映画 羊たちの沈黙ネタバレあり感想!FBI捜査官と人食い殺人鬼の奇妙な関係が怖いけど面白い!

好きな映画のキャラクターはいますか?私は圧倒的な悪でありながら、不思議な魅力が際立つ「レクター博士」が大好きです。羊たちの沈黙を観たことがない人でも、その名を知っている人は多いのではないでしょうか。

私が彼の虜になるまでに時間はかかりませんでした。

知的で、紳士的、恐ろしいほどの洞察力。そして、優秀な(元)精神科医でありながら、猟奇殺人犯であり、更には人食いなのです。

このギャップがとても物語にマッチしていて、惹き込まれてしまうのです。

 

 


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あらすじ

主人公・クラリスは優秀なFBI訓練生。ある日、彼女は上司から、ある連続猟奇殺人事件の解決のために、獄中の「人食いハンニバル」こと、ハンニバル・レクターに会うよう指示されます。

レクターはクラリスとのやり取りの中で彼女に興味を示し、クラリスだけに事件に関するヒントを与え、クラリスは少しづつ事件の真相へと近づいていきます。そんな中、レクターが動き出し、脱獄をしますが・・・。

引用元:U-NEXT

登場人物

 

クラリス・スターリング 【ジョディ・フォスター】

優秀なFBI訓練生。
レクターとの檻越しでのやり取りをする中で奇妙な信頼関係が芽生えていく。

ハンニバル・レクター  【アンソニー・ホプキンズ】

優秀な元精神科医でありながら、猟奇殺人鬼。その危険性から厳重に収監されている。
クラリスとのやりとりの中で、彼女に興味を示し、敬意を払って接するようになる。

バッファロー・ビル   【テッド・レヴィン】

世間を賑わせている、連続猟奇殺人犯。

チルトン医師      【アンソニー・ヒールド】

レクターが収監されている精神病院の院長であり、担当医。虚栄心が強い。
レクターを見下していて、レクターにはよく思われていない。

 


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ネタバレ&感想

※以下、ネタバレになりますので、ご注意ください

クラリスがハンニバル・レクターと初対面。物々しい独房にドキドキ・・・。

ある日、FBI訓練生のクラリスは、クロフォード主任捜査官に呼ばれ、ある任務を命じられました。

それは、最近世間を騒がせている猟奇殺人犯の心理分析を進めるために精神病院に収監中の元精神科医・「ハンニバル・レクター」を観察するというものでした。

レクター博士の圧倒的存在感。実在の人物?

レクターのいる病院に到着したクラリスは担当医のチルトン博士からレクター博士に対する「注意事項」を聞きます。

私はその注意事項を初めて知ったとき、レクターがいかに危険人物かを暗に知らされ、それだけでとても恐怖心を煽られました。どんな粗暴な獣がいるのかと。

しかし、独房にいるレクター博士は品があり、それでいてどこか影がありました。
大柄で粗暴な男よりももっと不気味な存在感。

個人的に、原作もシリーズ読破している私としては、アンソニー・ホプキンスはレクター博士にぴったりだと感じました。むしろ彼にしか演じられないのではないでしょうか。それくらいのはまり役でした。

なぜならレクター博士にも共通する上品さ、知的さ、粗暴さを感じさせないすらりとした体型に加え、アンソニー・ホプキンスの素晴らしい演技力と眼光でレクター博士の非道さ、狂人っぷりを100%以上に表現していると思ったからです。

「人食いハンニバル」に食われず見事に演じていて、素晴らしかったです。

原作後に映画を観た後でも違和感なく入り込めましたし、その後、原作を読み返しても、もう私の脳裏に浮かぶレクター博士はアンソニーホプキンスでしかなかったのです。

そして、レクターにクラリスは連続猟奇殺人犯、「バッファロー・ビル」についての見解を求めました。

しかし、レクターはクラリスを挑発し、不快にするばかり。それでも真摯に向き合うクラリス。帰り際に隣の独房のミグズがクラリスに下品なことを仕掛けます。

代わりに詫びたレクターは、クラリスに事件のヒントを伝えました。

翌日、クラリスはミグズがレクターに1日中なじられ、終いには自殺したことを知らされます。

これは、レクターがいかにクラリスを気に入ったかがわかる重要なシーンだと思っています。好きな子がいじめっこにいじめれた仕返しをしたように私には見えるのです。

そんな魅力的なレクター博士、実際にいるのでしょうか?

