「え?!アクションって言い切っていいの?」と思うほど、実はドキュメンタリー要素が強いと思います。
アクション映画を登場人物の背景を眺めながらみると、映画の基盤には、登場人物の人間関係や人となりを分かりやすく伝えなければ成立させるのが難しいのではと感じました。
※)作品内容のネタバレを含みます。お気をつけください。
目次
登場人物(作品の主人公たち)
デイヴィッド・レヴィンソン
元天才エンジニアで現在は、ニューヨークのケーブルテレビの技師として勤めている。環境破壊にうるさくゴミの分別や環境を汚染する核は断固として反対する姿勢を顕著に表している。
トーマス・J・ホイットモア
今作品のアメリカ合衆国の大統領。元戦闘機パイロットの経歴をもち、今作品の最後の戦いには空の男として戦線に自ら志願しほかパイロットたちと共に戦った。
スティーブン・ヒラー大尉
アメリカ海兵隊 通称ブラックナイツと呼ばれる戦闘飛行中隊に所属。宇宙飛行士を目指しておりNASAに志願をしているも長く叶わずにいる。
登場人物(中心人物たちの人間性を表すために必要な人物たち)
ジャスミン・ダブロウ
スティーブン・ヒラー大尉の恋人。ストリッパーとして働きながら一人息子のディランを育てている。
ジュリアス・レヴィンソン
デイヴィットの父親で、ニューヨークに住んでいたがデイヴィッドに連れられて宇宙人の最初の大規模攻撃から難を逃れた。息子のことを大事に思っている言動が多く見られ、息子同様にルールを守るなど自分の決めた信念を通す人柄が見て取れる。
マリリン・ホイットモア
トーマス・J・ホイットモア大統領の妻である。避難しきれず墜落したヘリコプターの周辺でジャスミンに救助される。しかし、既に致命傷のため搬送された時には既に手遅れになってしまう。
コンスタンス・スバノ
デイヴィッドの元妻で、現在はホワイトハウス首席報道官をしている。デイヴィッドとは対照的な性格をしており、自分に訪れたチャンスは逃せないZと家庭、夫婦関係を顧みずに仕事に熱中してしまった。その為、離婚をしてしまった。
ラッセル・ケイス
かつてベトナム戦争で戦闘機乗りであった、経歴があるが引退した今ではロサンゼロスの郊外で農薬散布業を営んでいる。しかし、かなりの酒乱で酔っ払いながら
飛行機に乗り込んでいるため、本来散布する畑じゃないところに農薬を撒いてしまうなど、かなりいい加減な行動が自分の子供たちや周囲の人から冷たい目で見られている。
物語の終盤、迎撃作戦に参加し家族の為に大型円盤の主砲に突貫し敵も道連れに撃墜し英雄となった。
あらすじ
突如世界中に飛来する巨大円盤。全世界がパニックになる中、アメリカに住んでいる3人の男(デイヴィッド・スティーブン・トーマス)の行動が世界を救うことにつながっていく。
脅威は静かに近づく
観測所(仮)電波に通常では考えられない信号を受信。観測所の職員たちは慌ただしく情報を確認していく。
ホワイトハウスに国防長官からの連絡が入り異常な事態に政府も事態の真相の確認に慌ただしくなる。事態の真相追求は間に合わず、円盤が飛来する。
ニューヨークケーブルテレビに勤めるデイヴィッドが電波障害の原因を探していると、ニュース番組で円盤の飛来の情報を得る。会社はパニックになり社員全員が地下シェルターに避難をする。
社員が避難などをしている間、デイヴィッドは電波障害の謎を考え、円盤の飛来した事態から最も危険な予測をたて身近な大切な人物たちに知らせるために行動を開始する。知らせる相手には当然国も入っている。
日常を壊す空からの来訪
とある家の家族の大黒柱の黒人はベッドの上で目を覚ました。スティーブンは寝起きながら妻や一人息子、飼い犬への愛情を仕草や言動で表しながら身支度を整え始める。
