1巻ネタバレ【しまなみ誰そ彼】は、LGBTや性別ついて考えさせられる話

まんが王国より引用

今回紹介するのは、鎌谷悠希先生原作『しまなみ誰そ彼』です!
広島県、尾道を舞台に、今問題になっている“LGBT”や、性別についてを描いた作品です。

先生の繊細で巧みな絵柄を楽しめるのは勿論、色々な事を考えさせられる作品となりました。漫画はすでに完結しています。

そんな素敵な作品を皆さんに知ってもらいたいと思い、鎌谷悠希先生は前作から知っている、漫画大好きな私が1巻をネタバレしちゃいます!

 

注意
本記事はネタバレを含みますのでご注意ください。

 

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あらすじ

 

 

「たすく、お前ホモ動画観てたん?」

夏休み、2日前のある日、いつものように学校で友人と居ると、友人は突然そう言う。

その一言に、主人公“たすく”は、“死んだ”。

死んだというのは、存在が、心が、気持ちが、何もかもが死んだのだ。

たすくは独り、坂の上で絶望していた。

嘘を吐くことによって、自分を殺す主人公は、“誰かさん”と談話室に出会う

 

 

絶望していたたすくは、何か目にキラキラとしたものが映り込み、そちらを見た。

すると、人が民家の窓から身を投げ出すのが見えた。

たすくの鼓動が早まる。

誰かが身を投げたと、たすくは急いでその民家へ走る。

辿り着くとその民家の玄関には、“ごじゆうにどうぞ”と看板があった。

そっと扉を開けると人が二人、今から出かけようとしていた。

たすくは、さっきこの家から人が飛び降りたと話すが、その人達はなんのことだろうという表情をしてその場を後にする。

優雅な音楽が流れる中、さっき飛び降りたと思われる人が奥から出てきて、一言、

「飛び降りなかったか」

と言い、民家を出て行く。

民家にはもう一人いて、さっきの人は“誰かさん”と呼ばれていて、ここは、談話室らしい。

たすくは、“誰かさん”の後を追いかけた。

“誰かさん”は先程のたすくの事を見ていて、死ぬのかと思ったが、君は死にそうにないと言われる。

たすくは、学校でホモ動画を見ていた事を散々からかわれた事、皆の前で、皆に会わせて、一緒にホモの事を馬鹿にした事を思い出す。

死んだらよかったのかと問いただしても、“誰かさん”は応えてくれず、“誰かさん”は坂の上でアイスを買い、こう言った。

「なんでも話して。聞かないけど。」

たすくは話した。誰にも言えない秘密がある事、自分が一番傷つく言葉を使ってまで、その秘密を守ろうとした事、秘密を守ろうとした事がばれてないか、ばれているか明日確かめにいかなければいけない事…

“誰かさん”は、明日談話室に来れば誰かに話を聞いてもらえるのではと言う。

そこには、ゲイの人達も来ていると言った。

“誰かさん”はアイスのあたりの棒をたすくに渡すと、その場をさるのだった。

たすくは次の日、学校へ行き、教室に入る。

しかし、デリカシーのない友人からのホモ呼ばわりで、たすくの心臓は凍る。

皆がガヤガヤとしていると、たすくは思わず、

「もうやめろ‼︎」

と、大声を出す。すると、教室の時は止まり、たすくはその場を逃げ出すのだった。

たすくは、気付けば談話室にいたが、まるで体が凍っているような気がした。

“誰かさん”はもうすぐで戻ると言われ、待っている間、談話室にいる男性の事を見て、ある一言を思い出す。

『ゲイの人達とかも来てるしね。』

自分が教室のやつらと同じ思考をしているようで、自分に嫌気が差す。

“誰かさん”が戻ってくると、“誰かさん”の部屋に呼ばれ、なんでも話して、聞かないけどと、また言われる。

そして、たすくはこう告白した。

「僕は多分、ゲイなんですけど。」

そうすると、心のうちに溜まっていたものが、涙となって溢れ出し、言葉が止まらなくなる。

この苦悩を“誰かさん”に受け止めて欲しいと縋ったが、“誰かさん”は言葉通り、聞かないのだった。

フラフラになった、タスクを談話室の人は優しく接した。
たすくが座るためのソファーに案内され、チャイコフスキーの交響曲第1番『冬の日の幻想』第1楽章をかけてもらった。

