劇場版『冴えない彼女の育て方Fine』あらすじ・ネタバレ

2015年からテレビアニメ第1期がスタート、2017年には第2期「冴えない彼女の育てかた♭」も放送されヒロインたちの可愛さにドキドキしっぱなしの話題作。そんな話題作がドキドキやきゅんきゅん、さらにキャスト・スタッフはそのままについに劇場版へ!ヒロイン攻略はグランドフィナーレへ!

ここで劇場版「冴えない彼女の育て方Fine」の予告編をご紹介します。

劇場版「冴えない彼女の育てかた Fine」 (saenai-movie.com)

 

以下の内容にはネタバレが含まれます。閲覧の際にはご注意ください。

あらすじ

出会い

主人公の安芸倫也はある春の日、桜が舞う坂道で今作のヒロイン・加藤恵と出会う。運命的な出会いをした倫也は彼女をメインヒロインに同人ゲームを作ろうと決意する。同じ学校の美術部に所属し、自身も同人イラストレーターとして活躍している澤村・スペンサー・英梨々と、一つ上の先輩でライトノベル作家として活躍している霞ヶ丘詩羽を加え、「blessing software」を結成。冬コミに向けてゲーム制作を進めていく。

そして記念すべき1作目は完成したがその後、超大作と名高い「フィールズ・クロニクル」制作のため人気クリエイターの紅坂朱音に引き抜かれた英梨々と霞ヶ丘先輩。二人が抜けたあとも副代表の恵とともにサークル活動を続けていく倫也。イラストレーターに後輩の波島出海を起用し、彼女の兄・波島伊織をプロデューサーに、さらに氷堂美智留と彼女のバンドとともに次の作品の制作にとりかかる。

紅坂朱音とともに「フィールズ・クロニクル」に携わる英梨々と霞ヶ丘先輩、そして「blessing software」で倫也を支える恵の想いとは。

アニメから劇場版へ

英梨々と霞ヶ丘先輩が脱退した衝撃の展開からしばらくして「blessing software」は次の作品の制作を始めていた。倫也は夏休みのすべてを次作のシナリオ作りに費やしていた。そんな倫也を危惧する恵だったがシナリオが煮詰まった倫也は、恵の誕生日にロケハンをしようと提案。

しかし当日、倫也は来なかった。紅坂朱音が病院に運び込まれたからだ。

英梨々と霞ヶ丘先輩は悩んだ結果、紅坂朱音が抜けた「フィールズ・クロニクル」制作に倫也にピンチヒッターとして依頼することに。倫也が一時的に「blessing software」を脱退することに恵はイライラを隠せないでいた。代表がいないサークル、進まない制作、このままでは冬コミに間に合わない。

そして倫也がいないなかで恵は自分の想いに気づいていく。

倫也が普通の女の子を好きになるわけがないと思っていた恵。彼女はそんな倫也がいいなと想いながら思いを吐露する。一方で、英梨々と霞ヶ丘先輩とともに進行していた「フィールズ・クロニクル」制作中に倫也は恵にメールをする。しかし返事は返ってこなかった。ついに「フィールズ・クロニクル」制作を終え「blessing software」に戻った倫也だっだが、自宅の前で待っていた恵に自分の想いを告げる。

やっとのことで想いが通じ合った二人はほかのメンバーの協力も借りながら急ピッチで新作の制作に取り掛かり、何とか冬コミに間に合ったのだった。

こうして2度目の冬コミを無事に迎えた「blessing software」の面々。

その後、倫也や恵、英梨々は学校を卒業しサークルも本格的にゲームメーカーとなった。倫也は「blessing software」の社長兼ディレクターへ、恵は副社長兼サブディレクターになり二人の指には光り輝く指輪が。そして英梨々と霞ヶ丘先輩もクリエイターとして所属することに。

「blessing software」はおわらないーーー

登場人物の説明

安芸 倫也(CV:松岡禎丞)

サークル「blessing software」の代表。好きなアニメ、ゲーム、コミックや好きなクリエーターに対する愛は本物。加藤恵と出会い同人ゲーム作りを決意する。

MEMO
~個性的なヒロインたち~

今作は安芸倫也の周りを彩るヒロインたちがいるが、決して多くはない。
タイトル通り冴えないヒロインや、幼馴染、先輩、また後輩など様々なジャンルのヒロインが登場する。

加藤 恵(CV:安野希世乃)

