【ネタバレ有】三国志初心者にもおすすめ!映画『レッドクリフ』の魅力

引用元:U-NEXT

いつの時代でもゲームや書籍などで取り上げられる「三国志」。

「魅力的だけど歴史は苦手…」「中国の歴史ってむずかしそう…」

そんな初心者の方でも三国志の魅力がすぐに分かるのが、映画『レッドクリフ』です。

金城武・中村獅童といった有名な日本人俳優もメインキャストとして活躍し話題になりました。

三国志の中でもいちばんの見どころとなる「赤壁の戦い」の始まりから終わりを、2作にわたって躍動的にまとめた作品の魅力・原作からの考察をまとめましてみました!

レッドクリフ
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注意

★以下、映画本作のネタバレを含みます。ご注意ください★

 

あらすじ~三国志と赤壁の戦い~

引用元:Wikipedia

「三国志」とは

そもそも本作の題材とされている「三国志」とは何でしょう?

三国志とは、漢王朝の衰退から晋の天下統一まで(184~280年)を指す三国時代の出来事をまとめた歴史書です。

229年までには、とそれぞれに皇帝を立てるの三国が成立し、戦いは激化したと記されています。

この史書を基に、様々な説話や逸話を加えて書かれた「三国志演義」というものもあります。こちらの方が武将たちの活躍にスポットを当てたドラマチックな作品になっています。

『レッドクリフ』をはじめ三国志を題材にした今日の作品の多くは、後者を参考にしています。

「赤壁の戦い」とは

三国志の中でも最も有名で、本作の題材となっている「赤壁の戦い」とは、どんな戦いなのでしょう?

「赤壁の戦い」が起こったのは、後漢末期の208年。戦いは中国を横断する長江中流で起こりました。

当時、圧倒的な力で勢力拡大を進めていた曹操(そうそう)の軍が長江より北から攻め、南に位置する赤壁を拠点とする呉と蜀が連合軍となり迎え撃ちました。

朝廷をも支配する曹操軍の兵は80万、対する呉蜀連合軍の兵はたったの5万…。

完全に不利な状態にありながらも、勝利したの蜀と呉でした!

大きな勝因は、蜀の名軍師・諸葛孔明(しょかつこうめい)と呉の名将・周瑜(しゅうゆ)による巧みな軍略でした。

『レッドクリフ』ではその名軍略をリアルに再現することで、戦いの流れが変わっていく様子をより分かりやすく見ることが出来ます。

登場人物

引用元:TSUTAYA『レッドクリフ Part.1』

諸葛孔明(しょかつこうめい/金城武)

蜀に仕える天才軍師。

一国による中華統一ではなく、魏・呉・蜀による三国県立(天下三分の計)をめざし、呉蜀の連合作戦で呉に勢いをつけ、曹操の勢いを抑えることを目論みます。

政治・軍事だけでなく、天文学や易学などさまざまな分野において広い知識を持ち、本作では軍略だけでなく武器開発の才も披露しています。

周瑜(しゅうゆ/トニー・レオン)

呉の大都督(最高司令官)。孫権の兄と深い親交があり、若くして君主となった孫権を傍で支えます。

武術だけでなく知略にも長けていることから三国志では諸葛孔明のライバルとして描かれますが、本作では、二人が同等の才能を持つ良き友として描かれています。

作中では、愛妻家で主君に忠実なだけでなく、身分の低い者にも心を傷める優しさなど多くの視点で彼の魅力が描かれています。

孫権(そんけん/チャン・チェン)

呉の初代皇帝になる男。早くに父・兄を亡くし、19歳で家督を継ぎます。若さゆえに離れていった家臣たちも多く、家督相続直後は6あった領土のうち5つから反旗を翻されるなど数々の苦難に見舞われます。

そのため君主としての自信を失い、曹操に攻め込まれた当初は保身的な年配の家臣たちに従い降伏するつもりでいました。

ところが、彼の秘められた人を見る目の良さ・指揮力を見抜く孔明や周瑜たちに抗戦するよう説得・鼓舞され、同盟を組む決意に至ります。Part.1で、趣味であった狩りを用いて描かれる迷いを断ち切るシーンは見どころの一つです!

曹操(そうそう/チャン・フォンイー)

文武両道の才を持つ魏の武将。赤壁の戦いでは敗退しますが、生涯では勝利の功績が多く、その圧倒的強さと残忍な戦略から三国志では常に大敵として描かれています。

本作の時点では勢力拡大の絶頂期にあり、漢王朝丞相(じょうしょう/君主補佐で最高の官位)の座に着き、幼い皇帝を操り天下統一に大手を掛けていました。

政治・軍事だけでなく文化にも明るい一面があり、本作でもお茶への強いこだわりや周瑜の妻・小喬の美しさを絵にして愛でるといった場面が出てきます。

劉備(りゅうび/ヨウ・ヨン)

