格闘経験者が語る『ケンガンアシュラ』サウナの休憩室で学んだ人生の大事なこと

さて、皆さん突然ですが「グラップラー刃牙」という漫画はご存じですか?

漫画好きなら言わずと知れた(個人的に)日本を代表する格闘漫画です。

そんなグラップラー刃牙と良く似た格闘漫画「ケンガンアシュラ」をご存じですか?

 

ケンガンアシュラは2012年4月18日から『裏サンデー』(小学館)で連載を開始。

2018年8月に連載が終了。全27巻が刊行され、2019年にはアニメ化もされた人気の格闘漫画です。

 

ですが、このケンガンアシュラ、ただの格闘漫画ではありません。

読んだ後にはなんとも言えない心の炎が身体を熱くし、何か行動を起こさざるを得ない感情が働きます。

 

今回はそんなケンガンアシュラの魅力について、

そしてケンガンアシュラから学んだ人生における大事な事について、

私が解説していきたいと思います。

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魅力① 純粋な漫画の展開としての面白さ

まず本作はバトル漫画として純粋に面白いです。

何が面白いのか?

 

それはずばり「分かりやすさ」です。

 

本作のストーリーを簡単に説明すると、

 

企業・商人たちが巨額の利益を賭け、雇った闘技者によって素手による格闘仕合を行い、勝った方が全てを得るという「拳願仕合」。商人たちの争いを収める手段として江戸中期に発祥したと言われるそれは、現代にまで継承されている。

 

そして今、己の最強を証明せんとする謎の闘技者・十鬼蛇王馬が拳願仕合の舞台に足を踏み入れようとしていた。。。

 

というようなお話です。

まあ簡単に言うと企業が雇ったファイターがトーナメントで戦うというお話です。

 

もちろん、こうしたバトル漫画にありがちな各キャラクターの個性や背景、そして難解な必殺技の設定。それらがバトルや物語を奥深くし、読者を飽きさせないことにあるのは間違いありません。

ですが、一方で「何にも考えずにボケーっと漫画をダラダラと読みたい」と思う時もありますね。例えば”サウナの休憩室で何も考えずにボケーっと読みたい漫画”だってあって良いと思っています(実際、私もケンガンアシュラはサウナの休憩室で一気読みしました)。

 

“ケンガンアシュラ”良い意味でも悪い意味でもこの漫画はそうしたニーズに応えてくれます。これが1つ目の魅力です。

※とは言いつつちゃんと話としての設定は組まれていますのでご安心を。

 

魅力② 格闘技をやっている人間からすると細かいディティールが参考になる

私はこれまで数多くの格闘技漫画を読んできましたし、実際趣味で総合格闘技をやっています。男子であれば一度は格好良いキャラクターの必殺技は練習したのではないでしょうか(かめはめ波とか)?

 

しかしながら、大人になってからは再現性のない動きは真似ても意味がないと知ってしまいます。ですが、スポーツ漫画(特に格闘技漫画)は実際に練習の中で真似できるものも多いです。

そんな中、このケンガンアシュラは実現不可能なめちゃくちゃな技も多いものの、格闘技の下地としてはしっかりしており、パンチやキックの応酬だけでなく、しっかりグラウンドの攻防も描かれています。

MEMO
特に“第45話 今井コスモ VS アダム・ダッドリー 戦 ”は秀逸

つまり、非現実的なドッカンバトルも見られれば、まるでRIZINの試合を見ているかのような感覚も味わえるのです。これが2つ目の魅力です。

 

以下、ネタバレ注意!

 

魅力③ 主人公が死にます

見出しの通りですが、最終的に主人公は仕合の中で死にます。

読むと分かるのですが、本作は誰もが最後、”死闘の末主人公が勝ち残りハッピーエンドで終わる”ものと思ってしまいます。王道の漫画は大概そうです。

 

ですが、本作の主人公は最終的に仕合に負けるだけでなく、そのまま死にます。

※ただ、ネタバラシをすると次回作であるケンガンオメガでしっかり生き返るのですが。。。

 

こうした無情な最後もこの作品が印象深い3つ目の魅力であります。

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気付き① 人の強さは肉体だけでなく精神も

 

この漫画の主人公【十鬼蛇王馬(ときたおうま)】はべらぼうに強く、作中ではまさに無双状態になります。

 

よく格闘系の漫画は【遺伝的に強い主人公】【厳しい修行の上に強くなった主人公】など肉体が常人を遥かに凌駕しているからこその強さを見せつけてきます。

そこでいうとこのケンガンアシュラもそうです。

 

