漫画『はじめの一歩』の心に響く名言3選と人生における活かし方

『はじめの一歩』言わずと知れた日本を代表するボクシング漫画。
連載から30年以上経過した今でも絶大な人気を誇っています。
この漫画、話の内容も面白いのですが、作中にて数々の名言を生み出しているのです。

その名言は何もボクシングに限ったものではありません。
変化の激しい現代社会において自分の背中を押してくれる力強い言葉でもあります。

今回はそんな『はじめの一歩』から生まれた名言3選と人生における活かし方について
元古本屋店長の私が解説していきたいと思います。

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<あらすじ>

引用:まんが王国

母子家庭のいじめられっ子であり、釣り船屋を親子で支えている主人公・幕之内一歩が、プロボクサー鷹村守との出会いをきっかけに鴨川ボクシングジムに入門。「強いとは何か?」という問いの答えを求め、プロボクサーとして、また人間としても成長していく過程を、周囲との交流やライバル達との戦いを通じて描いてゆく。

引用:wikipedia

 

シャイ子

なるほど。じゃあ今回の名言も主人公である一歩が生み出したの?
いや、違うんだ。今回紹介する名言は一歩を影で支えたトレーナーや一歩のボクシングパートナーが仲間を、そして自分自身を奮い立たせる為に言った言葉なんだ

サン丸

シャイ子

へ~。それって誰?
一歩のボクシングトレーナーである“鴨川源二(かもがわげんじ)”とボクシングパートナーである“青木勝(あおきまさる)”だよ

サン丸

シャイ子

知らないなあ。詳しく教えてよ!
了解!

サン丸

※以下ネタバレを含みますのでご注意ください。

<登場人物紹介>

熱きトレーナー 鴨川源二

鴨川ボクシングジム会長。
頑固一徹に根性論・精神論を説きながらも、科学的根拠に基づいたボクシング理論と的確な指導により、現役の世界ミドル級王者鷹村守や、東洋太平洋王者であった宮田一郎の父親など、数多くのボクサーを育て上げた名伯楽。

70歳をとうに過ぎてなおその秘めたセンスと実力は錆びついておらず、ジムでは毎回鷹村や一歩のハードパンチャー相手にパンチングミットを持ち、猫田とのケンカの際、仲裁に入った一歩を瞬時に征するなど、老人とは思えない機敏な動きを見せることもあり、未だ衰えを見せません。

自身の意志に忠実であるがゆえに、時に頑固になり頭に血が上りやすい。
自分と比べて気さくな面の目立つ性格の猫田がジム生に人気になった時は、笑顔を作って接しようとしたり、コミュニケーションを反省したり、浜が愛称で呼ばれることに嫉妬するなど、自身の不器用さにも思うところもあります。

影の主役とも言える存在。
今時こんな厳しいボクシングトレーナーもいないだろうなあとも思いますが、
もしいたとしたら何人もの世界チャンプを生み出すんだろうなあとも思う程、
テクニックと精神の鍛え方が超一流です。

次項目はこの鴨川トレーナーが放った珠玉の名言を2つ紹介します。

愛すべき名ファイター 青木勝(あおきまさる)

鴨川ボクシングジム所属のプロボクサー。
日本ライト級ランカー(日本ランク7位)。成績29戦19勝7敗3引き分け12KO。
鷹村守のイタズラの被害を受けることが多く、ジムの雰囲気を盛り上げるムードメーカー、および作中のコメディリリーフ的な役割を持ちます。

尊敬するボクサーは元世界Jr.ミドル級(現スーパーウェルター級)チャンピオン・輪島功一で、苦労をしても明るさを失わないところやおとぼけぶりからも実際のモデルとなっているのです。

高校在学中は親友・木村達也と共にグレて喧嘩に明け暮れていたが、出会った鷹村に2度喧嘩を吹っ掛けたものの2度とも返り討ちに遭い、その際に見せられたボクシングで見返そうと思い、鷹村と同じ鴨川ジムへ入門します。

作中ではボケ担当の面白キャラなのですが、
試合ではとてつもないガッツを見せることからそのギャップにしばしば感動させられました。

今回はこの青木が放った熱い名言を1つ紹介致します。

<名言①「成功したものは皆すべからく努力しておる」by鴨川源二>

【名言が生まれた背景】

この言葉は一歩にボクシングを始めるきっかけを与えた鷹村守が、初めて世界タイトルマッチに挑む直前の控え室、ジムの会長・鴨川源二が鷹村に贈った一言です。
想像を絶する減量の中、決して手を抜くこともなく日々、弛まぬ努力を重ねてきた鷹村。
それでも世界王者ブライアン・ホークとの戦いは7-3で不利と予想されていました。

“敗れてしまうかもしれない。歯が立たないかもしれない”

しかしその努力の積み重ねがなければ、勝利への可能性を見出すことも、リングに立つことさえも出来はしない。努力とは、大きな成功=勝利を実現する為に絶対必要な武器であると鴨川会長は語っています。

【人生への活かし方】

この名言ですが、実は全文だと「努力した者が全て報われるとは限らん。 しかし! 成功した者は皆 すべからく努力しておる」です。

この言葉を見たとき、私は前半部分である「努力した者が全て報われるとは限らん。」という言葉が非常に大事であると思いました。

人間皆誰しも夢を成し遂げるにあたって“何事にも努力が必要。努力すれば報われる。だからどんなに苦しくても努力しないといけない”と考えます。

だけど、努力だけすれば本当に夢は叶うのでしょうか?
実際はそうではないと、私は思っているのです。

努力だけではなく、タイミングであったり、その時の自分と取り巻く様々な環境などが上手く合致して初めて夢は叶うものと思っています。

これを聞くと“じゃあ努力してもタイミングが合わなければ夢は叶わないなら努力しても意味ないじゃん”と考えがちなのですが、そこで後半部分の「しかし! 成功した者は皆 すべからく努力しておる」が効いてくるのです。

つまり、努力をし続ければいつかそのタイミングは訪れる、だからこそ努力が必要なんだと説く言葉となっています。

ボクシングという過酷な世界でなくて構いません。あなたが夢を叶えたいのであれば、まずは努力するためのはじめの一歩を踏み出しませんか?

