マンガ『異世界居酒屋「のぶ」』1巻の感想やあらすじからネタバレまで!

異世界居酒屋「のぶ」(1)

引用元:ヤングエース公式サイト

『異世界居酒屋のぶ』は原作・蝉川夏哉によるライトノベル、そしてヴァージニア二等兵によるコミカライズが2015年8月よりヤングエース(KADOKAWA刊)で連載されています。
原作は累計発行部数400万部を突破し、アニメ化やドラマ化など数々のメディアミックスを展開。

一見普通の居酒屋「のぶ」ですが、ここにに来るお客様はなぜか日本人ではないのです。
店の表口が異世界”古都アイテーリア”の裏路地につながっており、毎晩見たこともない日本料理を求めてアイテーリアの人々が来店。
そんな不思議だけど心も体も温まる第1話から第6話までのあらすじをご紹介します!

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注意
結末が記載されているため、知りたくない方はご注意ください。

あらすじ

引用元:ヤングエース公式Twitter

第1話

ここは城壁の古都アイテーリア。
行軍訓練を終えた兵士のニコラウスがいい店を見つけたと同僚のハンスを誘います。給料日の二人は意気揚々とお店へ。

店に到着するとハンスの目の前には読めない文字で書かれた看板と硝子の扉。
どんな料理が出てくるのかそして扉を高価な硝子で施すような店構えなので、会計が高くつくのではないかとハンスは心配になります。

ニコラウスが店の名前は「居酒屋 のぶ」、「のぶ」とはこの店のマスターの名前で店内では「タイショー」と呼ぶと良いと教えてくれました。
それから料金は高くないけれど、もし足りないときはツケにしてもらえるとも説明。
何料理が出るかはその日によって違うそうでハンスは馬鈴薯(芋)以外だったら良いと店内へ。

「いらっしゃいませ」と異国の若い女性が出迎えてくれます。
ニコラウスは「トリアエズナマ、こいつにも」と席に着くなり注文しました。ハンスは何のことかわかりません。

ニコラウスが「エールだ」と伝えます。
(エールとはアイテーリアでは主流のビールのようなお酒)
トリアエズナマが運ばれてきてハンスはまた驚きます。

エールに少し似ていますが、エールよりも透き通り綺麗な黄金色の液体が硝子のコップに入れられていることや、コップも液体もキンキンに冷えていることすべてにハンスは驚きを隠せません。
ニコラウスが美味しそうに飲む姿を見て、ハンスも恐る恐る飲み始めると止まらず一気に飲み干してしまいました。

「今まで飲んでいたエールは牛の小便だ」
と言ってしまうほどトリアエズナマが美味しかったようで、すぐさまおかわり!
見たこともないオトーシ(この日は枝豆)にも感動してメインのオデンにも興味津々。

ただの煮込み料理を想像していたハンスは大根・こんにゃく・ちくわに大喜び。
しかし、いつも食べている馬鈴薯を見てガッカリしました。
カラシをつけて食べると最高に美味しくアツカンにも合うとタイショーに教えてもらいさらに大興奮。

銀貨1枚で心も体も大満足になれた二人は帰路につきました。

閉店。

第2話

兵士たちの間で噂になっている「トリアエズナマ」というエールを飲むために中隊長のベルトホルトは訓練終了後ハンスを誘いました。
カウンターに座り噂のエールとオトーシに衝撃を受けるベルトホルトは他の料理も頼みたいのですが、書いてある異国の字が読めずタイショーに何ができるのか尋ねます。

すると、タイショーは「大抵のものは作れますよ」と言い切ります。
そこでなぜか臨戦態勢に入ったベルトホルトは鶏肉でトリアエズナマに合うものを注文。
古都アイテーリアでは卵を産まなくなった廃鶏しか出回らないようで、どんな料理を出すのかタイショーを試しました。

待っている間にキュウリの一本漬けをつまみます。
目の前の厨房からは鶏肉が泳ぐほどのたっぷりな油を使った調理が行われていました。ジューという調理の音だけでおなかが減り待ちきれません。
やっとベルトホルトの前に出されたのは「若鶏のカラアゲ」

カラアゲとトリアエズナマの運命的な出会いに感激!
自分の唐揚げを食べ終えたベルトホルトはハンスの唐揚げにまで手を出そうとするほど気に入ったようです。

タイショーが厨房で賄い用の唐揚げをタレにつけ、タルタルソースというものをかけているのを見て我慢できずに同じものを注文しますが、今日の鶏肉はこれで終わりだと告げられ、食べることができませんでした。

次の日訓練が終わると同時にベルトホルトは走って「居酒屋 のぶ」に行きトリアエズナマ・若鶏の唐揚げ・チキン南蛮を注文しました。

閉店。

第3話

一人の紳士がカウンターに座ってパリパリキャベツを食べていました。その紳士とは徴税請負人のゲーアノート。
「居酒屋 のぶ」に多額の税金を納めさせるために偵察にきていたのです。

