ネトフリ独占配信中「BEASTARS」第1期のネタバレ記事 閲覧注意

2021年1月より第二期が放送予定のアニメーション『BEASTARS』

 

多種多様な動物が人間のように生活し、共存する世界で、一匹のハイイロオオカミとドワーフウサギが出会う。

恋か食欲か。男と女か肉食と草食か。

ハイイロオオカミのレゴシが、自分の本能と葛藤し、迷い、抗う物語です。

公式サイト:https://bst-anime.com/#index

その第一期をネタバレを含みながらご紹介したいと思います。

 

以下の内容はネタバレを含みます。閲覧の際にはご注意ください。

あらすじ

オオカミとウサギ 出会う

演劇部員だったアルパカ・テムは、肉食獣により食殺されてしまう。

ハイイロオオカミのレゴシは、部員のエルスへ、友達だったテムの伝えられなかった想いを届ける。

 

テムの代役・ゾーイを急遽仕上げる為に、部長であるアカシカのルイとゾーイは講堂に忍び込んで練習をする。

その間レゴシは、講堂の外で誰かが来ないか見張りをすることになる。

 

その時、レゴシは魅惑的な草食動物の匂いを嗅ぎ、本能を目覚めさせる。

 

捕食本能に負けそうになるレゴシだったが、ゾーイに声を掛けられ正気に戻る。

そのすきをみてレゴシに捕まったウサギは逃げ出す。

 

講堂では、舞台から落ちそうになったゾーイを庇ってルイが足を骨折していた。

しかし、舞台の主役であるルイはなんでもないと言い張り、翌日からも練習を続ける。

 

数日後、レゴシは園芸部へ行くことになり、あの日捕食しかけたウサギ・ハルと出会う。

レゴシは、ハルの腕の包帯は、あの日に付けてしまった傷だと気付く。

ハルに思い切って包帯について訪ねてみるレゴシだったが、ハルはその時の記憶は無いと言った。

 

ハルと共に植物の世話をする内に、レゴシは次第に恋に落ちていく。

 

本能に抗え

それから一月後の舞台初日、無理が祟り劇の終盤にルイは倒れてしまう。

 

ドクターストップがかかったルイの代わりに、ベンガルトラのビルが主役を演じることになり、ビルが本来演じるはずだった役を、レゴシが演じることになる。

 

劇を成功させるため、慣れないながらも頑張ろうと意気込むレゴシだったが、ビルはウサギの血を飲みドーピングをしていた。

 

ハルと出会い、ハルを傷つけてしまったことを後悔していたレゴシは怒りを覚え、舞台中に殴り合いを始めてしまう。

本気の喧嘩を始めてしまった二匹を、ルイが役になりきったふりをして止めに入り、舞台は無事に終演を迎える。

 

それから数日後、演劇部は隕石祭に向けての準備を始める。

レゴシ含めた肉食獣4匹は学園外へ出て、打ち合わせに行くことになる。

 

打ち合わせの帰り、道に迷い、4匹は肉が売られている裏市へと迷い込む。

街の平穏はこの裏市があることで成り立っていて、大人になれば多かれ少なかれみんな肉を食べているという現実を突きつけられる。

 

金を出し合い食べようと言われたレゴシだったが、逃げ出してしまう。

 

逃げて倒れたところを、裏市の番人かつ心療内科医のパンダのゴウヒンが拾う。

ゴウヒンによると、レゴシの状態は狩猟本能が変形した恋愛感情であり、最も危ない状態らしい。

 

肉食と草食 男と女

恋かどうかも判別出来ない感情と、肉食と草食という報われない関係に、今ならまだ引き返せると、諦めようとするレゴシ。

そんな時に、ルイとハルが逢引していることを知ってしまい、はっきりとハルが好きなのだと自覚する。

 

しかしハルはルイが好きなのだと見せつけられてしまう。

一方、演劇部の後輩でありレゴシと同じハイイロオオカミのジュノは、レゴシを振り向かせる為にビースターになると、ルイに宣戦布告を突きつける。

 

ハルへの思いに区切りを付けようと、ハルに告白することを決意するレゴシ。

 

だが、告白をする前に、ハルは獅子組に誘拐されてしまう。

そのことを市長から知らされたルイは、助け出したい反面、市長に平和の為だと言いくるめられてしまう。

 

