映画「ノートルダムの鐘」から響く、もう1人じゃないという鐘の音※ネタバレあり

映画「ノートルダムの鐘」は、ディズニーによる長編アニメーションです。

 

Disney公式サイトより引用

 

「リトル・マーメイド」や「美女と野獣」などに続く、ミュージカル路線の作品となっています。

数あるディズニー映画の中でも、知名度としては少し低いため、

 

「名前は聞いたことあるけれど、見たことはない」

「そもそも、どういうお話なの?」

 

という感想を抱かれる方が、多いのではないでしょうか。

 

本編には、ディズニーらしからぬシリアスな設定・展開があり、異色の作品ともいえます。

けれど、そのぶん一味違った魅力を味わえるところが、おすすめポイント。

 

花の都・パリ、ノートルダム大聖堂を舞台に、いったい鐘はどんな音を鳴らすのか。

 

ぜひ、耳を澄ませてみてください。

 

以下、本編のネタバレが含まれます。ご注意下さい。

 


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あらすじ

主人公の生い立ち

15世紀、パリ。最高判事フロローはジプシーを嫌い、残虐に取り締まっていました。

ある晩のジプシー狩りで、逃げた女性を殺害し、赤ん坊まで殺めようとします。

 

しかし、ノートルダム大聖堂の司祭に罪深さを咎められ、赤ん坊を聖堂内で育てることに。

醜い顔をしたその子は、カジモドと名付けられました。

 

成長したカジモドの世界

成長し、大聖堂の鐘撞き男として生きるカジモド。

自分の生い立ちも知らされず、フロローからの命令により、外に出ることは禁じられていました。

 

ある日、親友のガーゴイル達に後押しされ、カジモドは街の祭りにこっそり参加します。

そこで、美しいジプシーの女性、エスメラルダと出会います。

 

祭りの最中、醜い容姿がバレてしまい、カジモドは民衆からいじめられます。

 

カジモドが言いつけを破って街に出てきたことを知ったフロローは、罰があったのだと、嘲笑って見物していました。

そんなカジモドにただひとり、手を差し伸べたのがエスメラルダ。

しかし、このことがフロローの怒りを買い、彼女は追われる羽目に。

 

逃げ込んだ大聖堂で、カジモドは初めて、フロロー以外の人間と深く交流します。

そして、エスメラルダの自由な心と美しさに、恋心を抱くようになります。

 

エスメラルダをめぐる、3人の男たち

フロローは大聖堂を包囲して、エスメラルダを捕らえようとします。

街の護衛隊長・フィーバスの機転とカジモドの手助けのおかげで、エスメラルダはなんとか逃げ出せました。

 

ジプシーを憎みながら、エスメラルダに惹かれるフロロー。

彼女を自分のものにし、従わなければ殺してしまおうと、次第に過激な行動に出ます。

 

フィーバスは、街中を巻き込むフロローの暴挙を止めようとするも、深手を負います。

自分や人々を守ろうとした彼を助けるため、エスメラルダはカジモドのいる大聖堂へ。

そして、フィーバスをかくまってほしい、と頼みます。

 

2人が愛し合っていると気づき、カジモドはショックを受けます。

しかし、エスメラルダの頼みを断ることはできませんでした。

 

フロローの策略と最後の闘い

カジモドがエスメラルダの逃亡に関わっていると考えたフロローは、大規模なジプシーの粛清を行う、とカジモドに吹き込みます。

エスメラルダの危機に、カジモドは恋敵のフィーバスと協力することを決意。

 

ところが、この情報こそフロローの罠であり、結局3人とも捕まってしまいます。

 

脱出したカジモドは、処刑寸前のエスメラルダを救い、大聖堂に逃れます。

街の人々とジプシー達、フィーバスも駆けつけ、フロローの悪行を止めようと奮闘します。

 

ついに大聖堂に押し入ったフロローは、カジモドとエスメラルダを追い詰めます。

殺されかける2人でしたが、間一髪で助かります。

一方、フロローは聖堂から転落し、自滅するのでした。

 

 

登場人物の紹介

カジモド

実の母親をフロローに殺され、大聖堂に閉じ込められて育った、醜い容姿の青年。

優しく純粋な心を持ち、聖堂内のガーゴイルたちが親友だった。

フロローに服従し、孤独な暮らしをしていたが、ある時エスメラルダと出会い、恋をする。

これをきっかけに、自分の世界が広がっていくことに。

 

エスメラルダ

自由を愛する、ジプシーの女性。

祭りの最中にカジモドと出会って、友人となる。

フロローに追われながらも危機を乗り越え、フィーバスと結ばれる。

 

フロロー

パリの最高裁判事として、ジプシーに厳しい取り締まりを行う。

殺すつもりだった赤ん坊のカジモドを、外界から隔離して育てた。

エスメラルダに対し身勝手な恋心を抱き、権力を駆使して暴走する。

 

フィーバス

街の護衛隊長として赴任し、フロローのもとに仕える。

エスメラルダと惹かれあい、カジモドとはぶつかりながらも友情を育てていく。

暴虐なフロローに反旗を翻し、民衆たちと共に護衛隊に立ち向かう。

 


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知っておきたい・注目したいポイント!

