ミステリと言う勿れ2巻ネタバレ|整が推理する本当の犯人は誰?

小学館から引用

ミステリと言う勿れ2巻です。バスジャックに会った整とその一行は、犬堂ガロの家に、到着しました。

ここから一気に話が進み、犯人を見つけることになります。

ただの大学生とは思えない優れた推理力と洞察力で整は犯人を見つけ出すだけではなく、その場にいる人たちが抱えている気持ちと向き合って話していきます。

お悩み相談ではないはずなのですが、整と話した後はなんだかみんな晴れやかになっていくのです。  

また、熊谷翔という人物との関わり合いにも注目です。

前置きは簡単にして早速、バスジャックの後編から是非お楽しみ下さい。

 

主な登場人物

  • 久能整(くのう ととのう)…大学生、記憶力が良く、カレーが好き、うんちくが始まると止まらない
  • 犬堂オトヤ…バスジャックの犯人、よくしゃべるが切れやすい
  • 犬堂ガロ?…坂本正雄と名乗っていたが、オトヤの兄、自称、無職
  • 熊田翔…院生、怒ったオトヤが整に向かって来た時に守ってくれた
  • 淡路一平(あわじいっぺい)…コンビニ店員、バイトが続かないことが弱点
  • 柏めぐみ…主婦、大原交差点先のクリニックに行くところだった
  • 露木リラ…町工場の事務員、欠点は見境がないこと
  • 奈良崎幸仁(ならざきゆきひと)…大手保険会社で重役経ったが定年で退職
  • 小林大輔…コミュ障で無職
  • 青砥成昭 巡査部長…頭は切れるが、以前に冤罪を起こし飛ばされて隣署にきた
  • 池本優人 巡査…軽いように見えるが、整を頼りにしている真面目な若き刑事

 

※作品内容のネタバレを含みます。お気をつけください。

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あらすじとこれまでのお話し

ぼーっとしているようにみえる大学生、久能整は鋭い推理力で事件を解決していきます。と同時に、人が抱える問題に向き合って話すので、相手から一目置かれるそんな不思議な子です。

ある日、個展を見に行く途中に整は、犬童オトヤと名乗る男が起こしたバスジャックに巻き込まれてしまいます。

乗客と運転手をのせて数時間、犬童オトヤは、車内で乗客に自己紹介をさせるなどして、犯人なのによくしゃべります。

そんな彼は整のふとした言葉に、ぶち切れるのですが、整を守ったのが熊田翔でした。さらに、オトヤを黙らせたのは坂本正雄と名乗っていた男ですが、実はこの男も、バスジャックの仲間だったのです。

そんな、こんなで、とうとう犬堂家に到着した一行のゆくえは。

episode2「本当の犯人は誰?動機は何?」(後編)

小学館から引用

警察では連続殺人事の捜査会議の真っ只中です。生き埋めにされた死骸が、昨日までに4件も、発見されていました。

最初の被害者は若い女性、次は高齢男性、3人目は中年の男性で、最後は中年女性です。

皆、細身で運びやすく、抗っても敵わぬ体格の人物ばかりで、共通項や一貫性がありませんでした。

犯人の目的は、どこにあるのでしょうか。

 

一方、バスから降ろされた一行は、大きなお屋敷の犬堂家に向かって広い玄関ポーチからぞろぞろと玄関扉目指して歩いていました。

山奥なので周りには野犬が何匹もウロウロしているという不気味な所で、全員黙って犬堂家に入るしかないのでした。

中に入ると、絨毯が敷き詰められて広がっていて、傍にある2階に上がる階段は、すらりと伸びています。

風情のあるシャンデリアは、まさにお屋敷に相応しい光を放っていて、整たちは、犯人のお屋敷とは思えない家で、キョロキョロしてしまいます。

廊下には隅に『GARO』と書かれた何枚もの絵が飾られていましたが、その中に一枚大きな写真が飾ってありました。

 

 

小学館から引用

着物を着た綺麗な女性の写真です。

写真の大きさだけでなくその美しさに、全員、釘づけになってしまいました。

 

着物を着たその女性は、腰まで長く伸びた黒い艶やかな髪に、真っ直ぐ見る妖艶な瞳、彼女は一体、誰なのでしょう。

 

この豪華な家のリビングに案内されると、中央に大きくて、ふかふかなソファーと机が置いてあり、壁際には暖炉があって部屋は暖かくなっていました。

食事や飲み物までも、ちゃんと揃っています。

 

