アニメっていろんなジャンルがありますよね。それぞれ好きなジャンルや作品があると思います。
私もアニメはよく見る方でなんですがほとんどがスポーツものでした。しかも好き嫌いが激しく、ダークファンタジーやSF作品はあまり得意じゃなかったんです。
今回はそんな私でも楽しめた『境界の彼方』を紹介したいと思います。
以下は作品内容のネタバレを含みます。閲覧の際は十分にご注意ください。
目次
概要
「妖夢」と呼ばれる妖怪と、その妖夢を討伐する「異界士」のストーリーです。
人間と妖夢のハーフで「半妖」と呼ばれる不死身の神原秋人(かんばらあきひと)と、妖夢を討伐する異界士の栗山未来(くりやまみらい)が主人公にストーリーは展開していきます。
ある日の放課後、秋人は学校の屋上から飛び降りようとしている少女、未来を発見します。未来を助けることに成功した秋人でしたが、それ以降なぜか未来に命を狙われ続けることになるのです。
同級生で、地域の異界士を統括する名瀬家の次女、名瀬美月(なせみつき)は、秋人に未来と距離を置くように勧めます。しかし秋人はなぜか未来を邪険にすることができませんでした。
一方で、不死身と分かっていても毎日秋人を攻撃する未来。それにはある事情がありました。
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あらすじ
虚な影
ある日、秋人の元に母親からの手紙が届き、「虚(うつろ)な影が近づいているから注意するように」と言われます。
「虚な影」とは実体を持たない強力な妖夢として文有名でした。虚な影に近寄らないよう忠告を受ける異界士たちでしたが、未来だけは虚な影に近付きます。
実はこれは未来のトラウマに関係していました。秋人たちの高校に転校してくる前、親友の異界士だった伊波唯(いなみゆい)を虚な影によって殺されていたのです。
親友を奪った虚な影への復讐を考えていた未来は、秋人の静止を振り切り討伐へと向かいます。虚な影に近づいていく未来の前に唯の妹の桜が現れます。
大事な姉を見殺しにした復讐のため、姉に代わって異界士を志し、未来を殺そうとする桜。未来も応戦しますが、大事な親友の妹だからか全力を出し切ることができません。桜に押されていた未来を助けに秋人が現れます。
秋人と共に逃げ回り、一時は桜を振り切ることに成功する未来。しかし、今度はうつろな影が秋人に乗り移ってしまいます。
「不死身だから刺して、虚な影を追い出せ」と秋人に言われ、すぐに虚な影を引き剥がし、なんとか虚な影の討伐は成功。しかし今度は秋人が妖夢として覚醒してしまうのです。
美月の兄で名瀬家の跡取りの博臣(ひろおみ)らが駆けつけて封じ込めようとしますが、歯が立ちません。次第に凶暴化する秋人でしたが、未来の必死の願いにより、自我を取り戻します。
桜
虚な影の騒動から少し経った頃、桜が未来たちの高校に転校してきます。依然として桜は未来への復讐を計画していたのです。
しかし姉とは違い、異界士としての能力がなかった桜は、異界士教会の藤間弥勒(ふじまみろく)と名乗る人物と契約を結んでいました。
それは武器を譲る代わりに未来を殺すことでした。復讐心から契約を結び、暴走する桜でしたが、未来に「あなたは異界士にはなれない」「私が唯と桜の分まで異界士として妖夢を倒す」と断言されてしまいます。
未来のその言葉に心が折れた桜は、復讐を諦め、未来のよき理解者となるのでした。
凪
その頃、異界士たちの間では「凪」がくると噂されていました。凪は妖夢の生命力が極端に落ちる時期のことを指します。
半妖の秋人にも影響が出ることは想定されていましたが、ここで問題が発生します。本来であれば、秋人の中の妖夢の方の力だけが弱まるはずでしたが、なぜか人間としての生命力まで落ちてしまうのです。
結果として、弱体化した状態ではあるものの、またもや妖夢として覚醒指定しまいます。
討伐されることを恐れた秋人は逃亡。それ以降行方不明となります。
そんな時、未来は名瀬家の現当主である泉から、秋人を殺すように命じられてしまいます。なぜ泉は未来にそんな命令をしたのでしょうか。これには未来と泉が交わした約束が関係していました。
そもそも未来は泉から秋人を殺すように依頼を受けて、この街に引っ越してきていたのです。
境界の彼方
泉が秋人を殺すように依頼したのは、他でもない「境界の彼方」と呼ばれる妖夢の討伐のためでした。
秋人は異界士の母と妖夢の父の間にできた半妖というレアな存在でした。しかし、秋人の中にいる妖夢は境界の彼方という、世界を破壊すると言われている妖夢だったのです。
その事実を知った泉は、妖夢の生命力が極端に落ちる凪のタイミングを見計らって、秋人を殺す計画を立てていました。凪の影響で生命力が落ちているとはいえ、それでも強力な境界の彼方。
その討伐の計画で白羽の矢が立ったのが未来でした。
秋人の救助
泉から秋人を殺すことを命じられていた未来でしたが、密かに秋人に好意を寄せていた未来には、どうしても殺すことができません。そして未来はある決断をします。それは秋人から境界の彼方を引き剥がし、未来自身の中に取り込むことでした。
つまり、自身の死と引き換えに秋人を生かすと決めたのです。
そうして未来は行方不明だった秋人を発見します。秋人から境界の彼方を剥がし、討伐のため未来は境界の彼方と融合し、「ざまあみろ」と一言だけ残し姿を消します。
