ハイパーインフレーション感想!愛する姉のために金の力で戦う異色の作品

皆さんこんにちは。今回は住吉九先生が『少年ジャンプ+』で連載中の漫画、『ハイパーインフレーション』をご紹介します。

この漫画は『進撃の巨人』のようなテイストの画と、帝国という大きな勢力を打ち倒すのが目的というわかりやすい王道のストーリーが魅力です。

しかし、もっとも魅力的なのは主人公のちょっと変わった能力。これからしっかりと説明します!

 

ハイパーインフレーションのあらすじと登場人物

 

引用:『ハイパーインフレーション』/住吉九@sumiyosikyu

 

金が全ての世界!物語のあらすじ

ハイパーインフレーションの世界は、中世に近い様相です。帝国が領土のほぼすべてを掌握し、各地の民族などを奴隷として扱っています。

 

主人公ルークは、あの手この手で帝国にやり返すことを考えて過ごしていました。

しかし清貧を美徳とするガブール人はこれを快く思わず、投獄されてしまいます。そこへやってきたのは巫女と呼ばれる美しい女性、ルークの最愛の姉ハルでした。

 

ハルとルークは幼いころ、帝国の襲撃に遭いました。家族で逃げ惑う中、逃げ場がなくなってしまい万事休すに。両親は子どもをかばい、帝国の凶刃に倒れてしまいました。

これが原因で、ルークとハルは深い傷を負い、手を取り合って生きていく決意をしました。

 

しかし平穏な生活は帝国の襲撃によってあっけなく崩れ去ってしまうのです。

連行されるガブール人の中、ひときわ美しいハルに目を付けたグレシャム。彼女をオークションに出して金にしようとさらってしまいました。

必死に引き留めようとするルーク、しかし力が及ばず…。武器で殴られたルークはガブール神の幻覚を見ます。そして神はこう言うのです。

「お前に力を与えよう。お前の欲望に見合った力を」。彼が望んだのは「この世界すべてを手に入れることができるくらいの金がほしい!」ということでした。

 

そして、目が覚めたルークに備わっていた力…それは、男性器が射精する際、精液ではなく帝国の紙幣、ベルク札が出てくるようになるというものだったのです。

彼はここから、持ち前の冷静な思考力を生かして帝国との戦いを始めるのでした。

 

主人公と愛する姉、彼らを取り巻くキャラクターの紹介

そして次に、主人公ルークと愛する姉、そしてその他のキャラクターの紹介をします。

 

ルーク

ルークはこの作品の主人公。帝国の共通語であるヴィクト語に精通していたり、贋金を使って帝国にやり返したりと、他のガブール人とは違う少年です。

自らの民族が崇拝する神、ガブール神を信じることもありません。それどころか両親を見殺しにした役立たず、と考えており、憎悪の対象としています。

姉であるハルには並々ならぬ愛情を持っており、自分の力で世界を統べた暁には彼女を女王として据え、紙幣に姉の顔を印刷しよう、と思うほど。

 

ハル

ルークの愛する姉。現在はガブール人の巫女として存在し、人々からの信頼も篤いです。

見た目はとても麗しく、端正な顔立ちにすらっとしたスタイルの持ち主。それに目を付けた帝国の人間、グレシャムによって連れ去られてしまいます。

 

グレシャム

帝国の奴隷商人として君臨する男。「大きな赤ちゃん」の異名があり、焦点の定まらない目、大柄な体、異質な雰囲気を持っています。

金に対する異常な執着を持っており、試金石を常に持ち歩く習慣があります。彼が持っていた試金石のおかげで、帝国の見張りの両替商がルークに騙されていたことが発覚。

しかしグレシャムはこのことに対し激怒する様子はなく、「自分以外にも強欲な人間がいる、どんなやつなのか」と思いをはせて高笑いするのでした。

 

筆者の感想

素朴な絵柄やわかりやすいストーリーから、最初は「よくあるやつかな…」と思った、というのが正直な感想です。

しかし読み進めていくにつれ、ただの王道ストーリーではなく、エッチな要素の盛り込まれた、ギャグ要素もありといった変わったジャンルであることがわかりました。

 

特に、金を生み出す能力に関しては、「そこからか…!」と吹き出すと同時に作者の発想に脱帽。常人には考えられないセンス、本当に素晴らしいです。

普通、金を作り出す能力と聞くと、『手から作り出せるのかな?』とか、『触ったものを金にするとか?』と考えると思うのですが、まさかの男性器。

シリアスなストーリーであるにも関わらず、ルークが金を生み出すシーンを見ると「がんばれルーク!」と思ってしまうことは間違いありません。

 

