【ネタバレ感想】ビールファンもそうでない人も必見!「琥珀の夢で酔いましょう」

皆さんお酒は好きですか?
私は大好きです。

美味しいごはんとお酒があれば幸せ、そんな私がおすすめする漫画「琥珀の夢で酔いましょう」。

お酒は好きだけど、ビールはいまいち好きではなかった主人公・七菜が「クラフトビール」と出会い、今までのビールの概念を覆されてハマっていきます。

「仕事の疲れはお酒で癒す!」という七菜に、ものすごく共感してしまいました。
仕事を頑張った後のご褒美だったお酒を通じて世界が広がっていく様子は、大人の青春物語として男女ともに楽しめる内容です。

読んだ後はなんだかワクワクして、「仕事頑張ろう」「新しいお店を開拓してみよう」「いつもと違うメニューを選んでみようかな」なんて思えてきます。

登場人物が美味しそうにビールを飲んでいる姿を見ていると、ビール以外のお酒が好きな人も、あまりお酒が好きでない人も、きっと「ちょっと飲んでみようかな」という気持ちになってくるはずです。

最近増えてきているグルメ漫画ですが、ビール好きのバイブルになりそうです。
おすすめポイントや感想をご紹介していきます。

【作品情報】
原作:村野真朱
作画:依田温
監修:杉村啓(白熱ビール教室)著者)
2021年4月現在「月間コミックガーデン」で連載中

「まんが王国」なら「琥珀の夢で酔いましょう」が無料で読める!

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あらすじ

出典:MAGGardeninfo【公式】「琥珀の夢で酔いましょう」第1巻PV

京都の広告会社に勤める剣崎七菜は、派遣社員という立場であることを理由に、社内の人間に自分の仕事が認められないことにいら立ちを感じていました。
そんなとき偶然入った居酒屋「白熊」で、店主・野波隆一とカメラマン・芦刈鉄雄、そして「クラフトビール」に出会います。

見ず知らずだった3人が出会って、「白熊」を「クラフトビール専門店」としてプロデュースすることになりました。

古都・京都を舞台にクラフトビールを中心に描かれる物語です。

※この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

登場人物

剣崎 七菜(けんざきなな)

広告代理店勤務の派遣OL。
広告のセンスは素晴らしいものの、派遣社員のために活躍を正社員たちによく思われていません。

日々の疲れを癒すためのお酒は好きですが、「とりあえず生」の文化が好きではなくビールに興味がありませんでした。しかし、ある日偶然入った居酒屋「白熊」でクラフトビールの美味しさを知ります。

仕事に一生懸命なところ、うまくいかずにいろいろ考えてしまうところなど、共感できる部分の多い主人公です。

野波 隆一(のなみ りゅういち)

高知出身で居酒屋「白熊」の店主。違う土地に住むと方言は薄れがちですが、バリバリの土佐弁を話します。

料理は京都のおばんざいを中心に提供しています。
お料理もとても美味しそうですし、こんな店主のお店だったらぜひ通いたい!と思う陽気な人柄です。

七菜と鉄雄のアドバイスですぐに「白熊」を「クラフトビール専門店」にする行動力もあります。

芦刈鉄雄(あしかりてつお)

京都出身の写真家。
アメリカ、アラスカ、カナダ、ハワイと渡り歩き、現在はビザと金銭問題で地元・京都へ戻ってきました。

一見クールですが、自分の仕事や好きなことにに誇りをもっています。
感情豊かでにぎやかな2人と対照的ですが、なんだかんだ面倒見の良い青年です。

読むとクラフトビールが飲みたくなる!

七菜が「白熊」と「クラフトビール」に出会ったのは、「完璧な仕事をしたのに、誰も認めてくれなかった日」。
仕事でうまくいかないときってお酒、飲みたくなりますね。めっちゃ気持ちわかります。(「完璧な仕事」の部分は置いておいて…)

最初、七菜はビールに対してあまり良いイメージがありませんでした。
しかし「白熊」で説明を受けながらクラフトビールを飲み、語り合ううちに最初は居心地がよくなかった空間が心地よいものに変わっていきます。
お店に入ってからの約30分で、ビールに対して持っていたイメージは覆されました。

この漫画のおすすめポイントの一つは、クラフトビールについての説明や作り手の思いが丁寧に紹介されているところです。

最近はクラフトビールも名前が知られてきましたが、製法によってたくさんの名前がついており、どれがどんな味わい?など知らないことがたくさんあります。

作中ではそういった説明もイラストで丁寧に解説されているので、ビール初心者にもとても分かりやすいです。
知っていくとよりビールが楽しくなるし、クラフトビールの面白さに出会って「受け身ではなく自分からもっと楽しみたい!」と思えた七菜のように、いろいろ研究したくなってきます。

