漫画『悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される』アクアスティードとハルトナイツ 感想・あらすじ

引用元:コミックシーモア

乙女ゲームと全く同じ世界に悪役令嬢として転生してしまった主人公が、婚約破棄の最中に隣国の王太子に求婚され、溺愛されるという胸キュンストーリー。

このお話では、二人のイケメン王太子が登場します。

一人は主人公ティアラローズの婚約者である「ハルトナイツ」。

もう一人は隣国から留学に来ていた「アクアスティード」。

顔良し・身分良し・お金持ちと全てが揃った二人は、女性から大人気の王子様。

しかし二人が大切なものを得るために取った行動が、人生における大きなターニングポイントとなりました。

今回は「ハルトナイツ」と「アクアスティード」のそれぞれ取った行動から、彼らの人物像を比較をしていきたいと思います。

 

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注意

これより先はネタバレ記事ですので、ご注意ください。

あらすじ

 

突然のめまいで倒れたティアラローズ。ぼんやりと脳裏に浮かぶ記憶から、前世の自分が大好きだった乙女ゲームの世界に転生していることに気が付きます。

そしてティアラローズという人物がここでは"悪役令嬢"であり、もうすぐエンディングの卒業パーティーで、断罪イベントが行われてしまうという運命にショックを受けます。

婚約者のハルトナイツは、倒れた彼女に対して態度は冷たく、パーティーではヒロインをエスコートすることに。

これから起こることを受け入れる覚悟をし、たった一人でパーティ会場へ入場するティアラローズ。

緊張で体が震えるのを何とか押さえます。会場が一斉にザワつき始める中、断罪イベントが開始。

しかし、ゲームのシナリオ通りに進んでいくと思いきや、なんと隣国の王太子アクアスティードから突然の求婚!!

バッドエンドからの急展開!

シナリオから外れた溺愛胸キュンストーリーが始まります。

アクアスティードとハルトナイツの決定的な違いとは? 感想

 

引用元:コミックシーモア

この作品の主人公とヒロインの設定は以下の通り

【主人公】

→ 悪役令嬢「ティアラローズ」として乙女ゲームの世界に転生。

 

【ヒロイン】

→ 実は主人公と同じ転生者で、名前は"アカリ"。乙女ゲームをプレイしたことのある人間です。

 

(ゲーム上のヒロインの名前は公式設定がありませんでした。.しかも"アカリ"という日本人みたいな名前は珍しいため、彼女も転生者であるという裏付けにもなりました。)

ハルトナイツという人

引用元:コミックシーモア

主人公が転生した世界は、乙女ゲームの世界であるため、一応ゲームの内容に沿って話が進んでいきます。

ゲームの内容には攻略人物ごとにルートと結末があり、本編の攻略対象はメインの"ハルトナイツ"となっていました。

ルート内容として

・ティアラローズとハルトナイツは幼い頃から婚約していたが、ヒロインが現れたことにより、彼の心がヒロインに傾いてしまう。

 

・ティアラローズがヒロインに婚約者を奪われないようにするため、ネチネチといじめる。

 

・いじめられ、傷ついたヒロインがハルトナイツに助けを求める。

 

・卒業パーティーで断罪イベントが発生。ハルトナイツがティアラローズに婚約破棄を言い渡し、ヒロインを婚約者として発表。

 

・ティアラローズを国外へ追放、最後はハルトナイツとヒロインは盛大な結婚式を挙げる。

となっています。

そして、ゲーム内のハルトナイツの性格は以下のようになっています。

・ヒロインには限りなく優しい。

・ひたすら溺愛してくれる。

・いじめられたヒロインを全力で守ろうとする。

と、かなり好印象であり、主人公も前世では大好きだったキャラクターです。

容姿もかなりイケメンであり、女性のあこがれる要素をたっぷり持った王子様でした。

残念ながら主人公は、悪役令嬢であるティアラローズに転生してしまったため、ハルトナイツからの愛を受けることができません。

自らのバッドエンドを迎えないためにも、彼女はヒロインをいじめたりしない普通の侯爵令嬢でいましたが、ゲーム補正が働いたのか「婚約破棄」という断罪イベントは避けられませんでした。

ここで、ゲームと違うのは転生者のティアラローズが全くの無罪であるということ。

にもかかわらず、ハルトナイツは彼女を一方的に悪者扱いします。

この世界でのハルトナイツはどうやら残念な性格のようです。

ハルトナイツの残念なこと一覧

【その①】
ハルトナイツはゲームと同様、この世界のヒロインである"アカリ"に既に攻略されているので、アカリがティアラローズからいじめを受けたという言葉をそのまま鵜呑みにしている。

 

(実際は常識はずれなことをしたアカリをティアラローズが注意しただけ。)