個人的には、ろう屋で再会したルークを優しく抱きしめるハル、そしてそんなハルをひたすらに思い必死に救い出そうとあがくルーク…彼らの兄弟愛に心を打たれました。

そんな仲の良い姉弟、これから幸せになることはできるのだろうか…と、この先の展開が非常に気になるところです。

 

そしてグレシャムが贋金を発見した時に見せた不気味な笑み、そしてちらりと見えた欲深さにゾッとしたのと同時に、ルークも一歩間違えば彼のようになるかもしれないという不穏さにも冷や冷やさせられます。

もしかしたら、ルークが闇落ちしてしまう展開もありえるのでしょうか…。個人的にはその展開だけは絶対に避けてほしい!と強く願わずにはいられません。

 

そしてルークはとても頭が切れるため、窮地に立たされた際の頭脳戦や策略は見ていて面白い。その作戦で帝国側をしてやった時には、一種のカタルシスも感じられます。

 

 「まんが王国」なら「ハイパーインフレーション」が無料で読める!

『まんが王国』なら『鬼滅の刃』『呪術廻戦』など大人気作品を含め、3,000作品以上が常時ラインナップ。気になっていた漫画も、手軽に読めちゃいますね。

 

そもそもインフレ、デフレって?わかりやすく解説

 

引用:https://pixabay.com/ja/

 

インフレ、デフレは経済用語

インフレは『インフレーション』の略、デフレは『デフレーション』の略称です。

これらは両方とももともとは経済用語です。しかし、現在では経済以外に対しても使われる用語になりつつあります。

インフレーションは簡単に言うと、『物の価値が上がり続けること』。デフレーションは逆に『物の価値が下がり続けること』

この漫画では金の価値という意味でのインフレーションに焦点が当てられていますが、その他にも『帝国への怒りのインフレーション』などが描かれている点にも注目です。

 

結局インフレとデフレどっちがいいの?

一般的に『景気がいい』と言われる状態はインフレーションの傾向にある時です。

しかし、過度なインフレーションはかえって経済の混乱を招いてしまうこともあるので、『ゆるやかなインフレーション』がもっとも理想的であると言えます。

デフレーションになると物価が下がりますが賃金も下がってしまうため、買い控えが起こりやすく経済活動が滞るので、デフレよりはインフレの方が望ましくはあります。

 

 「まんが王国」なら「ハイパーインフレーション」が無料で読める!

『まんが王国』なら『鬼滅の刃』『呪術廻戦』など大人気作品を含め、3,000作品以上が常時ラインナップ。気になっていた漫画も、手軽に読めちゃいますね。

 

SNSでも話題、これからが楽しみな注目の作品!

 

Twitterなどの声

なんと、『次に来るマンガ大賞』の6位に選ばれた漫画だったんですね!

単純な面白さに言及するつぶやきよりと同時に、『変な漫画』といったツイートも目立ちます。それだけ独特の魅力にあふれている作品なんですよね。

 

今後の展開はどうなるのか

私が予想するこれからの展開ですが、ルークはその頭脳を生かして少しずつ帝国を追い詰めていき、愛する姉を取り戻し、世界を統べることになるでしょう。

しかしここでネックになるのが、彼には生殖能力がないこと。なので子孫繁栄は難しいですが、そのあたりは姉がいるのでそこまで心配もいらないかもしれません。

ルークとハルは親が死に際に残した遺言、『たった二人の兄弟で、協力しあって生きていく』ことを忠実に守り、いつか穏やかな生活を取り戻すことに期待します。

 

ハイパーインフレーションのまとめ

 

今回は『ハイパーインフレーション』についてご紹介しました。

 

  • 王道少年漫画と思いきや、主人公の変わった能力が笑える変わった作品
  • 愛する姉との絆に感動…そして今後の展開も気になる話題の漫画
  • 『変な漫画』と称されている通り、不思議な読後感がある

 

まとめるとこのような作品です。そしておすすめできるのはこのような人。

 

  • ありきたりな漫画に飽きた人
  • ちょっと笑えるエッチなギャグ漫画が好きな人
  • 作画よりも、独特の世界やストーリーを重視するタイプの人

 

これらに当てはまったら、ぜひ試しに一話でも読んでほしいと思います!

それでは、今回はここまでです。読んでいただきありがとうございました。

 

 「まんが王国」なら「ハイパーインフレーション」が無料で読める!

『まんが王国』なら『鬼滅の刃』『呪術廻戦』など大人気作品を含め、3,000作品以上が常時ラインナップ。気になっていた漫画も、手軽に読めちゃいますね。