何もなければ素晴らしいこの、お部屋に文句なしなのですが、バスが乗っ取られてからこのまでのおもてなしは不気味でしかありません。

更に、それを象徴するかの様に、リビングには、斧やサバイバルナイフと思しき物や、軍用ナイフなどが飾ってありました。

 

おなかは減っているけど、全員食べるのに躊躇していると、運転手の煙草森 誠(たばこもり まこと)が先に食べてみると言ってきました。

自分がしっかりしなかったせいで、乗客の皆様をこんな目に合わせてしまった。と、詫びながら、毒味をはじめます。

 

「後でまた来る」。と言って出て行った犯人の目的がいまだにわからない一同は、リビングに残されて、途方に暮れていました。

 

そこに露木リラが、最近、生き埋め連続殺人事件が起きている事について話し、犬堂がその犯人で、1人ずつ生き埋めにするつもりなのかもと言い出しました。

 

リラの話に一同は、一瞬、血の気を無くしてしまいそうになります(整を除いて)。

と、その時、運転手の煙草森が部屋に飾られた物騒な刃物をしまい始めました。

彼は「変な気を起こしても、誰も簡単に取れない様に隠している」と言って、さっさと片付けてしまいました。

毒見をしたり、狂気となりうるものを片付けたりと、煙草森の大胆な行動に全員戸惑いましたが、ただ見守るしかありません。

この屋敷の固定電話を見つけて、警察に連絡しなければ、助けはないのでしょうか。

しかしメンバーそれぞれが、異なる問題を抱えていて、整がその問題を真摯に受け止めることにより、なんとなく一人一人の気持ちが穏やかになっていました。

 

午前0時を過ぎた頃に、整はとうとう固定電話を見つけて、池本巡査と話すことができます。そして、生き埋め連続殺人事件の最初の被害者が犬堂愛珠(いぬどう あんじゅ)だという事を聞くと、彼の推理が固まります。

その事件の犯人がここにいるから、少人数で静かにきてもらうようお願いします。

整が部屋に戻り、しばらくすると、みんなと話していたガロが「そろそろかな」と言って警察が来ている事を仄めかしました。不思議なことに犯人達は、整が警察に連絡するのを知っていたのに、何もしなかったのです。

 

バタバタと入ってきた刑事たちに、犬堂兄弟は、自分たちが犯人だとすんなり認めますが、整が、「あのぅ」と割って入って話し始めます。

 

オトヤさんが平気でガロさんに背中を向けた時、「たくましげな人に背中を向けるなんて不用心だなぁ」と思ったらやっぱり仲間だった。

ガロさんがこの家に入って来た時も、たった一人にだけ背中を向ける事があったと整は言います。

 

更に『GARO』と書いた絵を見て、左利きの人が書いた絵は左上りになっていて、右利きの人から見ると、不安定に感じると言うのです。

 

しかしガロと名乗っているこの男性は、右利きなので犬堂ガロじゃない、本当の犬堂ガロは人質の中にいて、背中を向けることができる人なんだ。と言いました。

そして熊田翔の方を真っ直ぐ見ると、君が犬堂ガロだと言いました。

 

整をオトヤから守ってくれた、長身で細身のその男は、そう、この一件の首謀者で、本物の犬堂ガロ、この家の住人だったのです。

 

さらに、犬堂愛珠はガロの姉で、犬堂オトヤは従兄弟です。兄は、ハヤというのが本当の名前でした。

 

愛殊は持病もちで、働いておらず、1人暮らしだった為に、居なくなったことに気づくのが、遅かったのでした。

ガロ達は、探偵を雇って調べたら、愛殊の足取りが途絶えたのが、この路線バスで、終点の大原交差点前で、他の乗客と降りたらしいのです。

そこで、その駅で降りた5人を集めて、この中から犬童愛珠を連れ去った者を探すためにガロはバスジャックをしたのでした。

ガロたちがそこまで話すと、整は、自分の推理したことを話していきます。

 

煙草森は食べかすや、武器となるナイフなどをソファーの下に隠していました。きれいに片付けるため、人からは見えなくするためです。

 

それと同じように人を殺したのではなく、『片づけた』だけではないかと、本人に確認したところ、

「はい、わかってもらえます」と煙草森は、真顔でさらりと答えたのでした。

 

あれは3か月程前のこと、煙草森は終点で、いつもなら、乗客はいないか、忘れ物はないかどうかを確認するはずが、確認せずに、終点で、もっていたお酒を飲みはじめてしまった、ということがありました。

