雨の日も神様と相撲を ネタバレ。カエルと相撲と死体の関係

 20年以上漫画を読み続けてきた私が今回紹介する漫画は、『雨の日も神様と相撲を』です。この漫画では、カエルを神様と祀り、相撲を神事としている村を舞台とした、リアルと幻想が交じり合った不思議な世界が描かれています。

 

 ミステリーとファンタジーな話が同時進行していきますが、このジャンルの組み合わせ、どう思いますか?

 

 私はミステリー・サスペンスを好んでいますが、そこにファンタジー要素を入れるなんて・・・。一体全体の世界観はどういう状況なんだと読む前は不安になりました。

 

 しかし!シリアスな描写と可愛らしい描写がコントラストを生み、現実にもこんなことが起こったら楽しいかもしれない、と思わせてくれるような内容になっています!

 

 読んでいてクスっと笑ってしまうような場面や、事件を解いていくドキドキするうな場面、感情の緩急が激しいこの漫画の魅力をたっぷりとお伝えしていきたいと思います!

 

 以下はネタバレを含む記事です。ネタバレに抵抗のある方は見ないで下さい。

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1.あらすじ

引用元:まんが王国

 突然両親を交通事故で亡くした逢沢 文季(あいざわ ふみき)は、叔父の浅沼 悟(あさぬま さとる)の家に住むことになりました。悟のいる村は久々留木(くくるぎ)村と言いカエルを神様と崇め、相撲を神事としている村です。

 

 文季はこの村で2つの全く異なる事件に巻き込まれていきます。1つは死体遺棄事件、もう1つは神様に関わる事件です。この異なる2つの事件は関係のないようで、ちょっとしたことが重なり奇異な巡り合わせをしていきます。

 

 その中心にいるのが文季です。文季は2つの事件を解決しようと奮闘しますが、もう1つの重大な問題を解決することが、文季にとって人生を懸けた目的になっていました。それはある少女との出会いがきっかけになります。

 

 文季はどのように2つの事件を解決していくのか。そして文季と少女の運命はどうなっていくのでしょうか・・・。

 

2.ネタバレ!カエルが神様!?

1巻で明らかになる当主の秘密

 相撲好きの母と、大学まで相撲をやっていた父の子として生まれた文季は、10年もの間相撲の鍛錬を続けていました。しかし体格に恵まれず勝つことは困難だったのです。

 

 文季は中学3年になろうという時、突然両親を事故で亡くしました。そして唯一の親戚である母方の叔父、悟に引き取られることに。文季は悟と悟の義父の住む久々留木村に向かいます。

 

 文季は村へ向かう電車の中から奇妙な光景を目にしました。少女が片手でバイクを持ち上げていたのです。現実ではあり得ないほどの怪力ですよね!しかしその不思議な光景には理由がありました。後ほどわかってきます。

 

 さらに文季は受け入れがたい事実を知ることになります。文季は両親の死を理由に相撲を辞めようと思っていました。しかし、村では相撲が大きな価値を持っていて、男たちは必ず相撲に取り組まなければいけなかったのです。

 

 文季の転校初日、クラスはざわついていました。なぜなら、相撲の強者が転校してくると噂が立っていたからです。しかし実際、生徒たちは相撲なんか取ったことがないような、可愛らしく小柄な少年を目にします。

 

  相撲場のリーダー格である生徒はがっかりします。そして他の生徒たちは、村の伝統を余所者に荒らされるのではないかと不安に思っていました。

 

 他の生徒が文季を余所者扱いしている中、委員長が文季に声をかけます。村の伝承を話し始める委員長。

 

 久々留木村はとある神様に守られています。その神様は田の多い地を住居として好み、そして相撲を非常に愛しています。その神様の加護を受けるために、村は千年以上、田を一反も減らさず、むしろ広げて維持していきたのです。

 

 村人は事あるごとに相撲を取り、そのおかげか村ができて以来常に豊作で、自然災害すら受けない加護を受けるようになりました。

 

