『スラムダンク』あらすじを含めた名場面を紹介!これを読めば全てがわかる!(ネタバレ注意)

『スラムダンク』は1990年から1996年に週刊少年ジャンプで連載された漫画です。

作者は井上雄彦で、単行本は全31巻。アニメは1993年から1996年まで全101話が放送されました。

オープニング曲に起用されたBAADが歌う「君が好きだと叫びたい」は『スラムダンク』といえばこの曲!という方も多いかもしれませんね。

エンディング曲の「あなただけ見つめてる」は大黒摩季自身、初のアニメタイアップにも関わらず2度のミリオンに輝きました。

SLAM DUNK スラムダンク 31巻

引用元:INOUE TAKEHIKO ON THE WEB

注意
ネタバレが含まれますのでご注意ください。

あらすじ

スラムダンク

引用元:chiba-tv.com

不良中学生だった桜木花道(主人公)は、高校入学直後に赤木晴子に一目惚れをします。

背が高いことから、バスケを勧められバスケ部に入ります。湘北高校で全国制覇を目指し、【バスケットマン】としての成長を描く漫画です。

桜木花道は中学時代50人の女子にふられ続けていました。高校では必ず彼女を作りたいと意気込んでいます。

高校に入学後に出会った「赤木晴子」に一目惚れをし、誘われるがままにバスケ部へ入部することになりました。もちろんバスケは初心者。

運動神経はピカイチでいきなりスラムダンク(バスケットボールにおけるシュートの一つ)をやろうとしますが頭をボードにぶつけてしまいます。

晴子はその出来事に興奮し、それを兄・赤木剛憲(バスケ部主将:通称ゴリ)に報告します。

ある日、桜木が上級生に呼び出され屋上に向かうと、屋上で寝ていた流川が上級生に絡まれているところに遭遇します。

血を流している流川を見た晴子は桜木が流川を殴ったと勘違いし、桜木は弁明するもフられてしまいます。

そのことがきっかけで、桜木はバスケ部やバスケをバカにします。そこでバスケを愛する赤木と遭遇し、桜木を許せずバスケット勝負に発展します。

名場面9選

桜木VS赤木 バスケット勝負

バスケット初心者の桜木は1本ゴールを決めれば勝ちです。対するバスケ部主将の赤木は10本決めれば勝ちになります。この勝負は学校中の噂になり大盛況。

はじめはまったく歯が立たず劣勢でしたが持ち前の運動神経を発揮しボール奪取に成功します。スラムダンクを決め見事勝利をおさめます!

その勝負を見ていた晴子から、赤木は自分の兄だと知らされます。「晴子さんの!?」と態度を一変し入部を申し込むますが断られてしまいます。

しかし桜木は諦めずボールを磨いたり、コートを綺麗にすることによって入部を果たしました。

はじめは地味な基礎練習ばかりで嫌気が差しますが、陵南高校との練習試合の前日赤木から【リバウンド】を教えられ奮起します。

練習試合  VS陵南

陵南高校はエースの仙道、キャプテンの魚住が率いる県下ベスト4の強豪校です。

桜木は当日スタメンから外されて安西先生(湘北高校バスケ部監督)に喰ってかかりますが、「君は秘密兵器です」と言いくるめられベンチスタートになります。

陵南高校は県下ベスト4なので、赤木率いる湘北高校は苦戦を強いられます。そんな中、キャプテン赤木の負傷により桜木と交代することになったのです。はじめは緊張でまったく動けなかったものの、流川の蹴りで我に返ります。

立ち直った花道は「最後までボールを追う諦めないプレー」「ふんふんディフェンス」「驚異のリバウンド」で善戦します。

試合が動き出している中、手当てを終え戻った赤木を加え逆転に成功します。

しかし残り5秒というところで仙道のプレーによって逆転を許し、惜しくも勝利を逃してしまいます。

元バスケ部員三井の襲撃

ある日の練習試合後、3年生との暴力事件で入院していた宮城が復帰します。相手の3年生は元バスケ部員の三井です。三井も宮城同様、入院していました。

もともとは中学MVPプレイヤーだったのですが赤木に話題をもっていかれたのと、膝のケガから絶望感を感じバスケ部から離れていきました。

ある日、三井は不良グループとバスケ部の体育館に乗り込んできます。しかし主将の赤木は課外授業のため不在でした。

バスケ部は手を出してしまうと「インターハイ予選」に出場できなくなってしまうため耐えていました。

しかし、桜木を含めたやんちゃ軍団のため長くは持たなかったのです。桜木、流川、宮城たちの活躍でその場をおさめることができました。

しかし三井は課外授業から戻った赤木の前でまだ抵抗をしていました。

そこに三井の恩師である安西先生が現れ三井は泣きながら「バスケがしたいです!」と思いの丈をぶつけ、心を入れ替えバスケ部に復帰します。

神奈川県大会  VS翔陽高校

宮城、三井の復帰によって湘北はついにベストメンバーになります。インターハイ制覇を狙う湘北は順調に勝ち進み、ついにBブロックのシード校【翔陽高校】と対戦することに。

