【ネタバレ】映画『バーレスク』あらすじとネタバレ・結末・感想


https://www.sonypictures.jp/より引用

近頃、コロナの影響で中止や延期になっていたライブや舞台などのイベントも、様々な対策のもと開催されるようになってきましたね。
ですが、ここへ来てコロナが再燃の兆しを見せています。人が集まりそうなところに出掛けて行くのは、まだまだ心配。そんな方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は自宅でも楽しめるエンターテイメント、映画「バーレスク」をご紹介します。
2010年に公開されたこの作品は、クリスティーナ・アギレラ初主演のミュージカル映画です。圧巻の歌やダンスパフォーマンスは必見です!

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・あらすじ

・運命の出会い

https://ippoippo51.exblog.jp/より引用

歌手を夢見るアリは、アイオワ州の片田舎にあるバーでウェイトレスとして働いていました。将来こうなりたいと思える大人がいない。そんな町に嫌気がさしたアリは、夢を叶えるためロサンゼルスへ向かうのです。

ロサンゼルスについたアリはホテルを仮住まいとし、求人広告を片手に街へ出掛けます。
歌手の仕事を探すため何件も面接を受けるアリですが、キャリアが無いため思うように仕事は見つかりません。そうして街を彷徨っていると一軒の店が目に留まりました。

そこはバーラウンジ・バーレスク。薄暗い照明の店内には生バンドの演奏が流れ、ステージではセクシーな衣装を身にまとった女性たちが歌やダンスのショーを繰り広げていました。ゴージャスで妖艶なそのショーに強い衝撃を受けるアリ。自分もあの舞台に立ちたいと強く心に決めるのです。

アリは、カウンターにいたバーテンダーのジャックに「誰に取り入ればあのステージに上がれるの」と尋ねます。するとジャックは、オーナーのテスがショーのすべてを取り仕切っていると教てくれました。

さっそく楽屋へ向かい自分を売り込むアリでしたが、テスには冷たくあしらわれてしまいます。それでもあきらめ切れないアリは、ジャックに頼み込んでウェイトレスとして働き始めるのです。

・舞台裏は窮地

ある日一人の男性客が店で一番高い酒を注文し、NO.1ダンサーのニッキを呼ぶようアリに言いつけました。その高圧的な態度に、ムッとしつつも注文を受けるアリ。
その男性は、店の常連客であり不動産王のマーカスでした。

華やかなステージとは裏腹に、バーレスクは経営不振で多額の借金を抱えていたのです。
そのことを知っていたマーカスは、以前から店の買収を持ち掛けていました。

テスの元夫で店の共同経営者であるビンスはこの話に乗り気でしたが、店を愛するテスは断固として断ります。

偶然その話を耳にしたアリは、生歌でショーをすれば、もっとお客が来るのではないかとテスに提案します。しかし「お客は歌を聴きに来るわけじゃない」と、テスは全く耳を貸しませんでした。

・空き巣

アリが仕事を終えてホテルに戻ると、部屋は空き巣に入られていました。
荒らされた室内。隠しておいた僅かな貯金も盗まれた後でした。

途方に暮れたアリはジャックに助けを求めます。頼る人が一人もいないアリを見かねたジャックは一晩だけ家に泊めることにしました。

その晩、アリはジャックが作曲家を目指しロスに来たと知ります。ジャックの曲が気に入ったアリは素直にその才能を認めますが、なかなか芽が出ないジャックは自信を失っていました。そして何度曲を書いても最後まで完成させられないと打ち明けるのでした。

翌朝、ジャックに家に泊めてくれたお礼を伝えるアリでしたが、ジャックに婚約者がいると知り慌てます。大雨の中、家の外へ飛び出していくアリでしたが、ジャックが引き留め、行くところが見つかるまで泊めてもらうことになりました。

・独りオーディション

※以下はネタバレ記事です。ネタバレが嫌な方は見ないで下さい。

そんな中ダンサーの一人が妊娠し、欠員が出てしまいます。テスは急いでオーディションを行いますが、これだと思うダンサーは見つかりません。

アリはオーディションに呼ばれていませんでしたがステージで勝手に踊り、独りオーディションを始めます。

その様子を見ても、アリのことなど全く相手にしないテス。そんなテスに憤慨したアリは「ダンスを見てほしい」「ショーの曲は全て踊れる」と啖呵を切ります。

苛立つテスが指定曲を出しますが、アリは最後まで踊り切りました。その熱意に根負けしたテスは、アリをダンサーとして採用します。

ようやくバーレスクのダンサーとして活動を始めたアリは、ステージでどんどん力をつけていきます。嬉しそうにステージに立つアリの姿は輝いていました。

ある日の公演終わり、楽屋に一人きりでいるアリを見つけたテス。
ステージで目立つようになってきたアリでしたが、その影響か、まだ他のダンサーたちとなじめていないことに気づいたのです。

