結構前なんですけど、転職しましたので、一部始終とかを書いていきます。
誰かの参考になれば、、、
当時働いていたIT系の営業の商材からもっと、給料が良くて自由に働ける会社に行きたいなと思っていました。
当時の僕の給料は400万ほど、20代のうちに出来る限り、自分に合った自由な社風の中で年収1000万円近く稼げるような状態に持っていきたいと思っていました。
しかし、今の環境ではそれがなかなか実現できない!!!
そこで、思い切って転職することにしました。
転職体験記 少しずつ行動に移したら、わかってきた
しかし、1000万稼いでも体育会系だったり、嫌いなものは売りたくないですし、忙しいのは嫌です。
そして、これと言えるほど興味のあるものも見当たらず悶々としていました。
しかしずっと悶々していてもダメだと思い、転職サイトと転職エージェントに登録して様々な求人を見たり実際にプロの転職のエージェントの人からアドバイスをもらいました。
営業と言う枠の中で、探してみたところ保険屋、不動産又は、金融関係の営業、IT系の営業など様々な候補が出ましたが、どれも興味を持てず。
しかし、いろいろ調べていき、徐々に興味を持ったのが、キャリア形成の仕事や転職支援の仕事です。
もっとみんなが自分に合った形で楽しく働けるようにしたいなあ。というところと、いろんな人のキャリア形成を見たいなあと思いました。
そこでとある人材企業の営業に応募して、内定をもらったわけです。
営業職を基準にいろんな会社・業界をみた
そのほかにもIT系の仕事は受けたんですが、落ちたり、受かったりという感じですね。
全部で20社ぐらいの人とお話しして、10社ほど実際に選考に進んだという形です。
人材業界は、そんなに平均年収が高い業界ではないんですが、そこの会社は成果を出した分だけお金がもらえたので頑張れるかなと思いました。
また、風通しが良い文化があるので比較的自由に働けるかなと。
唯一のデメリットとしては、年収は上げやすいものの、転職時の年収が若干低めなので、一からまた頑張らないといけないと言うところですかね(^_^;)
こうやって書くとすっきり整理されているように感じますが、実際かなりグダグダでなかなか決めきれず優柔不断な自分がいました。
転職サイトとか転職エージェントに登録しすぎてパンクする
転職サイトと転職エージェントには、計20社ほど登録して情報を探りましたが、登録しすぎて情報がパンクしたのを覚えています。
そこでほんとに自分に合った使えるものだけ厳選して五社ほどに絞って使っていくことに
しました。
下記に転職サイトと転職エージェントのこちらのほうにまとめていますので興味ある方はお読みください。
特にDODA、リクルートエージェントさんは担当の営業の方が営業職のキャリアに精通していて、自分の適正や思考に合った求人を探してくれました。
その節はありがとうございました^_^
ちなみに聞いたことのないようなクソみたいなサイトやクソみたいな転職エージェントを使うと本当に転職が苦労します。
全く理想と違う求人が送られてきたり、クソみたいな営業担当がついて、よくわからないまま転職が進んでしまうという可能性もあるので、転職サイトや転職エージェントはしっかりと吟味した上で、自分に合ったものを使ったほうがいいと思います。笑
ちなみに僕が進めたものはどれも口コミや評判がいいものなのでまず間違いないです笑
転職の面接は就活の面接と違い、実際に前の職歴でどんなことやってきたかと言うことを中心に聞かれました。
特に何も大きなことをやってきてない僕は、何をいうべきか非常に苦労したのですが、まぁ大した事はやっていなくても、自分のひととなりが出るようなエピソードや自分が考えて工夫してやってきたことを話していけば、割と内定は出ました。
面接が終わるたびに転職エージェントから面接のフィードバックをもらえるのですが、大きな実績がなくても、問題があったさいに自分なりに考えて対処した姿勢が伝わったので、今後も活躍してくれるだろうと思ったとのことです。
特に最近は転職市場がバブルで人手が足りてない状況が続いているので、転職しやすい環境だどいってました。
今後景気が悪くなってきたら転職しにくくなるので、転職を少しでも考えていると言う人は実際に転職サイトや転職エージェントに登録してみてどんな求人があるかだけでも見といたほうがいいと思います。
以下では、一問一答形式で、実際に面接で聞かれたことを書いています。
はじめのうちはこんな風にうまく伝えられませんでしたが、失敗を重ねてくうちにできるようになりました。
面接で聞かれたこと
ー僕の職歴
1社目→大手メーカー
一年ニート (起業準備期間→失敗)
2社目→決済サービスの飛び込み営業 1年
現在→人材営業
ーなぜ1社目を選んだのか
物作りのゼミだったので、そのままメーカーに入社したいなと思っていた。
社長が変わり、成長性が見込め、自分自身も成長できると思ったため
ーなぜ退職したのか?