<名言②「地道な努力こそが最大の近道と知れ!」by鴨川源二>

【名言が生まれた背景】

この言葉は鴨川源二が4度目の防衛戦に挑む一歩に対して説いた名言です。

4度目の防衛戦となったチャンピオンカーニバル。
一歩はデンプシー破りを公言した島袋に苦戦しながらも勝利を収めました。
しかし、そんな一歩のもとには4通もの挑戦状が届いていました。

その中から自分で選べ、と鴨川は一歩に選択させますが、一歩は強い意志を持って”沢村竜平”を選びます。
宮田を凌ぐカウンター使いであろう沢村のビデオを観ると、反則も平然とするその姿に一歩は怒りを覚えるのです。

ミット打ちにも雑念があり、サンドバッグも同じく快音が聞こえない。
そんな一歩に「悩むだけ悩め。タイヤを引いて悩め」と古典的ではあるが、鴨川も対策を講じようとしていたのでした。

このセリフはそんな悩みの中でもがく一歩に対して鴨川が発した名セリフなのです。

【人生への活かし方】

2つ連続で“努力”をテーマにしたセリフを選んでしまってすみません。。。

このセリフは名言①同様、成功の秘訣は努力だ、という意味合いである点は共通しています。ですが、名言①は【夢に向かって進もうとする前に自分を奮い立たせる言葉】であるのに対し、この名言は【夢に向かって進む中で悩みが出てきた際に自分を奮い立たせる言葉】です。

巷には“これだけやれば負け組は脱出”や“人生一発逆転法”など様々な人生好転方法が溢れています。ですが、その方法を実践するだけで人生が良くなるなら世の中にはもっと幸せな人達で溢れているはずです。

この世には自分の夢や目標が叶えられず悩み苦しんでいる人達が沢山います。
このまま努力を続けることで夢は叶うのか、時に悩む事もあるはずです。
ですが、夢を叶えた時、最後に決め手としてあげられるものはコツコツ積み上げた“努力”ではないでしょうか。

迷ったって良いし、悩んだって良い。
でも悩みながらも努力を続ける事こそが夢を叶える為の最大の近道なんだから、
もう少し頑張ってみよう、と背中を押してくれる一言だと思います。

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<名言③「才能無ぇヤツがあきらめ良くて何が残るってんだよ!」by青木 勝>

【名言が生まれた背景】

フェザー級日本王者である一歩は、小島というボクサーからの挑戦を受けます。
小島は一歩のジムの先輩である青木と同期のボクサーです。元々ライト級にいたのですが、今回は2階級下げて一歩に挑むことになったのです。

小島は妻の出産を機に引退を決意していました。
その最後の舞台として、一歩への挑戦を選んだのです。

結果、試合は一歩の圧倒的な勝利で幕を閉じました。
試合後、小島の取材の場に青木が同席することになったのです。
引退を決めていた小島と青木とが言い合いとなってしまいます。

「プロの世界ってのは選ばれた人間だけが上に行けるんだ。
持ってねえ人間がいつまでもしがみついてりゃぶっ壊れるだけだ。
才能無えからよ、どこかでさっぱりあきらめるしかねえんだよっ!」
と小島は言います。

それは聞いた青木は次のように反論。
「コツコツ積み上げてきたからしがみつくんだよ。
積んで積んで、ようやく登ってきたのに簡単に下りられるワケねえだろっ。
才能無えヤツがあきらめ良くて、何が残るってんだよ!!」

【人生への活かし方】

作中ではギャグ要因として笑いを提供してくれる青木ですが、
実はボクシングに対する情熱は強く、簡単にボクサーとしての夢を諦めようとする同士に喝を入れる形で発したセリフです。

スポーツに限らず、どんな分野にも初めから才能がある人・ない人は存在します。
ですが、多くの場合なりたい理想の自分と今の自分との間には大きな差が存在するものです。そして才能の差に絶望し、諦めを意識してしまうものです。

後天的に身につく才能なので有れば、諦めず努力すれば必ず身に付きます。
時に大きな壁にもぶつかることもあるでしょう。
でも毎日少しずつで良いのです。コツコツ積み上げれば、いつかなりたい自分になれます。

どうしてもしんどかったら少しだけスピードを落としても良いです。
歩みをとめなければいつか夢は叶うと教えてくれるそんな一言ではないでしょうか。

<まとめ>

MEMO
名言
「成功したものは皆すべからく努力しておる」by鴨川源二

名言
「地道な努力こそが最大の近道と知れ!」by 鴨川源二

名言
「才能無ぇヤツがあきらめ良くて何が残るってんだよ!」by 青木勝

『はじめの一歩』はボクシング漫画です。
ですが、この漫画にはボクシングというスポーツを通じて人生を生き抜く為の大事な考え方が詰まっています。

もちろんストーリーも展開に満ちたとても面白い内容なのですが、
こうした名言を探し、あなたの人生をより良くする為のきっかけにしてみるのも
新しい楽しみ方だと思いますよ。

是非読んでみてください。

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