テスはアリにメイクの手ほどきをしながら、永遠に新入りではないと優しく励まします。
アリのダンスに光るものを感じたテスは、アリをダンサーとして認め始めていました。

・スター誕生

https://ameblo.jp/aloha-bert/より引用

そんなアリが面白くないのは、NO.1ダンサーのニッキ。
ニッキは、ショーの出番に遅刻したり酒の失敗を繰り返して店のみんなを困らせていました。

いよいよバーレスク差し押さえの督促状が届き、落ち込むテス。
そんな苦労をよそに出番前に酒をあおり、荒れた様子のニッキ。腹を立てたテスはニッキを降ろし、代わりにアリをステージに立たせます。

アリを代役にショーは始まりましたが、怒ったニッキは嫌がらせのため、アリが踊る直前に音響を切ってしまいます。
突然のトラブルに、舞台の上で立ち尽くすアリやダンサーたち。
ざわつく店内。原因がわからず慌てる舞台裏。

ステージの幕が下り始め、客が席を立つ中、アリが突然アカペラで歌い出したのです。
店内に響き渡る力強い歌声にみんなが驚く中、舞台裏のテスは再び幕を上げるよう指示します。

アリの歌声に続くバンド。一気に盛り上がる店内。
力強く歌い上げ、最後までショーをやり切ったアリに、観客やバーテンダーたちも大歓声を上げるのでした。
ニッキの思惑は外れ、テスはアリを中心に生歌のショーをすると決意します。

アリの歌とダンスは好評で、いつしか新聞に取り上げられるほど話題となりました。
おかげでバーレスクは連日の大盛況を見せるのです。

・ジャックの恋心

https://eiga.com/movie/55277/gallery/2/より引用

ニッキとのアクシデントからダンサーとも打ち解けたアリは、仲間に囲まれ輝いていました。眩しそうにアリを見つめるジャックでしたが、婚約者がいるため自分に芽生えた感情を否定します。

そんな頃、ジャックが残業でアリと一緒に帰れない日がありました。そこへマーカスがやってきて、アリをディナーに誘います。
バーレスク買収の件でマーカスを警戒していたアリは、当然誘いを断ります。しかし、マーカスはアリを強引に連れ出してしまうのです。

しぶしぶ同行したアリでしたが、立ち寄った豪華なパーティ会場がマーカスの自宅だと知り驚きます。

窓からの眺めを維持するために景色一帯の空中権を買って、高層ビルが建たないようにしていると語るマーカス。目の前の美しい夜景に、息をのむアリ。

そんなアリに「人生で何が欲しいのか」「自分ならそれを叶えてあげられる」とマーカスは申し出るのでした。それからマーカスは、自身の人脈を使ってアリを歌手として後押しするように振る舞い、アリは少しずつ気を許すのです。

マーカスの接触に、嫉妬するジャック。実際マーカスのことをよく思っていないジャックは、気をつけろとアリに忠告します。婚約者がいるのに干渉してくるジャックにイラつくアリ。アリもまたジャックに特別な感情を抱き始めていました。

・テスとニッキ

アリのおかげで店は満席になるほど大盛況でしたが、まだまだ借金が返済できるわけではありません。頭を悩ませるテスのもとに、かなり酔った様子のニッキが現われ、脇役は嫌だ、アリをステージから下ろせとテスに迫ります。

愛する店の危機的状況にも関わらず、自分の都合ばかり押し付けるニッキに腹を立てるテス。二人は激しく言い争い、その結果ニッキは店を去ることとなりました。

一方、マーカスと連日のように出掛けるアリに不満を爆発させるジャック。大ゲンカをし、気まずくなる二人でしたが、ジャックが婚約者と別れたことがきっかけとなり、恋人同士になります。