 

しかし、たまたま急ブレーキをかけた時に、犬童愛珠が倒れているのを発見してしまいます。

いや、倒れているのではなく死んでいたのです。少なくとも彼の目にはそう映ったのでした。

 

そもそも、勤務中の車内にお酒を持ち込んでいた事からして、NGでしょう。

加えて、確認を怠ってお酒まで飲んでいる有様なので、この死亡している乗客のことを届けずに、夜中になって、近く山の中に埋めに行ったのでした。

しかし埋めている最中、死んでいたはずの愛殊が生き返り、突然、土から手をのばしたのです。

驚いた煙草森は、必死になって土を押さえつけ、無我夢中になって、やっとの思いで埋めました。

 

と、その時、自分が必死になって押さえつけていたことが、心地よかったと思ったのでした。

 

この気持ちをまた味わうために、更に彼は罪を犯したのです。

終点の時に、1人の乗客しかおらず、しかもあまり重くなさそうな人を狙って、急ブレーキで昏倒させ、人を埋めていたのでした。

 

煙草森誠にしてみれば、ただきれいに片づけたそれだけのことでした。

ちまたで起きている連続生き埋め殺人事件の犯人は、誰もが疑うことのない、バスの運転手、煙草森誠だったのでした。

 

運転手の供述により、被疑者がわれたので、これから、煙草森と犬堂家3人は警察から取り調べを受けます。

 

整はガロと別れ際、仲のよい姉弟だったのか、と尋ねました。

 

予想に反してガロの答えは、彼女は幼い頃から、親族たちからの憧れの的でお姫様だった反面、暴君だったとガロは回想します。

可愛がられて育ち、小さいころから親の歓心を独占していたので、ガロは「こんなやつ、死んじまえばいい」と何度か思っていたそうです。

しかしたった1度だけ、姉に向かって「死んじゃえ」と口にしてしまったことがあったと言います。

 

ガロはその後ずっと後悔し続けていたのですが、結局、愛する姉はこのような形で死んでしまったのです。

 

彼の手首には、いつも水色のパワーストーン、エンジェルライトが、ブレスレットになってずっと光を放っています。その意味は許しをねがう』という彼の心を表したものでした。

 

犬堂家の屋敷から一歩出ると、外はちらちらと雪が降り始めています。

 

奇遇にも、バスで知り合った2人は

「ガロくん、うちに遊びに来てくれる」。

 

「不起訴になったらね」と言って別れていくのでした。

 

ちなみにガロは我路と書くのだそうです。

 

犬堂我路の不起訴が決まって、とある日、整のもとに、我路から小包が届きました。

 

ワクワクして開けてみると、そこには

切り落とした人の手が箱に包まれており、手首には我路と同じ腕時計と『許しを願う』石が、はめられていたのです。

 

驚いて、一度は縮こまってしまう整でしたが、池本巡査に連絡します。

 

警察が調べたところによると、手を切り落とされたのは、なんとあの煙草森誠でした。

然も我路と従兄弟が忽然と消えてしまったのです。

 

あの煙草森誠は、起訴されて裁判を待つだけでしたが、精神鑑定に持ち込まれるという話が出てきていたのです。

 

もしそうなれば、彼は裁きを受けずに治療を終えたら、また世の中に出てくる可能性すらあります。

 

愛珠の弟とその従兄弟たちは、法に代わって裁いてしまったのでしょうか。

 

一線を超えてしまった犬堂我路を。見つけたら警察に連絡しなくてはならない、という事態に一転してしまいました。

 

警察からの帰り道1人歩きながら、「我路くん、僕のこと、うざいって言わない珍しい人。もっと話がしたいから、こっそり来ていいよ。春になったらね」と整は、冬の空に向かってそっと呟くのでした。

 

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episode3「京都からの頼りに秘められた思い」

整は、印象派の個展を見に広島に行くために、只今、新幹線の車内にいます。お弁当を食べ終え、うとうとしていたら隣の女性の手紙が目に入りました。

「京都にはくるな」と勝手に人の手紙を読む整。

でも、そんな文面はどこにも手紙の中に書かれていないので、持ち主の女性は、少し驚いた様子で整を見返します。

実は整が読んだ文章というのは手紙の周りに描かれている絵の頭文字を並び変えて、つなげたものだったのです。

 