しかしタイショーが買出しに出ていたためホール担当のしのぶが相手をしています。
待っている間、店の文句を言いながらも噂のエールやパリパリキャベツがあまりにもおいしくおかわり。

しのぶが賄い用にパスタをゆで始めるとゲーアノートも同じものを出すよう指示をしました。しのぶはナポリタンで良ければと調理開始。
ゲーアノートはナポリタンとは何かわかりませんでしたが、パスタなら不味くなりようがないと承諾。

そしてゲーアノートの前には見たこともない赤いパスタが運ばれてきました。
材料を確認しながら恐る恐る一口。子供っぽい味だと第一印象は思いましたがクセになる味でフォークが止まりません。

しのぶにチーズとタバスコをオススメされ試してみると、子供っぽい味だと思った自分を恥ずかしく思うようになりました。
昔の自分を思い出させてくれる味だと涙を流し改心して無理な徴税をやめることを決意。

帰り際、金貨を一枚渡して、お釣りはいらないと言い店を出ます。
しのぶが呼び止めましたがとても良い気分らしく、口のまわりがケチャップだらけのまま歩いて行ってしまいました。

閉店。

第4話

「居酒屋 のぶ」のカウンターにはこの日可愛らしい少女が座っていました。その少女はヨハン=グスタフの姪ヒルデガルドです。
しのぶが注文を取りに行くと、ヨハンは姪に何が食べたいのか尋ねます。
ヒルデガルドは「臭くなくて辛くなくて酸っぱくなくて苦くなくて固くなくてパンでも芋でもお粥でも卵でもシチューでもない美味しいものが食べたいわ」と表情も変えずに言いました。

ヨハンは困り顔で古都では寒い季節にそんな食材は揃わないことを諭しました。
しかしヒルデガルドは美味しい料理が出るお店に連れて来てくれたのではないのかと問います。

その様子を見ていたしのぶは「できますよ」と言い、タイショーに伝えに行きました。ヨハンは信じられません。
今までこの難題を前に困った顔の料理人ばかりを見て来たからです。

それに、ヒルデガルドは幼いけれど子爵家の令嬢で継承者なのであまり妙なものを食べさせるわけにはいきません。
しかし注文を聞いたタイショーも迷いのない顔で頷いているのでヨハンは任せることに。

2人の前にカセットコンロが用意されました。ヨハンもヒルデガルドも見たことがない物が登場し、火がつきお湯が沸くところを興味津々で眺めます。いつも毒見を終え冷え切った料理しか口にしないヒルデガルドにはとても新鮮!
久しぶりに見る子供らしい表情の姪をヨハンは愛おしそうに見つめます。

しのぶが材料をお鍋に投入。白くて見るからに柔らかそうなものです。
それはお豆腐で「餡掛け湯豆腐」が完成しました。

初めて食べる湯豆腐に2人は驚きながらもその美味しさに感動し完食!
湯豆腐をおかわりしようとしましたが、他の料理も運ばれて来てヒルデガルドは大喜び。
余程「のぶ」を気に入ったようで、最後のわがままはまたこのお店に連れてきてほしいとのこと。

可愛い姪がふた月後に嫁ぐその日まで毎週通うことをヨハンは約束しました。

閉店。

第5話

イグナーツとカミルの二人は一仕事を終えて衛兵に教えてもらった面白い店を目指して歩いています。
そんなカミルは間もなくイグナーツの妹と結婚を予定しています。
しかし、カミルは少し慎重すぎる性格で周りからは「臆病カミル」と呼ばれていました。

イグナーツはその面白いお店では生魚を食べることができると聞いたので臆病じゃないところを見せるチャンスだとカミルに伝えます。
古都で生魚を食べるなんて無謀だと思いましたが、完食したらなんでも一つ言う事を聞いてくれるとイグナーツが言ったので挑戦することに。

お店の雰囲気とトリアエズナマの美味しさで決意できたようでカミルは刺身を注文。
初めて食べる刺身にドキドキしながら口に運びます。あまりの美味しさにニッコリ顔のカミル。

その顔を見たイグナーツは食べてみたくなり同じく刺身を注文。
そこでしのぶが海鮮丼をオススメし、二人は海鮮丼にも挑戦!二人は揃って美味しさに感動しきり。
イグナーツはこんな美味しい魚をどうやって仕入れているのかタイショーに聞きますが濁されてしまいました。

どうしても聞きたいと焦りますが、目の前の幸せそうに食べるカミルの顔を見てこんなに素晴らしい義弟が出来るなら焦らなくても良いと考え直します。
ヴルスト(腸詰め)が来たところで二人はこれからの未来に乾杯。