センター花形(桜木からは”メガネ”と呼ばれている)を中心とする長身揃いで、前回大会準優勝の強豪校です。

序盤は流川以外全員の動きが堅く、まったく試合になりませんでした。しかし流川の一言でメンバー全員が持ち前の力を発揮し逆転に成功します。

それまで翔陽高校の監督としてベンチにいた藤真がコートに立ちます。藤真が入ることで翔陽というチームはまったく違うチームになります。

あっという間に翔陽へ流れが傾きかけますが、三井の連続スリーポイントシュートなどを駆使して踏ん張ります。しかし桜木はというと、4つ目のファールを取られてしまいプレーが萎縮してしまいます。

ここから翔陽に流れを持っていかれそうになりますが、流川の挑発で桜木は本来の大胆プレーを取り戻します。試合時間残り2分!桜木は長身の花形の上から強引にダンクシュートを決めます。

しかし、これがファールを取られ5ファールで退場。無念の気持ちでコートからでていくその瞬間、会場からはこの日一番の歓声が上がりました。

そのまま2点差を死守し、決勝リーグに駒を進めました。

決勝リーグ  VS海南大附属

神奈川県大会決勝リーグ初戦は、王者・海南大附属高校。過去17年連続インターハイ出場という超強豪校です。

県内No.1プレーヤーの牧、1年生ルーキー清田、驚異の3ポイントシューター神(じん)が在籍しています。

赤木、桜木の巧みなリバウンド、宮城による素早いパス回しからのスピード感のある攻めを展開します。そのスピードにしっかりついてくる王者海南。

強い相手と勝負するたびに実力以上に力を発揮する桜木の活躍で徐々に海南のペースを乱していきます。その能力に気づいた海南高校の監督・高頭力(たかとうりき)は容姿は弱小、プレーは堅実の宮益を桜木にあてます。

その采配は的中し何もできなくなった桜木はベンチに下がります。しかし赤木の負傷により再びコートに戻ることに。

赤木不在でゴール下が弱くなった湘北ですが、桜木・流川の二人でなんとか赤木の穴を埋めます。湘北は前半終了までに怒濤の追い上げをみせ、なんとか同点まで追いつきました。

そのほとんどが流川の驚異的な得点力だったのです。

一方、負傷した赤木は立ち上がれないほど足が腫れていました。しかし、テーピングでガチガチに固め再び試合に出場します。赤木のとても負傷しているとは思えないほどのパフォーマンスを発揮します。

後半は牧の内側に切り込むプレーで湘北のディフェンス陣を集め、外の神にパスを出し3ポイントシュートを量産するなど一気に点差は開いていきまた。

しかし桜木を神にマンツーマンディフェンスをつけることで、勢いを止め猛追します。残り時間1分30秒で桜木のダンクが炸裂!これで点差は2点差です!残り時間10秒!

三井が逆転を狙った3ポイントシュートを打ちますがはずしてしまいます。リバウンドを取った桜木は赤木にパスを出しますが、海南高校の高砂に間違えてパスしてしまい試合終了となります。

惜しくも2点差で破れてしまったのです・・・。

決勝リーグ  VS陵南

海南戦でのミスのけじめとして桜木は坊主に!(今まではリーゼント)神奈川県の代表枠は2校となっており、海南は順調に勝ち進み全勝でインターハイ出場が決定。武里は全敗で敗退。

残りの一枠をかけて、一勝一敗同士の湘北高校と陵南高校が激突します。ところが陵南戦の直前、安西先生が倒れてしまいます。

試合がはじまり、赤木は海南戦でのケガを気にしすぎて思うようにプレーができません。陵南はそんな赤木を狙って点差を広げていきます。

それを見かねた木暮がタイムアウトを取ると桜木が赤木に頭突き!その一撃もあってか赤木は本来のプレーを取り戻します。

陵南はエース仙道、キャプテン魚住、そして謹慎あけの福田によって得点を積み重ねていきます。

福田にマッチアップしていた桜木ですが、強気のオフェンスに吹っ飛ばされて負傷してしまいます。治療のためベンチに下がりますが、震えるほどの屈辱を味わいます。

前半は三井の活躍もありなんとか6点ビハインドで終わりました。後半に入り前半2点と、あまり活躍のなかった流川が本気を出します。

4ファールになった魚住がベンチに下がると、赤木を中心に13点差まで広げることに成功します。

しかし、陵南高校の監督・田岡は「湘北には不安要素がある」といって、まだ逆転できると信じていました。

「不安要素」とはスタメンのファール数、選手層の薄さ、安西先生の不在でした。それを見越してラスト6分で4ファールの魚住を投入します。

宮城の4ファール、体力の限界で三井が倒れ木暮と交代したこと、様々な要因によって湘北は一気に崩れ1点差まで詰め寄られます。

しかし、桜木の驚異的なブロックの連続でそれ以降得点を許しませんでした。ここにきて木暮がノーマークになり3ポイントを決めます。

このゴールが決勝点となり、インターハイの切符を手に入れることができたのでした。

強化合宿  シュート2万本!?