手紙の持ち主は、美樹谷紘子と言い、結婚を控えて京都にやってきました。

幼い頃に両親を亡くして、今の看護師の母が、引き取って育ててくれたと聞かされていました。しかし最近になって隠すようにしまわれている古い手紙を見つけたのです。

 

驚いたことに、手紙は紘子の父親からのもので、今の母親に何度も紘子を返してくれるようにと、懇願している内容だったのです。

因みに、母と紘子を生んだ実の母は友達だったそうで、紘子の両親が亡くなったから引き取ったと、今の母が嘘をついているに違いない、と整に事情を話しました。

 

更に最近紘子は、父親に手紙を書いたら返事が来たのだそうで、死んだと思っていた父が実は生きていたのです。今の母親には、内緒で紘子に会いたいという父の為に、京都に来ていたのでした。

 

話を聞いて整は、この際だから持っている手紙全部の解読をしてみないかと提案し、その絵手紙を読んでいくと、

「あばれている」

「ぼうりょく」

「しんじるな」

と出てくるのです。

 

紘子に会いたい、取り戻したいという内容の文面と相反して、この様な文章が出てくるということは、父親に見つかることなく、実の母が手紙に書き添えた紘子への警告なのでしょう。

更に紘子は、実の母からもらったお守りの中に、同じようなイラストがあることを思い、出して整に見せます。そこには、

「にげて」

と、読める絵が書かれていたのでした。

手紙と合わせて、整が推測するに、父親から暴力を受けていた実の母は、仲良しである、今の育ての母に紘子を託し、度々手紙を送っていたのかもしれません。

 

そう考えると、昔に届いた絵手紙にも

「ひろこたのむ」

「ひろこまもって」

「ありがとうさき(育ての親の名前)」

「けっこんおめでとう」

と書かれていて、紘子は二人の母に感謝の思いで胸がいっぱいになり、自然と涙があふれてきます。

 

そして、一通の古い手紙の挿絵は、紘子が分かりにくいと言って、整に見せたものですが、あなたならどう考えますか。

  • 火(焚火のような挿絵)
  • ろうそく
  • コーヒー
  • パン(食パンのような絵)
  • 左右の足(両足)
  • テント
  • 鷲のような鳥
  • 風船

 

紘子自身は「紘子しあわせで」と読み取りましたがそれでは、風船の意味がありません。

 

そんなこんなしていたところに、後ろに育ての母であるさきがいることを、紘子は気付きます。

京都に行くのを知らないはずの母、さきも、内緒で紘子の手紙のやり取りを、こっそりと覗いていたのでした。

 

さきは、本当の父親のことを話はじめました。

 

気が弱い割には、怒ると手や足がすぐにでて、物で人を殴り、首も絞めるような人だったのです。

紘子を預けなくても、一緒に逃げればいいと実の母にいいましたが「自分が逃げたら、あいつは何をしでかすか分からないから、そばにいる」と言って留まったと言います。

 

荒れた生活で、大酒飲みの父親は死んでしまい、その後、病んでしまった母親は今でも、父親から紘子を守っているつもりなのだ。と育ての親であるさきは、説明してくれました。

新幹線はそろそろ、京都に着きます。出口に向かう時、整は、さきだけに聞こえるように、こう話しました。

「もし、風船を「ふ」と読み鷲じゃなくて鷹だったら、足じゃなくて両足だったら、

 

ふたりでころした

 

になります」

 

さきと生みの母親が紘子の父親を殺したので、実の母は病んでしまったのではないか。そう考えた整は、さきに尋ねたのでした。

 

すると、さきはあの子が「幸せで」と読んだらそれが正しいのだ。と答え、これからも2人であの子を守っていくのだと言いました。

 

美樹谷さき、彼女には、紘子を育てたことが幸せでした。それに見返りはいらないのでした。

 

episode4-1「巻き込まれた遺産争い⁈」

 

東京で印象派の個展が見られなかったガロは、今、広島にて印象派展の帰りです。

広島ドームに行き、そのあと慰霊碑にお参りを済ませると、整より若い女の子が、とっぽい若い男2人に絡まれているところに遭遇してしまいます。

「ぶつかったんだから謝れ」っていうあれです。

 

そのところへ、その女の子が整に「助けて」と近寄ってきます。

整は、この女の子が、新幹線に乗った時からずっと、後をついていたのを知っていました。

 

そしてその男2人も、周りに迷惑をかけないように、ぎこちない様子を整は察して、

「嫌です。…だってお芝居でしょ」と冷静に応えます。

 

