『十二支色恋草子』もいよいよ最終巻!
引用元:amazon.co.jp
十二支たちが順番に月ごとに宮司に憑くというお話の『十二支色恋草子』。
残るはあと「巳」「午」「未」「申」のみです。
第一巻、第二巻は「酉」からはじまり「辰」まででした。
様々な騒動とともに巻き起こる宮司正隆と猫憑きの胡太郎の恋物語。
さて今回第三巻はいよいよ最終巻!!
幼少期の正隆の謎や、胡太郎の猛反対がある花嫁行列について。
こちらはどうなっていくのでしょうか?!
十二支たちが絡んで巻き起こる様々な騒動。さて今回は何が・・・?!
目次
あらすじ
9話 巳の巻
今月は巳の篝(かがり)に憑いている正隆。低体温なので温まるまでなかなか調子が出なくて大変そう 笑
しかも熱感知で動くから、たまに素早く動いて驚くそうです 笑笑
ある日山ほどのお祝いの品物とお手紙が届きました。中には猫の足跡たけで読めないものまで・・・。
コマ宛かと思い読んでもらったが、全く心当たりもなく見たこともない足跡のようでした。
しばらくして正隆も動き始めたのですが、他の人たちの話だと体が冷えると悪夢を見せてヘビの篝(かがり)は起こすようです。それがどういうことか。体験させてあげるよとヘビの篝(かがり)。
引用元:シア&ボーイズジャム編集部@ciaheartboysjam
その夜身体をよーく温めて正隆と布団に入る胡太郎。正隆は眠りに入ったがまだ眠れない胡太郎。
そこへヘビの篝(かがり)が登場してきて「そのまま手を握っていろ。案ずるな。眠れ。人の夢に入るも道案内もオレの専売特許よ」と。
夢の中。
正隆の幼少期でした。とてもつらく悲しい幼少期。
人には見えないものが見える憑き物憑きとして隔離されました。胡太郎は慰めに行こうとしました。
しかしヘビの篝(かがり)に止められました。「傷つき欠けた心をいやすには、忘れるか埋めるしかない」と言います。
続けてヘビの篝(かがり)は「番(つがい)のお前にならできることがあるかもしれない」と。
当時正隆には猫が憑いていました。
ある日正隆は「十二支の依り代に選ばれたからいろんな神様のお力になれるんだ!そしたらみんなも一緒に・・・」といったとたん猫は怒って逃げて行ってしまいました。
翌日お休み処へ向かう正隆。ここを取り壊した跡地にちいさくていいので共に過ごしたこの花の下に祠を建ててほしいとお願いしました。
ずっと一緒にすごしてきたあの猫がここへ戻ってきても迷わないようにと・・・。
胡太郎は目が覚めました。昼間届いた足跡の手紙と花はその子からじゃないかと。
渡すだけじゃなく、直接話をつけるべきだと。
夜中に寅の喜博に頼んでその猫を探すことに。何故戌の颯助じゃないかって?何故猫の神なのにコマじゃないかって?
胡太郎は駆けるのが一番早いのは喜博だろうということでした。夜明け前には戻ってきたいようです。
さすが寅の喜博。ちゃんと見つけ出しました。
今は道祖神になっていました。
猫の言い分は判ります。コマと同じです。
ネズミの大将が憑くのもゆるせなかったそうです。猫とネズミのぶつかりあいですね。
好きにしてくださいという猫ですが、君にしかできないことがあると胡太郎。
朝目が覚めると両手に猫っ毛のぬくもりがあるのに気づく正隆。両手??
あの時の猫が正隆のもとへ戻ってきたのでした。素敵な朝の始まりです。
10話 午の巻
今月は午の雪青(ゆきお)に憑いている正隆。先日頂いたお祝いの品のお礼にと婚約披露パーティーを企画していた正隆と雪青。
乃木からの電話で事実を知った胡太郎は正隆を問いただしました。(人間は招待していないのでおそらくイノシシの楠から聞いたのだろうと推測 笑)
賑やか、華やかが苦手な胡太郎はふてくさりまくりです。祭りの嫌いな猫憑きと午の派手好きは全く気が合いません 笑
何とか仲直りをして機嫌を直したい正隆は「今日の味噌汁もおいしいですね♡」といえば「今日作ったのはコマ」
おふろにはいっているところに「背中を流しましょうか?」と近づけばご立腹のコマが爪を出して待ち構えている始末・・・。
夜にかけようとすればふとんを2枚にわけられている!!