後に蜀漢の皇帝となる武将。性格は謙虚で物静かな人物です。Part.2では後に正室となる孫尚香(そんしょうこう)に言い負かされてしまうシーンも…。

幼少期に貧しい思いをしていたため、軍をまとめる立場でありながら戦がない時は鞋(わらじ)を編んでいる姿も印象的です。

平民や部下にも分け隔てなく接するので、強敵から逃げ延びる苦しい状況下でも多くの兵や住民に慕われています。

関羽(かんう/バーサンジャブ)

劉備と命運を共にすることを誓った義兄弟(次兄)に当たる蜀の武将。見事な長髭が特徴的。

単身で敵の大群に乗り込み、敵将・曹操を目前にしても物怖じしないという曹操も惹かれるほどの強さの持ち主です。

学問にも明るく、難民の子供たちに学を教えるシーンも出てきます。

張飛(ちょうひ/ザン・ジンシェン)

劉備の義兄弟(弟)に当たる蜀の武将。庶民上がりのためか、考えるより行動に出るのが早い性格です。

外見は原作に忠実で、素手で武器を持った大群に突っ込んだりコメディーすれすれの常人離れした強さを持っています。

大声で相手を威嚇する粗暴さがありますが、達筆を披露する意外な一面もあります。

趙雲(ちょううん/フー・ジュン)

蜀の武将。忠誠心が厚く、容姿・武力ともに優れていたとされ、三国志内で人気のある武将の一人です。

危機を救った周瑜への恩は忘れない義理堅さもあります。

Part.1に描かれている長坂の戦い(曹操による劉備軍侵略)で敵兵から単身で劉備の妻子を救い出す雄姿は、ハイライトの一つです。

甘興(かんこう/中村獅童)

呉の将軍。史実上の人物をモチーフにした本作オリジナルキャラクターです。

海賊としての知略を活かし、呉の要となる水軍を束ねます。自他共に厳しく封建的部分がありますが、仁に厚い人物です。

小喬(しょうきょう/リン・チーリン)

周瑜の妻。慈悲深い性格で、戦に出る周瑜の無事を祈るだけでなく、Part.2では疫病で苦しむ連合軍の陣営に自ら赴き救護の手助けもしています。

曹操が呉を侵攻したもう一つの原因になるほどの絶世の美女とされています。

孫尚香(そんしょうこう/ヴィッキー・チャオ)

孫権の妹。高貴な育ちでありながら、侍女を武装させ自らも戦場に赴く・孫権の狩りに同行する・単身で敵陣に潜り込むなど男勝りな性格で、周瑜と共に孫権を支えます。

のちに劉備の正室の一人となります。

 


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みどころ

 

引用元:IMDb.com

規模アクションで描く!迫力の陣形・『八卦の陣』

戦争モノということで、もちろん外せないのがアクションシーン!

Part.1の見どころは、連合軍が曹操軍を打ち返した八卦(はっけ)の陣です。

迷路のような亀の甲羅の模様を模して組まれた陣形の中に敵を誘い込み、巧妙に陣形を変えることで敵を確実に潰すという軍略です。

文字で見てもなかなか想像しづらいかと思いますが、一度見ると歴史・戦争に詳しくなくても息を飲むこと間違いなしです!

大規模な陣形の再現だけでなく、歩兵・騎馬兵など標的に合わせてさまざまな打ち方を見せているので、当時の戦をリアルに感じることが出来ます。

Part.2ではいよいよ戦いの醍醐味となる水上戦が描かれます。

「赤壁の戦い」の水上戦といえば、火計(かけい/火を灯した武器の投げ込みによる火責め)。夜闇の中で曹操軍の大きな船を包む炎はは、自然の力をも味方につけた連合軍の勢いそのものです。

クライマックスとなる曹操陣営での接近戦は、ワイヤーによるアクションや左右対称で展開される殺陣によって、Part.1よりダイナミックに演出されています。セリフなどの心理描写も相まって、まさに物語の最後を飾るにふさわしいシーンになっています。

リアルに再現された時代を変えた戦いに、最後まで目が離せません!

また、それぞれの戦いの中には必ず武将一人一人の殺陣シーンがありますので、どの武将ファンの人も満足して見ることができます!

圧巻!名武将たちが魅せる知略合戦

80万対5万の兵力の差を覆した「赤壁の戦い」は、正に知略に長けた武将たちの頭脳戦です。

意表を突く軍略や知恵がたくさん出てきますが、代表的なものをまとめてみました。映像で見るとそのすごさがより分かりますので、ぜひチェックしてみてください!

