一人に連れて行ってもらう所じゃない、みんなで一緒に行くところだと思う。」

本当は去年の予選会落選で泣いていた武蔵。複雑な思いを抱えながら部室を後にします。

武蔵が去った部室で一人箏を演奏し始めるさとわ。
そこに愛がやって来ます。さとわがどれほどの実力なのか興味津々の愛はこっそり聞くことに。

引用元:コミックシーモア

ー ドクン。 ー

さとわの美しい音色が愛の心を揺さぶります。
「今までに聴いた箏と全然ちげぇ・・・」

さとわの演奏により、昔祖父に聞かされた「箏の魅力と奥深さ」の意味を全身で感じた愛。

そのまま楽器屋へ直行し、壊れた箏の修繕の手伝いをすることになります。

最近学校へ来ない愛を心配した武蔵。
哲生から事情を聞き出し、さとわと一緒に楽器屋へ向かいます。

そこで目にしたのは、店主に怒られながらも一生懸命箏を修理する愛の姿でした。

店の人から、愛がここへ来た理由が明らかになります。

「箏を作りだしている人間に認めてもらえたら、やってもいいぞって資格もらえたら、
堂々と箏と向き合える気がするから」

愛の箏に対するまっすぐな気持ちが、さとわと武蔵のわだかまりを解き、二人は和解。

本当の意味で、さとわが筝曲部の仲間となりました。

入部動機

箏の修理が全て終わり、やっと部活が出来ると喜ぶ武蔵。
しかし、後二人部員が入らないと筝曲部が廃部となってしまいます。

せっかく仲間になった愛とさとわも、ことあるごとに衝突して仲良くできる気配がありません。

そんな中、愛は中学時代の友人、足立・水原 ・堺と再会します。
三人はさとわに誘われて、ひょんなことから筝曲部へ入部することに。

しかし、愛のことを快く思わない教頭は筝曲部を潰そうとします。

そこでさとわの無謀な提案により、部員たちは部の存続をかけて、一か月後に全校生徒の前で演奏を披露するはめになってしまいます。

箏を弾けるのはさとわと武蔵のみ。愛は死ぬ気で箏を弾けるようにすると気合が入ります。

一方、この状況を見て逃げ出した足立たち三人。
軽いノリで入部したつもりが、とんでもない事態になってしまったと怖じ気づきます。

しかし、昔愛に不良から助けてもらったことを思い出し、
「こーいう借りの返し方もありだろ・・・!!!」
と、また筝曲部に戻ってきたのでした。

ようやく筝曲部が本格始動です。

『この音とまれ!1巻』 人物紹介

◆ 倉田 武蔵(くらた たけぞう)

引用元:コミックシーモア

筝曲部の部長。
廃部寸前の筝曲部をたった一人で守ろうと奮闘していました。

地味で気弱な面もありますが、面倒見のよい人です。

ことあるごとにぶつかる部員たちの中立的な立場として頑張っていますが、たまに弱音を吐く一面も。

本格始動した筝曲部を引っ張っていく頼もしい部長になっていって欲しいものです。

◆ 久遠 愛(くどお ちか)

引用元:コミックシーモア

かつては札付きの不良少年でしたが、箏職人の祖父との交流を通じて更生します。
不器用なので人から誤解をされやすいですが、ちゃんと人の気持ちを汲み取ることが出来る人です。

また、祖父の残した筝曲部を守ろうと、必死に箏と向き合うところがカッコイイです!
見た目がやんちゃでも、性格がまっすぐなところが性別問わず惹かれる要素でもあります。

今はまだ初心者ですが、愛の箏の調べは間違いなく人を感動させていくことになるでしょう。

◆ 鳳月 さとわ(ほうづき さとわ)

引用元:コミックシーモア

箏の家元、鳳月会の出身。箏の演奏に関しては天才的な才能を有した人です。

最初はおしとやかな雰囲気を装って猫をかぶっていましたが、実は人付き合いが苦手な強気な子です。

性格が「不器用」という面では、愛とは似ているところがあるので、なにかとぶつかります。しかし次第に相手を認め、受け入れていく姿にさとわの心の成長を感じます。

たまに見せるちょっとツンデレなところもいいですね。
筝曲部でのさとわの変化が楽しみです。

◆ 高岡 哲生(たかおか てつき)