 村人たちは、この奇跡は全て村を守ってくれる神様のおかげだと信じています。よって米づくりだけでなく、神様が好む相撲を積極的に取り合っているのです。

 

 文季が委員長に相撲場を案内されると、相撲場のリーダーが文季を相撲に誘いました。渋々土俵に上がる文季。リーダーはガタイも良く、誰もが非力そうな文季はあっさり負けると思っていました。

 

 しかし、文季は体格差や相手の力を利用し池上を押していきます。驚いたリーダーでしたが、結局リーダーのパワーに押され文季は負けてしまったのです。その後、文季は持ち前の頭脳を活かし、今の取組の分析と改善点を披露します。

 

 その様子を見ている者たちがいました。それは村を治めている遠泉家のお嬢さんとカエルたちです。お嬢さんの名は遠泉 真夏(とおいずみ まなつ)、そして真夏はあのバイクを片手で持ち上げていた少女だったのです。

 

 文季は決まりによって、遠泉家に挨拶をしに行くことに。そこで文季は真夏に村の祭りについて教わります。

 

 祭りでは、村の男子が相撲の勝ち抜き戦を行い優勝者を決めます。その優勝者はカエル様の社の前で、神事相撲としてひとり相撲を取り、負ける演技をしなければいけません。

 

 つまり、カエル様と相撲を取り、村一番の相撲取りがカエル様に負けることで、「カエル様には適いません。これからも村人はカエル様を仰ぎ従います」という儀礼になるのです。

 

 そしてそのひとり相撲を取り仕切るのが、遠泉家の女子の役目だと真夏は言います。さらに、遠泉家の女子は、何かの時のためにと神がかりの剛力を与えられているのです。

 

 文季は遠泉家挨拶の際、当主である真夏の母から遠泉家の役割を告げられます。遠泉家はカエル様の言葉を聞き、カエル様の言葉を伝えるかんなぎの家だと。

 

 当主は代々長女が担い、その女子は幼い頃から当主になってからも村を出るのを制限されます。そして60歳になるとカエル様の生贄となるのです。

 

 これは遠泉家当主の悲しくも崇高な役目であり、真夏にもいずれ訪れる運命でした・・・。真夏はその運命を息苦しく思っていましたが、村のためにと運命を受け入れ自由を諦めたのです。

 

2巻、神様の悩み

引用元:まんが王国

 ここからは幻想的な話が続き、カエル様の言葉は真夏を通して文季に伝えられます。

 

 カエル様には最近できた悩みがありました。それは、突然現れた余所者の赤く小さなカエルに相撲で勝つことができないという悩みです。そこで、赤いカエルに勝てるよう文季に指導をお願いしたのでした。

 

 文季が相撲場で生徒たちと相撲を取っていたのを見て、カエル様は文季に教えを乞おうと決めたようです。

 

 なぜ赤いカエルを倒さなければいけないかわかりますか?

それは、『古事記』や『日本書紀』に見られる相撲の神話や言い伝えに関係しています。相撲での敗北は、相手に服従する意味合いがあり、国譲りや服属の儀式として相撲が取られるという伝統があります。

 

 

 つまり、赤いカエルが村で君臨していることは、村を支配されることに等しいのです。本来神様が人間にお願いをするなんてことはないので、それだけ重大事件ということがわかります。

 

 文季はあまり乗り気ではありませんでしたが、真夏のことを思ったのでしょうか、その指導を引き受けることにしたのです。

 

 作戦を練るため、赤いカエルの正体を調べる文季。すると、イチゴヤドクガエルという中米原産のカエルであることがわかりました。

 

1巻から2巻にかけて繰り広げられる死体の謎

 ある日、平穏な村にある事件が起こります。隣の市との村境の林の中から、トランクに入った死体が発見されたのです。

 

 被害者は乾理恵子(いぬい りえこ)38歳。乾さんは久々留木村から50km以上離れた隣の県に住んでおり、自身で立ち上げたIT企業の代表取締役を務めていました。

 