同人ゲームのモデルにもなっている今作のメインヒロインだが、彼女自身はステルス能力が高く淡々としており安心感もあるせいかフラグが立たない特殊なヒロインである。最初は倫也に振り回されていたがだんだんとメインヒロインらしく感情を出すようになる。

澤村・スペンサー・英梨々(CV:大西沙織)

倫也の幼馴染。自身のサークル「egoistic-lily」で18禁同人誌を書いている新進気鋭のイラストレーター。ペンネームは「柏木エリ」。「blessing software」では原画担当をしていたが、紅坂朱音に引き抜かれ別作品に携わることになり「blessing software」を脱退。小さいころから倫也に想いを寄せている。

霞ヶ丘 詩羽(CV:茅野愛衣)

倫也の先輩。成績優秀で、ペンネーム「霞詩子」として超人気のライトノベル作家。「blessing software」ではシナリオ担当。『恋するメトロノーム』は彼女のデビュー作であり50万部を突破している。英梨々とは恋のライバルでもあり毒舌だが、イラストレーターとしての才能は認めており「柏木エリ」の信者でもある。

波島 出海(CV:赤﨑千夏)

倫也の後輩で、新作制作ではキャラクターデザインと原画、背景を担当している。イラストレーターとして英梨々にライバル意識を燃やしている。倫也曰く「自分の認めた後継者」としている。

波島 伊織(CV:柿原徹也)

出海の兄で「blessing software」ではプロデューサーとディレクターを担当。氷堂美智留がボーカルを務める『icy tail』のプロデューサーも兼任。自身が倫也とかかわっていたことが、紅坂朱音が英梨々と霞ヶ丘先輩を引き抜くきっかけになったことを後悔している。恵からはなにかと嫌われている。

氷堂 美智留(CV:矢作紗友里)

倫也とは従姉妹にあたる。「blessing software」では音楽担当。彼女が所属する『icy tail』ではギター兼ボーカル。作曲もしているが劇場版では霞ヶ丘先輩に「情緒はあるけれど日本語が怪しい」と指摘されている。

紅坂 朱音(CV:生天目仁美)

超売れっ子の漫画家。自身の会社「紅朱企画」があり、才能を認めたクリエイターなどはなにがなんでも引き抜くというスタンスの持ち主だ。作品作りに対して過激なことをいう場面も多いが作品に対する熱意は本物だ。

わかりにくい点の説明

サークル「blessing software」

倫也が同人ゲーム制作のために立ち上げたグループ

icy tail

氷堂美智留がボーカルを務めるバンド。当初は倫也がマネージャーをしていたがのちに波島伊織がプロデューサーになっている。

フィールズ・クロニクル

紅坂朱音が企画した人気作品の最新作。

感想

テレビアニメシリーズから劇場版まで主にヒロインの攻略とゲーム制作シーンがメインなっており、恵の心境の変化やほかのキャラクターと倫也との関係性なども描かれていて、ヒロインたちの可愛さやきゅんきゅんするポイントなどがふんだんにちりばめられています。英梨々と霞ヶ丘先輩の二人が制作の最後を手伝って倫也の自宅から帰るシーンでは、恵と結ばれた倫也を見た二人が、

自分たちはもう自分たちはもうこの先倫也との関係を変えることができないのだと、そしてクリエイターとしての倫也が追いついてくるまで待っていよう

という決意が見えるところは名シーンです。

号泣する英梨々を霞ヶ丘先輩が慰めるところで流れる大西沙織さんと茅野愛衣が歌う「DREAM TEAM TRIANGLE」がクライマックスを最高に盛り上げている上に、切なくて泣けます。

まとめ

丸戸史明原作のライトノベルをキャラクター原案・深崎暮人でアニメ化し、劇場版もスタッフやキャストが変わらないところが安心感があります。主題歌などもアニメ版に引き続き春奈るなさんが担当しています。

先が読めそうなストーリーですがちゃんとそれぞれのキャラクターとの伏線を回収して最終的にはメインヒロインに落ち着くようになっています。しかも二人が結ばれて終わり、ではなくその後の二人のストーリーがちゃんと描かれているところにぐっと来ますね。

今作はヒロインたちだけではなく伊織の活躍にも注目でした。「blessing software」をうまくディレクションしながら倫也のこともサポートしています。オタクが同人ゲームを作るという、しかも女性キャラクターをゲームのように攻略しながらというのはなかなか特殊な設定になっています。