閉店。

第6話

古都アイテーリアでは寒い季節になると物流が止まってしまいます。そのため料理の質は落ちどこに行っても同じものばかり。
ニコラウスは新しくできたお店に行ってみましたが期待外れ。

かわりばえのない毎日に嫌気がさし荒んだ心を癒すために「のぶ」に来ました。
そこには筑前煮を美味しそうに食べるハンスの姿を発見!ニコラウスはアツカンと筑前煮に舌鼓を打ちます。

昼間の厳しい訓練で冷えた体を温めるためにスープを注文。今日のスープは「トンジル」です。
初めて飲む豚汁の熱さ具材の多さ、美味しさに驚き完食しおかわりを注文しました。

タイショーが微笑みながら料理をしている姿を見て、ニコラウスは何か良いことでもあったのか尋ねます。
タイショーは、「昼間に大変なことがあっても、夜ここで美味しいものを食べてお客さんが幸せな顔をしてくれる。これってとてもいいことだなぁ」と答えます。

ニコラウスの荒んでいた心は温まり、美味しいものを食べられる喜びを感じることが出来ました。
明日もまた厳しい訓練が終わったら「のぶ」に来ようと心に誓いました。

閉店。

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キャラクター紹介

矢澤信之(タイショー)

居酒屋のぶの店主兼料理人。
元は京都の老舗料亭「ゆきつな」の板前で、独立し居酒屋「のぶ」を開業。
料理の腕を磨くことに余念がなく負けず嫌いな性格。
一方で食材を仕入れすぎてしまったり戸締りを忘れてしまったりと抜けているところもあります。

千家しのぶ(しのぶ)

「のぶ」の給仕で看板娘。
料亭「ゆきつな」の娘で、お店再建のため政略結婚させられそうになり家出。
タイショーと出くわし「のぶ」で働くことになりました。
細やかな気遣いもできて記憶力や推察眼、さらに幼少期から非常に味覚も優れています。

ハンス

古都アイテーリアの衛兵。
同僚ニコラウスに誘われ「のぶ」に来店。
それ以降「のぶ」の料理に魅了され常連に。
しのぶのことが気になる様子。

ニコラウス

古都アイテーリアの衛兵。
ハンスの一つ年上で、とても気さくな性格。
ハンスのしのぶへの気持ちに気づいていつも茶化しています。

ゲーアノート

古都アイテーリアの徴税請負人。
仕事の腕は非常に高く、そのため人々から恨みを買っています。
「のぶ」にも多額の税金を納めさせるために偵察をしにきましたが、しのぶの作った「ナポリタン」を食べて初心を取り戻しました。

ヨハン=グスタフ

バーデンブルグ領伯爵の貴族でヒルデガルドの叔父。
両親を亡くしたヒルデガルドをとても可愛がっていて、甘やかしすぎたかもしれないと時折後悔しています。

ヒルデガルド

ヨハン=グスタフの姪で早くに両親を亡くし、ヨハンに過保護に育てられています。
わがままな面が強く、偏食で料理人を困らせてしまうことも。

イグナーツ

アイゼンシュミット商会の商人。
間もなくカミルの義理の兄になります。

カミル

アイゼンシュミット商会の商人。
もうすぐイグナーツの妹と結婚をします。

用語解説

エール

アイテーリアでは主流のビールのようなお酒。

ヴルスト

腸詰め。ソーセージのようなもの。

感想

異世界ものにありがちな地味な主人公が異世界に召喚され戦ったり生き死にを繰り返す物語ではなく、異世界と居酒屋が繋がり美味しい料理を食べる心温まる作品です。
なぜ居酒屋が古都アイテーリアと繋がっているのかは1巻を読む限りでは分かりませんが、この謎は話が進むにつれて解明されていくのでしょう。

それから料理がテーマの作品だと味の想像がしにくい見た事もない料理や食材が出てきたり、家庭では出来ない調理法などもみかけます。
しかし、異世界居酒屋「のぶ」では奇抜なメニューは登場せず日本の家庭や居酒屋で食べられる料理がメインなのも読みやすいポイント!

サラリーマンなら一度は言ったことがあるであろう「とりあえず生」が異世界では「トリアエズナマ」と飲み物の名前になってしまっているところが面白くて、普段お酒を飲まない人も「トリアエズナマ!」と注文してみたくなるのではないでしょうか。

2巻にはどんな料理が登場するのか、そもそもなぜ異世界につながったのかという謎が解けるのか気になりますね。
まだ本作を読んでいない方はお酒やおつまみを用意して読み始めることをオススメ!

まとめ

「居酒屋 のぶ」の入口と、異世界の古都アイテーリアがつながり、店内で様々な出来事が起こります。
少し問題を抱えているお客さんが来店し「のぶ」の美味しい料理を食べて心が温まり、解決していくストーリーが見どころです。

読むと、次第にお腹がすいてくるストーリーにご注意ください。

 

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