「100万の命の上に俺は立っている」ネタバレ記事 閲覧注意

異世界へ飛ばされた四谷友助は、仲間と共にクエストへ立ち向かう。

だがクエストはどれも難しく、四谷達は生きて元の世界へ戻れるのか。

公式サイト:http://1000000-lives.com/

全員死ねば本当に死ぬ。自分より強い者を生かす為四谷は全力を以てクエストに臨む。

中二病男子の決意をどうぞご覧ください。

 

以下の内容にはネタバレが含まれます。閲覧の際にはご注意ください。

あらすじ

ゲームのような異世界

都内の高校に通う普通の男子中学生・四谷友助(よつやゆうすけ)は、ある日突然謎の世界へ飛ばされる。

戸惑う四谷の前に、同級生の新堂衣宇(しんどううい)と箱崎紅末(はこざきくすえ)、そしてゲームマスターと名乗る顔の上半分の無い謎の未来人が現れる。

 

GMは矢継ぎ早にルール説明を始める。

GMが提示するクエストは14日以内に村長の依頼をこなすこと。

 

毎回一人プレイヤーが増え、最終的には10人。10回クエストをクリアしなければならない。

クエストをクリアするごとに一つ、GMに質問することが出来る。

 

新堂の職業は魔術師【風】

箱崎の職業は戦士【剣】

そして四谷がルーレットで選ばれた職業は農民だった。

 

武器を装備してゴブリンの群れと戦う3人だが、四谷の武器は速攻で壊れ、新堂の魔法は当てにならず、たよりの戦士の箱崎は戦うことが怖くて怯え腰。

 

あっけなく死んでしまう四谷だったが、誰かが生きていることが出来れば、プレイヤーは30秒経てば自動的に生き返るのだった。

だが、全員死ねば、本当に死んでしまう。

 

その夜、四谷が偵察に行っていた隙にトロールが現れ、箱崎の腕と新堂は食べられてしまう。

なんとか箱崎を連れて逃げ出す四谷だったが、箱崎の腕は再生せず、新堂も死んだままになっていた。

 

新堂を抜きにクエストを進めようとする二人だったが、村長の依頼は正にそのトロールを討伐することだった。

 

箱崎は新堂を助けるために動こうとするが、四谷は箱崎を置き去りにして一人でランク上げへ向かう。

 

順調にランクを上げる四谷だったが、その間に村がトロールに襲われ、箱崎も食べられてしまう。

慌てて村へ帰った四谷はログを見て、箱崎の「周りの人を助けたい」という想いを知る。

 

自分が独善的だったことを反省した四谷の前に、トロールが現れ、四谷は逃げ出す。

箱崎や新堂を死なせない為に逃げ続ける四谷だったが、もうダメだと思ったところに、ゴブリンを発見し、ランクを10に上げることに成功する。

 

トロールの時間が止まったように動かなくなり、GMが現れる。

再び転職ルーレットを回し、出てきた職業は料理人だった。

 

料理人のスキルで内蔵が見えた四谷は、トロールの腹を裂いて新堂と箱崎を救出することに成功する。

四谷はトロールに致命傷を与えて動きを封じ、その間に新堂が体内に空気を押し込みとどめを刺した。

 

クエストをクリアした3人の前に、再びGMが現れ、クリア報酬のGMに質問する内容を考える四谷。

 

1周目は新堂が「何故自分が選ばれたのか」と訊いて「プレイヤーの顔見知りがプレイヤーを選んだ」

2周目は箱崎が「あなた達は何者」と訊いて「未来人」

 

四谷の質問は「10周目または10周クリア後俺たちは何をする?」と訊いた。

GMは、GMの世界線の10周目の映像、巨大な恐竜のようなものが召喚されているところを流した。

恐竜が召喚されたのは、東京だった。

 

