【ネタバレ感想】自分を変えたい人へ!コスメの力は偉大!「だから私はメイクする」

「だから私はメイクする」は劇団雌猫による「おしゃれする理由」を赤裸々に綴る匿名エッセイ集をシバタヒカリによりコミック化した作品です。
高いものではなくても、買うだけで少し気分を変えられるもの。
色々ありますが、その一つがコスメではないでしょうか。

コスメやメイクをテーマにした漫画はたくさんありますが、「だから私はメイクする」ではテクニックよりは気持ちやモチベーションの部分が大きく取り上げられています。

それぞれ悩みを抱えた女性たちが、デパートの敏腕BA(ビューティアドバイザー)・熊谷すみれを中心に、人やコスメとの出会いを通じて自分なりの答えを見つけていくオムニバスストーリーです。

1日のはじまり、満足できるメイクができたかどうかで、意外と気分の上げ下げってありますよね。

メイクやコスメを通して、「自分と向き合うこと」や「社会との関わり方」についても考えさせられます。

なんだかモヤモヤするなぁ…というときに、ぜひ手に取ってほしい一冊です。

大人気の美容家・神崎恵さん主演でドラマ化もされた本作品を、Capter3までのそれぞれの主人公を中心にストーリーや見どころをご紹介します。

MEMO
劇団雌猫(げきだんめすねこ)
平成元年生まれのオタク女子4人組からなるサークル(もぐもぐ、ひらりさ、かん、ユッケ)。インターネットで知り合い意気投合した4人が、インターネットでは語られない「周りのあの子」への純粋な興味から、2016年12月にさまざまなジャンルのオタクがお財布事情を告白する同人誌『悪友vol.1浪費』を刊行し、ネットを中心に話題となりました。

2017年8月には『浪費図鑑』(小学館)として書籍化。現在はイベントや連載などに活動を広げながら、それぞれの趣味に熱く浪費しています。

※この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

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あなたが共感できる主人公は誰?メイクを通じて自己主張!

Chapter 1 理想の自分を追い求めるのは間違いではない! 錦織笑子

読み始めてまず出会うのは、メイク道を驀進するうちに、そのメイクの濃さから「マリー様」と呼ばれるようになった錦織笑子。

学生の頃友達にしてもらったメイクに感動し、どんどん研究していくうちに別人級になっていきました。

憧れる容姿に、頑張れば近づける。どれだけ自分が変われるかやってみたい。
真っ白なキャンバスであるすっぴんに、自分が一番ときめく女の子を描きたい。

私も一重なのですが、初めてアイプチをしたときの衝撃は、笑子が言う通りまさに「魔法」です。
「半顔メイク」「詐欺メイク」なども最近流行りましたが、アイプチ+カラコンでの変化は本当にびっくりします。

笑子はお人形のような完璧なメイクが好きで、メイクで違う自分になることを楽しんでいました。

引用元:だから私はメイクする

しかし、恋人が去り、婚活パーティでも作り物みたいと敬遠され…。
自分が好きというだけではだめなのかな…と思いはじめてしまいます。

その気持ちわかるかも。
人の言葉は魔法のようで、言われ続けていると自分を縛っていきますよね。

そんなとき、偶然出会った熊谷の「どんな理由でメイクをするかに関わらず自分のことを好きになれることが大事だと思います」は笑子だけでなく、私にもとても響く言葉でした。

自分の満足できるメイクが、周りからみてどう見えるのか…。
やりたいことや自分の気持ちに正直に貫くって意外と難しいことです。

迷うことがあっても、自分が好きな自分でいるために、「自分の好き」を大事にしていきたいですね。
なりたい自分をイメージして、メイクで自己主張してみましょう!