 

引用元:コミックシーモア

愛の幼馴染。
愛の性格や過去のことをいちばんよく知っている人物です。

いつもは穏やかにのらりくらりとしていますが、実はケンカはとても強いです。

筝曲部の部室で、武蔵を襲撃した犯人グループを一人でボコボコにした強者。

愛の良き相談相手でもあり、筝曲部にとっても心強い味方なのです。

◆ 足立 実康(あだち さねやす)・水原 光太(みずはら こうた)・
堺  通孝(さかい みちたか)

引用元:コミックシーモア

愛の中学時代からの友人。通称 サネ・コータ・みっつ。

猫をかぶったさとわの勧誘で筝曲部に軽いノリで入部。
一度は逃げ出したものの、愛に不良から助けてもらった借りを返すために復活。

基本的にサブキャラ要素が強い三人ですが、仲間を思う気持ちが強いからこそ、
要所要所で話を盛り立ててくれることでしょう。

 

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『この音とまれ!1巻』 ” 箏 “とはどんな楽器?

 

この作中で使用されている「箏」は、日本の伝統的な楽器です。

一般的な箏は、長さ約182cmの細長い木の箱に13本の絃(げん)が張られており、可動式の柱(じ)を調節することで調弦します(弦の音律を整えること)。

音を出すには、指で直接弾くのではなく、右手の親指、人差指、中指の3本に「箏爪」をはめて絃をはじきます。

箏爪は流派によって爪の形が異なります。角爪が生田流、丸爪で先端が細くなっているのが山田流です。

ちなみに時瀬高校の筝曲部は角爪なので生田流です。

日本の伝統楽器は、普段目にしている西洋楽器と比べて扱いが難しいと思います。
中々触れる機会はないと思いますが、この漫画をきっかけに興味をもってみるのもよいのではないでしょうか?

『この音とまれ!1巻』 感想

 

筝曲部に入る前の愛は、何をやっても誰からも信用されない悲しい人だなと感じました。

唯一祖父のみが自分を信じてくれる大切な存在、そして居場所。

それさえも無残に奪われてしまった愛の心の中は、ぽっかりと穴が空いた状態だったのかもしれません。

だからこそ、武蔵が校長室で放った言葉は、愛の心に深く突き刺さったのだと思います。
愛が亡き祖父の言葉を思い出すところは凄くいいシーンでした。

引用元:コミックシーモア

自分を信じてくれる人がちゃんといるということ。
祖父の作った筝曲部で新たな自分の居場所を作りたい、そう思ったに違いありません。

筝曲部を守りたいという武蔵の気持ち、祖父が大事にしていた筝曲部をちゃんと知りたいという愛の気持ち。
二人の強い気持ちが筝曲部の原動力になっているのではないでしょうか。

やっと部員が集まって始動したばかりの筝曲部。紆余曲折しながらも立派に成長していって欲しいです。

『この音とまれ!1巻』 考察

 

まだ漫画は連載中ですが、時瀬高校の筝曲部はおそらく「全国一位」になることが出来ると思います。

箏の初心者が多いのでまだまだ道のりは長いと思いますが、部員たちの団結力は全国並みのはずです。

挫折や仲間割れもあるかと思いますが、必ずや目標を成し遂げることでしょう。

それと並行して、愛が箏の奏者としての才能が開花すると感じています。

有名奏者となり将来的には箏を教える、または箏職人として祖父の遺志を継ぐ者となる。
卒業後のストーリーがこういった形で描かれるのではないかと予想しています。

『この音とまれ!1巻』 まとめ

 

「この音とまれ!1巻」は ” 箏 ” という楽器に向き合う高校生の熱い青春漫画です。
この漫画を読んで、箏をやってみたくなる人がいるかもしれませんね。

今回は登場人物たちの魅力と、これから成長していく筝曲部の考察をまとめてみました。

「この音とまれ!1巻」はこんな人におすすめ!
・ツンデレな不良少年が好きな人
・箏に興味がある人
・弱小筝曲部が這い上がって行く姿に感動したい人

ぜひチェックしてみてください。

 

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