現実に帰った四谷は、次のゲームの為のクエストを提示される。

内容は時舘由香(ときたてゆか)をナンパすること。GMの指示通りに他校に忍び込み女子トイレに入ると、時舘がいじめに遭っている最中だった。

 

四谷はいじめている女子のスマホを全て叩き割るが、その場にいた全員にドン引かれる。

2週間後、再び異世界に飛ばされ、4人目のプレイヤー時舘が加わる。

 

4回目のクエスト

時舘の職業は魔術師【熱】。

クエストは40日以内にMAPの5%踏破と荷物をラドドーボに届けること。

そして、蘇生時間40秒へ上がった。

 

通りがかった商人にラドドーボの位置とウマだと30日、徒歩だと3ヶ月もかかることを教えてもらった一行は、コルトネルという街の武術大会の優勝賞品のウマを狙う。

 

だが盗賊に狙われ撃退しようとするが、人間を攻撃すれば経験値が下がるというペナルティを課される。

四谷、箱崎、時舘は逃げ切るが、新堂は盗賊に捕まってしまう。

 

箱崎と時舘は新堂を助けに行くが、四谷は誰か一人がクリアできればいいと見捨てて武術大会へ行く。

箱崎と時舘はあっという間に盗賊に捕まり、新堂と共に捉えられる。

その間に四谷はランクを上げて、魔術師【生物】へ転職する。

 

武術大会に出場した四谷は、あっけなく負ける。

対戦した騎士・カハベルにウマを手に入れる方法を訊いた四谷は、盗賊団の居場所を騎士団へ教え、仲間を助け出すと共に、ウマ1頭を手に入れる。

 

だが馬車を付けても2人までしか乗れない。

そこでカハベルが、ラドドーボに到着した後にウマを貰い、勇者一行に剣の稽古を付けさせることを条件に、ラドドーボへ送り届けることを提案する。

 

残り15日頃、一行は魔物に襲われている軍隊を見つける。

その中に子供もいると知った箱崎は、助けようと言い出す。

イベントの可能性も考えた四谷は、二人で救出に行く。

 

助けた軍隊は、ラドドーボで異教徒を処刑するために移送しているところだった。

荷物が異教徒だとすれば、異教徒は確実に死ぬ。

直接殺さなくても、行動の結果ペナルティを課される可能性を考慮した結果、とりあえず同行することにした。

 

だが、近道だと言われて罠に掛けられ、別行動を取らされる。

仕掛けだらけの道を進む中、四谷は落とし穴に落ちてしまう。

 

四谷を置いて先に進んだ一行は、人造生物のガーゴイルと遭遇する。

四谷がいない中応戦するが、最大戦力であるカハベルは腹を突かれて谷底へと落とされる。

ガーゴイルはそのまま新堂へ襲いかかる。

 

だが運良く新堂は戦士【剣】に転職することが出来、ガーゴイルの懐に潜り込み心臓を打ち抜く。

 

なんとか追いついた四谷はカハベルを助けて治療をし、力を使いすぎたことで寝落ちする。

起き上がった四谷は、荷物というのがラドドーボ行きならばなんでもいいという可能性に気がつく。

 

依然として異教徒が荷物である可能性を捨てきれない一行は、ラドドーボ行きの荷物を探すAチームと、異教徒を乗せている馬車を探して救い出すBチームの二手に別れて行動することにする。

 

だまし討ちしながらも異教徒を無事に救出したBチームは、軍団が持っていた金品と討ち取った首を持ってラドドーボへ向かう。

一方Aチームも、宅配業者を見つけてラドドーボへ向かう。

 

首を提出したところ、クエストクリアし、残りはマップの5%を踏破だけとなった。

これまでの旅で踏破したのは4.8%程度。残り時間は1日半。

 

4人はそれぞれに別れて進み順調に埋めていくが、最終日になって猛吹雪が降り始める。

凍死すれば蘇生出来ない。

箱崎、新堂、四谷が脱落していく中、時舘は魔法を使って周囲の気温を上げてなんとか歩を進める。

 

