【漫画】「僕たちがやりました」感想  経験したくない学園生活!

ニッチな漫画好きがな僕が「僕たちがやりました」を紹介いたします。

原作は金城宗幸さん、漫画荒木光さんによって描かれ、2015年に第1版が出版されました。第一巻から第九巻までと、比較的に短い漫画です。

この漫画は、仲良し三人組の高校生とその高校のお金持ちOBが、ある大きな事件を起こしてしまい、逃げ回るという漫画。

ということで今回は「僕たちがやりました」を紹介したいと思います。

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漫画「僕たちがやりました」あらすじ

 凡下高校に通うトビオ、マル、伊佐美は凡下高校OBのパイセンと「そこそこの幸せ感」に浸りながら、毎日を過ごします。

 

 そんな中、マルが凡下高校の前の通りを挟んだ場所にある不良だらけの矢破高校の不良たちに拉致され、ボコボコにされてしまいます。

 その不良たちにちょっとした復讐をするために矢破高校に爆弾を仕掛ける4人でしたが、その爆弾が思わぬ事態が。

 そこから4人は色々な経験をしながら、色々な敵から逃げ回ります。

 はたして4人の運命はいかに…。

登場人物

 トビオ:凡下高校に通う高校生。そこそこの幸せを感じながら、毎日を過ごす。仲間の復讐のために、ちょっとしたいたずらを仕掛けたつもりが、大きな事件を引き起こしてしまい、逃亡生活を送ることとなります。

 マル:トビオと共に毎日を過ごす。かなりのヘタレ。逃走中も人間の嫌な部分を見せていく。

 伊佐美:トビオとマルと同じくそこそこ幸せの毎日を過ごす。年下の高校生と付き合っている。逃走中も彼女を巻き込んでいく。

 パイセン:凡下高校のOB。トビオ、マル、伊佐美と毎日のように遊び、お金は全部払っている。お父さんがお金持ちで、自分もお金を持っているが、友達は凡下高校の3人しかいない。

 蓮子:女子高に通うトビオの友達。後々、トビオと付き合うが、それまでもトビオに好意を寄せているような行動を見せる。

漫画「僕たちがやりました」感想

① 4人とその周りの登場人物の随所に現れる人間の本性、厭らしさが生々しすぎる。

 トビオ、マル、伊佐美はパイセンからお金を貰い、様々な人物と出会い、様々な局面を迎えながら逃げていきます。

 逃げていく中でマルは逃げるためにトビオのお金を盗んだり、トビオは伊佐美の彼女とチョメチョメしたり、「自分が良ければそれで良し!」という人間の本質が垣間見えます。

 物欲、性欲などの様々な欲を満たすために、他人を蹴落としていきます。

 自分が追い込まれると、他人のことなんかなりふり構わず行動してしまうのでしょうか。さすがに他人のお金盗んだりはしないと思うんですけど。自分がやられるとすごいムカつきますし、お金盗んだ奴見つけ出してボコボコにすると思います。

 いかに自分がいい生活をするか。欲望を満たすことができるか。

 今まで仲良くしていた3人の仲は何だったんだろ…と思います。

 人間関係の本質って、追い込まれると出てしまうんだなと感じてしまいました。

② 逃亡中に芽生える友情と愛情、その中でも描かれる人間の本性

物語の中盤、4人は様々な出会い、動きを見せます。

パイセンのお父さんの力で、犯人の身代わりが逮捕されます。

4人に徐々に日常生活が戻ってきます。

トビオは矢破高校の不良で爆発事件に巻き込まれた市橋と入院先の病院で出会い、友達になります。色々二人で話すうちに、親友のような関係になります。また、トビオは女友達の蓮子と付き合うことになります。

市橋も蓮子のことが好きで告白しましたが、トビオと蓮子が付き合ったことを知ると祝福してくれます。しかしそんな矢先、市橋は色々な不幸にあっていたことも重なり、「希望がない」と言って自殺してしまいます。

マルは相変わらずパイセンの力を使い、多額のお金をもらいます。そのお金を使って同級生に羽振りの良さを見せ、見栄を張ります。しかしそんな時、何者かに襲われ、大けがを負います。

自分は全然力を持っていないのにも関わらず、誰かのおかげでお金や地位を与えてもらったのに勘違いするやつっているじゃないですか。マルはまさしくそれです。めちゃくちゃ性格悪いし、まさしく周りから嫌われるタイプの人間です。