ただ、1つこの漫画が他の格闘漫画と違うこと、それは”主人公である十鬼蛇王馬の影響された者が精神的に強くなっていくという“構図です。

 

例えば、十鬼蛇王馬が所属することになった「山下商事」。

この会社は拳願仕合の為に設立されることになった会社ですが、

社長になった【山下一夫】は元々乃木出版という会社の平社員であった。

 

山下一夫は家でも家族と上手くいっておらず、会社でも出世出来ていない、所謂“ダメ男”の典型的な人物であった。

 

そんな彼がふとしたことで十鬼蛇王馬と出会い、王馬を支える形で拳願仕合に出場することになる。

 

そして彼は王馬の幾度の戦いを目の前で目撃し、ボロボロになっても相手に向かっていく様を見ていく内に、自身の中に眠っていた”男”に目覚めていくのである。

 

これは”格闘技”というものが競技者だけでなく、観戦者の心をも強くするという意味を表わしているのではないかと私は思いました。

 

この厳しい競争社会を生き抜く為には「鍛え上げられた身体」「磨き上げられたテクニック」も大事ですが、それよりもまず「折れない心」が大事なのだと気付かされました。

 

気付き② 環境が人を変えるということ

 

気付き②に関連しますが、主人公 十鬼蛇王馬は己の最強の証明の為に戦い続け、時に肉体はボロボロになってしまいます。

パートナーである山下一夫を含め、王馬の周囲の者達は初め王馬に恐れ、関りを避けようとします。

ですが、王馬の諦めない姿に心を打たれ、次第に王馬の周りには彼を支援する者が増えてきます。

 

王馬は赤ん坊の頃に捨てられ両親から愛情を受けておらず、師匠である【二虎(にこ)】から毎日厳しい修行に付き合わされる日々を過ごしています。

そんな環境もあってか、王馬の性格は初期の頃は粗暴で精神的に不安定なところも多く見られました。

 

ですが、次第に彼の周りに支援者が増えたことで彼自身、相手の強さを認めたり、詫び・慰めも言えることができたりと人間的な成長を見せることになりました。

 

こうした自身を取り巻く環境が自分自身をも変える、こうした事もまた私にとって大きな気付きになりました。

 

気付き③たった1つの武器を極める勇気

以下、ネタバレ注意!

 

魅力③でも書きましたが、最終的に王馬は仕合中に死にます。

この王馬を破った人物がトーナメント優勝者【黒木玄斎(くろきげんさい)】という人物なのですが、この人物、他のイケメンキャラと違ってめちゃくちゃ怪しいおっさんです笑

 

一応、Wikipediaには

モーターヘッドモータース代表闘技者。通称『魔槍』。ヒゲ面の壮年男性で、英語圏では「Beard God(ヒゲ神)」の通称で呼ばれている。

沖縄発祥の殺人拳法・怪腕流の使い手であり、本人も呉一族と並び称される暗殺者。その技は普通の空手が健康体操に見えるほどの異常な完成度を誇り、「殺す技術」だけでなく「壊す技術」も兼ね備える優れた暗殺者である。鍛え上げられた四肢は肉どころか鉄板をも穿つほどの威力を誇り、余興で精緻な仁王像を素手で石壁に彫りあげるなど技術面も卓越している。

と書かれているが、風貌はどう見ても一回戦負けである。

だけどこの黒木という人物は鍛え上げた圧倒的な一撃”魔槍(まそう)“という必殺技があり(簡単に言うとめちゃ強い突き)、最後までこの武器で戦ってきました。

 

王馬の様に相手に合わせて様々なスタイルや技を駆使して戦うのも憧れますが、やっぱり最後の最後は何度も何度も繰り返し重ねた事で極めた1つの武器が勝機を分けるのかなと思いました。

 

これは人生でも同じだと思います。

武器は幾つあっても困りませんが、窮地に立たされた時、役に立つのは極めたたった1つの武器かもしれません。

 

まとめ

 

ケンガンアシュラは

サウナ上がりの火照った身体のままボケーっと読める漫画なのですが、

格闘技の技としてのディティールは非常に細かく、かつ、主人公の死という衝撃的なラストで終える、とても魅力的な漫画です。

 

私はこの漫画から

MEMO
  1. 人の強さは肉体だけでなく精神であること
  2. 環境が人を変えること
  3. 己の武器を極める勇気が大事であること

 

に気付かされました。

 

皆さんも是非一度読んでみてください。

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