【ネタバレ】名作漫画「ハチミツとクローバー」ラストの展開とは!?人生に迷ったら読むべし!

皆さんは大切にしている漫画ってありますか?
わたしが真っ先にあげるのは「ハチミツとクローバー」です。

「ハチクロ」の略称で親しまれ、アニメ化に加え実写ドラマ、映画にもなりました。
著者・羽海野チカの繊細さ、温かさ、独自のユーモアが余すところなく発揮された代表作です。

青春真っただ中な大学生の登場人物たちの、それぞれの不器用な片思いを通じて、葛藤や成長、複雑な恋愛模様が描かれます。

恋に、進路に、人生に、悩んでいる人にぜひ読んでみてもらいたい作品です。

タイトルの「ハチミツとクローバー」からはどんな内容か想像がつきにくいと思います。
途中にもクローバーの出てくるエピソードはありますが、ラストまでタイトルの意味は分かりません。
物語はラストに向け、誰も予想しなかった衝撃の展開になっていきます。

どう終わりを迎えるのか?
タイトルの意味は?

名作漫画「はちみちつとクローバー」をご紹介します。

※この先ネタバレを含むためご注意ください。

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どんなストーリー?あらすじをおさらい!

6畳+台所3畳、フロなし、築25年、家賃3万8千円、大学まで徒歩10分。

学生が住まうアパートに暮らす竹本裕太は先輩の真山や森田をはじめ、愉快な先輩たちに囲まれながら大学生活を送っていました。

浜田山美術大学に通う彼らは、ある日教授の花本修司の部屋で先生のいとこの花本はぐみに出会います。
はぐみはとてつもない芸術の才能の持ち主でした。

引用:まんが王国

はぐみは田舎で作品を作りながら過ごしていましたが、一緒に住んでいた祖母の死をきっかけにいとこの花本先生の誘いで東京の美大へやってきました。

竹本と森田は、自分では気づいていませんでしたがはぐみに一目ぼれ。

一方、真山は花本先生に紹介してもらったバイト先のデザイン事務所の原田理花に夢中です。

理花は花本先生と学生時代からの友人ですが、共通の友人でもあった夫は、理花の運転する自動車事故で亡くなりました。
真山は心にも身体にも傷を負った理花に寄り添います。

そして真山に叶わぬ恋をする山田あゆみ。
美人でスタイルもよく性格も良いためモテますが、振られても真山をなかなかあきらめきれません。

そんなあゆみを、真山の就職先のデザイン事務所の先輩・野宮は気に入ったようで…。

登場人物たちが恋に、そして才能に悩みながらも成長していく、切なく煌めいた日々を描いた物語です。

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それぞれの青春の終わり、そして始まり

引用:まんが王国

はぐみや森田のあふれんばかりの才能、叶わない予感のする恋。

もやもやした気持ちを抱えながら卒業制作を作成していた竹本は、自分が空っぽであることを認識した衝動で、財布だけを持ち自転車をこぎだします。
自分の足を動かすことで、どこまで行けるのか…。

途中、お寺の修復師たちに出会いを経ながら、ついに日本の最果てまで自転車でたどり着きます。
何もない自分を受け入れ、東京に戻った竹本は一回り大きく成長しました。

そして竹本と同じくはぐみを好きな森田。
掴みどころがなく飄々としたイメージの森田ですが、はぐみ同様類まれない才能を持っています。

はぐみも森田に惹かれていきますが、お互いに恋には疎く、自分の気持ちになかなか気付けません。

森田は以前から時々ふらりといなくなっては大金をにぎりしめて戻ってくるということを繰り返していました。
実は兄と一緒に、部下の裏切りで乗っ取られた父親の会社を取り戻す計画を進めており、その準備のためでした。

はぐみとの微妙な距離を抱えたまま、計画のためアメリカへ旅立ちます。

亡き父は復讐を望んでいなかったこともあり、虚しさを感じつつも復讐に執着する兄に協力し、ついに会社を取り戻すのでした。

大学を卒業し藤原デザイン事務所で働いていた真山は事務所の分裂を気に、理花の事務所へ戻ります。
真山を傷つけたくないと距離を置いていた理花でしたが、真山は理花の手を放しませんでした。

そしてついに、理花を支えることを許されます。

真山と理花が上手くいくと、せつなくなるのはあゆみ。

あゆみが作る陶芸作品が気に入られ、藤原デザインと仕事をしていくうちに、理花にも気に入られ、一緒に仕事をすることになります。

自分の気持ちの決着をつけるためにと、真山と理花の関係が少しずつ変わっていくのを、近くで見ることを選びましたが、涙を堪える日々です。

そんなあゆみを真山の事務所の先輩である野宮は本気で好きになっていきます。
最初はちょっと面白そう…くらいだったかもしれませんが、真山を忘れられないあゆみに、それでも一緒にいよう、と手を差し出すのでした。

