【ネタバレ】「メイドインアビス」10巻までの感想!命を賭して深淵に挑め!人々を惹きつける穴の秘密とは?

今回は少女漫画も少年漫画も幅広く読む私が大好きな漫画をご紹介いたします!

引用元:作者Twitterより

漫画『メイドインアビス』は、つくしあきひと先生によってWEBコミックガンマにて連載中の作品です。また、本作は既にアニメ化や映画化もされており、ファンがすでに多い人気作品だと思います。
本記事ではそんな『メイドインアビス』の世界観の魅力を、個人の意見を交えつつたっぷりお伝えいたします。

注意
以下は10巻までのネタバレ記事です。ネタバレが嫌な方は見ないで下さい。
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『メイドインアビス』あらすじとネタバレ

引用元:まんが王国

『メイドインアビス』は、世界にあいた巨大な大穴(アビス)へ、少女リコと記憶をなくした奈落の至宝(オーバード)のレグが、アビスの底を目指し旅をする物語です。

物語は、リコがアビスの淵で倒れていたレグを見つけるところから始まります。
リコの母親は「白笛」と呼ばれる英雄でした。ある日、母親に憧れ探窟家を目指していたリコは、幼いころにアビスへ降りたきり戻っていなかった母親からの手紙を受け取ります。そのことをきっかけに、リコは母親を探す旅へ、レグは自らのルーツを探しに、奈落の底を目指すことになります。

行ったら最後、帰ってくることが出来ない場所であるアビス。
『メイドインアビス』は、未知なる世界が広がる奈落の底を目指し、アビスへの憧れに魅せられた人々と出会いながら旅をする少年少女を描く冒険譚です。

要登場人物

では初めに、魅力的な登場人物を紹介いたします。

リコ

引用元:コミックガンマ公式サイト

本作の主人公。絶界行(ラストダイブ)した白笛を母親に持つ、ベルチェロ孤児院に住む少女。アビスに憧れを抱き、レグと出会ったことや母親からと思われる手紙を受け取ったことでアビスの底を目指す旅にでました。好奇心旺盛でアビス関連の事であれば何にでも意欲的に吸収し、決して諦めない強い性格です。

レグ

引用元:コミックガンマ公式サイト

奈落の至宝(オーバード)の男の子。記憶をなくした状態でリコにアビスの入り口付近で発見されました。電気でもご飯でも動力源とすることが出来ます。また、身体も刃も通さないくらいの強度があります。腕が伸び、火葬砲(インシニレーター)と呼ばれる砲撃を打つことが出来ます。相手を思いやって泣くことが出来る優しい心を持っています。

ナナチ

引用元:まんが王国

深界四層で出会った成れ果てで、ふわふわなウサギのような見た目をしています。アビス内で生きるための知識を多く持っており、リコやレグと一緒に旅にでます。リコと同じくアビスの底に憧れを持っています。

プルシュカ

引用元:まんが王国

深界五層で出会った女の子。ボンボルドの娘。お父さんのことが大好き。明るい性格でリコやレグと友達になります。

ファプタ

引用元:まんが王国

深界六層で出会った成れ果ての姫。過去にレグと出会っており、レグになついています。

アビス(大穴)について

引用元:まんが王国

本作のメインの舞台であるアビス。
アビスとは南海ベオルスカの孤島にある巨大な縦穴の事です。
直径約1000メートル。何層にも分かれる巨大な穴の深度は未だ解明されていません。リコたちは、大穴に挑む冒険者たちの作った街オースの住人です。不可思議に満ちたアビスは一攫千金を狙う冒険者たちを惹きつける魅力があふれている場所なのです。

作中ではリコを始め、多くの人がアビスの魅力に惹かれ探窟家を目指しています。
そこでここではまだまだ謎が多い、アビスとはどのようなものなのか私の考えも交えつつ、お伝えしていこうと思います!

