殺人鬼へと変貌する高校生主人公の漫画 虐殺ハッピーエンド ネタバレ

主人公の真琴は、入院中の妹のために高校生ながら働き詰めの日々を送っています。

神社でのある出来事がきっかけでタイムループが始まってしまい、毎日一人殺さなければ、妹が手術を受けられなくなりました。

究極の選択肢を選び続ける彼の倫理観は、話を追うごとに狂っていきます。

殺人に対して躊躇がなくなっていく主人公の残酷な変化は見ものです。

 

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  ※以下ネタバレ注意です!

登場人物

草壁真琴 (くさかべまこと) 

主人公。父子家庭の長男。入院している妹のために、仕事をしない父親に替わってバイト浸けの毎日を送っています。

草壁詩織 (くさかべしおり) 

入院中で、ドナーが見つからなければ手術もできません。意識もない寝たきり状態です。

弥生(やよい)  

近所に住む少し年上の幼なじみで、真琴には弥生姉ちゃん、と呼ばれています。優しい性格で、働いてばかりの真琴をいつも心配しています。

鈴原かなえ (すずはらかなえ) 

詩織の担当看護師。真琴と同い年の子を持つ優しげな中年女性。

あらすじ

第1話

バイト浸けの日々

主人公の真琴はろくに働かず酒浸りの父に代わって、妹の入院費のためにアルバイトをしています。妹の詩織は、ドナーが見つからなければ余命2ヶ月というギリギリの状態です。

その日も夜中にバイトから帰ると、飲んだくれの父に殴られ、怒りのあまり家を飛び出します。いつの間にか神社に来ていた真琴は、本殿に向かって「もうたくさんだ、自分と詩織に明日なんて来なければいい。」と怒鳴ります。

その翌日、ついに詩織のドナーが見つかり、1ヶ月後に手術が決まりました。タイミングもあり、きっと神様が叶えてくれたのだと喜びます。安心してバイトに行きましたが、同じ人が同じセリフを繰り返していて、真琴だけタイムスリップしたようでした。

そんな出来事を2日繰り返しましたが、詩織の容体だけループする毎に悪くなっていきます。なんと真琴だけでなく、眠り続けている詩織もループしていたのです。このままでは手術が受けられません。

再び神社に行き、冗談じゃないと訴えていると、薬物中毒のバイト仲間が絡んできました。勝手な言いがかりをつけ、詩織の入院代を奪います。それまで穏便に対応していた真琴は怒り狂い、彼に向かって頭ほどの大きさの石を振り上げていました。

気づけばそのバイト仲間は死んでいて、我に返った真琴は自分の犯した罪に震えます。同じ日が繰り返されるだけだから大丈夫なはずだと必死に言い聞かせながらループを待ちました。

しかしその日、変化が起こってしまいます。

ループ開始

詩織の病院に行く途中、神社の前を通るとパトカーが集まっています。ループを望んだその日に限って、時間は巻き戻らずに進んでいたのです。

それを見て焦っていると、手のひらにおみくじが現れました。そこに書かれていたのは、「憎むべきものの命断ち切りて後に明日への扉開かれん」という一文。

ループしなかったのは偶然ではなく、人を殺した事で、時間が進んでいたのです。真琴に突きつけられたのは、手術までの1ヶ月間、一日ひとり誰かを殺さなければならない、という残酷な事実でした。

第2話

真琴は時間がそのまま進んだために殺人犯となってしまいました。しかも凶器の石と詩織の入院費の入った封筒を神社に置き去りだったため、すぐに犯人だと疑われてしまいます。

詩織のためにも捕まる訳にはいきません。その日は敢えて人殺しをせずにループし、封筒と凶器を処分しました。ループをアリバイ工作に使える事に気づき、安心します。

実は封筒が落ちてた地面の部分だけ血が飛び散っておらず、元の地面のままなのを刑事が目ざとく見つけたのですが、その日は一応、警察の目をすり抜けました。

出典元:「虐殺ハッピーエンド」1巻

第3話

薬物中毒のバイト仲間を殺めた次の日、病院に行った真琴は、詩織の顔を見つめながら、彼女を生かす決意を固めます。優しい妹はきっと人殺しを許してはくれないだろうから、殺してもいい人間を殺そう、と決めました。

学校で次の標的を考えていると、片桐という真面目そうな女の子が男子3人(沢ノ井、梶原、森下) の言いなりになっているのを見つけます。その夜河川敷の倉庫に来るよう命令したのを聞き、殺人を迷いながらもそこに行きました。

倉庫に着くと、片桐は三人にレイプされ気絶していました。その惨状や下衆な発言を見て、こいつらなら殺してもいい、と主犯の一人(沢ノ井)を殺します。

出典元:「虐殺ハッピーエンド」1巻

第4話

沢ノ井を殺した直後、目覚めた片桐が倉庫から出て行く後ろ姿が見えました。焦って学校で彼女の様子を伺いましたが、レイプ犯二人に問い詰められても片桐は何も見なかったと答え、ひとまず安心します。