Chapter 2 初めは誰でも初心者。継続は力なり! 川松奏子

Chapter 2は推しネイルにはまって猛練習をする漫画家・川松奏子が主人公です。

推しネイルってなに?と思うでしょう。
奏子はアイドルグループが大好きなオタク女子。
5人グループのそれぞれのキャラクターを自分の5本の指に表現しているのです。

疲れた時にその指をみると、推しが応援してくれている気持ちになる、そんなネイルです。

最初はジェルネイルのお店に行ったものの、あまりの値段の高さに自分でやってみることにしたのですが、なかなかきれいに塗れません。

これも女性だったら「分かる!」ってなると思う部分です。

ムラになったり、完全に乾く前にぐにっとなっちゃったり、模様も思っていたのと全然違ってリカバリーしようとするもドツボにはまったりって、経験あるのではないでしょうか。

引用元:だから私はメイクする

なかなか上達せず、せっかく塗ったネイルの指も、きれいに塗られた他の人のネイルをみて隠したくなってしまいます。

そんなとき仕事で訪れた出版社できれいにネイルを塗った熊谷と出会い「自分も最初は下手だった」という話をきいたのでした。

最初から上手な人なんていません。
だめだなぁと思っていても、いつか振り返ったときにそこにある積み重ねが自信になるし、継続の結果も目に見えてわかります。

なかなか上達しなかったネイルも、その過程も楽しい気持ちでとらえたら継続も辛くないし、いつか素敵な結果が待っているはずです。
自分磨きは、努力が必ず報われるものの一つだと思います。

ネイルをきっかけに服やダイエット、コスメにも興味がでてきて、とても素敵に変化していく姿に読んでいてワクワクしました。

自分を変えるって大袈裟に聞こえますが、「新しい色のネイルを塗る」とか、小さなことでもいいんです。
コスメ一つで気持ちが変わるなんて、なんてお得!

「楽しんで」というところがポイントです。
好きなことを楽しんでいる女の子って本当に素敵、読んでいるとそんな風に思えてきます。

Chapter 3 同僚・吉成に学んだ「世間とのつきあいかた」 亀山玲央奈

私がとても共感し、男女ともに読んでもらいたいと思った回がChapter3です。
主人公はおしゃれが大好きな亀山玲央奈。

仕事終わりにとびきりおしゃれをして気の合う友人と語りあうのが至福の時間です。

しかし、おしゃれしているときもしていないときも、職場での男性陣から「ああだこうだ」と意見を言われたり、プライベートを想像されるためストレスを感じています。

こんなことでイライラしたくないのに…心に余裕がほしいとモヤモヤ。

そんな気分を晴らしてくれるのはコスメです!
予約していた限定コスメをとりにいくため、定時で切り上げてお店へ向かっていたところ、たまたま同僚の男性・吉成と帰り道が一緒になりました。

「用事があるんですか?」という質問に、またいつものか…深彫りされたくないと思いつつこと「まぁ…」と言葉を濁して返事したところ、吉成から言われたのは、

「楽しい予定?」

今まで面倒くさい会社の男性陣と同じように少し苦手に思っていましたが、深くつっこまない心地いい距離感に、吉成への印象が変わったのでした。

駅で吉成と別れましたが、トイレでメイクを直して出てくると再度ばったり出会います。
しかし吉成は先程と違い、なんとばっちりメイクをし、ハイヒールを履いていたのでした!

偶然目的地が同じだったため一緒にデパートのコスメ売り場へ向かうことになります。
担当はもちろん熊谷すみれ。タッチアップをしてもらいながら、玲央奈は美しいメイクの吉成に興味津々。

外側が気にならないわけではないけれど「吉成さん自身の話をききたい」という玲央奈に、吉成はあなたになら伝えてもいいと思ったんだよ、とゲイであることを告白するのでした。

自分が言われるのが嫌だから、相手にはしない、その人自身の話を聞きたい!と思ってる玲央奈が素敵です。

引用元:だから私はメイクする

職場では違う自分を演出していることについて、熊谷から「好きなことを会社でできないのはお辛くないんですか」と質問される吉成ですが、その回答が素晴らしいんです。

ファッションやメイクは外側だから、そこに込めた自分の思いがすべて正しく相手には伝わらない。
わかっていてもイライラしたり傷ついたりする。
自分にとっては怒っていないことが一番大事。
ドキドキを前に「ちくしょー」だなんて思っていたくない。