インターハイ直前、桜木を除くメンバーは強化合宿に行くことに。一人残った桜木は、安西先生から「シュート2万本」をするように課せられます。

それに対し桜木は「2万で足りるのか?」とビビリながら返します(笑)安西先生は初心者である桜木が、インターハイまでに一番伸びると判断しチーム練習ではなくシュート練習をさせると決めていたのです。

1週間で2万本、1日3,000本という驚異の練習量を晴子・桜木軍団のサポートを受け無事達成します。ジャンプシュートを体得することにも成功しました。

※「桜木軍団」とは和光中学出身で湘北高校1年生の桜木率いる洋平、高宮、大楠、野間で構成される不良軍団。

インターハイ  VS豊玉

インターハイ初戦は、インターハイ予選大阪大会を2位で通過した豊玉高校です。ラン&ガンを得意とするチームで、湘北のスタイルとよく似ていました。

豊玉は口の悪いチームで、湘北スタメン陣はまんまとその挑発に乗ってしまいます。そこで安西先生は冷静沈着な安田を投入し、チームに落ち着きを取り戻させます。

赤木を中心に立て直しを図りますがエースキラーの異名を持つ豊玉高校2年で、キャプテンの南の肘打ちで流川が負傷しコートを離れてしまいます。

このラフプレーが原因で湘北メンバーは苛立ちが隠せませんが、荒れたままの状態で豊玉高校にリードを許し前半が終了します。

後半になると、左目が腫れすぎて全く見えない状態の流川は出場すると言い、再び同じメンバーで開始します。

ハーフタイム中に安西先生からチーム全体へ冷静さを取り戻すよう言われたため、豊玉の挑発を聞き流し勢いに乗っていきます。

そんな負傷した流川が奮闘している姿を見て南は罪悪感に襲われ、シュートを連続で外し不調に陥ってしまいます。そんな南に同じく2年の岸本が怒りだしますが、仲裁に入った金平監督が岸本を殴ってしまいます。

そんなことがあり豊玉はガタガタに崩れてしまいます。プレッシャーと罪の意識から南はワケがわからなくなり、ついに流川へ飛び膝蹴りえおしてしまいます。

しかし、逆に体勢を崩して自らが負傷してしまい意識がなくなりベンチへ下がります。ベンチに下がった南を治療したのは恩師の北野前監督でした。コートに戻り、北野のことをチームに伝えると豊玉は復活します。

怒濤の勢いで湘北に迫りますが、赤木の一喝で死守し4点差で勝利しました。

インターハイ  VS山王工業

インターハイ2回戦の相手は、絶対王者・秋田県代表の山王工業高校です。インターハイ3連覇中で昨年度はあの海南相手に30点差をつけて勝利しています。

会場は山王が勝利することしか信じていない観客で埋め尽くされ、アウェイ感満載ながらも湘北メンバーがコートに立ちます。

試合開始直後、安西先生の奇襲作戦によって桜木・宮城のアリウープで先制します。しかし、山王キャプテン深津は冷静に一本返しチームをコントロールします。

前半の作戦は、三井にボールを集め3ポイントで点を取るということ。作戦通りに湘北リードのまま試合は進んでいきます。

山王エース沢北はミスが続き本来のプレーができず、センター河田の弟・美紀男と交代します。美紀男は桜木とのマッチアップをすることに。2mを超える巨体を生かしゴール下でポジションを取ります。

そこにパスをもらいゴールを決めるという作戦でした。パワーに自信があった桜木でしたが、ポジションを取られてしまいます。

しかし桜木は美紀男が「ゴール下でしかシュートを打てない」ことに気づき、圧倒的な運動量とスピードで対応し美紀男を封じ込め、湘北が2点リードのまま前半が終了します。

後半早々、山王工業高校の監督・堂本は「3分で20点差つける」とチームを鼓舞し、得意プレーであるゾーンプレスが炸裂します。

監督の宣言通りあっという間に20点以上の差をつけられてしまいます。

赤木は兄・河田雅史に力の差を見せつけられ、流川はシュートも決まらず、三井はブランクの体力不足で動きが鈍くなります。

ここで安西先生は桜木に秘策を伝えます。

「君がオフェンスリバウンドを取ることによって、山王の2点はなくなり、湘北の2点をもぎ取ることができる。つまり4点の価値がある」

これを聞いた桜木は湘北敗北ムードの会場中に「ヤマオーはオレが倒す!!」と叫びチームに渇を入れます。

オフェンスリバウンドを取れるようにはなったものの赤木、流川、三井が機能せず追い上げることができません。

しかしそこに現れたのが、陵南高校のキャプテン魚住!「俺の夢、板前だ」と語る魚住はいつでも修行できるように持っている包丁を取り出し、赤木に対して「泥にまみれろ」と一言つぶやき、大根のかつらむきをしてエールを送ります。

