波佐見焼きの窯元が舞台『青の花 器の森』初々しい青子が大人の恋に落ちる様子にキュン

『青の花 器の森』は小玉ユキさんによる漫画で、小学館の月刊漫画誌「flowers」に連載中です。
現在、7巻まで単行本が販売されています。

『青の花 器の森』は長崎県にある波佐見を舞台に、陶芸をテーマにした作品です。

 

陶芸というと、ろくろと向き合ってひたむきに器を作っていく職人さんを思い浮かべてしまう人も多いのではないでしょうか。

本作品の主人公:青子は、陶芸家ではなく波佐見焼を作る会社に勤務している会社員です。

そのため舞台は陶芸工房ですが、芸術作品を作り上げる職人さんのストーリーというよりは、どこか身近にいる女性の物語という雰囲気です。

陶芸に興味がない人でも、青子という女性の仕事への姿勢や揺れる恋心に共感しているうちに陶芸の知識を学んでいる。

そんな作品です。

この記事では、主人公・青子の魅力や青子を取り巻く恋の行方について、ポイントを押さえて紹介していきます。

作品を読んだ方は内容のおさらいに、まだ読んでいない方はこの作品の楽しみかたのヒントとして是非この記事を楽しんでいってください。

*記事は2021年5月時点での情報です。

注意
*これより先は、『青の花 器の森』のネタバレを含む内容です!
ネタバレされたくないという方は、ご注意ください!

「月刊flowers」公式サイトより引用

あらすじ

 

主人公の青子は、波佐見焼の窯元で絵付の仕事をしています。

青子の働く窯元へ、美大を卒業した後にフィンランドの工房で働いていた新人、龍生が入社します。

作品作りに行き詰った龍生は、日本の技術を学び直そうと1年間だけ波佐見に滞在する予定。

無愛想で人を寄せつけない龍生に青子は戸惑いを隠せません。

絵付のない作品を好む龍生と、絵付に人生をかけてきた青子は価値観の違いに反発します。

反発しながらも、青子は龍生の作る器に魅せられていき、その後の二人は・・・・

 

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キャラクター紹介

【絵付が得意】馬場 青子(ばば あおこ)

 

「月刊flowers」公式サイトより引用

 

31歳の波佐見焼が大好きな絵付師です。

物語がはじまる約3年前、自然災害のボランティアに参加した【当時の彼氏】熊平から、現地で他の女性と暮らしはじめたことを知らされ一方的に別れを告げられます。

一時は大好きな絵付も出来なくなるほど、憔悴していましたが、物語の開始時には持ち直しています。

その時の経緯が原因で恋愛や結婚には距離を置いてしまうように。

絵付が不要と考える龍生と対立しますが、龍生の器を作る所作や作品に魅了されて徐々に距離が縮まっていきます。

 

青子は大人の女性で、結婚も考えなきゃいけない年齢ですね。
同年代の女性だと同じように過去にひきずられて恋愛が難しく感じてしまう気持ちに共感できる人も多いのではないでしょうか。

私も【当時の彼氏】熊平を完全に嫌いになることも出来ず、次の恋にもすすめない青子の気持ちが良く分かります。

青子を見ていると、つい自分を見ているような気持になってしまうことがあります。

【北欧から伊佐美へ】真鍋 龍生(まなべ たつき)

「月刊flowers」公式サイトより引用

 

美大を卒業した後にフィンランドの工房で働いていた新人の陶芸家。
自分の器を作れなくなり、フィンランドから波佐見へ移住してきた27歳。

火事に巻き込まれたことがあり炎が苦手です。

後に、フィンランドで火事を経験し親友の春馬が命を落としたことが判明します。

当時の龍生は、工房から火があがるのを発見し奥から子供の声が聞こえた為、救出に向かいます。

そのことを春馬に伝えると、水をかぶってきたという理由で龍生の代わりに春馬が救出に向かうことに。

その後、子供は消防隊員に救出されますが、ガスボンベに引火した火の勢いが増し、春馬は帰らぬ人となってしまいます。

物語では、龍生が火に対する恐怖を少しずつ克服していく様子も描かれています。

 

また、当初は絵付のない器しか認めないと考えていましたが、青子と共に作業していく中で器に対する価値観も少しずつ変化していきます。

 

無口で人を寄せ付けない雰囲気のある龍生ですが、見た目がイケメンで私の大好きなタイプです。

二人が打ち解ける前に、龍生が残業している青子を残して一人で帰った後に「あげます」とシュークリームを差し入れたことがあります。

自分の食事のついでに買ってきたと回答しますが、山の上にある仕事場から車で遠くのコンビニまで行って戻ってきたことを青子に指摘され、龍生はめっちゃ照れます。

クールなイケメンが時折みせる照れ顔って王道ですけど、大好きな展開です!

【青子の元カレ】熊田 亮平(くまだ りょうへい)

 

名前の最初と最後をとって熊平(くまへい)と呼ばれています。

物語がはじまる約3年前、生まれ故郷が自然災害で被害をうけたことからボランティアに参加。

当時青子と付き合っていたにも関わらず、現地で他の女性と暮らしはじめ、一方的に別れを告げたひどい男です。

 

後に、当時の経緯が明かされます。

二人の子供を持つ未亡人のパン屋を手伝う内に、未亡人が入院することになり子供たちの面倒をみることになった熊平。

母の入院などで心が不安定になった子供たちから父ちゃんと呼ばれるようになります。

母の退院後、子供から「いなくなっちゃうの?」と聞かれた熊平は、思わず「俺はいなくならないよ」と子供に回答。

それをみた未亡人が涙を流したところで、この人とこの子達のために生きていきたいと
決意します。

 

最初は、恋人を捨てた最低な男だと思っていましたが、当時の状況を知ることで少しは彼のことを理解できるような気持になりました。

ただ、お人好しって時に人を大きく傷つけますよね。

青子が熊平のそういう所が好きだったのは理解できますが、私は人柄が良い分、質が悪いなって思います!

