【感想】アニメ『色づく世界の明日から』が感動できる2つのポイントとは?

ナルホドくん

魔法使いの物語って聞くとどんな話をイメージする?

 

『ハリーポッター』のように杖から守護霊を召喚したり、

ドラゴンなどの生き物が登場する不可思議な物語を想像する方が

多いかもしれません。

 

しかし本記事で紹介する『色づく世界の明日から』は、

いい意味でそんなイメージを裏切られる作品です。

 

本作品において魔法とは、

【日常をほんの少しだけ幸せにするもの】

として扱われています。

 

作中に登場する魔法は、探し物の場所を思い出させるといったもので、

『ハリーポッター』と比べると少し地味に思えるかもしれません。


しかし、そんなささやかな幸せこそが慈しむべきものである。

それを教えてくれるのが『色づく世界の明日から』という物語です。

 

心に傷を負った主人公が魔法の助けを借り、

立ち直っていく様子は涙なしには語れません。

 

具体的にどんな点が感動できるかということですが、

本作品を4周した筆者が「色」と「明日」というキーワードをもとに

感想を述べながら紹介していきます。

 

ストーリー理解をする上でも役立つ内容となっているのでぜひご覧になってください。

 

注意
本記事はネタバレを含みます。あらかじめご了承ください。

 

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あらすじ

引用:株式会社インフィニット

 

幼少期より色が見えなくなってしまった魔法使いの少女・月白 瞳美は魔法が大キライ。

心を閉し孤独に過ごす彼女はある日、祖母の魔法によって60年前へと送られる。

 

突然のタイムスリップに戸惑う彼女。

色の見えない彼女が過去の世界で出会ったのは、

【彼女にも色の見える絵】を描く少年だった。

 

もう一度色を見てみたい。

絵を描いて生きていきたい。

 

色を失った少女と夢を諦めた少年が出会う時、彼らの明日は色づき始める。

 

登場人物紹介

 

月白 瞳美(つきしろ ひとみ)

引用:色づく世界の明日から 公式サイト

 

本作品の主人公。

幼い頃に母の蒸発を経験してから心を閉ざすようになる。

母の蒸発は自分のせいだという思い込みから、

自分に色が見えなくなる魔法をかけてしまう。

魔法が嫌いで、使うことも苦手。

唯翔の絵にだけ色が見え、彼の絵を見ることを楽しみにしている。

 

月白 琥珀(つきしろ こはく)

引用:色づく世界の明日から 公式サイト

 

瞳美の祖母。瞳美が訪れた60年前の世界では瞳美と同じ高校2年生。

みんなを魔法で幸せにしたいという想いを持ち、

魔法の勉強のためにイギリスへ留学を行なっていた。

 

葵 唯翔(あおい ゆいと)

引用:色づく世界の明日から 公式サイト

 

写真美術部の3年生。

一人で絵を描いていることが多く、

絵にしか興味がない残念な人と噂されている。

絵の道を諦めかけていたが瞳美との交流によって

再び絵の道を志すことを決意する。

 

山吹 将(やまぶき しょう)

引用:色づく世界の明日から 公式サイト

 

唯翔とは小学生の頃からの友人で、写真美術部の部長。

あさぎの父親が経営する写真館でバイトをしている。

瞳美の面倒を見るうちに彼女に恋をするようになる。

 

川合 胡桃(かわい くるみ)

引用:色づく世界の明日から 公式サイト

 

高校3年生。写真美術部のメンバー。

明るく人当たりのいい性格で瞳美を写真美術部に勧誘する。

よく千草とケンカしているが、仲がいいからこそのいじりあいといった様子

彼に対して好意を持っている様子が度々うかがえる。

 

風野 あさぎ(かざの あさぎ)

引用:色づく世界の明日から 公式サイト

 

瞳美と琥珀のクラスメート。

実家が写真館を営んでおり、生き物の写真を撮るのが好き。

幼なじみの将に対して恋心を抱いているものの、

内気な性格のためなかなか想いを表現することができていない。

 

深澤 千草(ふかざわ ちぐさ)

引用:色づく世界の明日から 公式サイト

 

写真美術部の1年生。唯翔とはバイトの同僚でもある。

女性の写真を好んで撮っており、ノリが軽い。

よく胡桃のことをいじっている。

 

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タイトル『色づく世界の明日から』が表すもの

引用:色づく世界の明日から 公式サイト

 

ここまで『色づく世界の明日から』の概要について語ってきました。

本節ではいよいよ本作品の感動する点についてご紹介していきたいと思います。

 

本作品において感動するポイントとは何か。

それは「瞳美がさまざまな人との交流を通じて成長する様子が描かれている」という点です。

 

瞳美の成長を考える上で重要なワードは2つあります。

1.「色」
2.「明日」

それぞれの要素について詳しく見ていきましょう。

 

1.「色」について

引用:色づく世界の明日から 公式サイト

 

まず瞳美が色盲となってしまった原因ですが、

【自分は幸せになってはいけない】

という無意識のうちにかけてしまった魔法のせいです。

 

この魔法はそもそも幼少期の瞳美自身の強い思い込みに端を発します。

 

魔法使い一族でありながら魔法が使えない瞳美の母親。

母の前で魔法を使っていたことは彼女を傷つけていたのではないか。

大切な人を傷つけたのだから自分は不幸になって当然である。

母の蒸発について幼少期の瞳美はこのように考えました。

そして、この思い込みによって彼女は自分自身に魔法をかけて色を失うこととなります。

 

