映画<傷物語>ネタバレ!暦の行動はすべてメメと翼の狙い通りだった?

引用:傷物語 公式サイト

<傷物語>とは講談社BOXより出版されている西尾維新によるライトノベル<物語>シリーズのうちの1作です。

ジャンルは青春怪異小説で2006年11月に第一作の化物語が刊行されてから数多くの続編が出版され、2009年のアニメ化を皮切りにドラマCDやアプリゲーム、劇場版などさまざまな展開が続き根強い人気を誇っています。

その時系列や主人公の阿良々木暦はどのようにして吸血鬼になったのか、大まかなストーリーについて触れていきますのでお付き合いください。

※以下ネタバレを含みますのでご注意ください。

 


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時系列で言うといつの話なのか

引用:傷物語 公式サイト

阿良々木暦が高校3年生になる直前の春休みの出来事です。

公式では3月25日とされており、全シリーズを含め詳細な設定があり深く作りこまれているのがこの作品の魅力の一つとなっています。

物語シリーズは発売順と物語上の時系列がバラバラなのが特徴の一つで、<傷物語>は化物語上下巻に次ぐ3巻目で2008年に刊行されました。

ストーリー上の時系列で言うと化物語の前日譚、つまりすべての物語の始まりのエピソードとなっています。

阿良々木暦はなぜ吸血鬼になったのか

アニプレックス you tube チャンネル

本屋からの帰り道、阿良々木暦は偶然日本に来ていた怪異の王キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと出会います。

四肢を失い血まみれで無惨な姿のキスショットを前に恐れ慄き逃げ出そうとするも、命乞いする彼女の姿をみて放っておく事ができず命を投げ出しキスショットを助けるため血を分け与えました。

 

しかし、吸血鬼であるキスショットに血を与えてもなお殺されなかった者は、吸血者の眷属として自身も吸血鬼と化します。これによって暦はキスショットの下僕という主従関係に陥ってしまいました。

吸血鬼になった暦が1番初めにしたことが、太陽光の下に出て火だるまになってしまいキスショットに助けてもらうという愚行でした。

 

吸血鬼としての自覚が目覚める
この愚行によりはじめて自分が吸血鬼になったということを自覚し人間に戻りたいと望む暦と、四肢を無くし力が足りないまま暦を助け幼女の姿となってしまい完全体に戻りたいと望むキスショットがタッグを組んで吸血鬼ハンターに挑む事になります

<傷物語>の展開になくてはならない2人の人物 忍野メメと羽川翼

引用: アニプレックス you tube チャンネル

専門家・忍野メメ

3人の吸血鬼ハンターから同時襲撃を受ける暦をどう見ても助けたように感じますが、メメ曰く世界のバランスを保つバランサーとして中立な状況を維持するため仲裁に入ったとのこと。

 

アロハシャツを着ていて見た目はチャラく胡散臭いおっさんですが、専門家というだけあってその実力は本物でした。

<傷物語>をはじめメメが登場する作品ではいつも解決へと導き暦たちを助けてくれますがその度「助けない。君が勝手に助かるだけさ」と中立の専門家としての立ち位置を維持しています。

 

<傷物語>では、プロの吸血鬼ハンター3人と、吸血鬼になったばかりでこれまで喧嘩をした事もなさそうな暦とではバランスが悪いと考えそれぞれ1対1でのバトルを提案、さらに吸血鬼ハンターが勝てばキスショットの居場所を教える、暦が勝てばキスショットの四肢を返してもらうという条件もつけ中立を貫いています。

メメも一目置く女子高生・羽川翼

翼といえば高い学力と豊富な知識量を持ち知らないことはなさそうなキャラクターですが「何でもは知らないわよ、知ってることだけ」という有名な台詞があり、暦に巷で噂になっている金髪金眼の吸血鬼の話をしたり、吸血鬼ハンターとの戦いの中アドバイスする所を見ると暦同様、本当になんでも知っているなぁと言いたくなってしまいます。