アビスの階層

現在作中で多くの人に知られているアビスの階層は深界7層までになります。

深界一層アビスの淵 0m~1,350m
深界二層誘いの森 1,350m~2,600m
深界三層大断層 2,600m~7,000m
深界四層巨人の盃 7,000m~12,000m
深界五層なきがらの海 12,000m~13,000m
深界六層還らずの都 13,000m~15,500m
深界七層最果ての渦 15,500m~???m

ひたすら地下に潜っていく本作ですが、本来だったら人間が生身で到達できない深度を進んでいきます。
それが可能なのも、アビスの謎の一つであり、不可思議な魅力だといえます。

アビスの不思議な生き物

引用元:まんが王国

アビスにはアビス独自の不思議な生き物が多く生息しています。地球の深海と同じように深く潜れば潜るほど、未知で異形な生き物が多い世界です。ただ、そこもファンタジーな世界観を加速させる作品の魅力の一つだと思います。

そこでここでは、リコやレグの冒険中にであう様々な生き物の中でも、私が注目していただきたい好きな生き物を紹介したいと思います。

・ナキカバネ
獲物が助けを呼ぶ声を真似し、自分のコロニーに誘い込む鳥のような生物。
深界二層でリコとレグが出会います。探窟家の死体の前で「助けて…」と人の言葉を話してリコとレグを誘い込もうとしました。

ここで、この作品は死の危険と隣り合わせの作品なのだと読者に気付かせてくれていると思っています。
また、そのナキカバネを倒しその肉を食すシーンは、オースに住む人々のアビスと共に生きる食物連鎖の考え方を知ることが出来ます。

探窟家やならず者を食べた生き物を食べて、別の人々の血肉となる。アビスの日々の営みの一つを知ることが出来るシーンであり生物だと思います。

・ネリタンタン
深界三層に生息するハムスターとモモンガが混ざったような生き物です。
美味らしく、作中では美味しく食べられています。
見た目はとてもかわいいです。個人的に一匹欲しいです。

・タマウガチ
深界四層で出会ったハリネズミのような見た目の生き物。針には毒があり、多くの探窟家が殺されている危険な生物です。未来余地が出来る力を持っています。

作中ではリコが刺されてしまい冒険の行く手を防ぐ危険な敵の一匹という形で出てきます。ここでは未来余地が出来る仕組みと絡め、アビス独自の様々な不思議な現象の原因である『力場』の存在が出てきます。『力場』に関してはこの後記載します。

・リュウサザイ
深界六層に住むキリンのような見た目で硬い装甲に覆われた危険な生物。
成れ果て村を壊滅に導いた原生生物の一匹。個人的に作中で一番キャラクターデザインが好きです。見た目がとても格好よく、強敵として出てきます。

アビスの呪い

アビスは各階層で『アビスの呪い』と呼ばれる上昇することで身体に影響を与える負荷が出てきます。

深界一層から地上を目指す:軽いめまいと吐き気
深界二層から深界一層を目指す:重い吐き気、頭痛、末端のしびれ
深界三層から深界二層を目指す:平衡感覚の異常、幻覚や幻聴
深界四層から深界三層を目指す:全身に激痛、穴という穴から流血
深界五層から深界四層を目指す:全感覚の喪失、意識混濁、自傷行為
深界六層から深界五層を目指す:人間性の喪失もしくは死に至る
深界七層から戻る:確実な死

これらの原因は『力場』の存在が原因です。
力場とはアビスの空間を漂うもので、それにより地上の光を深界まで届けています。ただ一方で、上昇する際に上記の呪いを引き起こす原因でもあります。

この力場は生き物の動きはもちろん、生き物の意思にも影響され揺れ動きます。それを読むことで深界四層のタマウガチは未来を読むことが出来ています。

私たちの世界で言う登山の際に高山病になるみたいな感じなのでしょうか。この過酷な影響があることが分かっている中でも、挑む探窟家たちはすごいと感じます。ただ、六層以下は行ったら最後で少しでも上昇すると死んでしまう世界です。憧れで人々に命を掛けさせるのは、一種のアビスの呪いなのではないかなと感じます。

命を吸う…?不気味なアビスの歴史

深界一層のアビスの淵には、2000年前のものと思われる人間のガイコツが多く見つかっている描写があります。祈りのような体勢で見つかることから「お祈りガイコツ」と作中で呼ばれています。

しかし、その更に下の遺跡には4000年前の遺骨。その更に下に6000年前の遺骨が発見されました。2000年周期で何かしらの要因があり、人間の死体が多く出ています。

そして現在。ちょうどリコたちがいる時代が2000年の周期に当たるのですが、地上ではちょうど誕生日にその人が亡くなるという病が流行り始めていました。

リコのいた孤児院の一人もその病に倒れました。しかし、治療のため島を離れたことで病が完治します。

そこで私は、アビスには2000年周期で人を死に至らしめる呪いが発動しており、周囲にいる人の命を吸っているのではと考えています。
アビスの穴があるベオルスカの孤島が見つかったのが1900年前と明記されており、リコたちの歴史が始まっています。ということは、それまでに住んでいた人は、語り継がれることなく滅んだ可能性があるのかなと思っています。

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人間の「成れ果て」ナナチとは…?