結論から言えば、レクター博士にモデルはいません。
彼はシリーズ原作一作目では主人公ではなかったのです。その後の作品で主人公にいわば「出世」したのです。

残酷な猟奇殺人鬼「バッファロー·ビル」

クラリスは、レクターからのヒントを手掛かりに、少しずつ、「バッファロー・ビル」の凶行へと近づいていきます。

そんな中、また1人の女性が誘拐されました。彼女を救うことはできるでしょうか。
そして、被害者の口にはあるものが入っていたことが判明しました。

拘束具とマスクをしていても何かをしそうで怖い!

レクターとクラリスとのやりとりを盗聴したチルトン博士はクラリスを出し抜き、手柄を横取りしようと画策しました。そして、その過程でレクターを移送させることになりました。

その際、厳重な拘束具をされているレクターですが、唯一動く視線だけでも怖いのです。まるで、今にも周辺の人間を皆殺しにしそうな雰囲気なのです。

移送後の夜、クラリスはレクターに会いに行きました。そして別れ際、そっとクラリスの指を撫でるのです。

ほんの一瞬のシーンですが、レクターのクラリスへの敬愛を感じます。2人は数度の檻越しのやりとりで不思議な信頼関係を築いていたのでしょう。

レクター博士の狂気と血にまみれた脱獄!

レクターはその後、一瞬の隙をつき、2人の看守を殺しました。うち1人は腹を割かれ磔にされ、もう1人は顔の皮を剝がされていました。

そしてそのまま姿を消しました。

レクターのサイコパスっぷりが際立ち、とても緊迫感がある、最高の見どころです!そして心臓に悪い・・・。

少しグロテスクで衝撃的なシーンなので、苦手な方はご注意!なシーンです。

それでも、普通の人間では太刀打ちできないようなレクターの狡猾さ、先読みをする能力は魅力的に感じてしまいます。

バッファロービルの正体をつきとめたクラリス

レクターのくれたヒントを紡ぎ合わせ、クラリスはある男にたどり着きました。男の家であるものを見て犯人だと確信するクラリス。

しかしあと一歩で家の奥へ逃げられてしまいます。真っ暗な部屋。どこに犯人が潜んでいるかわからない恐怖。クラリスはいくら優秀とはいってもまだ訓練生。圧倒的に経験や実戦が足りません。

引用元:U-NEXT

恐怖で震える手で銃を握りしめます。

真っ暗な中、暗視カメラでクラリスを追う犯人。徐々に近づく距離。
物音に気づいたクラリスはその刹那、躊躇なくその方向に銃を撃ちました。

1人で犯人を追い詰めようとするクラリスの緊張感が画面越しにも伝わってきて、手に汗握る展開でした。グロさはないですが、ここも心臓に悪いです!

ラストのセリフの意味とは?!

クラリスがFBI就任パーティの会場で電話に出ると、なんとレクターからの電話でした。

電話の最後に「古い友人を食事に・・・」と言い、電話は切れます。
レクターは変装をし、その目線の先にはチルトン博士が警備員に囲まれて歩いていました。

さて、自分を見下し、粗雑に扱ってきたチルトン博士を嫌っていたレクター博士。わざわざ逃亡中の身でありながら彼と食事を共にするでしょうか?それとも・・・?

そして、レクターは街中で人ごみに紛れて、やがて見えなくなってしまいました。

感想&まとめ

とにかく、初めから終わりまで、手に汗握る展開で、あっという間に終わってしまいます。

一切の共感を持てないこの男の魅力に何故か取り憑かれること間違いなしです!
最高に面白いです!!

クラリスとレクターの心の交流、奇妙な信頼。狂気に満ちた犯行。レクターの全てが何とも言い難い魅力で惹き付けられます。

サイコホラーやミステリー等好きな方は古い作品ではありますが傑作なので是非!
久しぶりに観る人もまたレクター博士の魅力にはまるかと。

たくさんのシリーズがありますが、まずはこの「羊たちの沈黙」おすすめです!

 


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