 4月19日の昼過ぎを境に乾さんの姿が見えなくなり、3日後に同じ会社の副社長である夫が捜査願いを出していました。被害者の死因は背中を鋭利な刃物で1か所刺されての失血死だそうです。

 

 悟は捜査一課の警部補で、その事件の捜査に加わります。悟は捜査で妙な点をいくつか見つけます。1つ目は、死体の入っていたトランクの中に、南米原産のコバルトヤドクガエルというカエルの死骸が入っていたことです。

 

 次に、発見者の証言からです。発見者は犬の散歩がてら、不法投棄の見回りを兼ねて、週に1~2度早朝の6時半過ぎから林の中に入るそうです。

 

 そして4月27日の午前7時過ぎ、林道から5mほど離れた所に犬がトランクを発見し通報に至りました。トランクに鍵はかかっていませんでした。発見者は4月20日の朝にも林に入っていますが、トランクの存在はよくわからなかったようです。

 

 また悟の情報によると、被害者はかなりの低温で保管されていた形跡があり、死亡時刻も絞れていないということです。今のところ、被害者の足取りがわからなくなった19日の午後2時から、22日の間くらいに死亡したと考えられています。

 

 あなたは妙な点に気づきましたか?

 加害者の立場になって考えてみましょう。

 

 加害者は殺害した後、できるだけ死体が発見されないようにするはずです。しかし、トランクは鍵の開いたまま、林道のすぐ側に捨てられていました。

 

 そもそも、死体の腐敗を早めたければ、トランクから死体を出せば林の生き物たちによって腐敗は進みます。つまり、犯人の狙いがわからないのです。

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3巻、奇異な巡り合わせと事件の真相

 文季はカエル様の相撲の指導を始めました。すると突然、イチゴヤドクガエルが現れたのです。イチゴヤドクガエルは、ある人物に飼われていたが、他のカエルと共に捨てられたと言います。

 

 続けてイチゴヤドクガエルは文季に話します。「お前もまた外から来た異人。我とお前、異なるものが何をもたらすか。良くも悪くも、我らの相撲にもイノベーションが必要とされているのやもしれん。」

 

 イチゴヤドクガエルは文季に分析してみろと言わんばかりに、アマガエルのカエル様と相撲を取ります。細部まで観察する文季。すると、小さなイチゴヤドクガエルの相撲は自分と似ていることに気が付きます。

 

 文季はイチゴヤドクガエルの持つ毒に対抗する取り組みを考えつつ、弱点を見つけ、皮肉にも自分を倒すような作戦を立てる必要があったのです。

 

 一方、死体遺棄事件に関することで、文季は気になることがありました。それは、イチゴヤドクガエルが他のカエルと捨てられたと言っていたことです。文季は真夏を通してカエル様に事件の手がかりになりそうなことを聞いてみました。

 

 カエル様の証言によって、イチゴヤドクガエルと、一緒にいたコバルトヤドクガエルは死体詰めのトランクが村に持ち込まれる前から村にいたことがわかりました。

 

 そして、文季は「トランクを持ち込んだ何者かが、何らかの理由により一時的にトランクを開け、その隙にコバルトヤドクガエルがトランクに入ってしまった。その後トランクに閉じ込められ息絶えた。」という仮説を立てたのです。

 

 さらに悟の捜査から新たにわかったことがあります。被害者の乾理恵子は社長ですが、社の業績が悪く多額の負債を抱えていたのです。そして、乾理恵子と副社長の夫は互いを受取人として生命保険をかけていたこともわかりました。

 

 ここで先の事件の妙な点を思い出してください。犯人はわざとトランクを見つかりやすい場所に置き、死体の早期発見を狙っていました。つまり、保険金を目的とした殺人事件とも考えられるわけです。

 

 しかし、乾理恵子の夫には無視できないアリバイがありました。

 

 捜査は進み、徐々に真相に近づいてきてはいますが、まだまだ足踏み状態です。文季は、カエル様の証言を悟と、元警部の悟の義父に話すことに。

 

 そして文季は悟に1つ確認します。保険金は自殺の場合でも受け取り可能になっていたかと。

 

 事件の真相まであと僅かです。交わらないと思っていたカエル様の問題と死体遺棄事件が、ひょんなことから関わりを持つようになりました。事件の真相は他殺か、それとも自殺か、文季の疑念は正解なのでしょうか!