引用元:まんが王国

リコとレグが旅を続ける途中で出会ったナナチ。ふわふわでウサギのような見た目から、読者の中でもファンが多いキャラクターです。性別が分からないことも人気の要因の一つになっています。

ナナチは元々人間で、ボンボルドという白笛の一人によってアビスの中に連れてこられた子供でした。
しかしその理由は、深海六層から深界五層に上昇する際に発生する、アビスの呪いの実験をするための実験体だったのです。

深界五層以下は行ったら最後の世界。そこで生き残るための方法を研究する中で、ボンボルドは誰かへ自身に振りかかる呪いを押し付けるという機械を作りました。不本意にもナナチは、ミーティというナナチの大切な人の命を犠牲に、今の成れ果ての身体を手に入れています。

ここで、アビスには人々が憧れを達成するために繰り返されてきた狂気的な歴史があるという事が分かります。

グロ注意!?プルシュカと白笛の秘密

引用元:まんが王国

リコの母親やボンボルドのように作中では白笛という存在が出てきます。白笛と呼ばれる者たちは文字通り、『白笛』を所持しており、探窟家の憧れの存在になっています。深界六層以下に潜る場合、必ず必須になる『白笛』。ここでは、リコが手にすることになる白笛の秘密について書いていきます。

ナナチの過去を知ったリコやレグたちは、深界五層にいるボンボルドの元を訪れます。そこで出会ったのがプルシュカ。ボンボルドの娘と呼ばれている少女です。

深界五層の上昇負荷は通常子供では耐えることが出来ません。そのため、登場した時はプルシュカのような子供がアビスの奥底に生活していることが異様な感じがしました。しかも彼女は、父親であるボンボルドを愛しており、ナナチの過去で人体実験を行ったような非道な人物ではないのでは?と一瞬思わされます。

けれど、やはりボンボルドはプルシュカに呪いを押し付けるために育てていただけでした。プルシュカは生きるために必要な内臓だけ残しバラバラにされ、カートリッジと呼ばれる入れ物に詰められてしまいます。

プルシュカはそれまでにリコたちと出会い、一緒に旅をしたいという希望を抱いていました。その希望からプルシュカの身体から『命の響く石(ユアワース)』が摘出されます。

『命の響く石(ユアワース)』は白笛の元。これを加工し笛としたものが白笛でした。
だから、本作の英雄である白笛になるためには、誰かの犠牲がないといけないのです。

決して戻れない深界六層と成れ果ての姫ファプタの過去

引用元:まんが王国

深界六層以降は絶界行(ラストダイブ)と呼ばれています。それも、誰もが行ったら最後、決して戻ってくることが出来ない場所だからです。リコの母親も、過去に絶界行(ラストダイブ)していきました。

その深界六層では、記憶をなくす前のレグと過去に因縁のあったファプタと呼ばれる成れ果てと出会います。またリコたちは、成れ果て村と呼ばれる成れ果てたちが暮らす村を訪れます。

ただその成れ果て村の正体は、ファプタの母親が膨張したもので、ファプタは母親を開放するため、胎内に勝手に住み着く成れ果てたちを一掃しようとしていました。そのためリコやレグたちは、ファプタと成れ果て村のいさかいに巻き込まれていきます。

成れ果て村に住む人たちは元々リコと同じアビスの底に憧れを抱いた者たちです。
彼らもまた、過去にアビスの底を目指したいという自分たちの利己的な感情から、ファプタの母親の犠牲の上に生きていました。

最終的に成れ果て村は崩壊し、ファプタの思いは遂げられますが、これもアビスの憧れから起こってしまった悲劇と言えると思います。

「メイドインアビス」10巻までのネタバレ感想!まとめ

引用元:まんが王国

ここまで『メイドインアビス』10巻までのネタバレをお伝えして参りました!

本作は可愛い絵柄とギャップのある深い内容と世界観が魅力の作品です。誰にも憧れはあるものですが、この作品を読んでいると行き過ぎた憧れが少し怖くなります。ただ、独特な世界観からこちらもアビスを冒険いている気分になり、続きが気になって仕方ないため、彼らが抱く憧れも分かる気がします。

リコたちは今後更に未開の土地に足を踏み入れていくことになります。ファプタを中心とした大きなストーリーの区切りがついた10巻。しかしこれからもまた盛り上がっていくと思いますのでこの機会に読んでみるのはいかがでしょうか。

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