退散する男達の後に残ったこの女の子は、ついて来ていたことをあっさり認めます。

しかも整の名前も知っていて、我路の知り合いでした。

一体どういうことなのでしょうか。

 

場所を移して話を聞くところによると、名前は狩集 汐路(かりあつまり しおじ)と言い、けっこう裕福なんだそうです。

 

整は、我路についての情報を、何か知っているかもしれないと思って尋ねますが、汐路も同様に、我路とは連絡が取れず、行方は分からないままでした。

 

ところで席を立つ時、マフラーをしている整に汐路は、聞きました。

「マフラーしっかり巻くのって怖くない。どっかに引っかかったら、首が絞まるでしょ」と。

 

この言葉が、ほんの少し引っかかる整でしたが、そんなことにお構いなしに、汐路はこれから、おじいちゃんの遺言書が公開されると言って、待ち合わせ場所のホテルに整を連れて行きます。

 

何故なのでしょう。

 

汐路の家族や親族と、さらには弁護士の車坂(くるまざか)や税理士の真壁がそろうと、狩集 幸長(汐路の祖父)の遺言書が開かれます。

 

幸長の遺言は、孫の中から1人、相続人として相続させるというものでした。

その4人とは、

  • 狩集 理紀之助(かりまつり りきのすけ)
  • 波々壁 新音(ははかべ ねお)
  • 赤峯 ゆら(あかみね ゆら)
  • 狩集 汐路

です。

孫達には、蔵をひとつずつ与えられて、それぞれの蔵においてあるべきものを、あるべきところへ過不足なくする様にというものでした。

なんとも抽象的な遺言ですが、その成果をみて、弁護士の車坂と税理士の真壁が、話し合いのもと、相続の一人を選ぶことになっていました。

選ばれなくても、暮らしていくだけの十分の遺産は手に入るのだそうですが、幸長の意向は、あくまでも4人で競い合い、力を尽くして勝ち取ること、なのだそうです。

 

しかし、汐路によると、遺産相続になると昔から、このようなお題が出て争うようになり、必ず死者がでるというのです。

表面上は事故ということですが、殺しあったのかも知れないと言います。

 

そんなこともあって汐路は「ボディーガード兼、蔵の謎解き要員としてバイトしない」と

整に頼みます。彼女がずっと付いてきた目的とはこれでした。

 

さぁ、整はどうするのでしょうか。それは次巻に続きます。

みどころ

小学館から引用

個人的なみどころとしては、整と我路君の対話部分です。

細かく書くと、おそろしい程の長さになってしまうので、書きませんが、2人は仲良くなっていくのに、結局別れてしまうんです。

 

バスが乗っ取られた当初から、我路君が怪しいと思っていた整は最後に、

 

「人質の中に入っていたのは、犯人から、犯人じゃない人を守るためでもあったんだよね」と我路君を思いやる場面など、じんときました。

 

「春になったら、こっそり来ていいよ」と言う整と、我路君は是非、再会してほしいですね。

 

お姫様の愛殊さん、実は従妹のハヤが好きだったんです。ハヤも、こんなことになるなら、「そばにいてあげればよかった」と言っています。

なんとも切ないストーリーです。

 

因みに、我路君と愛殊さんがとても美しく描かれているのも、ポイントだと思うのは私だけでしょうか。(笑)

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マンガプチ情報

従妹の、オトヤとハヤについて

マンガでは整が弓道で出てくる、一の矢、二の矢を引き合いに出して、オトヤの兄の名前を「ハヤ」と当てる場面があります。

 

この弓道のルールは、一回に2本から4本の弓を的に当てていき、射った矢のうち、何本的に当てたかを競う競技です。

的を射るときに、最初に射る矢を「甲矢(はや)」といい、後にいる矢を「乙矢(おとや)」といいこの2本が一対となって、「一手(ひとて)」といいます。

なぜこのような2種類の矢があるのかというと、一説には、甲矢を上座、乙矢を自分に捧げるという儀礼的な意味があるのかもしれないとされています。

 

まとめ

小学館から引用

整がどんな子なのか、だんだんわかってきましたが、幼い頃に何があったかはまだ謎です。

 

所々に、彼の幼い頃の経験が出てきますが、トラウマみたいなものが、今のキャラクターを作っているようです。

例えば、「ダンゴムシになっちゃダメ」と自分に言い聞かせている時がありますが、一体、何があったのでしょか。

 

とりあえずは、広島で整が巻き込まれた遺産相続問題がどうなるのか、楽しみにしましょう。

では。