 

【その②】
事実をよく確認せず、断罪イベントを開始。

 

【その③】
断罪の理由が事実と大きく異なり、ティアラローズに正論を突きつけられたにもかかわらず、自分の主張を押し通して婚約破棄を発表。

 

【その④】
アカリを傷つけたと言いがかりを付け、あろうことかティアラローズに国外追放を言い渡す。

 

【その⑤】
一連の騒動の責任を取って、ハルトナイツの王位継承権がはく奪される。

 

(その後冷静になった彼は、アカリとの会話で自分の判断が間違っていたことに気付く。)

 

【その⑥】
自分の過ちを反省した彼は、ティアラローズの大切さにやっと気付き、彼女を傷つけたことを後悔する。

 

【その⑦】
以前はアカリのことしか頭になかったが、今はティアラローズのことを忘れられず、女々しくも引きずっている。

 

【その⑧】
断罪イベント後、ティアラローズがアクアスティードの婚約者となったにもかかわらず、気安く彼女の頭に触れようとして、アクアスティードの怒りを買う。

何でしょう?残念な要素満載です。

主人公も、ゲームでのハルトナイツは素晴らしい人物だったため、この世界の彼には失望しています。

作中、ティアラローズに論破されても、自分の意見をゴリ押しする彼に、

「何を言っているのだ、この王子は。馬鹿なの?馬鹿なのね?」

と、心の中で叫でいたティアラローズ。

分かりますよその気持ち。

王太子という立場なのに、自分の欲望を優先させ、なんとかねじ伏せようとする男。

これが彼の人生のターニングポイントとなりました。

"アカリ=最愛の人"を得ることは出来ましたが、王や貴族たちからは「バカ王子」呼ばわりされ、王太子としての威厳を失ったハルトナイツ。

王位継承権も弟に移り、その補佐をするように王から命令されます。

ティアラローズとの婚約は白紙になり、その後聖女として目覚めたアカリと婚約しますが、何とも後味悪い結果になりました。

(以前のようにラブラブではなくなりました。)

このように、ハルトナイツが大切なものを得るために取った行動は、自らを失墜させる結果を招いてしまいました。

要するに彼は、自分できちんと考えることの出来ないあまちゃん王子様だったのかもしれません。

アクアスティードという人

引用元:コミックシーモア

アクアスティードという人物。実はこの人、乙女ゲームの続編に出てくるメイン攻略人物だったのです。

主人公はこの続編をやる前に転生してしまったため、アクアスティードのことをよく知りません。

それがなぜか転生先の本編に登場してまい、断罪イベントをガラリと変えてしまいます。

彼が登場したおかげでティアラローズはバッドエンドを逃れられ、代わりにハルトナイツがバッドエンド?的な感じになってしまいました。

チートキャラのように、シナリオに逆らっていける人物なのでしょうか?

作中でアクアスティードは以前からティアラローズのことを恋焦がれていましたが、彼女がハルトナイツの婚約者だったため、想いを胸にしまい込んでいました。

ところが断罪イベントで、ティアラローズが婚約を破棄され、窮地に立たされているところに遭遇します。

絶好のチャンス到来!!

これを逃したら、一生ティアラローズへ想いを伝えることが出来ない。そう考えたアクアスティードは、断罪イベントに割って入ります。

まさにヒーロー登場です!!

彼の凄いところは、状況を見ながらきちんと王(ハルトナイツの父親)と宰相に許可を取ってから割り込んでいるということ。

行き当たりばったりのハルトナイツと違って賢いです。

ハルトナイツの愚行、アカリの不敬を叱責し、同時にティアラローズの窮地を救います。

そして、堂々とティアラローズに求婚。

どうやらこの世界の彼は、ゲームのように素敵な王子様のようです。

アクアスティードの素敵なこと一覧

【その①】
・ティアラローズへの想いを寄せてはいるものの、立場上伝えることはなく、遠くから見守る。

 

【その②】
・ティアラローズが困っているときは影から助けてあげる。

(彼女がめまいで倒れた時は自ら医務室へ運んであげたり、外で読書中に雨が降った場合は魔法で周りの天気を晴れにしました。)

 

【その③】
・断罪イベントで、ティアラローズの危機を救い、彼女に求婚。

 

【その④】
・女々しいハルトナイツがティアラローズの頭に触れようとした時、彼の手を勢いよく払いのけ、激しい怒りの形相で制す。

(この時のティアラローズはハルトナイツに対して嫌悪感を抱きます。)

 

【その⑤】
・ハルトナイツの件で傷ついている彼女を思いやりながら、優しく愛を育む。

 