ジプシーってどんな存在?

作中には、ジプシーとしてエスメラルダや仲間たちが登場します。

このジプシー、いったいどういう人たちを指しているのでしょうか。

 

一般的に、ジプシーとは、ヨーロッパ各地を移動しながら生活している人々の総称です。

流浪の民とも呼ばれ、言語・宗教も多様な民族にわかれています。

 

よくイメージされる特徴としては、褐色の肌と黒髪。

まさに、エスメラルダそのひとですね。

 

土地を転々とし、特定の国に属さないジプシーは、迫害や粛清の対象となった歴史があります。

フロローがまるで正義のように、ジプシー狩りを実行していた背景には、このようなヨーロッパ事情が影響していたといえるでしょう。

 

カジモドの母を平然と殺め、エスメラルダの意思を無視する非道っぷり。

ジプシーに対する差別意識が、フロローの行動をより過激にしていったのです。

 

 

カジモドにとって、フロローの存在とは?

フロローとカジモドの関係は、まるで“主人と下僕”のようです。

 

フロローは、育ての親とは呼べないほど、カジモドに対して冷酷に接します。

カジモドはというと、自身が捨て子であり、助けてくれたフロローは恩人だと信じていました。

 

親の仇である男に対して、カジモドの無知はあまりに悲しいものです。

 

そんな歪な関係性は、カジモドの一歩踏み出した行動と、エスメラルダ・フィーバスとの出会いによって、一気に瓦解していきます。

 

外の世界に憧れながらも、長い間抜け出せなかったカジモド。

しかし、生まれて初めて恋を知り、友情を手にすることで、自由な心のあり方を知ります。

そしてようやく、カジモドは「自分のやりたいように生きる」道を選択できたのです。

 

ここにきて、一方的な支配関係は終わりを迎えました。

カジモドの人生において、フロローは大聖堂の壁のごとく、そびえ立っていました。

 

呪縛から解放されるカジモドの魂を描くにあたって、フロローはある意味欠かせない存在だったといえます。

 

 

原作・ミュージカル・映画の結末について

「ノートルダムの鐘」は、ヴィクトル・ユーゴーの小説を原作としています。

ユーゴーは、「レ・ミゼラブル」の作者としても有名。

 

実は、アニメ映画と原作では、結末が異なっているんです。

 

映画では、主人公のカジモドがエスメラルダとの恋に破れるなど、切ないエピソードもあります。

が、フロローを倒し、民衆に受け入れられるというハッピーエンドを迎えます。

 

ディズニー映画ならではの、希望を忘れないラストには爽快感を感じます。

 

では、原作小説はどうなのでしょうか。

 

まず、フロローの職業が聖職者であったり、捨てられていたカジモドを拾って育てたりと、設定にも様々な違いがあります。

アニメーション映画に比べ、フロローの人間らしく悩み苦しんでいる姿が見て取れるところも、驚きでした。

 

そして、最大の違いとなるのが、カジモドとエスメラルダの迎える運命です。

悲劇的なラストには、映画とのギャップが激しく、衝撃を受けました。

 

また、ミュージカル版も制作されており、日本では劇団四季が初演。

ロングヒットを続けている作品です。

こちらも原作と同じく、バッドエンドとなってしまいます。

 

同じ作品でありながら、それぞれストーリーやラストが異なっているからこそ、何度でも見たくなる。

「ノートルダムの鐘」には、そんな三者三様の楽しみ方がありますよ。

 

 

おわりに

映画「ノートルダムの鐘」について、あらすじから注目ポイントまで、解説してきました。

 

映画タイトルの意味するところは、カジモドがこれから歩む人生への祝福だと感じています。

 

ノートルダム大聖堂は、カジモドにとって牢獄でした。

そこから連れ出してくれたエスメラルダやフィーバスとともに、カジモドはもっとたくさんの人と出会い、友となり、きっと愛を知ることになるでしょう。

 

不自由の象徴だった聖堂が、何よりも誰よりも、カジモドの幸せを喜んでいる。

鐘の音には、そんなメッセージが込められているようでした。

 

 

余談ですが、「ノートルダムの鐘」の続編として、「ノートルダムの鐘Ⅱ」があります。

 

「カジモドの恋も報われてほしい」

と思った貴方には、ぜひおすすめしたい作品です。

 


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