湘北とは違い、山王や会場の人たちは魚住を知らないため、会場は一気にどよめきます。

しかも普通に考えれば銃刀法違反なので警備員が取り押さえますが警察沙汰にならず、両脇に警備員を配置して試合を観戦していたのです。

そのエールに気づき【チームの引き立て役】に徹して本来の赤木を取り戻します。

三井のためにディフェンスを引きつけ、3ポイントを打たせます。三井はゴール下に桜木がいるという安心感から驚異の成功率をたたきだし、ついに10点差まで詰め寄ります。

しかし、後半から沢北にやられっぱなしの流川。瞬く間に19点差まで広げられてしまいます。心が折れそうになったそのとき仙道の言葉を思い出します。

この試合まではずっと個人技でプレイしていた流川がパスを回すようになります。パスを出すことによって、今まで通用しなかったフェイントが生きるようになります。

そしてついに沢北を抜き去り得点することに成功!完全に湘北追い上げムードになりました。しかし山王キャプテン深津は一人冷静でした。後半残り2分半、宮城のドリブルを深津がカットします。

そのボールが宮城の足に当たってコートからでるルーズボールを、桜木が執念のダイブで繋ぎます。そのボールを流川が決めついに5点差になります。

しかし、来賓席に突っ込んだ桜木は背中を負傷してしまいます。今までにない激痛に耐えて試合に出続けますが、ついに耐えきれずその場に倒れて交代となります。

マネージャーの彩子から「選手生命に関わるかもしれない」と言われますが、桜木は周囲の制止を振り切りコートに立ちます。

残り1分!桜木は激痛に耐えながらも美紀男のシュートをブロックします。

宮城がゴール下まで速攻で持っていき、フリーの三井にパス、3ポイントシュートを決め相手のファールも誘ってついに1点差!

そして、桜木からの初めてのパスを受けた流川が逆転のゴールを決めます。しかし深津・沢北のサインプレーでゴールを決められ逆転されてしまいます。残り10秒!

流川が速攻で攻めるも河田、沢北に行く手を阻まれます。そのとき、フリーで構えている桜木が目に入ります。そうです!

桜木はフラフラになりながらもゴール付近まで走っていたのです。ここではじめて流川から桜木にパスが渡されます。

「左手はそえるだけ、、、」と言いジャンプシュートを決めます。

決まると同時に試合終了の笛が鳴り響き、1点差で見事勝利しました!

その後の湘北高校

こうして絶対王者・山王工業を倒した湘北だったのですが、3回戦の愛和学院にボロ負けしてしまい白熱したインターハイは幕を閉じたのです。

桜木は背中のケガのためリハビリへ、流川は全日本ジュニアに選ばれ合宿へ。そして3年生の赤木と木暮は引退。

三井は冬の選抜まで残り、2年生の宮城が赤木に変わって新キャプテンになります。彩子に代わって晴子が新マネージャーとなりました。

晴子はリハビリ中の桜木にバスケ部の近況を手紙で送るのが、マネージャーとしての初仕事。海岸でニヤニヤしながら手紙を読んでいる桜木。

そこに全日本のユニフォームを着た流川が現れ、ユニフォームを自慢します。それに嫉妬しながらもリハビリに励む桜木でした。

感想

ぼくが一番印象に残っているのは、インターハイVS山王戦です。絶対王者に立ち向かう無名校の湘北高校。

誰もが山王の勝利しか信じていない中で全力で戦う様子が胸を熱くしました。最後のシーンは、桜木がライバル流川からのパスで特訓したジャンプシュート決めます。

原作では見開き2ページにわたってハイタッチ!感動しました。

まとめ

スラムダンクの名試合を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

スポーツ万能の不良少年が、好きな女の子のためにバスケをはじめます。そんな不純な理由からはじめたものの、やっていくうちにバスケにハマり絶対王者までも倒してしまいます。

名シーンがあり過ぎて、選抜するのが大変な作品でした。

原作は31巻ありますが、作中では4ヶ月しか進んでいないのです!驚きです!それだけ熱い試合が多く、個性豊かなキャラクターたちにたくさんスポットが当たっているのですね。本当にいい作品です。