「考えたいことあるからしばらく一緒に寝ない」と言われ、力づくで押し倒そうとするとひっぱたかれ「反省するまで口きかないからな!」とにげられてしまいました。
能天気にも練習に参加している人間に化けている動物たちは一日あれば仲直りしていると思っていたのが明らかに余計にこじれている・・・。
正隆は宴の中止をも考え始めた。そこに午の雪青に提案。
まだ人が残っているのに座敷も片づけ、掃除も食事も全部ひとりで済ませて丑の雪青と出かけたらしい。気になる胡太郎だが、今は喧嘩中。
すぐ帰ってくるだろうと思っていたが0時近くなっても戻らない正隆。その時コマが玄関でなく上から正隆の気配を感じた。
急いで扉を開け、上を見ると雪青に乗った正隆がいました。
正隆は、今まで人とのかかわりが薄く、欠落しているところがたくさんあると思うが胡太郎と離れては生きる甲斐もないと、カメのクマノ様に縁結びのご祈祷をしていただいていたようでした。
それを聞いた胡太郎は「俺たち二人の仲を勝手に一人で決めないで!」「やりたいことは相談して。」「どっか行くときは一言言って」「心配させないで。」「正隆に欠落なんてあるわけない、こんなにやさしいくせに。」と。
宴が始まりました。しかし当初のダンスパーティではありません。
胡太郎と人間に扮した猫が三味線を弾き、十二支が舞うところから始まりました。宴は順調に進み、三味線に聞き入る人、踊りあかす人、皆が心行くまで楽しみました。
正隆は胡太郎と踊れなかったことは残念だけど惚れなおしたと。知らないことが(三味線のこと)たくさんあると思ったようでした。
最後にわかったことですが、カメのクマノ様は
・縁結び
・夫婦和合
・子孫繁栄
・平たく言えば精力増強
だそうです。
だから午憑きの体力持久力と相性はよいでしょうと 笑
でも猫付きの体力では・・・笑
11話 未の巻
今月は未の小波に憑いている正隆。未の小波の毛並みの威力でお休み処ににゃんこがいっぱい♡と大感激の正隆。
もう何が目的だっていいみたいです 笑
そんな中少し熱っぽい胡太郎。休んでいてと話していたところに来客が。
知り合いのおばさんが連れてきた孫をみてほしいとのことでした。見た瞬間、人間の姿の未の小波は「よりにもよってオレの苦手なヤツ・・・」と。
お孫さんには狼が憑いているようでした。事情を聞くと、山小屋近くでおととし見かけた子じゃないかと。
捨て犬かと思いご飯をあげ、下山の時につれていこうとしたが誰も見ていないと・・・。その時は諦めたが、そこへ行くたびにいたそうです。
毛並みも綺麗だし山小屋で飼われたのだとおもっていたそうです。
そしたらこの前「じゃあ、また三か月後に来るね」といったら「あとひと月で成獣になる。三月も待てぬ。刻が来たらすぐに迎えに行く」と話しかけてきた気がしたそうです。
でも気のせいだと思っていたがちょうどひと月経った後から、狼の遠吠えがきこえるようになったそうです。おばさんには聞こえないみたいですけどね。
お孫さんに助けられて見初めてしまったようです。それに狼は番(つがい)を変えないので惚れられたらちょっと大変みたいです。
恋人もいないというので、正隆がその代わりになって諦めてもらうよう説得しようとしたら胡太郎が猛反対!というよりそのまま高熱でたおれてしまいました・・・。
匂いだけでも所有権主張されたら正隆には恋人のふりは無理そう。狼ならイヌ科だからと颯助に聞いてみたが今月は大将じゃないから無理だと。
狼は群れの長のいう事しか聞かないから、一匹狼に説得は無理だと。
結局高熱の胡太郎が力になると、発情中で匂いが強い胡太郎をつれて、お孫さんを社務所に隠して狼のところへ。
嫁をさらわれたと思っている狼は大激怒。狼が苦手な未ですが、守るためなら強くなれる!と狼に突進!!!
