こんにちは!
今回紹介する作品は、言わずと知れた不朽の名作「ティファニーで朝食を」です。
誰もが一度は聞いた事のあるタイトルですし、永遠のハリウッド女優オードリー・ヘプバーンの代表作としても有名ですよね!
今回は本作品の魅力や名言について、既に映画を見ている方も、そうでない方にも分かりやすく解説致します。
それでは早速作品情報からご紹介します。
引用:U-NEXT公式より「ティファニーで朝食を」/© 2019 PARAMOUNT PICTURES CORP. All Rights Reserved
目次
作品情報
制作年:1961年
上映時間:115分
原作 トルーマン・カポーティ
監督 ブレイク・エドワーズ
キャスト
ホリー・ゴライトリー(オードリー・ヘプバーン):NYのアパートに住む女性。定職には付いておらず、その交際費で生計を立てている。
ポール・バージャク(ジョージ・ペパード):ホリーと同じアパートに越してきた駆け出しの小説家。
2E(パトリシア・ニール):ポールの愛人である室内装飾家。夫がいながらもポールのアパートに足繁く通い、金銭的援助をしている。
ユニオシ(ミッキー・ルーニー):ホリーのアパートの上の階に住む日本人。ホリーやポールが部屋で騒動を繰り返す度にかんしゃくを起こす。
ホセ(ホセ・ルイス・デ・ヴィラロンガ):ブラジル出身の資産家。ホリー主催のパーティで知り合い、後に婚約する。
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あらすじ
明け方の静かなNY五番街に一台のタクシーが止まり、ある女性が降り立ちます。それは美しい黒ドレスを身にまといサングラスをかけたホリー・ゴライトリー。
彼女は高級ジュエリー店、ティファニー本店を眺めながら朝食のクロワッサンを食べる事を日課としています。
ある時、彼女の住むアパートに一人の男性が引っ越してきました。名前はポール・バージャックという駆け出しの小説家。そしてホリーは彼が自分の弟フレッドに良く似ていることから親しみを覚え、次第に距離が近くなっていきます。
しかしポールには2Eという女性と不倫関係にありました。ある日2Eが何者かに尾行されている事に気づき、正体を突き止めるためにポールは公園までその男をおびき寄せます。
そして男の正体はホリーの夫ゴライトリーだったのでした。
ホリーが家出をした後NYへ行ってしまったものの、兄のフレッドが軍隊を除隊することが決まったのでホリーをテキサスに連れ戻しにきたのでした。
事を知ったホリーは、もうその頃の自分には戻れないからテキサスには帰らないと断固拒否をします。変わってしまったホリーを尻目にゴライトリーは一人テキサスへ帰っていくのでした。
ホリーに恋愛感情を抱き始めていたポールでしたが、彼女はお金の為にパーティで知り合ったブラジル出身のホセという男性と結婚し、南米に渡ると言い始めました。
ポールは止めようとしますがホリーの気持ちは変わりません。他の男たちと同等の扱いを受けていた事にショックを受けたポールは、ホリーに別れを告げます。
その後ポールはアパートを離れ、個人の物書きとしての仕事が軌道に乗っていた頃、再びホリーから結婚前最後の食事に誘われました。
お互いにほのかに未練を残したまま、最後のデートを楽しみます。しかし家に帰って来た瞬間に待ち構えていた警官に取り押さえられます。
なんと刑務所に服役していた麻薬の密売人サリー・トマト氏に、暗号メッセージを送っていたとの容疑をかけられたのでした。
次の朝、釈放になったホリーをタクシーで迎えにいったポールは、世間体を気にするホセから、今回の騒動が原因で結婚を破棄したいという内容の手紙を渡しました。
憤慨したホリーは、それでも南米に渡り一人自由に生きていくと言い張ります。そんなホリーを見てポールは、自分から愛されることを怖がっているだけのただの臆病者だと指摘します。
そして2人でティファニー本店に入ったときに作った、名前の刻印が入ったおもちゃの指輪をホリーに投げ返しました。
ポールからの無償の愛にようやく気付いたホリーは、土砂降りの中タクシーを降りたポールを追いかけ、再会した2人はその場で抱き合い、キスをするのでした。
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ヘプバーン演じるホリーという女性の魅力
本作品の最も重要な人物であるヘプバーン演じるホリー・ゴライトリー。
圧倒的な美貌と、彼女の放つ独特な魅力に周りの人間たちはつい巻き込まれてしまいます。作中で彼女はどんな女性像として描かれているのか、詳しく解説していきます。
ホリーは高級娼婦という設定!?