根本的に企業体質が向いてない。スピード感のある成長がしたかったが、実現できる環境ではなかったため
配属された部署が20年やって一人前という状況だったので、もっと自分を早い段階で成長させたかった。
小さいビジネスを一人で回したかった。
また、転勤や配属など自分の意思が尊重されないので不安に思った。
やりたいことがあったので、挑戦したかった。そこでダメなら営業をやろうと思った。
ー仕事での成功談
既存の顧客に対して、自社製品の導入を図ろうと新しくLGBTといった切り口で商品を進めることを決めました。
そこで、サービスを作れる部署に頭を下げ、社内プレゼンを行いました。
初めは直接的な利益に繋がりにくいとのことで渋々だっだのですが、自社ブランドのイメージ向上につながると言う中長期的な目線で提案し、さらに大学のときに培ったアンケートを基にした市場調査をしたところ、部長の支持をもらえ、提案をゴーできました。
関係があった会社を周り、新しい切り口で商品を提案したところ、大手のメーカーさんに興味を持ってもらい、導入が決まりました。
ー失敗例を教えてください
訪問ノルマと事務仕事
仕事を抱えすぎてパンクしてしまった
当時の部署では20代の私を除いて後は40代以上とベテラン勢の多い部署でした。そのため、細かい事務仕事も多く引き受けていました。少しでも信頼を得たいという気持ちもあったと思います。
しかし、営業の部署の仕事をして半年ほどで仕事をかかえすぎてパンクしてしまいました。その結果、先輩の社内会議の資料にヌケモレが多くなってしまい、全体の進行を遅らせてしまいました。
ーその失敗をどう次回に生かされましたか?
その後、大いに反省するとともに先輩方に相談しました。
もともと性格的に事務仕事が得意でないこともあったので、無理な時はきちんとノーと言い、自分ができる範囲の中で仕事を引き受けること
また事務の関係部署に頭を下げ、お願いする。
ことで乗り切りました。(結果的に関係部署との交流が盛んになりました。)
ー一年間のニート期間は何をしていたか?
Webデザインやウェブライティングの勉強をしていました。頑張ってみたものの、当初の予想よりも稼げなかったのでもう一度仕事をしようと思いました。
仕事をするにあたって、こだわったのが自分一人で完結できるスモールビジネスの営業をしようと思いました。そこで派遣として飛び込み営業を軸とした今の仕事をやってみました。
ー支店トップクラスの営業成績とのことですが、成功した理由を教えていただけますか?
意識したこととして、3ステップあります。
まずはじめに、
1、量を稼ぐ
2、質を上げる
3、マーケティングを行う
です。
ー量と質ですね。どのようなことか教えていただけますか?
まず、最初は絶対にうまくいかないと思い、誰よりも訪問件数を増やすことを考えました。私は特段口が上手いわけでもないので、まずは量を稼ぎながら質を上げてく作戦に出ました。
訪問件数を増やすと、自ずとお客様のサービスに対する相場観、温度感がわかってきます。
支店の一日の平均訪問件数が15件だったのが、最初の1、2ヶ月は私はおよそ一日40件を回りました。
実績 2018年度:月間契約数 40社(支店30名中2位)、ノルマ達成率180%
についてここから細かく聞かれる
ーその中でわかったことはありますか?
その中でお店の方が決済に関してこんなことに困ってるというおおよその客の相場感がわかり、この業種の人にはこう攻めよう、この切り口で落とそうといった経験が付いてきました。
すると、少しずつ受注につながるお客さんが増えていきました。地域密着のお客さんが多かったので、何度も訪問したことも良かったのかもしれません。
ーそのほか工夫したことはありますか?