目を覚ました秋人は必死に未来を探します。しかし、見つかることはなく季節は冬になっていました。
そんなある日、ものすごい音と共に空に謎の球体が現れ、「文芸部部室に来い」と書かれた紙を見つけます。美月や博臣も巻き込んで文芸部の部室に向かう秋人たち。そこで待っていたのは、秋人の母親の弥生(やよい)でした。
未来が境界の彼方と融合したことも、まだ未来が生きていることも知っていた弥生は、秋人に未来を助けるための助言をします。
空に現れた謎の球体は、境界の彼方と融合した未来が作り出した仮想の空間でした。
そこにいる秋人の傀儡(くぐつ)に秋人自身が入れば未来を助けられかもしれないと弥生は言うのです。
未来
母親からの助言で、秋人は未来を助けに向かいます。再び境界の彼方の中に入った秋人は未来と再会します。
せっかく助けたのになんでまた戻ってきたのかと秋人を責める未来と、勝手な選択をしたことを怒る秋人。泣きながら秋人を責める未来のシーンは、未来がどれほど秋人のことが好きだったのかがわかりますよね。
その後次第に凶暴化する境界の彼方を二人はなんとか討伐します。しかし、境界の彼方の討伐成功は未来自身の消滅も意味していました。
そして境界の彼方と共に未来も消滅、形見の指輪と眼鏡だけが秋人の手元に残ります。それぞれも元の生活へと徐々に戻っていきます。秋人たちも未来の消えた現実を受け入れ始めるのです。
そんなある日、未来の形見の指輪がふっと消え、驚いた秋人が屋上を見上げると、そこには消えたはずの未来が立っていたのです。未来は秋人に手渡された眼鏡をかけて微笑むのでした。
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主要キャラクターについて
栗山未来(cv種田梨沙)
「不愉快です」が口癖の本作の主人公。メガネがトレードマークで、自身の血液を剣に変化させる異能力を持つ異界士ですが、かなりのドジ。
趣味はブログと盆栽で、かなりの貧乏。すぐに思ったことを書く癖があるため、SNSが頻繁に炎上しています。何かを誤魔化す時には眼鏡を拭くなど、隠し事が一切できない性格です。
呪われた血の一族と言われ、他を圧倒する力を持っていたことから、他の異界士からは忌み嫌われてきました。境界の彼方と倒せる唯一の血族の末裔(まつえい)で、秋人の中にいる境界の彼方の討伐を目的に秋人に近付きます。
虚な影のせいで唯一の親友を失い、その妹の桜にも命を狙われますが、無事和解。その後桜とは共同生活を送っています。
しかし、一緒に学校生活を送るうちに秋人に惹かれ、境界の彼方から秋人を救うために死ぬという選択をします。
神原秋人(cvKENN)
本作の主人公。高校2年生で文芸部の副部長をしています。人間の母と妖夢の父の間にできた半妖というレアな存在。
不死身という特性がありますが、単に不死身というよりも他人より傷の治りが異常に早いというのが本当のところです。そのため、痛覚は普通の人間同様にあります。
重度の眼鏡フェチで、未来と出会った時も眼鏡が好きと叫ぶほど。文芸部の部室で眼鏡の良さを語っては美月に気持ち悪いと罵倒されています。
体に極端なダメージを受けると、妖夢の部分が表面に出てくるため、名瀬家の監視下にあります。
名瀬美月(cv茅原実里)
秋人の同級生で、文芸部の部長もしている名瀬家の次女。半妖でいつ暴走するかわからない秋人を監視しています。かなりの自信家な一面もありますが、兄たちより劣っていることがコンプレックス。
名瀬博臣(cv鈴木達央)
美月の兄で名瀬家の長男。文芸部には所属しているものの、ほとんど顔を出さない幽霊部員で、大の妹好きです。
携帯の着信音は美月の「お兄ちゃん大好き」の音声データで、美月にはかなり気持ち悪がられていますが、全く気にしていません。
常にマフラーをしているほど冷え性で、秋人の脇に手を入れて暖をとることもしばしば。秋人のことを「アッキー」と呼んで親しくしていますが、過去に暴走した秋人に殺されかけたこともあり、虚な影の一件の時にも「命の保証はしない」と冷淡に接する一面もあります。
感想と劇場版の紹介
最終話で最大の謎、未来がなぜ生きているのか、という疑問を残してこの作品は終わります。ネット上では色々な考察がされており、未だに解決はしていません。
2期で解決されるのかと考えていましたが、2期も結局制作されることはありませんでした。そもそも原作本も、アニメ版とは全くストーリーが異なっているので、半分オリジナル作品のようなイメージです。
『境界の彼方』には2期の代わりに劇場版が制作されています。「過去編」と「未来編」の2作あり、「過去編」はアニメの総集編的な位置付け、「未来編」は「過去編」のその後を描いた作品になっています。
気になる方は見てみてはいかがでしょうか。
まとめ
私自身、あまりSFだったりダークファンタジーと言ったジャンルは見たことがありませんでした。偏見なのかもしれませんが、こういったジャンルって絵のタッチが少し独特で
苦手意識を持ってたんですよね。
しかし、この作品は単なるダークファンタジーではなく、秋人と未来の恋愛や、博臣の変態な性格をすごくユニークに描いています。
見てみるとわかるのですが、伏線が多く最終回すら大きな謎を残して終わる作品なので、何回も繰り返し見たくなる作品です。
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