不意に窓の外を見ると隣人が引っ越し作業をしていることに毒舌を吐きながら新聞を取りに玄関から外にでた。周囲に住んでいる人全てが体量の荷物をまとめ、車で移動をしようとしている、その為目の前の道は渋滞で塞がっていた。
さらに遠くに目を向けるとそこには雲をかき分けて進んでくる強大な円盤状の物体が迫ってきている様子に何が起きているのかわからなかった。
スティーブンは職場に顔を出していた、その場には非番の同僚の姿もあり、あきらかな異常事態であった。男は軍用戦闘機のパイロットであった。
スティーブンの恋人ジャスミンは事態がわからないまま、息子であるディランと飼い犬はジャスミンの職場につれていくことに。そんな中スティーブンは戦闘機に乗り、円盤との最初の戦いに赴くのであった。
スティーブンは壮絶な戦闘機での空中戦を制し、小型円盤を打ち落とし乗っているであろう。円盤のパイロットであるエイリアンに銃を向けたが、豪快にエイリアンを殴って気絶させ生け捕りにする。
人類滅亡の序曲
デイヴィッドは突き止めた電波障害の内容を唯一の家族である父、ジュリアスに相談して共に行動していく。
次に元恋人であるコンスタンスにコンタクトを取ろうと試みるも足蹴にされ取り合ってくれず強行手段でコンスタンスの職場に押しかける。コンスタンスの職場はホワイトハウス、国の大統領の首席報道官であった。
ついに国の代表である大統領トーマスに電波障害の推測を伝える。それは侵略、地球への攻撃へのカウントダウンであることを伝える。伝えた直後政府が円盤に対してコミュニケーションを図ろうとしている戦闘ヘリが円盤からの攻撃により大破。
すぐにホワイトハスからの脱出を始め、国民にも避難するように伝える。
しかし、行動が遅すぎた為、避難ができていない状態でついに円盤の兵器による攻撃が開始されてしまう。トーマス大統領は辛うじて爆撃より逃れ飛行機によって移動していく。避難できず大勢の市民が犠牲になる。
飛行機の中で途方に暮れるトーマス大統領、妻であるマリリンの消息も不明のまま先行きがわからないまま頭を抱えてしまう。国防長官から核攻撃が勧められるが、その際の被害を考えると軽々しく決断をすることができない。
核攻撃という言葉を聞いて、被害の規模を理解しているデイヴィッドは断固として反対の意を唱えるが国防長官が遮ろうとする。
ジュリアスはその様子をみて国の要人たちに「息子が居なければ死んでいたんだぞ」と言い負かし「宇宙人の研究をしていたくせに」と追求する。トーマス大統領はそんなでまかせは事実無根というが、国防長官は言い出しにくいように口を開く。
政府の秘密「エリア51」
「エリア51」と言われる場所にたどり着くトーマス大統領一行、その施設では小型円盤、エイリアンの研究が行われていた。
その施設の内部や研究の成果を確認していると、スティーブンが気絶したエイリアンをつれて、研究所に登場した。
生きている研究対象に興奮を抑えきれない研究者たち、急いで生体研究が開始される。しかし研究中にエイリアンは目をさまし脳内に電波を送ることと、物理的に研究者たちを殺害。異常事態に研究室の一室の前に到着したトーマス大統領たちに要求を話、共存の考えはなく人類の皆殺しをする思惑を表明した。
侵略者への撃退、しかし…
エイリアンを完全に敵と認識したトーマス大統領はすぐさま核攻撃の準備をするように残存戦力に伝えるのであった。大型円盤に向けてついに核攻撃を開始、着弾と同時に大量の爆撃の煙に周囲は包まれた。
視界がクリアになるまで待つが、結果は無残にも核攻撃は敵の優れたテクノロジーであるシールドによって防がれ無傷であった。
スティーブンは自分の所属している基地周辺も爆撃され全滅した事を知り、家族の安否を確認したい一心で基地のヘリを強引に乗り込み自分の住んでいた街を目指す。
瓦礫の中の生存者
ジャスミンは混乱の中生き残り瓦礫の中から無事な車を見つけ、生存者を見つけては助けながら生き延びていた。その道中、大統領夫人であるマリリンを見つけ保護、怪我をしていたため、看病をしながら瓦礫の街を彷徨っていた。
