「富豪刑事 Balance:UNLIMITED」のネタバレ記事 閲覧注意

正義のヒーローを志す刑事・加藤春は、金の力で事件を解決する神戸大助と出会う。

金で人を操って事件を解決しようとする大助に、最初は反対する加藤だったが、次第に信頼していくようになる。

公式サイト:https://fugoukeiji-bul.com/

豪快な金の使い方が爽快で面白い作品です。

 

以下の内容にはネタバレが含まれます。閲覧の際にはご注意ください。

あらすじ

富豪、刑事になる

アラブの王子が来日し、銀座でクラッシクカーフェスティバルに参加し、自慢の車を披露していた。

警察は警備に駆り出され、現代犯罪対策本部(以下、現対本部)の加藤と亀井も呼び出される。

 

王子を狙った爆弾テロの予告があるが、フェスティバルを中止することは出来ず、刑事は爆弾を回収する為に奔走していた。

 

そんな中加藤は、無茶な運転でクラッシクカーを轢いて回る車に乗る神戸大輔に出会う。

取り締まろうとする加藤だが、神戸は警察手帳を突きつける。

 

大助は爆弾を持って逃げている犯人の車を追い、加藤も無理矢理相席する。

大助は信号を混乱させて犯人を勝鬨橋まで追い込み、そのまま川に落とそうとする。

 

何も知らないまま抵抗する犯人を下ろす為に犯人の車に乗り込んだ加藤。

加藤は間一髪のところで橋にしがみついて命は無事だったが、力尽きて川に落ちてしまう。

それを大助は手を貸すでもなく見下ろしていた。

 

翌日、加藤は現対本部に配属された大助と再会する。

加藤は大助の教育係に指名されるが、金の力で何でも解決しようとする大助のことが気に入らず断る。

 

多少強引ながらも、着々と事件を解決していく大助。

だが加藤も刑事の正義と人情で事件解決に一役買っていた。

 

ある日大助は家を飛び出す。

加藤に頼まれて犬探しを手伝うことになるが、スマホもヒュスク(AI執事)も財布も忘れていることに気がつく。

 

家に帰りたくない大助は、加藤に世話になり家に泊まる。

初めての庶民の暮らしに戸惑いながらも、加藤に教えてもらったレシピで嫌いだった納豆も食べられるようになる。

 

ヒュスク反抗期

巨大ダム建設プロジェクトを推し進めるためにポリアドル大統領が来日する。

だがダム建設に反対している、水没する先住民によるテロが起こり、神戸家当主の祖母・喜久子の代わりに商談に来ていた大助と大統領は、時限式に毒ガスが放出される部屋に閉じ込められてしまう。

 

外と連絡を取ろうとするも、通信が阻害されていた。

いつものようにヒュスクと共に解決しようとする大助だったが、有効な手段は無かった。

 

毒ガスの起動装置は、神戸家の系列の製品だった。

大助はヒュスクに起動装置の設計図と解除方法を訊くが、知る権限が無いと言われる。

 

運良く鍵が見つかり、間一髪のところで助かるが、犯人は自殺し、加藤は責任を取り、この一件に関わることを禁じられる。

 

過去迷宮入りした事件を追う仲本は、毒ガス事件で使われていたジャミング装置が水野フューチャーテクノロジー製のものだと知る。

そして水野フューチャーテクノロジーは、19年前に迷宮入りになった事件にも関係していた。

 

仲本は加藤と共に水野フューチャーテクノロジーの井村と接近するが、追い返される。

大助は井村の車を遠隔操作し、危険運転をして人を轢き、無理矢理連行する。

 

仲本は井村の息子の悪行をネタに井村を脅し白状させようとするが、加藤はそれを良しとせず、井村を逃してしまう。

だが井村が車に乗ったところでバッテリー異常で爆死してしまう。

 

仲本が追っている迷宮入りの事件は、神戸小百合殺害事件。

神戸家という糸で繋がっていると推察する仲本だったが、大助が警察になった理由も母の小百合の死の真相を知るためだった。

 

井村の車に細工をし、更には仲本が所持していた神戸小百合殺人事件の重要証拠物を盗み出した真犯人は、仲本の元相棒で現在は捜査一課の課長の武井だった。

 

神戸小百合殺人事件の容疑者であり、大助の父、神戸茂丸の情報を集めようとする大助だったが、小百合の情報と共に、ヒュスクは徹底的に情報を隠蔽する。

 

重要な証拠品があると思われる第三研究所の場所が判明し、大助と加藤が乗り込む。

 

その間に、神戸邸に侵入者が入り、仲本と収容されている武井を狙う。

侵入してきたのは自殺したはずの神戸茂丸だった。

逃げる選択を捨てて迎え撃とうとする仲本と武井だったが、殺されてしまう。

 