 

 真相はぜひ原作で確かめてみてください!

 

3巻、策士文城

 文季は、カエル様がイチゴヤドクガエルとの勝負に勝つために、ある秘策を考えました。それは、カエル様ならではの決まり手をあみ出すことです。

 

 伝統の相撲の形を重んじるのも大切ですが、従来の戦法では新たに現れた毒を持つカエルには適わないと文季は考えたのです。まさにイチゴヤドクガエルの言っていたイノベーションが必要だと気づきます。

 

 カエル様は文季の提案に応じ、決戦の日まで必殺技を磨き続けました。

そして決戦の日。三番勝負で勝ち越した方が勝ちというルール。カエル様からは代表で3匹のカエル様が挑みます。

 

 勝負開始。イチゴヤドクガエルは前回の取り組みでは見なかったカエル様の強さに戸惑いますが、なんとか粘ります。しかし、カエル様は次々と勝利し、結果はカエル様の3勝でした。

 

 カエル様は、新しい決まり手を使うことなく勝利したのです。勝敗を分けたのは、イチゴヤドクガエルの心理的な毒の効果だと文季は言います。

 

 つまり、カエル様たちは毒を意識するのではなく、新しい決まり手を決めようとする意識を持つことで、毒の心理的効果を克服していたのです。

 

 負けてもどこか満足げなイチゴヤドクガエル。イチゴヤドクガエルは文季の作戦勝ちを褒め称えました。

そして文季は、もう1つの大切な問題の解決にも近づいていました。

 

 村のカエル様の中で最強だったイチゴヤドクガエルが敗れた今、最強は誰になるのでしょうか。イチゴヤドクガエルに勝った3匹のカエル様?ここでは、勝利したカエル様を指導した文季ということになるようです。

 

 人間が神様に勝つことはあってはなりません。この場合、遠泉家の女性がその者を倒す決まりになっています。つまり、真夏は文季を倒さなければいけないのです。

 

 しかし文季には、両親から固く刻み込まれた教えがありました。それはどんなことがあっても、相撲で手は抜かないということです。村の伝統だろうが、どんな理由があろうが余所者の文季には関係ありません。

 

 本気で真夏に挑む文季。真夏は持ち前の怪力で応戦しますが、頭脳で挑む文季は真夏を翻弄し、ついに勝利します。

 

 その瞬間、真夏はカエル様の声が聞こえなくなりました。なんと文季はこれを狙っていたのです。真夏に勝った文季は、真夏に与えられていた力を引き継ぐ形になりました。つまり、真夏の遠泉家としての役目を奪ったことになります。

 

 神話の通り、文季は相撲で勝利することで、真夏の地位を奪いました。そして真夏の逃れられなかった悲しき運命をも奪い、文季が背負うことに。文季の最大の目的は、自分を犠牲にしてでも真夏を自由にすることだったのです。

 

 私は最後「文季にしてやられたー!」と鳥肌が立ちました。文季かっこよすぎます!最後の文季と真夏の2人の描写はぜひ見ていただきたいです!ドキッとします!

 

3.登場人物

引用元:まんが王国

逢沢 文季(あいざわ ふみき)

 相撲好きな両親により幼い頃から相撲の鍛錬をしてきた。母譲りの容姿で小柄で可愛らしい見た目。そのため相撲は似合わない。しかし策士で頭を使って攻めるのが得意。感情の起伏は小さいがなんだかんだ人の役に立とうとする優しい奴。

 

遠泉 真夏(とおいずみ まなつ)

 遠泉家次期当主。カエル様から神がかりの剛力を与えられているのでバイクを片手で持つことができる。大柄な少女で怪力だが、乙女な一面もあってギャップが可愛い!