彼女は定職についておらず、持ち前の社交性を活かしお金持ちの男性とデートをすることでお金を稼ぎ、自分の価値を確かめていました。
実はホリーは幼いころに両親から見放され、兄のフレッドと共に孤児となり、他人の世話になって生きなければいけませんでした。
その環境下で育った事もあり、愛を知らない彼女は大人になった今でもお金持ちの男性にしか興味が湧かず、富裕層の男性の隣にいることで自分の心を満たしてきました。
言い換えれば作中ではホリーは娼婦の様な役割を担っていたと言えます。本編では一度も娼婦と言う言葉は出てこない為、意外と多くの人にはあまり知られていない設定ですが、ホリーのキャラクターを知る上で重要なポイントです。
誰にも所有されないという生き方
ホリーの部屋の隣に越してきたポールが、初めてホリーの部屋に入ったとき、驚きの表情を見せます。ホリーの部屋には家具や装飾がほとんど無く、なんとも殺風景な内装だったからです。
自分よりも前から長年この家に住んでいるホリーに、どうしてかと尋ねると、彼女は答えます。
今自分がいる場所は仮の場所であり、自分が居続ける場所ではない、と。
また彼女は自分が飼っている猫にも名前をつけておらず、ずっと「名無しの猫ちゃん」と呼んでいました。
これらの行動は全て、彼女自身が他の誰からも束縛・制御されたくないという思いから来ているものでありました。
これまで他人の世話にならないと生きてこられなかった悲しい過去を持つ彼女は、自分が誰かのモノになり身動きが取れなくなってしまう事をひどく怖がっていました。
部屋に家具を置かないことも、猫に名前を付けない事も、自分が最も他人にされたくない、人に所有されるという事に繋がると考えたからだったのです。
どこか風変わりでも、魅力的な彼女
少し違った風変わりの彼女と出会って、初めは戸惑うポールでしたが、素朴で心優しい性格の彼女に次第に心惹かれていきます。
ある日、ポールが自分の部屋で書き物をしていると、ホリーの部屋から歌声が聞こえてきました。
ポールが目にしたのは窓辺に腰をかけながら名曲「ムーン・リバー」をギターで奏でる彼女の姿でした。頭にタオルを巻き、なんてことない普段着で一人物憂げに歌を歌う彼女を見て、ポールはより一層彼女を愛しく思うようになります。
本作品の中でも特に有名であるこのシーン、ヘプバーンの美しい表情と合わせて思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
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本作品の名言
「君は自分で作った檻の中にいるのだ。その檻は南米でもテキサスでもついて回る。自分という檻からは逃れられないからだ。」
ここでは作中の中でも個人的に最も好きなシーン・名台詞をご紹介致します。
上記は物語終盤、刑務所から釈放されたホリーをタクシーで迎えにきたポールが、車内で彼女に言い放った台詞です。
ホリーはホセに結婚破棄を言い渡されたのにも関わらず、それをもろともせずこれからは自分一人で自由に生きていこうと虚勢を張ります。
そんなホリーの様子を見て、ポールは“君は僕に愛され僕を愛する事が一番の幸せだ”と告白します。しかしそんなポールの告白をよそにホリーは、“誰かのモノになる(=檻に入る)なんてごめんだ”と反論し、ポールを突き放します。
しかしポールは負けませんでした。
君は自分で自分の事を自由奔放で気ままに生きているように感じているが、本当は気飾っていないと全く自分に自信がない只の臆病な人間であるのだ。
人から愛される事は檻に入るなんてことではなく、人を愛し人から愛される事で初めて真実の自由・幸せを手にするのだ、と主張するのでした。
私はこのシーンを見て、愛というテーマでここまで人の心情を哲学的に描いている作品は他にはなかなか無いのではないかと感動を覚えました!
ポールが言っている事はとても深いと思いませんか!?
育ってきた環境が違うから考え方や価値観が異なりすれ違ってしまう2人ですが、不器用ながらもお互い惹かれあっていく姿が何ともいじらしい!
貧乏だけど愛を信じる男ポールと、自分を気飾り愛に怯えるホリー。
2人のこれまでの立場や関係が、このラストシーンのポールの発言で一気に逆転する感じがたまらないです!
まとめ
本作品はヘプバーンが主演と言う事もあり、とにかくヘプバーンの品の良さ・魅力が溢れる名作品である事は間違いありません。
しかし、ただ単にオシャレ映画として語り継がれているわけではありません!
ここで解説した通り、男女の恋愛観に自由や自立といった背景を含ませ、現代でも通用する普遍的なテーマを用いた非常に哲学的な映画なのです。
それが50年以上前の作品なのに今だ色褪せない名作として語り継がれる理由の一つです!
ロマンチックな恋愛映画として胸キュンすることも間違いなし!
まだ作品を見た事が無い方は是非見て頂き、すでに作品を見た事がある方も、ここで取り上げた内容に注目してもう一度見て頂きたいです!
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