八卦の陣(はっけのじん)

長江の南北の川岸にそれぞれ本陣をおいた曹操と呉蜀連合軍。先手を打って出たのは大軍を抱える曹操軍でした。

曹操軍は大勢の兵を乗せた船を出し、真正面から呉蜀の陣営を真正面から攻めます。ところがこれは連合軍を陥れるための囮(おとり)でした。

陸上戦ばかりを経験していた曹操軍にとっての水上戦はあまりに不利。そこで曹操は連合軍の気を水上に引き付け、背後から別動隊による奇襲をかけたのです。

しかし孔明・周瑜はそれを読み、小規模の別動隊に向けて多くの兵を放ちました。そして孔明たちが別動隊を確実に打ち倒すために仕掛けたのが、迷路のような入り組んだ布陣に敵を誘い込む八卦の陣です。

本作では実際にその大規模な陣形を組み、その中でどのように敵兵が攻撃されるのかがさまざまな角度から分かりやすく描かれています。

草船借箭の計(そうせんしゃくせんのけい)と埋伏の毒(まいふくのどく)

戦いの火ぶたが落とされると、曹操軍では疫病が流行り多くの兵が命を落とします。曹操はその死体を川に流し、対岸の連合軍陣営にも疫病を伝播させました。

これによって二万しか兵を持たない劉備軍(蜀軍)は、孔明を赤壁に残し、いち早く撤退してしまいます。連合軍決別によって人員だけでなく武器や食糧も失ってしまった呉軍は、早急に戦いの決着をつける必要があります。

そこで、周瑜は孔明に三日で10万本の矢を調達する任務を、孔明は周瑜に敵水軍の指揮官である蔡瑁(さいぼう)・張允(ちょういん)を消す任務を、それぞれに課しました。

失敗したら首を刎ねるという重い罰をつけ、二人の知略合戦が始まります!

孔明は天候を読み、濃霧が出る日に合わせて船頭だけを乗せた空の船を曹操軍に向けて何隻も出しました。

霧の中突然現れた複数の船の影に、曹操軍は合われて弓矢による猛攻撃を始めます。はっきりしない目標に無数に浴びせられる矢。

船体にまんべんなく矢が刺さる頃合いを見て、孔明は全ての船に撤退を命じます。これにより孔明は労力を要することなく10万本の矢を手に入れました。(草船借箭の計)

一方、周瑜の元には曹操軍に所属する旧友・蒋幹(しょうかん)が訪れます。

蒋幹は曹操から敵地視察のために送り込まれた刺客だったのですが、周瑜はこのスパイを上手く利用し、偽の内情と蔡瑁と張允が呉軍へ降伏する意を記した偽の手紙を持たせます。

その手紙を見た曹操は怒りのままに蔡瑁・張允の首を刎ねてしまいました。(埋伏の毒※原作と相違あり

日本人の心にも響く!ラブあり、コメディーあり、胸アツストーリー

本作Part.1キャッチコピーは、「信じる心、残っているか」。その言葉が示す通り、この作品では戦を通して様々な人の思いが描かれています。

国籍を超え実力派俳優たちが熱演した人物たちのあつい思いは、世界中の人々の心を打ちました。

小規模の軍勢でも心を一つにすれば大敵に打ち勝てると団結する連合軍。それぞれの国や配下・仲間など守るべきもののために戦う武将たち。

また、女性陣を取り巻く恋愛事情もストーリーの展開に密接に関わっているので目が離せません。

曹操の小喬への執着から戦は激化していきます。尚香は敵軍に潜り込んだ際に、馴れ合ってはいけない敵兵に心を許していきます。

それぞれの結末が物語をどう左右していくのか、ぜひ注目してみてください!

そして、本作は戯曲『三国志演義』のフィクション要素をとても効果的に解釈しているように感じます。

誇張した人物像、Part.2で描かれる尚香と敵兵の親交といったオリジナルシーンやオリジナルキャラクターが、絶妙な加減で採用されているので作品の世界観が見事に統一されています。

張飛・魯粛(ろしゅく/呉の文官)といったの視聴者目線のリアクションをする人物がいることも、物語の世界に引き込まれるポイントの一つです。

キャラクターと一緒になって驚いたり、クスッと笑ってしまうこと間違いなしです!

感想

 

引用元:映画.com

恥ずかしながら、私は三国志のことを全く知らずに『レッドクリフ』を見ました…。そんな私ですが、一回見ただけでこの作品の虜になり、Part.2が公開になったときには劇場に足を運びました。

それでも原作の三国志に興味を持つようになったのはだいぶ後で、作中の印象的なシーン・お気に入りのシーンが多すぎて、繰り返しPart.1とPart.2を見ていました。

後から実際の赤壁の戦いや三国志のことを調べ、映画にあったほとんどの事象が史実通りで驚きました。

教科書や資料で見る文字だけの戦の中にある武器にどれくらいの威力があるのか、歴史を動かすためにどれくらいの犠牲が出るのか…それに気づいてからまた映画の感じ方が変わりました。

これが三国志が、『レッドクリフ』が、多くの人を虜にする魅力なんだと思っています。

まとめ

 

引用元:IMDb.com

二作にわたる歴史超大作『レッドクリフ』はまさに実写版・三国志演義でした!

むずかしい歴史書に図解が付くと理解しやすくなるように、大規模な戦のシーン原作に忠実な人物描写で、三国志を知らない人でも分かりやすく・楽しめるようになっています。

また、当時の戦における環境のリアルな描写にもこだわってるので、時代を超えて多くの人の生命が脅かされる戦争の恐ろしさや命の重みを感じることができます。

歴史、アクション、ヒューマン、ラブ、コメディー…さまざまな観点でぜひ一度『レッドクリフ』をお楽しみください!

 


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