旅立ち、そしてタイトルの意味

はぐみも大学4年生、最後の大学祭の季節を迎えます。

学生たちが慌ただしく準備を進める中、強風にあおられたガラスパネルが通りがかったはぐみの上に…。

まさかまさかの展開!
え?ほんとに…?と思いドキドキしまくまりますが、残酷にもはぐみは大けがを負います。

命はとりとめたものの、頭を10針、右手を13針縫うことになりました。
利き手の右腕は神経が切れ、触るものがタオルか紙やすりかも分からないほど感覚がまったくない状態。

描くことが人生であるはぐみは激痛に耐え、描くことができなくなる不安とも戦いながらリハビリを続けます。

家族として兄のようにはぐみを大切にしていた花本先生でしたが、その想いが恋であることを認め、はぐみのそばで支えることを決意し大学を辞めるのでした。

自分にとって何が大切なのか。
はぐみにとって、絵を描くことが生きることのすべての理由です。

恋愛という意味では、はぐみの好きな相手は森田だったのだと思います。
しかし、芸術家として生きていくことを選んだはぐみは、花本先生にそばにいて欲しいと望みました。

「修ちゃんの人生をください。返せるかはわからないけど…」というはぐみに「返さなくてもいい」と返事を返し、2人で歩む道を進むことになるのでした。

竹本は卒業後、自転車の旅で知り合った縁から修復師になるため、盛岡へ向かうことになっていました。

一瞬、その道を捨ててはぐみのそばにいることも考えますが、それでは後ではぐみの重荷になってしまう…と自分の道を進むことを決めます。

そして出発の日。

出発寸前に新幹線のホームに現れたはぐみに渡された包みに入っていたのは、たくさん重ねられたサンドイッチでした。

なんのサンドイッチだろう…とパンをめくると、そこにはハチミツと四葉のクローバーが一段ごとにはさまっていたのでした。

クローバーが作中に関わってきたエピソードは途中にもありました。

花本先生がモンゴルへ旅立つときに、先生にあげたいとみんなで探したのですが、その時は結局見つけられませんでした。

しかし、それ以外は特にエピソードがあるわけではありません。
ハチミツもラスト以外はエピソードとして登場しません。

それなのにタイトルを「ハチミツとクローバー」としたのはなぜだったのでしょうか。

甘い「ハチミツ」と幸運を呼ぶ「クローバー」は、著者にとって幸せの象徴だったのかもしれません。
そして、四葉のクローバーは探さないと出会えません。
幸せを探すことと、クローバーを探すということも重なり合います。

幸せとは何なのか。
自分の望む結果ではなくても、過程も含めて自分の幸せを考えてほしいという思いが込められているのではないかと思いました。

サンドイッチに挟まったクローバーを見た時に涙腺を刺激されます。

叶わなかった恋にも意味があった…と涙をながしながらサンドイッチを食べる竹本に、涙の止まらないラストシーンです。

まとめ

引用:まんが王国

何か大きな才能があるわけでもなく、恋愛もどちらかといえば片思いが多い私は、竹本君に自分を重ねて読んでしまいました。
多分、そんな読者は多いと思います。

竹本君が、悩みながら、迷いながらも、叶わなかった恋に意味をみつけ、人生の一歩を踏み出す姿は涙なしには読めません。

成人式の着物で撮った写真が七五三に思われるくらい幼い雰囲気のはぐみでしたが、最後はしっかり「女性」になっていたのも印象的でした。

同じ人を好きになったり、好きな人は別の人を好きだったり。
お互いに好きでも、離れる選択をしたり。

好きになった人が自分を好きになってくれればいいのに…。
あゆみの想いは、誰しも一度は思うことではないでしょうか。

読んでいると甘酸っぱい青春にせつなくなったり、心が潰れそうになるくらい、ギューっとなるのを感じます。

ラストでタイトルはちみつクローバーの意味も回収して、一つの物語として綺麗にまとまりました。
イラストの美しさもあり、まるで大人の絵本を読んでいる気分になります。

人生の中で、大なり小なり色々な選択をしなければいけません。

恋愛よりも才能とともに生きることを選んだはぐみと森田。
恋の記憶を胸に、新しい人生を歩みだした竹本。
仕事よりも愛を選んだ花本先生。

結果がどうなっても、一生懸命考えたことに意味があると教えてくれる本作品は、人生に悩んだ時に参考書にしたい物語です。

大人への階段を上る彼らの物語、ぜひ全巻通して読んでみてください。

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