【ネタバレ】漫画界一のヤバイボスキャラ『亜人』の佐藤について

『亜人』

桜井画門による日本の漫画作品であり、good!アフタヌーン(講談社)にて、 23号(2012年7月6日発売)から2021年3月号(2021年2月5日発売)まで連載されていました。

2015年に劇場3部作としてアニメ化され、翌2016年にかけて3部上映。 2016年にはテレビアニメが分割2クールにて全26話放送。 2017年には実写映画が公開など幅広くメディア化されています(主演が佐藤健&綾野剛のWキャスト)

2019年11月時点でシリーズ累計発行部数は900万部を突破するなど人気も高い作品です。

この漫画、ストーリーも練り込まれていてとても面白いのですが、 物語の中でも特に印象に残っているのが、ボスキャラである“佐藤”です。

実写映画ではこの佐藤の役を綾野剛が演じていたのですが、 やはり最終的に印象に残っているのは綾野剛のシーンばかりです笑

ではそんなやっばいボスキャラ“佐藤”の一体何がやばいのか。

元古本屋店長で新旧問わずあらゆる漫画を読んできた私が独自の視点で解説していきたいと思います。

以下ネタバレを含みますのでご注意ください。

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あらすじ

引用:まんが王国

17年前のアフリカの戦場で死ぬことがない新生物「亜人」が確認された。世界は大きな騒ぎに包まれたが、死なないことを除けば人間と変わらないことが明らかになると、いつしか話題にもならなくなった。

初夏、友達と下校中だった少年永井圭は、交通事故に遭い轢死するが、すぐに生き返った。亜人だと判明した永井圭は、政府に追われる身となり、疎遠になっていた幼馴染の海斗を頼ってバイクで逃走を図る。戸崎を始めとする政府機関の集団が圭を確保すべく動く中、「帽子」と呼ばれる謎の男である佐藤が、亜人の田中と共に圭に近付こうと試みる。やがて圭は、迷惑をかけないために海斗と別れて、佐藤に近付く。

圭は「静かな生活を送ろう」という佐藤に心を許しかけるが、佐藤の手によって戸崎の所属する厚生労働省に差し出されてしまう。そして厚労省の暗部で行われていたのは、亜人へのむごい虐待実験だった。圭はそこで、幾たび殺されても死ねないことによる地獄を見る。10日後、佐藤たちが亜人研究所に乗り込み、圭を救う。しかしその過程で圭の非情な、そして佐藤の残忍な本性が露わになり、圭は佐藤との戦いの末に別れて研究所から逃れた。

佐藤は独自の方法で政府未確認の亜人達と合流。そこで佐藤は人の大量虐殺を行うと宣言。これを拒んだ亜人達はことごとく佐藤に囚われたが、中野攻のみ佐藤から逃げ延びる。中野は佐藤を止めるべく、田舎で穏やかさを取り戻した圭と出会い助けを求めるが、圭にその心はなく逆に穏やかさを妨げる者として中野は囚われてしまう。

その間に佐藤は、亜人実験に加わったグラント製薬の建物を襲うことを予告。ビルに向けて飛行機を墜落させるという大規模テロを決行し、さらには佐藤捕獲に動いたSAT50人をショットガンで全滅させ、世間を震撼させる。

佐藤の凶行で亜人の立場も危うくなり、田舎の人達にも亜人であることが知られてしまった圭は、渋々ながら佐藤を止めることを決め、中野と共に戸崎を脅迫して指揮下に入ることになる。そして、リーダーである戸崎の部下で亜人の下村泉らによって構成される佐藤対策班は、佐藤が暗殺すると予告した人物の企業に身を寄せ、佐藤による襲撃に備える。

引用:Wikipedia

う~ん。中々に重たい話ですね。。。
そう。この『亜人』の全体的な空気感が重いです。
しかし比較的バトルシーンも多く、
また絵も格好良いので読みにくい漫画という訳ではありません。

設定に関してまとめると次のようになります

MEMO

・この世には死ぬことがない新生物“亜人”が存在する
・とある日、日本人の少年“永井圭”は自分が亜人だと知り、政府から追われる
・同じく亜人である“佐藤”と仲間になるが裏切られて政府に捕まる
・暴走した佐藤が人々を虐殺すると宣言し、最終的には永井も佐藤の暴走を止めることになる

というのが設定です。

このお話の根幹にあるのが“亜人は死なない”という点です。
こんなとんでもない能力をもしサイコパスが持ってしまったら・・・
というのが『亜人』の面白い点となります。

ではそんなサイコパス“佐藤”のヤバイ点をエピソードと共に紹介します。

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佐藤のヤバさ(過去編)

幼少期

佐藤は日本人の姓を名乗っているものの、実は中国系のアメリカ人です。
そのため佐藤の本名はサミュエル・オーウェンいいます。

実際の顔は漫画を読んで確認して頂きたいのですが、
どう見ても日本のおじさんです笑
まあ幼少期はもっとハーフっぽい顔立ちだったんですが。

ただ佐藤は“普通の子供”とは明らかに違っていました。
佐藤は幼いころから感受性や共感性に乏しく、日々小動物を殺めるなど危険な行動を繰り返していました。

そこで父親は何とか命の尊さを理解させようと体罰も加えるのですが、それも虚しく佐藤の中身は何も変わらないまま大人に成長してしまうのです。

生まれながらにしてサイコパス。
ナチュラルボーンサイコパスです。

兵士時代


その後、佐藤は1969年にアメリカ海兵隊に入隊します。
海兵隊時代の仲間曰く、佐藤の身長は173cm程度で、アジア系の中では平均的な身長ではあるものの、アメリカ兵の中では小柄な身長のようです。