このような経緯から彼女は心を閉ざし、自らのアイデンティティともいえる

魔法を使うことを避けるようになったのです。

 

ナルホドくん

瞳美はなんて優しい子なんだろう…

 

そんな彼女も唯翔や琥珀をはじめとする部活メンバーとの交流を通じて変わっていきます。

 

写真の撮影を自ら志願したり、学園祭のために熱心に魔法の練習をしたり。

笑って、泣いて、たまに怒って。

徐々に彼女は感情を表現するようになっていきました。

 

彼女は部活メンバーとの交流によって、

最終的に彼女は母の蒸発というトラウマを乗り越えることとなります。

 


自分の魔法で喜んでくれる人がいる。

大切な人を傷つけてしまっても、自分の気持ち次第でやり直すことができる。

 

そんな気づきによって瞳美の魔法は解け、「色」を取り戻したのです。

 

これらから本作品において「色」は以下の2つのことが言えるのではないでしょうか。

●瞳美の心情を表すもの
●瞳美のアイデンティティを表すもの

物語序盤ではいつも不安そうにしていた瞳美が最後には幸せそうに笑っている。

その彼女の鮮やかな変化を見ると感動せざるを得ません。

 

2.「明日」について

引用:色づく世界の明日から 公式サイト

 

次は「明日」についてです。

 

筆者はこの「明日」というワードを、

【瞳美や唯翔が幸せになるための歩み方を表すもの】

だと考えています。

 

瞳美が母の蒸発という過去のトラウマを引きずっていることはすでに説明しました。

 

物語中で明らかにされていませんが、

唯翔も過去に何か挫折をして絵の道を諦めているようでした。

 

つまり唯翔も瞳美と同様に、絵というアイデンティティを失い、

幸福感や将来への展望を失っていたのです。

 

そんな2人はそれぞれの負い目を認め合うことで

お互いの変化を促しました。

 

引用:色づく世界の明日から 公式サイト

 

瞳美は唯翔に魔法を褒めてもらうことで

魔法使いとしての自分を認められるようになります。

そして、いなくなってしまった母を探しにいくことも決意しました。

 

唯翔は瞳美にとって特別な絵だと伝えられることで絵の道を再び歩み始めます。

未来の瞳美のため、彼は1冊の絵本を描きました。

 

彼女たちはお互いの存在によって

過去に向いていた気持ちが未来へ向かうようになります。

 

この彼らの変化を表す言葉が

「お互いの未来に色を取り戻すために出会った」

という唯翔の言葉です。

 

このように述べるとキーワードは、

「明日」よりも「未来」の方が正しいのではないかと思うかもしれません。

 

確かにどちらの言葉も彼らの気持ちが前向きになったことを表しています。

ただ、彼らの性格や変化の過程を考えると「明日」というワードの方が

より適切に思えるのです。

 

本編をご覧になった方はご存知かと思いますが、

瞳美も唯翔もあまり器用とは言えず、試行錯誤しながら前へ進んでいくタイプです。

 

2人の恋を例にとってみても、「1歩1歩」と形容するのが

相応しいほど遅々とした歩みでした。

 

ここに「明日」というワードの方が適切であるという理由があるのです。

 

気持ちが前向きになったからといってすぐに大きな変化があるわけではない。

不器用な2人は、1日1日を積み重ねることによって少しずつ前へ進んでいく。

 

「明日」にはこういった意味が込められているのではないでしょうか。

 

このような視点で改めて本作品を見直してみると、

彼女たちの成長をより感情移入して眺めることができるかと思います。

 

ナルホドくん

似たもの同士の2人が惹かれあったのは自然な流れだったんだね!

 

感想

引用:色づく世界の明日から 公式サイト

 

筆者が本作品を好きな理由の1つとして、

【瞳美と筆者に重なる部分がある】

ということがあります。

 

筆者自身も悩み事があると、1人で抱え込んでいつまでもウジウジしがちです。

 

実際に行動してみると、自分がどれだけ思い込みに

縛られていたのか気づくことも多々あります。

 

そんな筆者だからこそ瞳美が悩みながらも成長していく様子は

他人事のように思えませんでした。

 

もし筆者と同様に悩みを周囲の人々に相談できない人がいるようであれば

本作品を観ていただくことをおすすめします。

 

瞳美が変わっていく様子はきっとあなたに色づく明日をもたらしてくれるはずです。

 

まとめ

引用:色づく世界の明日から 公式サイト

 

『色づく世界の明日から』は、

心に傷を抱えた瞳美の立ち直りを描いた物語となります。

 

本記事では「色」と「明日」というキーワードをもとに

感動できる点をご紹介してきました。

 

「色」とは瞳美の心情やアイデンティティを表しており、

自分が幸せになってもいいと思えるようになったことを示します。

 

そして瞳美が1歩ずつ幸せへと向かっていく様子を表しているのが

「明日」というワードです。

 

誰でも幸せになりたいと思いつつも、1人で塞ぎ込んでしまうことはあると思います。

そういった時はぜひ本作品をご覧になってみてください。

 

あなたが幸せになるために世界の見え方をほんの少しだけ変えてくれる

魔法を本作品は教えてくれます。

 

本記事における2つのポイント

【色】= 瞳美の心情、アイデンティティを表すもの

【明日】= 瞳美(と唯翔)が幸せになるための歩み方を表すもの

 

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