 

浅沼 悟(あさぬま さとる)

 文季の母方の叔父。県警の捜査一課の警部補。叔父にしてはまだ若々しいイケメン。物腰柔らかで普段は腰が低そう。

 

カエル様

 久々留木村に加護を与える神様が宿るカエルたち。相撲をこよなく愛し、普段から自分たちも相撲を取っている。相撲を取る姿はとっても可愛い!

 

イチゴヤドクガエル

 中米原産で、元々ある人物に飼われていたがコバルトヤドクガエルと共に捨てられる。その後、偶然久々留木村の神様が宿る。相撲でカエル様たちを無双するが、実は礼儀正しいジェントルマン!

 

4.雨の日も神様と相撲を 感想

引用元:まんが王国

ミステリーとファンタジーの融合は成功か

 作者である城平京先生は、この漫画の内容はジャンルが少々渋滞しているようにも見えるとおっしゃっています。また、ミステリー好きな読者にとって、この漫画のミステリー要素は物足りなさがあるかもしれません。

 

 しかし、現実と幻想が混ざり合う中での日常と暮らし、という雰囲気を強めるため、必然的に事件を取り入れたそうです。

 

 おとぎ話めいたことに関わるのと同時に、物凄く現実的で俗っぽい刑事事件に関わる、というのが地に足が着いているのか、宙に浮いているのか、どちらともつかない独特な空気感を生じさせています。

 

 さらに、異なった価値観の世界に、特別な知識や能力を持つ主人公がやってきて活躍する、という筋書きは神話から現代のライトノベルに至るまで見られ、支持されている王道とも言える物語です。

 

 また、刑事事件に対して理詰めで対応していく様子は、物語全体がそういう思考で展開していくことを予感させています。一見関係のないカエル様の相撲問題も、文季の知的戦略で解決しており、全体的に統一感があります。

 

 よって私は、一見水と油のような関係のミステリーとファンタジーでも、物語の構成や一貫したテーマによって上手くまとまっているのではないかと感じました。可愛らしいタッチの絵も相まって、とても読みやすい作品になっています!

 

伝統とイノベーションのバランス

 この漫画には、今の時代だからこそ活かすことができる大切なメッセージが込められています。それは、伝統を重んじながらも、時にはイノベーションをする勇気が大切ということです。

 

 この物語は様々な問題が発生しますが、一貫して、何事もなかった平穏な内側に外側から新しい何かが入り込むことで起こっています。新しい何かに対応していくには、従来の方法では難しい時もあります。

 

 文季が村の相撲に新しい風を吹かせたように、事件がまったく別の角度から解決できたように、カエル様の古い考え方を文季が変えたように、時に革新が必要なのです。

 

 現代の日本社会は、諸外国に比べ、未だ古い考えに囚われていたり、新しいものを受け入れがたい空気が漂っていたりします。

 

 日本社会も、久々留木村のように、文季のような新しい風が入って来ても順応していくような世界になればいいなと思います。

 

5.まとめ

引用元:まんが王国

 最初、ミステリーとファンタジーな話が同時に展開されていくのはどうかと思っていました。しかし、読み終わってみると変な引っ掛かりもなく、幸せな余韻に浸ることに。

 

 様々な出来事が行ったり来たりするのですが、構成や描写を上手く使い、読者がこの漫画の世界に入り込みやすいようになっています。

 

 そして、最後の文季の思いやりのある勝利は、相撲だけでなく、村の古いしきたりにも勝ったと言えます。『雨の日も神様と相撲を』は新たな気づきを与えてくれると同時に、非常に心温まる作品となっています。ぜひ作品に触れてみてください!

 

この漫画はこんな人におすすめです!

 

・ミステリー好き

・ファンタジー好き

・スポーツ好き

・新しい気づきがほしい!

 

 

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