大助は警察手帳を捨て、独自で事件を追う。

 

アドリウム

仲本が普段から持っていたサイコロ2つは、それぞれが盗聴器と受信機になっており、仲本は犯人に盗聴器を仕掛けていた。

現対本部はそれを使って茂丸の居場所を探ろうとするが、武井と仲本殺人事件の重要参考人として加藤は身柄を拘束されてしまう。

 

加藤は事情聴取の中で、一部の捜査一課の協力を得ることに成功し、現対本部が入手した情報から現場へ行き、貨物船に単身潜入する。

大助もスマホのカメラをハッキングして茂丸の足跡を追い、大浦埠頭の貨物船に乗り込む。

 

貨物船に乗り込んだ大助は、ボディーガードのワインスキーと交戦するが、戦闘スーツ・ASVが解除され、窮地に立たされる。

それを見つけた加藤がクレーンを使って上から貨物を落とし、大助を助ける。

 

ASVが解除された原因はアドリウムという物質が原因で、船の動力源にもなっていた。

大助は機関室へ行き、加藤は敵を引きつける。

 

アドリウムを使った機関は、有効に使えば人類に無尽蔵のエネルギーをもたらす半永久的機関。悪用すれば世界を滅ぼす兵器にもなりうるものだった。

 

大助は冷却ユニットを起動させようとするが、ワインスキーが邪魔をする。

加藤が銃を向けパイプを撃とうとするが、加藤はトラウマからずっと銃を撃てずにいた。

 

「公務員である前に、ヒーローだった」

それは、加藤の家で見た、加藤が憧れている刑事ドラマのセリフをアレンジしたものであり、今まで加藤と行動を共にした大助が口にした言葉。

 

その言葉で今まで揺れ動いていた加藤の銃は定まり、見事パイプを撃つことに成功する。

 

ASVを起動させた大助はワインスキーを倒し、神戸茂丸を逮捕しに行くが、茂丸はヒュスクに命令して大助を攻撃し、逃げられてしまう。

 

大助と加藤は、茂丸を追跡し、茂丸がアドリウムを研究していた研究所に乗り込む。

加藤は隠し通路を発見し、行き着いた先は神戸家の自宅だった。

 

神戸宅には茂丸、になりすました執事の服部がいた。

一連の事件の真犯人は神戸喜久子だった。

 

喜久子の狙いは、アドリウムを世間に公表するのを阻止すること。

アドリウムを公表すれば、悪用する人間は必ず出てくる。

 

公表するか迷う大助。しかし、迷っている間に加藤が誤って送信ボタンを押してしまう。

「何が正義なのか、それを決めるのはあなたじゃない。そして俺でもない」

そう言って大助は喜久子を逮捕した。

 

その後、世界中でアドリウムを取り締まる大助と加藤の姿があった。

登場人物の説明

加藤春

元刑事捜査一課だったが、現在は現対本部へと退かされた、正義心あふれる警察。

ある事件で人を撃ち殺してしまったことから銃が撃てなくなり、前線から外される。

神戸大助

大富豪。大体は金の力で解決しようとする。

シークレットシューズを履いている。

神戸鈴江

神戸大助の親戚。

神戸を裏からバックアップする。

ヒュスク

AI執事。

神戸喜久子

神戸大助の祖母。

仲本長介

現対本部の最年長。

昔は捜査一課にいたが、神戸小百合殺人事件に近づきすぎたが為に、上からの圧力で左遷させられる。だが今でも事件の真相を追っている。

わかりにくい点を解説

現代犯罪対策本部

所謂、警察内の吹き溜まり部署。

考察・感想

やはり金。金は全てを解決する。マネーイズパワー。

全体的にはそんな感じの作品なのですが、でもやっぱりお金だけでは解決しないこともある。

 

加藤は過去に銃で人を撃ったことから、自分の正義を信じられなくなって撃てなくなりました。

アドリウム自体も正義にも悪にもなり得るもので、大助は人間の善性を信じて公表した。

ヒュスクも途中で主人公と敵対しますが、あれは善悪を持たない機械だからこそ、使う人間の命令に従っただけ。

 

金も力も兵器も機械も、結局は使う人間の心次第なのです。

 

大助だけでは正義の心を持って真相に辿り着けなかったし、加藤だけでも再びヒーローになることは出来なかった。

最初は反発しあうけれど、最後には最高のバディになる。

様式美、王道であり、好きな人も多いのではないでしょうか。

 

あとやっぱり金の話なのですが、毎話ごとに使った金額が出てくるのも面白いです。

まとめ

いかがでしょうか。

是非アニメで豪快な金の使いっぷりを見てくださいね。