【その⑥】
・痒い所に手が届く、気遣いの人。
(王太子なのに、自分の上着をティアラローズに掛けてあげたり、スイーツを取り分けたりします。)

 

【その⑦】
・とにかくティアラローズを溺愛する。(胸キュン要素が満載。)

ハルトナイツと比べると、雲泥の差を感じます。

最初は戸惑っていたティアラローズでしたが、アクアスティードの溺愛っぷりにドキドキがおさまらないでいます。

彼の甘々な対応に

「アクアスティード殿下はスイーツよりも甘いのかもしれない。今の段階でこんなに甘いのだから、結婚なんてした日には、溶かされてしまいそう!」

と、心の中で思うティアラローズ。

もう、胸キュンだらけです。

断罪イベント以降、彼女の家の使用人たち全員がハルトナイツに良い感情を抱かなくなり、逆にアクアスティードは崇められるようになりました。

まあ、彼がティアラローズの窮地を救ったのだから当然ですけど。

この一件がアクアスティードの人生のターニングポイントとなりました。

半ば諦めていた"ティアラローズ=最愛の人"を得ることに成功し、周りの人からたくさんの祝福を受けることが出来たアクアスティード。

彼が大切なものを得るために取った行動は、自らの望みを叶える結果へと導きました。

彼は、始めから立派な器を持った王子様だったのかもしれません。

アクアスティードとハルトナイツの違い

以上のことを踏まえて、二人の人物像の比較結果は下記の通り。

・ハルトナイツ

→ ・常識の欠如、先の見通しが出来なかった人。

 ・王太子としての自覚があまりなかった人。

 ・女々しい人。

・アクアスティード

→ ・周りの状況を把握し、的確な行動を取れる人。

 ・王太子としての自覚があった人。

 ・将来王になる器を持った人。

イケメン王太子二人の人生は天と地ほどに別れましたが、どう考えてもアクアスティードの一人勝ちのようですね。

 

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人物紹介

ティアラローズ

 

引用元:コミックシーモア

突然のめまいに襲われて目を覚ましたら、前世で自分が大好きだった乙女ゲームの世界に転生し、悪役令嬢になっていました。

気付いた時には既に、エンディングの断罪イベント直前。

シナリオ通りに行くのかと思いきや、アクアスティードから求婚され、窮地を救われました。

最初は戸惑いながらも、逢瀬を重ねるたびにアクアスティードに惹かれていき、ついに婚約。

今ではアクアスティードに溺愛されまくっています。

アクアスティード

 

引用元:コミックシーモア

隣国のイケメン王太子。当初はティアラローズへの想いを内に秘めて見守っていましたが、断罪イベントで彼女に求婚。

彼女を溺愛し、甘々モード全開です。

未練がましいハルトナイツを牽制し、また、聖女に覚醒したアカリがティアラローズを襲ってきた時も全力で彼女を守りました。

一度は望みを諦めたアクアスティード。叶えた今では、とても幸せそうです。

ハルトナイツ

 

引用元:コミックシーモア

自国の王太子。ゲーム同様アカリに攻略され、彼女に気持ちが傾いてしまいました。

今回ティアラローズは悪役令嬢ではなかったにもかかわらず、アカリの言葉により後先考えずに断罪イベントを勧めてしまい、自分の人生を狂わせてしまうことに。

イケメンなのに少々頭が弱く、また女々しいところも露呈してしまった王子様でした。

アカリ

 

引用元:コミックシーモア

この世界のヒロイン。実はこの女性、主人公と同じ転生者であり、ゲームの内容を全て知っている人間です。

ヒロインなのでシナリオ通り、メインキャラクターのハルトナイツを難なく攻略。

しかし順調に事が進んでいると思いきや、断罪イベントで"続編の推しメン"「アクアスティード」が登場してしまい、しかもティアラローズに求婚してしまったのだから大変です。

なんとかアクアスティードを自分のものにしようと画策し、目覚めた聖女の力を使ってティアラローズに襲いかかります。

(この時、自分も主人公と同じ転生者であることを明かします。)

間一髪でアクアスティードが救い出し、襲撃は失敗。

彼から聖女ではなく、ティアラローズのほうが必要と言われショックを受けるアカリ。

この事件の後幽閉されましたが、彼女は反省し、今ではティアラローズの良き友となっています。

まとめ

 

今回は、漫画『悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される』のアクアスティードとハルトナイツがどんな人物で、どの様な違いがあるのかを紹介してみました。

ティアラローズと関わる二人の王子様にスポットを当てながら、善と悪のような関係性を見い出せたことも面白かったです。

単なる胸キュン溺愛ラブストーリーとして見るのではなく、こういった見解で見てみるのも良いのではないでしょうか。

興味がある方はぜひチェックしてみてください。

 

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