いつも素敵な自分でいたい、という気持ちはあります。
でもいつも頑張ってると疲れちゃう。

自分には正直でいたい。
だけど周りに全てを見せる必要はありません。

退社したら変身して、最高の自分で街に繰り出す!
なんて楽しそうなんでしょう。

心の中で、こんな私をみれないのは勿体ない!と思いながら、二人のようにナチュラル武装して職場とは違う自分を作るのは楽しいかもしれませんね。

メイクをしてもいい。
しなくてもいい。

大好きなことやものを前に、笑顔でいられることを大切にしたいと思ったお話しでした。

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神崎恵出演でドラマにも!見どころは?

「だから私はメイクする」は、2020年10月から全6話でドラマ化もされています。

キーマンとなっている熊谷すみれを大人気の美容家・神崎恵さんが演じていることで注目されました。

ドラマ初主演という神崎さんは毎月多くの美容誌に登場し、イベントやメイク講座、商品プロデュースなど多岐にわたり活躍されています。

40代で3人の子供の母親とは思えないくらい若々しくてキュート、まさに「美のカリスマ」。
自分の年齢に向き合いながらも素敵に生きている、私の憧れの女性の一人です。

熊谷さんはまさにはまり役!実際の美容家が演じるということでリアリティが半端ありません。

ドラマオリジナルキャラ・近藤芽生を演じるのは話題作への出演が続く実力派若手女優の志田彩良さんです。

他にも芽生の先輩BA・山本織香にはNMB48のメンバーで、美容系YouTuberとしても活躍している吉田朱里さんが起用されました。

ドラマではこの3名のBAが主人公たちを導いてくれ、漫画とは少し違うテイストを加えてくれています。
デパートのコスメ売り場って少し敷居が高いと思っている人もいると思いますが、こんな素敵なBAさんたちなら、ぜひアドバイスしてもらいたいですね。

そして私の一押しCaptter3の吉成も「メイク男子」として登場、井上祐貴さんが演じました。
美しい!の一言です。

引用元:テレビ東京公式

ドラマの見どころはやはり「美」があふれる豪華キャストでしょう。
第6話(最終回)には熊谷の恩師・猫田役で藤原紀香さんも特別ゲストとして出演されました。

漫画と見比べて、同じところ、ドラマのオリジナルなところ、探してみるのも楽しいかもしれません。
ドラマもとってもおすすめです!

まとめ

Chapter3までをご紹介しましたが、この先もいろいろなパターンの悩みを持つ女性が登場し、共感必死です。
熊谷が今のような敏腕BAになるまでも描かれます。

あなたが一番共感するのは誰でしょうか?

「『自分がどうありたいか』を知るために、私たちは今日もおしゃれして、“社会”という名の戦場へ向かう。」
書籍の序文がこの漫画のすべてを見事に表しています。

自分は何のためにメイクするのか?

自分と向き合うって難しい。周りの意見に流されるのはある意味ラクです。
でも、その先にはきっと今日の自分とは少し違う自分に出会えると思います。
一歩踏み出すのは勇気がいるけれど、踏み出してしまえば勢いですすめるものです。

お気に入りのリップ1本で見た目も気持ちも変えれるます。

お気に入りのコスメでのメイク、シェイプアップ、髪を切る、ファッション…自分の気持ちを変えてくれるアイテムたち。
たとえ自分にしかわからないくらいの小さな変化でも、人から見えないところでも、心の変化は大きいです。

読み終わったときには、自分も何かやりたいという気持ちが膨らんでくるはずです。
ぜひ、どんな自分になりたいか考えるきっかけにしてみてください。

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