“誰かさん”はとてもミステリアスですね、でもそういう所が、何か打ち明けたくなる気持ちにさせるのかもしれませんね。

たすくが“誰かさん”に縋る場面のたすくの必死な表情や、答えてもらえなかった時の空白の描き方、談話室の柔らかさの絵柄が印象的でした。

 

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主人公はレズビアンの女性と出会い、苦悩や、パートナーを持つという事がどういう事かを知る

 

 

たすくは次の日、からかってきた友人に謝罪され、あまりホモだとか言わない方がいいと釘を刺す事で、なんとかその場を凌いでいける様になる。

談話室に再び来たたすくは、尾道空き家再生事業NPO『猫集会』のスタッフの一人、“大地春子”に誘われて、事業を手伝うことになった。

そこへ、春子の事を呼ぶ、“早輝”(さき)という女性が来て、たすくは妹さんですかと尋ねると、

「ううん、妻。」

と、春子は答えた。

たすくはその事に驚き、私みたいなの初めて?と聞かれると、

「いいなって」

と答えるのだった。

後日、たすくは春子に今の暮らしを色々と聞く。
たすくは、奥さんと一緒に住んでいるのかと聞くと、春子は、早輝がビアンだと言う事は、あまり他の人には話さないでと言った。

春子は、たすくに自分の過去を話した。

早輝との出会い、誰かさんとの出会い、ビアンをカムアウトして親も自分もボロボロになった事…。

最終的には結婚式を挙げられたらと思っている事を。

そこへ早輝がやってきて、私は今のままでもいいと言う。
親や親戚にまで理解されなくても良いと。

そして、早輝はたすくにこう言う、

「そういうの、君だってわかるよね?君もゲイなら。」

たすくは突然の事に、また自分に嘘をつき、殺そうとするが、“誰かさん”に、

「また死ぬつもり?」

と言われ、発言を思いとどまるのだった。

どうしても自分の気持ちに正直になれないたすく。
彼は自分に嘘を吐かない様になれるのでしょうか…。

たすくが、春子と早輝のやり取りを見て、自分もこうなりたいという表現があり、凄い憧れてるんだろうなというのが伝わってきます!

主人公は、勇気を持って自分の心に正直になり、ある事を告白する

 

 

後日、たすくは“誰かさん”を探しに坂の上まで来ると、春子に八朔ソフトを食べようと言われる。

春子と早輝の喧嘩の仲直りはいつも此処で、八朔ソフトを食べながらするらしい。

早輝はたすくに、先日の事を謝罪し、自分が同性愛者な事を、親族に話さなければいけないと思っている事を話す。

そして、早輝はこう言った。

「いいなあ…とは思っとるんよ?私も、結婚式挙げるの。」

と二人は仲直りする。

それを見てたすくは、自分も好きな人と一緒に暮らしたいという気持ちが溢れ出すのだった。

春子は、今取り掛かってる物件を何にするか、たすくに決めて欲しいと言う。

後日、たすくはその物件に顔を出し、解体を自分でやりたいと言う。

バールを持つと、それはとても重く感じた。

春子は、釘抜きを差し出し、まずは釘一本、板一枚ずつ壊していけばいいと言う。

釘を抜いて、その穴を覗くと、“誰かさん”ともう一人、想いを寄せている男性が見えた。

「僕、好きな男の人が居るんです。好きな男の人が居ます。」

涙を流しながら、たすくはそう告白するのだった。

たすくの泣く表情に、本当に苦しかったんだなと、打ち明けられてよかったなと、心から思えました!

春子と早輝が仲直りするシーンが温かく描かれて、印象的でした。

まとめ

 

繊細すぎる問題を抱えるたすく、とても生きづらかったんだろうなと思いました。
でも最終的には、春子達に告白するまで心を開くことが出来ました、良かった…。
春子と早輝に、たすくが出会えてよかったなあと心から思いました。

そして“誰かさん”とは一体何者なのでしょう…私の考察では、彼女も同性愛者なのかな、とも思えます。
この先で“誰かさん”が何者かも分かるのでしょうか?気になりますね!

この漫画は、繊細な内容が魅力的ですが、それに引けを取らずに、鎌谷先生の画力が凄すぎます!とても言葉では語りきれず、一気に目を惹かれます!

内容が気になった方は、是非漫画を読んでみてくださいね!

 

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