だが時間制限間近になり、諦めかけたその時、時舘はマジハパープルの幻覚を見る。

マジハパープルに勇気づけられて立ち上がった時舘の前に、魔獣使いのファティナが現れる。

ファティナは空を飛び、時間ギリギリにクエストをクリアしたのだった。

 

人を殺した気持ち

クリア報酬の時舘の質問は「この世界はバーチャルなのか」

GMの回答は「地球と似た環境のパラレルワールド」

つまり四谷は、バーチャルのNPCを殺したのではなく、実際に人を殺していたのだった。

 

人を殺したという事実に、四谷は落ち込み、新堂と箱崎はかける言葉が見つからない。

そこへGMからのミッションが届く。

内容は「人を殺した率直な感想を教えろ」

 

メールを無視した四谷の前に、少女の姿をしたGMが現れる。

四谷の回答は「殺してしまったのはミスだったと思う。知ってたら殺す気はなかった」

 

GMに次のプレイヤーに会うか訊かれた四谷は会うと答え、中華料理屋へ行く。

四谷は次のプレイヤーが人殺ししようとするのを阻止した。

 

人殺しを阻止したのは、次回のクエスト成功率を上げる為。

そう答えた四谷にGMは「命の尊さは?」と訊くが、四谷は「騙されて人を殺すようなバカは死ねばいい」と答えた。

登場人物の説明

四谷友助(よつやゆうすけ)

ゲーム好きな男子中学生。

人間が嫌いで、不必要と判断すれば即座に切り捨てる。

小学生の時に熊本から転校してきたが、訛りをからかわれたことから東京が嫌い。

だが、自分より強い(身体的にではなく精神的に)と認めた人間は死なせないという信条は持っている。

新堂衣宇(しんどううい)

美人で成績もよく、部活動はテニスをしている、クラスカーストトップな存在。

雑誌の読者モデルもしている。

箱崎紅末(はこざきくすえ)

現実では病弱で学校を休みがち、体育の授業も毎回見学している。

暴力が嫌いで、心優しいが故に戦士であることに苦しむ。

他人に負担を掛けなければ生きていけないことにコンプレックスを抱いており、強くなって仲間を守りたいと願う。

時舘由香(ときたてゆか)

所謂オタク女子で、ミコ生で配信したりしている。

幼少期から「ふたりはマジハナイト」を始めとしたマジハシリーズの子供向けアニメが好きで、夢はマジハピンクになることだった。

カハベル

生きた肉を切ることが好きな騎士。割と狂人。

ゲームマスター

顔の上半分が無く、全身水色の謎の未来人。事あるごとに声が変わる。

基本的にですます口調だが、最後の一文字を省略した特徴的な喋り方をする。

毎回新プレイヤーの後ろから現れる。

考察・感想

何故このメンバーが選ばれたのか。共通の知人とは。未来人の招待とは。

いろいろ考察することが出来るのですが、私の考えを書いていこうと思います。

 

まず共通の知人。これはプレイヤーの中に居るのではないかと思います。

正確には未来のプレイヤーの誰か。

そしてその目的は、何かを回避して欲しいのではないでしょうか。

 

10周目の映像を見せるときにGMはこう言います。

「我々の世界線で起こったバージョンの映像をご覧くだ」

つまりGMは、この世界線の先の人間ではなく、パラレルワールドの先から来た人間。

 

逆に言えば、今と同じような時間軸をそのパラレルワールドは通っている。

そして、一つ間違えれば同じ道をプレイヤー達は歩いている。

それを回避して、より良い未来にすることがGM達の目的ではないでしょうか。

 

いずれも妄想に過ぎず、この先の展開とは大きく違うかもしれません。

まとめ

いかがでしょうか。

是非アニメ、原作漫画もご覧になっていただければ幸いです。