ただ佐藤には表情に変化が乏しく“ポーカーフェイス”というアダ名が付くなど、良くも悪くも佐藤は目立つ海兵でした。

そして、佐藤は特別優れた訓練生として選抜メンバーに入り、ベトナム戦争で捕虜となったアメリカ兵の救出に向かいます。

ここまでだと、「いや、佐藤普通に良い奴やん」となりますが、そうではありません。

隠密行動を取って無事捕虜を救出したものの、佐藤は敢えて発砲することで敵のベトナム兵に存在を知らせる、という暴挙に出ます。

その際に彼はこう言います。

「プレイボール」

いや、怖すぎでしょ。。。
そう。彼は敵との銃撃戦を行いたいが為に味方をも巻き込んで
わざと殺し合いに持ち込んだのです。

それまで無表情だった佐藤はこの時、初めて笑顔を見せるのでした。
佐藤という人間に感情はなく、唯一死のスリルを味わえるときにだけ生きてる実感を感じる人間なのです。

日本に来た理由


その後、佐藤はその戦闘で片足を失い、海兵隊から不名誉除隊の処分を受けて車椅子生活をおくることになります。

そこにやって来たのが中国マフィアの叔父。
叔父が抱える組織の日本支部を発展させるため、佐藤は組織メンバーの武装化指揮を頼まれて日本にやってくるのです。

しかし抗争に抗争を重ねる日々。
叔父も亡くなってしまい、完全に佐藤は孤立無援。

様々な組織から恨みを買い続けた結果、佐藤は追い詰められてまさにジ・エンド…かと思いきや、そこで佐藤は自らが亜人であることが発覚するのです。
要するに今まで数々の戦場を渡り歩いたが無敗だったということになります。

そして彼はこう言います。

「誰かがコインを入れたみたいだね。」

さてこれは何を言っているのか申しますと、
実はこの佐藤大のテレビゲーム好きでして、
ところどころでゲームをやっているシーンが出てきます。

つまり戦場での戦いもテレビゲームと同じノリであり、
遂に殺されてゲームオーバーになった際、
誰かがコインを入れてコンティニューボタンを押してくれたんだ、と言っています。

人を殺すことをなんとも思っていなければ、
自分が殺されることもなんとも思っていない。
彼こそがまさにサイコパスです。

そんなサイコパスがもし“自分が不死身である”と気付いたら・・・
もう予想できますね。
その予想を超える展開。
いってみましょう!

佐藤のヤバさ(戦闘編)

飛行機落とし

 

まず一つ目は“飛行機落とし”です。
佐藤は飛行機を使ったテロを思いつきます。
(同様の事件が実際にあったので何とも胸糞ですが)

普通、ハイジャックする時は乗客を装って侵入する為、様々なチェックがかかってきます。
そこで、佐藤は亜人以外には見えないIBMと呼ばれる自身の分身(黒い幽霊)を使って、飛行機の操縦席に乗り込むのです。

じゃあ飛行機を乗っ取って佐藤は何をしたか?
まさかの“飛行機ごと街中に突っ込む”

もうめちゃくちゃです。
当然街は大損害を被り、大混乱を迎えます。

そんな中復活していく佐藤が放ったセリフがこれ。

「スリル満点」

ジェットコースターに乗り終えた後の感想みたいなセリフです。
こいつを止めて欲しい、と言われた永井君の気持ち、、、
お察しします。

唐揚げ

次に紹介するのが“唐揚げ”です。

急に好物の話???と思うかもしれませんが、違います。
『亜人』の中で最もめちゃくちゃなシーンです。

主人公の永井君は佐藤がビル内に侵入してこないように、完全に封鎖します。
どう頑張っても中に入れない状況を悟った佐藤。まさに手詰まり状態。

こんな時、あなたならどうしますか?

警備員の扮装して中に潜り込むとか、
地中を掘って潜っていくとか、
現実的な方法でアイデアを出しますよね。
佐藤の答えは違います。
正解はこうです。

“自分の手を唐揚げ状態にして、フライドチキンと一緒にビル内に送り届ける”

です。

分かりましたか?
分かるわけないですよね笑

亜人は基本的に不死身の存在です。逆に言えば、亜人は永遠に復活・再生し続ける生き物なのです。

では何を基準に再生するかというと、亜人は肉体で一番大きい部分を基準に再生します。
なので、胴体部分さえ残しておけば後は切り取って移動させればテレポート出来るのです。

ですが、仮にそれが出来たとして本当にやりますか?
自分で自分の身体を完全に切り落とせます?

佐藤はやります。
それが佐藤です。

まとめ


ここまで佐藤のヤバさについてお話して来ましたが、
要は“不死身でサイコパス”であるが故に何をしてくるか分からない怖さがあるというのが佐藤のヤバさの根幹にあるような気がします。

ですが、佐藤の魅力はこれだけでなく、
兵士時代に培った戦闘能力にもあります。

佐藤が複数の武装警官と対峙した場面では、肉弾戦と銃撃戦を見事に使い分け、
時に銃撃戦の中で佐藤は弾丸の中を突き進む等、日本の警官では束になっても相手にならないんだろうなという迫力のシーンが詰まっています。

実写映画ではそれを綾野剛と佐藤健がとんでもアクションで魅せてくれます。
是非漫画と共に映画も見てみて下さい。

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