・企みと名案

仕事も恋も順調なアリ。ジャックと愛し合う日々は暖かく、「この愛は信じられる」と歌う姿はとても輝いていました。しかし二人のもとに、正式に別れていないと婚約者が乗り込んできます。ショックを受けたアリはジャックの家を飛出し、マーカスのもとへ向かうのです。

マーカスは傷ついたアリに「もっと大きな舞台で歌わないか」と誘います。自分ならアリの才能を活かしてやれると。
揺れ動くアリでしたが、ふと部屋の片隅に置いてあるものに気づきます。
それは高層ビルの模型で、建設予定地はバーレスクの住所になっていました。

どういうことかと詰め寄るアリに、店を更地にして高層ビルを建設するとマーカスは答えます。それが全員の幸せだと。
利益だけで人の心を見ないマーカスに失望したアリはバーレスクへ戻ります。

テスは差し押さえを回避するため何件も銀行を回り融資を募りますが、全て断られ窮地に立たされていました。
そこへ名案があるとアリが現われます。

いつものように全く耳を貸さないテスでしたが、アリの気迫に押されて話を聞くことに。
そこでアリは以前マーカスから聞いた空中権の話をテスに教えます。

・憧れのバーレスク

https://eiga.com/movie/55277/gallery/7/より引用

実は店の向かい側では、眺望を売りにしたマンションの建設が始まっていました。
マーカスが高層ビルを建てると、マンションの売りである眺望が無くなってしまい部屋は売れなくなる。アリはそこに目を付けたのです。

狙い通りマンションオーナーとの交渉はうまく行き、空中権を売ったお金で借金をすべて返済することができました。テスは愛する店を守りきったのです。
反省したニッキも店に戻り、テスはアリに感謝の気持ちを伝えるのでした。

その晩、楽屋でショーの準備をするアリのもとに、婚約者と正式に別れたジャックが現われます。
やり直したいと真剣に謝るジャックを受け入れ、アリは愛を取り戻しました。

ジャックはアリに「憧れのバーレスク」という曲が完成したことを伝え、アリに歌ってほしいと楽譜を差し出します。心から喜ぶアリ。

最後はその曲を力強く歌うアリと、ダンサー総出で踊る煌びやかなショーで映画は終わります。

https://eiga.com/movie/55277/gallery/より引用

・感想、まとめ

この作品で主演を務めたクリスティーナ・アギレラは、グラミー賞5部門の受賞歴を誇る歌姫です。歌手としてはもちろん、映画挿入歌の作詞・作曲もしています。
迫力のある歌声が素晴らしく、作中で歌うアカペラの第一声は、何度見ても鳥肌が立つほどです。

撮影は2010年2月頃にされており、当時のクリスティーナ・アギレラは29歳。一人目の息子が2歳の時でした。撮影は1日11時間、長い時は17~18時間もかかったそうです。

歌唱力も然ることながら、撮影のためにダイエットをして作り上げた美しい肉体は、女性が見ても惚れ惚れするほどです。また29歳よりも、ずっと若く幼く見えます。
作中で見せるあどけない少女のような笑顔に、私は何度もキュンとしました。

そしてテス役で出演のシェールは、アカデミー賞やグラミー賞など数多くの受賞歴を持ち、歌手や女優、その他の幅広い分野で成功しています。その美貌と歌声からは、撮影当時60歳を過ぎていたとは思えない程です。

ステージシーンは個人的な好みですが、アギレラが歌う「But I Am a Good Girl (バット・アイ・アム・ア・グッド・ガール)」が好きです。
歌はかわいらしいんですが、ダンスはかなり高度なことをやっているし、店中を使ったパフォーマンスも、とにかくカッコイイです。

また作中でシェールが歌う「You Haven’t Seen the Last of Me (ユー・ハヴゥント・シーン・ザ・ラスト・オブ・ミー)」は、愛する店を必ず守ると、自身を鼓舞するテスの気持ちが溢れていて、歌の迫力と切なさに涙しました。是非とも注目して欲しい1曲です。

この作品のストーリーは夢を叶えるため上京したアリが、才能を開花させスターになるお話。ミュージカル映画となっていますが、ヒューマンドラマとしても観やすいと思います。

ありきたりなサクセスストーリーではありますが、自分を信じて頑張るアリやテスの姿には勇気づけられるものがありますので、前向きに頑張りたい「やる気スイッチ」が欲しい時におすすめです。

煌びやかなステージシーンはまるでMVを見ているようなので、ミュージカル映画が苦手な人にも是非おすすめしたいと思います。