ハルを見捨てたルイを殴り飛ばし、レゴシは獅子組を目指してハルを助けに向かい、ゴウヒンの助力を得て、獅子組の本部に乗り込む。

 

そのころハルは、獅子組の頭のこだわりで、下準備をされている間に、心の中で遺書を書いていた。

最後の抵抗をするもあっけなく抑え込まれてしまい、食べられることを覚悟するハル。

 

その時、レゴシが獅子組の頭に飛びかかる。

死闘の末に、レゴシは勝ち、ハルは九死に一生を得る。

 

無事に獅子組を抜け出そうとしたその時、レゴシが手加減をしたおかげで生きていた獅子組の頭は、密かにレゴシを撃ち抜こうとしていた。

 

しかし、獅子組に潜みこんでいたルイに銃口を口内へ突きつけられ、射殺される。

その後、ルイは行方不明になるのだった。

 

その夜、終電を逃した二匹は、ホテルで一夜を共にし、男女の関係へと登りつめようとした。

dハルの被食者としての本能が発動し、行為は中断される。

 

やはり種族間の壁は超えられない、愛し合う事など出来ないと悟るハルは、レゴシから身を引こうとする。

しかしハルをもう諦めないと覚悟を決めたレゴシは、他の肉食獣からも自分からも守れるようにもっと強くなることを誓った。

登場人物の説明

レゴシ

心優しいハイイロオオカミの男子。演劇部の裏方。

気が弱く、体格差と種族差で勝てるであろう相手にもわざと負けようとする。

ハルと出会うことで、彼女に惹かれながらも、肉食獣の本能との葛藤に悩まされる。

 

ハル

ドワーフウサギの女子。唯一の園芸部員。

体を求められれば断らない故に、学園内の主に草食動物の女子から批判を買い、孤立している。

 

ルイ

学園内で最もビースターに近いと言われるアカシカの男子。演劇部の花形。小さな顔に大きな瞳で女子受けする顔らしい。

自分にも他人にも厳しい。

自分が草食動物であることにコンプレックスを抱いており、肉食動物なのに弱者であろうとするレゴシが気に食わない。

 

ジュノ

ハイイロオオカミの女子。

自身の容姿に自信を持っており、明るく積極的な性格。

レゴシを振り向かせる為に、ビースターになることをルイに宣戦布告する。

 

ジャック

ゴールデンレトリバーの男子。

レゴシの幼馴染であり、良き理解者である。

 

ゴウヒン

ジャイアントパンダの心療内科医兼裏市の番人。ムキムキ。

ジャイアントパンダなので、肉食獣でありながら笹だけを食べて生きている。

食殺をして自我崩壊してきた動物を何匹も見てきた。

わかりにくい点を解説

ビースター

全体の統率を担い、この世界の差別や恐怖を超越する英雄的地位。

しかし、肉食獣と草食獣のどちらが権力を握るかを争う場になっている。

 

食殺

肉食動物が草食動物を食べること。最も重い罪。

 

チェリートン学園

レゴシ達が通う学校。全寮制。

 

演劇部

レゴシとルイ、ジュノが在席する部活動。

肉食獣と草食獣のどちらも在席している部活。

「生きざまを見せる」という裏テーマがあり、部員は全員何かしら問題を抱えており、スカウトされて入部する。

考察・感想

動物が活躍する物語は他にもありますが、その中でも特に、様々な動物が出てきて、本能と理性、草食動物と肉食動物の共存の理想と現実について事細かに描かれています。

 

種族間の対立や、恋愛感情、本能と理性の葛藤は人間にも当てはめられますが、食べるか食べられるかという問題は『BEASTARS』ならではです。

 

今隣にいる人が、突然襲ってきて自分を食べるなんてこと、基本的に人間は考えなくていいですし、逆に、隣の人が美味しそうで美味しそうでたまらない。なんてことも、多くの人間にはありません。

 

水族館や動物園の飼育員、酪農家なら、身近な存在が美味しそうと感じたり、逆に生命の危機を感じることもありえるでしょうが、しかし動物相手に言語的な意思疎通は取れません。

 

つまりこの世界に生きる動物の考えを理解することはとても難しいことです。

それでもこの物語を創り上げた原作者は、素直に凄い人だと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

『BEASTARS』は2021年1月より二期も放送されますので、是非この機会にご覧いただければと思います。