細かい試行錯誤を繰り返し、ある程度訪問件数からの受注率(成功率)が上がったところで、さらに効率よく受注することはできないだろうか?
と考えました。
そこで飛び込み営業にこだわらず、テレアポや地域のタウンワーク誌、ホットペッパーやぐるなびに掲載されているお店中心にテレアポや飛び込みを行いました。
独立しようとした際に勉強してたウェブ知識が生きてきました。
同僚のみんなは与えられた営業システムや己の感覚で営業先を探しているところ、私は地域のウエブサイトを利用して、このサービスを欲しがってるお店はどこだろう?と考えました。
その際にすでに同業他社の決済サービスを利用しているところをピックアップして、集中的に攻めました。
またさらに、Webの媒体に求人やお店のPRを積極的にし利用ているところをマーケットにする事で、他の保守的で昔ながらのお店よりも新しいサービスに対して対応が柔軟なのではないかと仮説を立てました。
ー仮説は当たりましたか?
結果は大成功でした。
少ない訪問件数にも関わらず、成約率が伸び、お客さんの受注率が格段に上がりました。また、成約後も訪問を繰り返すことでお客様からの紹介をもらうことに成功しました。
その後、担当していた上司からグループリーダーに指名していただいて、10人ほどのチームの成績も任されることになりました。
ー営業をするときに大事なことは何ですか?
頭を使って最適解を出すこと、相手の信頼を得ることです。
信頼を得るには相手に多く話させること。相手が何を求めてるかを素早く察知することです。
ーチームリーダーをしていたとのことですが、どのようなことを意識していましたか?
メンバーとよく話し合い、目標となるビジョンを共有化することです。
また、メンバーの適性を見極め、適材適所に配置することを心がけました。
ー具体的に教えていただけますか?
ビジョンとは、もちろん数字のことです。毎月必要となる越えるべき数字に対して、どのように行けばいいのか?
どのようにすれば目標を達成すればいいのか?そのための1日の訪問件数は?
など、細かく落としていきました。
また、営業はかなり属人的なセンスが求められる職種だと思います。正直、努力だけでは成り立たないこともありました。
そこで、数字が悪い人には、バックアップということで、飛び込み営業だけではなく、テレアポ隊やアフターフォローチームを作り、営業が弱い人も戦力になれるようなチーム作りを意識しました。
ー入社して何がしたいか。
人材業界におけるスペシャリストになりたいです。今後転職と言うものは誰しも当たり前の世の中になってくると思います。AIの普及や外国人の労働者の増加、IT化に伴い、労働に対する価値基準が変わってくると思います。
その際に、明確に一人一人の適性を見極め、最適な企業を紹介できるような介在価値のある転職エージェントの1になりたいです。
またこうやって転職活動を行っていて、自分の軸を見極めるということがとても難しいことだと思いました。
この人なら安心して任せられる!と言えるような転職のプロ人材になりたいです。
最後に
実際に転職活動して良かったのかどうかって言うとすごく良かったなぁと言うふうに思っています。
僕自身は人間的に優秀な方ではないのでどこに身を置くのかでいろいろと変わってきますし仕事の難易度も変わってくると思います。
忙しいところに入ってしまえばものすごく忙しいですしお金もかせぎにくくなります。しかし一方で年収が稼ぎやすい企業や業界と言うのも少なからずあるのでそういったところに身を置くだけで平均年収が高まりやすいですし仕事の難易度も下がって楽をすることができます。
転職の面接は実際に何をやったかっていうのを聞かれることが多いのでそこのエピソードを固めていけば就活のようにいろんなプライベートのことを聞いてくる時間がほとんどないので人によっては比較的楽にできるかなぁと思います。
転職活動をしても会社にはバレないので気軽にチャレンジしてみて良い案件や良さそうな企業があったら内定をもらってから考えると言うスタンスでも良い方かと思います。
実際に人材業界に身を置いている者として言えるのは今はほんとに景気が良いので転職を少しでも考えていたりする形であれば転職をしないであっても、転職サイトや転職エージェントに登録してみてどんな求人が来るかそして今自分はどのぐらいの市場価値(年収や待遇)などがあるのかということを見ておいたほうがいいと思います。
サカナギケイタ(サナギ)
29歳の会社員。趣味はマンガやドラマを見ること