自分の周りにマルみたいなやつがいたら、たぶんめちゃくちゃ鬱陶しいと感じるか、マルがパイセンにしているみたいにヨイショして、金づるのように付き合うと思います。正直、マルが襲われたとき、「ざまーみろ」と思ってしまいました。

 伊佐美は爆破事件で亡くなった被害者たちと友達だったという設定で、被害者の方々の家を訪問し、線香を上げます。そんな時、伊佐美の彼女が妊娠していることが発覚します。伊佐美は一緒に育てることを提案しますが、彼女は拒否。

 伊佐美が線香を上げに行くのは、加害者としての罪悪感や謝罪のためではなく、自分のためです。自分を事件前の状態の戻すために、遺族にうそをつきます。

 自分のために。自分さえよければ。人間の奥底にある感情はそんなもんなんでしょうか。

 追い込まれれば追い込まれるほど、人間の嫌な部分が露見されてしまうのだなと思いました。

③ いざ自首へ!しかし…

それぞれが生きたいように生きた後、4人は再度集結し、自首することを決めます。しかし、ド派手に自首しようとある計画を実行しようとしました。

それぞれが計画を実行する前に、それぞれのけじめを付けます。

しかし、そのけじめのつけ方も自分勝手なんですよね。他人のために行動を起こした者もいますが、根本はやっぱり自分たちのためなんです。

ド派手な自首をしますが、またしてもパイセンのお父さんの力で、高校生3人は逮捕されずに済みます。パイセンは自首しようとした際に罪を犯し、刑務所に収監されます。

④ 事件後、それぞれの「そこそこの幸せ」

10年後のそれぞれの生活が描かれています。

出所してきたパイセンの声掛けで4人は再集合。

他の3人は家庭を持ったり、怪しい仕事をしたりして生きていました。

仲が良かった時のように4人は遊びますが、どこか雰囲気が違います。

マルは自分のしている商売の話ばかりし、4人が解散する時にはトビオと伊佐美が自首した時のことを責め合います。

10年経っても性格は変わらない。自分のことばかりしか3人は考えていませんでしたが、それは月日が経っても同じでした。

人間の根本の考え方や性格は変わらないのだと思いました。あれだけ色々な経験をした3人は性格的には何も成長していないのでしょうか。私なら、「あの時のあの経験が活きているから。」というように成長の方向性に持っていきたいなと考えました。

また、トビオは冒頭に言っていた「そこそこの幸せ」をつかんだのです。

トビオは、小さなタレント事務所でマネージャーとして働いています。さらに蓮子とは違う女性と結婚し、子供ができます。

彼が望んでいた「そこそこの幸せ」とは、「普通の日常」です。しかし、あれだけの大事件を起こしておきながら、トビオは幸せをつかんでいいのかと考えてしまいます。

その中で、元カノの蓮子と再会したり、爆破事件の被害者とばったり鉢合わせてしまうことで、彼は当時の気持ちをどんどん思い出していきます。

そして最後に彼はある考えにたどり着きます。

この考え方、僕にはできないなと思いました。しかし、様々な困難を乗り越え、思い切って生きてきたトビオだからこその考え方なのかなと思いました。

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漫画「僕たちがやりました」感想まとめ

漫画「僕たちがやりました」は、「人間が本来持っている性格や本質を曝け出した漫画」と私は思っています。漫画内の色々な場面で、登場人物の人間の厭らしさやズルさなどの本性が垣間見えたのは、各々がピンチを向かえたり、死を覚悟したからなのかもしれません。

ピンチになるほど人間の本性が現れやすいと言われますが、まさしくそれを表した描写がたくさん出てきます。

そういう場面を見るたびに、「絶対こんな人間にはならないぞ。」と思いますが、人間本当にピンチを向かえるとこんな風になってしまうのでしょうか。

 しかし、覚書のためにもこの漫画を読むことで、いざピンチを向かえた時に自分だけのことを考えずに他人のことも考えながら動ける人間になることができると思います。

むかつく場面、エロい場面など様々なシーンが出てきますが、私は皆さん、一度はこの漫画を読んで、自分への戒めとしておくこともいいのではないかと思います。

 また、最終巻の9巻のラストページの「トビオの顔」が私は忘れられません。

 何を伝えたかったのか、読者の皆さんがそれぞれの考え方ができると思います。

 気になる方は是非「僕たちがやりました」をご覧ください。

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