途方に暮れてしまいそうになったジャスミン、その時上空から光が照らされ風を切る轟音が周囲に響き渡った。ヘリのライトに照らされながら降りてきたスティーブンにジャスミンは気づくと走って近づき熱い抱擁を交わすのだった。
絶望の中に一筋の希望
トーマス大統領一行は完全に手詰まりの状態になってしまった。そんなか負傷したマリリンが見つかり研究施設の病院に搬送されたが既に手遅れであり助からず、命を落としてしまう。
核攻撃を使われたこと、手が出ない絶望感からデイヴィッドはヤケになり酒を飲み酔っていた。ジュリアスは、なだめながら説得をしていく。その中で現状を打破するための1つのアイディアがジュリアスによって男は閃き、目に希望が戻った。
小型円盤の研究室に主要な人物が呼び出された、デイヴィッドはアイディアの実演をして、敵のシールドを無効化するアイディアを披露する。反撃の決意をみなが固める。パイロットは小型円盤を打ち落としたスティーブンが志願した。
反撃準備
シールドを無効化したしたデイヴィッド、小型円盤を操縦するスティーブンはお互いに意思確認をした。
全世界に一斉攻撃の作戦伝令が行われていく。残存した戦力に人員が不足しているため避難員から募集していく。その募集した人員の中に今回の一斉攻撃の英雄になるラッセルも顔を連ねるのだった。誘爆で大型円盤は脆くも全壊するのであった。
脱出…そして人類存続の独立
母船では小型円盤がロックされ脱出ができないと2人は諦め最後にミサイルを発射して最後の務めを果たそうとする。しかし、発射したミサイルの反動でロックが外れぎりぎり脱出でき、ミサイルの爆発の勢いにのり地球に帰還するのだった。
デイヴィッドとスティーブンの無事を喜び、迎えにいく。その場には墜落した大型円盤の姿。人類は勝利することができた。
考察
この映画の肝は、物語の中で出てくる日付の情報です。
それはこの映画の中でアメリカの独立記念日に由来されており、宇宙人からの侵略に怯えず人類がこれからも生き続けるための意味の独立記念日をつくろうとする。
終盤の場面で最も強く描かれており、主人公の一角であるトーマス大統領の演説は痺れます。
「おはよう。今から一時間後、君らは世界各国のパイロットと共に人類史上最大の作戦をスタートすることになる。(人類)という言葉は今日、新しい意味を持つ。人種の違いを乗り越えてひとつの目的のために結ばれる。
今日はくしくも7月4日、これもなにかの運命だ。君らは再び自由のために戦う。圧政や弾圧から逃れるためでなく、生き延びるためだ。地球に存在する権利を守るために、勝利を手にしたなら7月4日は米国の祝日であるだけでなく、人類が断固たる決意を示した日として記憶されるだろう。
我々は戦わずして絶滅はしない。我々は生き残り存在し続ける。
それが今日、我々がたたえる人類の独立記念日だ。」
タイトルの意味合いの説得力抜群だと思います。
感想
放映当時は、純粋にSF作品として楽しんで観ていましたが、見直してみると中心人物たちの3人の男達の人格や人生などがよく見える作品になっていて、採取的に3人のコンプレックスやわだかまりなどが物語最後にはすっきりと解決していく所に見所がある作品なんだなと、見た感想が変わりました。
まとめ
この映画が好きな理由は、主人公の3人のキャラクターがとても魅力的でどう行動していくのか気になるという点です。いい意味で裏切られないカッコ良さに見てて安心です。
ストーリーがわかりやすい王道ですがキャラクター一人ひとりの立場から物語を見ることができる部分も見所です。
見たことがない人はぜひ一度みていただきたいです。
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