ビールにあまり興味がなかった人も、飲み比べるとお気に入りの一本が見つかるかもしれません。

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あると人生が豊かになること間違いなし!私流「行きつけのお店」の作り方

偶然が重なり、七菜は「白熊」の常連となりました。
行きつけのお店を作るって、簡単なようで意外と難しいものです。

でも、この漫画を読むと、「行きつけのお店があるといいなぁ」と心の底から思います。
家や仕事以外で自分の居場所があるって、すごく素敵なことです。

・ごはんが美味しい
・お酒の種類が豊富(好みにあっている)
・雰囲気がよい
・店員さんの感じがよい
・客層がよい

そんな、「白熊」のように通いたくなるほど相性の良いお店に出会えたら、ぜひ行きつけのお店にしたいですよね。

私の「行きつけのお店」を作る方法をご紹介します。

①最初は短い間隔で訪れるようにしています。
月に2度は行きたいところです。

②ふらっといけるお店でもたまには予約してみましょう。名前を覚えてもらえます。

③「美味しかったです」「また来ます!」など簡単な言葉でよいので声をかけてみてください。

恥ずかしくていつもは店員さんに話しかけない…という人も、勇気を出してみましょう。心からの気持ちは言葉になりますし、言われた店員さんは間違いなく嬉しいはずです。

ふらっと訪れた時に、個人を認識してかけてもらえる「いらっしゃい」は格別ですよ!
お店にごはんを食べに来たのになんだか家に帰ってきたような気持ちになれます。

そして通ううちに他のお客様とも言葉を交わすことも出てくるかもしれません。
「好きなお店」という共通項で知り合った、普段の生活では出会うことのない人たちとの時間は、絶対に楽しい時間になるはずです。

【やってみた】気になるペアリングを完全再現!

一押し!「水曜日のネコ」と「鯛のカルパッチョ」のペアリング

 

隆一の提供する料理は、さすがお店で出すだけあり手の込んだメニューもありますが、家でも手軽にできそうな料理もたくさん出てきます。

作中ではいろいろなビールと料理のペアリングが紹介され興味が湧いてきますが、七菜のイチオシビール「水曜日のネコ」と「鯛のカルパッチョ」のペアリングが特に気になりました。

「水曜日のネコ」はパッケージが可愛く、フルーティで飲みやすく私もお気に入りのビールです。最近はスーパーなどでも売っているところが多く、比較的手に入れやすいビールなのでご存じの方も多いと思います。
合わせるカルパッチョも手軽に作れるので、実際に再現してみました。

鯛のお刺身にサラダリーフを添えてオリーブオイルに塩コショウでいただきます。
公式サイトでも再現をしていましたので、ドレッシングを作りたい方は参照してみてください。
参考 マグコミ料理研究部#2『琥珀の夢で酔いましょう』MAGCOMI

「鯛のとビールの酸味がいい感じ」ということでしたが、確かにその通り。
オリーブオイルの油っぽさもビールがすっきりさせてくれます。
七菜たちの感想になうずきながら飲んでいると、まるで一緒に飲んでいる感覚です。

紹介されたペアリングを試してみると、新たな発見があるかもしれません。
ペアリングの可能性は無限大、終わりなき旅を楽しみましょう。

MEMO
タップって?
「白熊」をクラフトビール専門店にするために隆一はサーバーを10タップに増やしました。
クラフトビールについては作中にもいろいろと説明がありますが、「タップ」とは?

タップとはビールを注ぐ注ぎ口(蛇口)の意味です。
樽詰めのビールを提供しているお店では樽(サーバー)にタップが対応しています。タップの数=飲めるビールの種類です。

タップで注ぐビールは鮮度が違います。

感想・まとめ

読むととにかくビールが飲みたくなる漫画です。
そして、読んだ後はごはんと、それに合わせるビールを考えてしまうはず。

言葉にすると「美味しい」「飲みやすい」で終わりがちな味の感想ですが、言語化されているので、感想を言うときの参考にもなりそうです。

・友達との今まで以上に仲良くなれる。
・初めて会った人同士でも、語りあえて距離が縮まる。
・何気ない日常が非日常になる。

美味しいお酒とごはんにはそんな力があると思います。

「おいしいお酒もごはんもすぐに消えてしまう。その一瞬 しあわせな夢に酔う 夢見る人たちと喜びをわかち合える」

私はお酒とごはんが好きですが、好きな理由は作中に出てくるこの言葉に詰まっています。

作中で紹介されるビールにはコンビニやスーパーでも手に入るものもたくさんあるので、2週目は登場したビールを飲みながら読むのもよいかもしれません。(20歳以下の方は、お酒が飲める日を妄想しながら読んでくださいね)

登場人物がそれぞれ仕事に誇りをもってがんばりつつ、「クラフトビール」という共通の楽しみを通じて人生を豊かにしていくストーリーは、いろいろな楽しみ方のできる漫画です。

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