高校の同級生の暦と翼は高校2年の終業式の日駐輪場で偶然出会い、翼のスカートが風で捲れるところを暦が目撃したことをきっかけに雑談を始めますがその時に翼から金髪金眼の吸血鬼の噂を聞くのでした。

そしてこの時、人間強度が下がるからという理由で友達を作らないと言う暦に対して強引に彼の携帯電話に自身の連絡先を登録し友達になることを提案します。

 

暦はこの数時間後、本屋の帰り道で瀕死のキスショットと出会う事になりますが、それは昼間駐輪場で翼のスカートが風で捲れた事により見えたパンツが頭から離れず、アダルトな本を買いに行った帰り道でもあったためそもそも翼と出会っていなければキスショットとも出会わず吸血鬼にはなっていなかったかもしれません。

 

その後、ドラマツルギーとの戦闘を目撃した翼は暦に対して協力を申し出ますがこれ以上巻き込みたくないという思いから冷たく突き放されるような態度を取られ交換条件を提示されます。

しかしその条件を恥じらいながらもあっさりとクリアする翼に人間としての強さを見た暦は、自身の言動を謝罪し改めて友達になってください。と申し出ることで二人の間に友情が芽生え、ギロチンカッター戦の前に結ばれる【新学期暦が無事に登校するのを待つ】と言う約束へ繋がるのでした。

 

翼の芯の強さが表現されている台詞の一つに相手のために死ねないのなら、私はその人を友達とは呼ばない。」という言葉があります。

エピソード戦に巻き込まれ怪我を負ってもなおこのような言葉をかけてくれる翼だからこそ、友達を作らないと決めていた暦の心の壁を壊し友達第1号になれたのでしょう。

 


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吸血鬼ハンターとのバトル

それぞれの吸血鬼ハンターと1対1のバトル、そしてハンデとして暦に地の利がある直江津高校のグラウンドを戦場として設定したのは中立の立場としてメメが交渉したものでした。

引用: アニプレックス you tube チャンネル

【仕事】吸血鬼ハンター・ドラマツルギー戦。

初戦ということもあり、かなりの緊張と心構えをしてきた暦でしたがそれに反して仕事として吸血鬼退治をしているドラマツルギーは武器も持たず丸腰で現れ、暦に吸血鬼狩りとして仲間にならないかと勧誘してきますが、最初の仕事がキスショットの始末と聞いて交渉は決裂、戦闘へと移ります。

戦闘経験のない暦は一瞬で腕を失いますが、吸血鬼の再生能力ですぐに腕を再生させ再び戦闘体制を取ります。

 

暦と同じく吸血鬼のドラマツルギーは吸血鬼の変化の能力を使い自身の腕を大剣へと変化させ交戦、これに対し暦は近接戦は危険だと判断し距離を保ち野球ボールを投げつけますが軽すぎて思うようにダメージを与えられません。

そこで野球ボールを砲丸に変えますがまだ重さが足りず、近くにあった野球の投球ローラーを投げつけようとしたところ流石にそんな重量のものを当てられては再生能力が追いつかないと判断しドラマツルギーはあっさりと降伏し、見事キスショットの右足を取り返す事に成功します。

【私情】吸血鬼と人間のハーフ・エピソード戦。

人間とのハーフという理由から吸血鬼に受け入れてもらえなかったことで吸血鬼を恨み私情で動いているエピソードは、半分人間が故に吸血鬼としての能力は低いものの一般的に弱点とされる太陽光に耐性があり陽の光の下を歩くことができます。

そんなエピソードの武器は吸血鬼が持つとは思えない十字架であり、その戦法は吸血鬼能力の変化を使い霧に紛れ居場所がわからなくなったところでその十字架を投げつけてくるというものでした。

 

戦闘を見ていた翼が巻き込まれ人間相手にも全く容赦しないエピソードの攻撃により負傷してしまいますが、それでも必死に伝えたアドバイスにより暦はエピソードから十字架を奪い取る事に成功します。