狼も2年待ってやっと人間の姿になれたのに・・・と。一緒にいたかっただけなんだ・・・と。
正隆の案で狼に憑いていたものは払った戒めに子犬の体格に戻ることに。子犬の体格に戻った狼はお孫さんに飼ってもらえることになりました。
よかったですね。
12話 申の巻
今月は申の蜜勝に憑いている正隆。申の蜜勝はこの気候のよい秋。
花嫁行列をした方がいいと言い出すところから始まる。
正隆はやりたい気持ちはあるが、「ふたりで行列はしないときめたのです。」と胡太郎が嫌がることは決して行わないと言い切りました。
それでも申の蜜勝は「それならそんな猫憑きを正隆の番(つがい)としては認めるわけにはいかぬ。」と。
そんな時、11話で登場した狼(黒太)を数日預かることになっていたのでお孫さんたちが連れてきた。
胡太郎は狼の黒太に誰かに取られたりしないかとか考えないかと尋ねた。狼の黒太は「・・・くだらないな!」と。
黒太は続けた。「他の奴を選ぶというなら俺が至らなかったという事だろう…」「まあ俺に敵う人間がいるわけないけどな!」
と笑っていたが胡太郎は「じゃあやっぱり俺はだめだ・・・」と。
正隆、申の蜜勝に、不安にさせているか、正隆が信用ならないのか、胡太郎を守れていないかなど質問攻めに・・・。
胡太郎は泣きながら、もしも行列なんかして、八百万の神様のどなたかにでも正隆を見初められたら、人間で男同士の自分なんか敵うわけがないと・・・。
みんなポカーンと・・・笑どこから聞いていたのかふすまもバンと開いて、十二支たちが、
俺らが憑いてるんだ!そんなことは絶対にさせない!十二支を甘く見てもらっては困る!」など味方たくさん登場 笑
正隆は胡太郎にひとつ嘘ついていたと打ちあけました。そしてとうとう行列を行うことができました。
登場人物紹介
干伊正隆
神使たちの”お休み処”の宮司。いつもはきちんとしている好青年なのに胡太郎のことになるときゃらが崩壊するイケメンがめちゃくちゃ好きです!
古万乃胡太郎
古万野神社の御祭神コマが憑いてる青年。おとなしそうな妖艶な雰囲気なのにたまにキャラが崩壊するんです!そこもまたイケメンだしかわいいところです。
コマ
猫。しっぽが二股にわかれている三毛猫の神様)
曙
酉。元はニワトリ。鳥になら何でも変化可能。
颯助
戌。いつも楽しそう。場を明るくしてくれるので困ったときは颯助頼りです。
楠
亥。実は一途で、古万野神社分家の当主乃木さん大好き。
仲能<なかよし>
子。十二支のなかで年長組の平安うまれ。おりこう。人間になったときの衣装は大将にならった服になります。
楓
丑。気は優しくて力持ち。何気にここまでで一番働いてくれています。
喜博
寅。十二支の中では若者な大正生まれ。寅に憑くときは正隆もりりしくなります。
詔<みこと>
卯。軽口だけど聞き上手。相談事はもちろん口外しませんよ。
虹悦<こうえつ>
辰。神使は皆酒好きだけど、虹悦は枠。いくらでも飲みます。
篝<かがり>
巳。内心がよみにくいかがりですが、正隆が悪夢を見てたことに責任を感じていた様子。克服して良かった。酒好き。ザル。
雪青<ゆきお>
午。お育ちよさそう系な悪気のなさで空回り。十二支の中で一番若いんです。
小波
未。やすらぎ系。モフモフがあふれてるお休み処ですが、羊毛の万能っぷり最強。
蜜勝
申。先祖代々十二支の座を継いでいる様子。まさにツンデレとなりました。素直な颯助とはケンカ仲間(犬猿の仲)。
感想
第一巻は干支はそれぞれ活躍していたように思いましたが、第二巻は干支の特性をとらえた作品になっているようでした。
第三巻は・・・干支に見合った性格のキャラクターの登場でまた違った見方ができました。1巻から3巻の全3巻。
最終巻かあと思うとちょっと寂しくなります・・・。でも面白かったですね~。
ただいま続編として「蜜月の章」というのがでております。現在4巻までです。
十二支は全部登場したし、どういう話なのか・・・楽しみですね。
まとめ
一ヶ月ごとに憑く干支が変わっていく宮司の正隆。十二支に入れなかった猫憑きの宮司の胡太郎。
今回は「巳」「午」「未」「申」が織り成す物語です。
いよいよ婚約披露パーティや花嫁行列がおこなわれます!!
それまでにおこるハプニングにもぜひ注目を!第3巻は最終巻です!
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