青子が働くのは波佐見焼きの窯元

 

 

本作にでてくる波佐見焼は、型を作る人、焼く人、絵付をする人など作業が分割されていて分業制になっています。

その為、職人さんが一括で作品を作り上げて作業していくのではなく、別工程の人に意向を伝えたり作業を依頼したりと他の工程を担う人と調整して仕事をすすめる必要があります。

 

陶芸工房というよりは、一般の会社のみたいです。

主人公の青子は絵付をメインに仕事をしていますが、ろくろは使えません。

その為、青子と龍生は価値観が異なるものの互いに協力して器を作成していくことになります。

恋の兆しは一輪挿しから

 

 

入ってきたばかりの龍生に絵付を否定されたことから、青子は、自分の人生まで否定されたように感じてしまいます。

お祭り向けの限定商品の開発を社長から提案された青子は一輪挿しを提案。

青子は絵付が専門な為、ろくろの担当が龍生に決まります。

 

ろくろを使う龍生の所作に、青子は魅了されます。
絵付をすることに気が進まない龍生が作った一輪挿しは、青子が伝えたイメージ通りの形に完成。

しかし、一輪挿しのデザインを想像する青子と対照的に、龍生は絵付が不要と主張。

絵付をするかどうかは社内コンペで決めることになるも、投票数が同点で決着がつかず。
どちらも良い出来だと考えた社長は、両方を販売することに決定します。

 

青子の絵付した一輪挿しをみた龍生は、絵付が不要という認識に変化があらわれ、青子の仕事を評価するようになります!

このことがきっかけで、二人の距離がぐっと縮まっていきます。

 

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ネタバレ有!胸キュンエピソード

 

 

龍生から「このへんで絵付された器を色々見られる所はありますか?」と質問された青子は、陶磁器の博物館があることを説明。

龍生から土曜日は暇かと聞かれて、暇と回答してしまったら、なし崩し的に一緒に博物館にいくことになってしまいます。

博物館をエンジョイした二人は、龍生の手作りのサンドイッチを食べたり、徐々に距離が縮まっていきます。

デートの後半で龍生から手を握られ、「よかったら 俺と付き合ってもらえませんか」と告白された青子は手を振りほどいて、「ご、ごめん・・・・」と回答。

何故手を振り払ったのか青子自身も良く分からず気持ちに整理がつきません。

しばらく仕事で顔をあわせるも、ぎこちない感じが続きます。

 

このデート、二人が楽しい時間を過ごしているのが素敵なんです!

同じ器を見る二人の頭がぶつかったり、龍生が火事のエピソードを話したりと距離がぐんぐん縮まっていきます。

にもかかわらず、龍生の告白を断る青子。

両想いのはずなのに、うまくいかない二人に胸キュンです!

 

完成の喜びが引力に! 青子と龍生のキス。

 

博物館デートの後に、熊平への気持ちに区切りがついた青子は龍生への気持ちに少し変化がでてきます。

そんな中、完成した器を展示する場所について二人で相談することに。

ギャラリーで器を中心に話し合っていると自然と近づく二人の顔。

見つめあい、唇が重なります。

 

二人が余韻にひたっていると、言葉を発する前に別の社員がやってきてキスの意味はうやむやに。

その後もよそよそしく接する二人。

後日、龍生の自宅でパスタを食べることを提案され、青子が同意するところから二人の関係が一気に進展していきます。

近づいてはギクシャクする二人が、もどかしくてたまりません!

青子の魅力

 

 

青子は、陶芸が大好きな女性です。

小さいころから絵が好きで、両親や祖父母も陶芸の仕事をしていたことから絵付の仕事をはじめます。

本作を読んでいると青子の陶芸が大好きって気持ちがめっちゃ伝わってきます!

どのくらいの陶芸好きかというと、作品のアイディアが浮かぶと所かまわずスケッチを始めたり、休日でも社長に頼んで作業場を使用したりするくらいの熱量です。

 

好きなことにとことん向き合う登場人物をみると、つい応援したくなってきませんか。

私は、こんな風に自分の好きなことと向き合えたら素敵だなと思いながら、感情移入してしまいます!

同じように恋愛にも一途なのですが、一途な分どこか不器用でもどかしいです。

龍生とキスをした後も、自分の気持ちを伝えるでもなく気まずい雰囲気になってしまいます。

もっと器用に立ち回れたいいのにと思う反面、不器用な青子に胸がキュンキュンしてしまいます。

物語に登場する陶芸作品の魅力

 

青子だけじゃなくて、物語に登場する青子が作る器がとっても魅力的なんです!

 

物語に出てきた作品が実売されてないかなと検索してみましたが、販売はされていないみたいです。

ただし、同じように販売を希望する方のコメントをSNSで発見しました。

関係者の方、この記事を読んでいたらご検討いただけないでしょうか。

青子の作る作品、欲しい人、多いと思います!

まとめ

 

・『青の花 器の森』は、波佐見を舞台にした陶芸の物語

・絵付を不要と考えていた龍生と絵付にプライドを持つ青子の恋の物語

・主人公青子、新入社員の龍生、元カレの熊平が出てくる

・青子と龍生のもどかしい二人の関係に胸キュン

・絵付が大好きで恋にも一途な青子が素敵

・物語に出てくる器を実際に販売してほしい!

 

今回は『青の花 器の森』をとりあげました。
晴れて付き合うことになった二人ですが、まだまだ何か起こりそうで今後も目が離せません!

陶芸に興味がある方や大人の恋愛が好きな方は是非チェックしてみてくださいね。

 

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