武器を無くし丸腰になっているエピソードでしたが、翼を傷付けられたことで冷静さを失った暦は馬乗りになり怒りに任せてエピソードの首を締めあと少しで殺してしまう、というところでメメが止めの入り幕引きとなり、キスショットの左足を取り返しました。

【使命】人間・ギロチンカッター戦。

使命を持って吸血鬼退治をしている人間ギロチンカッターは、新学期暦が学校に登校してくるのを友達として待つという約束をしたばかりの翼を人質として攫っていました。

吸血鬼の変化の能力を使い背後から翼を救出したのちギロチンカッターを地面に叩きつけ勝敗はあっという間につきキスショットの両腕を取り戻しますが、三戦を終えた暦はいくつかの疑問を抱えています。

 

なぜ自分がこうも容易くプロの吸血鬼ハンターに勝てたのか、逆になぜキスショットが勝てなかったのか。

 

メメによってレールは既に敷かれていた
3人の吸血鬼ハンターと暦のバトル交渉の際、四肢を返し完全体に戻ったキスショットのことは暦が殺す・3人の吸血鬼ハンターとキスショットが対峙した際どちらが勝つか分からないという中立の状況を作るため襲撃の前にキスショットの心臓を盗み取っていたのでした。

 

キスショットの本心

引用:傷物語 公式サイト

そもそもキスショットは自殺志願者の吸血鬼であり、日本には死に場所を求めてやってきていたのですが、3人の吸血鬼ハンターに襲われいざ実際に死に目にあうと急に死にたくないという気持ちになり怪異の王ともあろう吸血鬼が情けなく男子高校生に命乞いをしてしまったのでした。

 

はじめは完全体に戻るための食事として行った命乞いでしたが、命を投げ出してまで自分を助けてくれようとした暦に感謝し、殺さずに自分の眷属として吸血鬼化して生かす事にしました。

 

しかし吸血鬼にとって人間は食料であり、実際にその食事の場面を目にし吸血鬼を助け自らも吸血鬼になるという自分のしてしまったことへの恐怖に耐えきれず自死しようとした暦が、以前作った自殺した眷属と重なってしまいます。

死なせてしまうくらいならわざと負けて解放してやろうと考え、自分のことを憎ませ戦闘意欲を高めさせようとわざと食事として人間を食べるところを暦に見せました。

最後には暦に対しどうか儂を殺してくれ。儂を殺して、どうか人間に戻ってくれ。助けると思ってとこれまでのキスショットとは思えないような弱々しいことを言うのでした。

 

キスショットの本心を知った暦は完全に戦意喪失しメメに解決策はないかと尋ねます。

まとめ

引用:傷物語 公式サイト

長く続く物語シリーズの始まりの話、ここから多くの怪異譚が動き始めます。

 

四肢を失い瀕死のキスショットに命乞いされた暦は一度は逃げようとするも最終的に死を覚悟し吸血させる事によってキスショットを助けますが、吸血鬼に吸血された事により自身もキスショットの眷属として吸血鬼化し主従関係が成立します。

 

バトル経験のない暦が慣れないながらも吸血鬼の能力を使い戦い順調にキスショットの四肢を取り戻します。

しかしあっさりと勝てたのはメメの交渉があった事、そしてキスショットが吸血鬼ハンター達に勝てなかったのは中立のためメメが彼女の心臓を取っていたからでした。

 

自らの命を投げ捨てでも助けてくれようとした暦に恩を感じたキスショットは、復活のための食事として殺すのではなく最低限の吸血行為のみで自らの眷属として吸血鬼化して生かす事にしますが、自死しようとする暦を見て自らがわざと負ける事で暦を解放しようと思いあえて憎まれ嫌悪を抱かせ戦います。

 

暦を助けているように見えてあくまで中立を貫くため動いているメメと、命懸けで力になりたいと本心で思い強い信念で動いている翼。

多くの助言とヒントを与え続けたこの2人なくしてこの結末は無かったでしょう。

 


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