夜の出来事を素直に話そうと言う森下に、ダメだと焦る梶原は、警察の聞き込み現場で善良な両親に囲まれていました。

卑劣な行為をしておいて幸せな家庭にいるのを目の当たりにし、強い嫉妬心と憎悪を抱きます。

出典元:「虐殺ハッピーエンド」1巻

第5話

その一人(梶原)に公衆電話で通話し、展望台に呼び出しました。バイトで鍛えられている真琴は、軍手をつけた手のみで梶原を殺しました。

片桐をレイプした三人のうち二人を殺害した真琴が、次に目をつけたのは当然、友人二人が殺されて焦っている森下でした。夜中に橋の下で追い詰め、コンクリートのついたパイプの様なもので殺します。

死んだ彼のそばでは母親からの電話が鳴り続けていました。

第6話

森下のスマホの音で、ちょうど近くにいた弥生が第一発見者となります。警察の事情聴取を受けている途中で0:00になり、翌日を迎えました。

学校では、自分をレイプした三人が続けて死んだだと知り、片桐も顔色が悪くなっていました。それを見た真琴は、バカみたいだ、と心の中で呟くのですが、この時点で相当倫理観が崩れているのが分かります。

また学校帰りに病院に行くと、担当看護師の息子が殺されたのだと聞きました。病院では旧姓を名乗っていたために気づきませんでしたが、昨日殺した森下は、担当看護師(鈴原)の息子だったのです。

これが人を殺すという事か、と唖然とし、暫く忘れていた罪悪感に苛まれます。

家に帰ると弥生姉ちゃんが家に来ていました。事件について警察に取り調べを受けていた彼女は真琴に、何か見ていないか、と問います。

偶然買い物に出ていた彼女は自転車で犯行現場から去る真琴を見ていました。しかもその情報を警察に話してしまったと言うのです。

弥生は真琴のことを疑ってもいないようですが、警察はそうもいきません。

早くも警察が事情聴取をしに、真琴の家まで訪ねてきた、というところで一巻が終わります。

 

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時間軸の整理

何度も同じ日をループしたり、一度もしなかったりと、時間の進み方が複雑なので整理してみます。ループした回数で日付を区別し、主な出来事だけ並べました。

7月10日(月)  1回目

  • (第1話)父親が詩織の入院費を使っていました。神社に行き、もうたくさんだと叫びます。
  • 22:34 手術は一ヶ月後と電話で知らされました。
  • その後バイトに行くと同じ日が繰り返されていました。

7月10日 2回目

  • 22:34 詩織の手術の電話がかかってきました。
  • 0:00   まだ信じられないでいましたが、0時になった途端、置いていた弁当や服が消え、ようやくループを確信しました。

7月10日 3回目

  • 詩織も共にループしており、このままでは手術が受けられないと知ります。神社で冗談じゃないと訴えました。
  • そこに居合わせた薬物中毒のバイト仲間を殺してしまいます。

7月11日 1回目

  • (第2話)神社に行った後初めてループを抜け出しました。
  • 証拠品から一発で警察に疑われたため、その夜は敢えて誰も殺さず、ループします。

7月11日 2回目

  • (第3話)バイト仲間を殺した直後の現場にループして証拠隠滅を図り、警察の目をすり抜けました。
  • 23〜0時頃、片桐のレイプ現場を目撃し、主犯格の沢ノ井を殺します。

7月12日  1回目

  • 第4話)店で暴れた父親を迎えに警察署に行きました。
  • そこではレイプ犯の一人、梶原が優しい両親に心配されていて、幸せな家庭を目の当たりにしてします。

7月12日 2回目

  • (第5話)公衆電話から梶原を展望台に呼び出して殺しました。

7月13日 1回目

  • 躊躇うことなく森下も殺しました。
  • 23:16 森下の母親が森下に電話をかけましたが、その電話は取られることはありませんでした。
  • (第6話)殺された森下を弥生が発見し、警察に取調べを受けながら翌日になりました。

7月14日 1回目

  • 病院で森下の母親が担当看護師だったと知ります。
  • 家に帰り、弥生が真琴を目撃していた事を聞き焦っていると警察が家まで訪ねてきました。

感想

妹想いの優しい少年だった真琴は今や立派な連続殺人犯となってしまいました。

人を殺していくごとに、どんどん躊躇が無くなっていく彼ですが、それはループのせいなのでしょうか。それとも現れた本性なのでしょうか。

真面目で優しい少年だった彼ですが、かなり衝動的な部分も露わになってきたように思います。詩織のためとは言え、人を殺す決定打はいつも憎しみや怒りの衝動でした。

そもそも、人を殺さなければ日付が進まないと知ったとき、真琴は躊躇いもせずに人を殺していく方を選びました。

大切な一人か大勢の命か、究極の選択肢ではありますが、これを迷わなかった真琴は正気だったと言えるでしょうか。

これからも人殺しを続けなければならない彼は人格を保っていられるのでしょうか。もし無事に手術を迎えたとしても、このループの呪いが解けることはあるのでしょうか、続きが気になりますね。

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