『パラサイト 半地下の家族』…話題作のネタバレってあり?その背景を解説!

2019年公開の韓国映画、『パラサイト 半地下の家族』。

 

 

数々の映画祭で高く評価され、華やかな受賞歴がその実力を物語っています。

まさに、映画界の歴史に残る作品となりました。

 

日本国内の地上波で初放送されたことにより、再び脚光を浴びた本作品。

 

とはいえ、うっかり見逃してしまった方もいるのではないでしょうか。

興味があっても何となくスルーしてしまった、という方も。

 

「話題になっていたけど、どんな話なの?」

「怖かったり、キツい描写があったりするの?」

「そもそもどうしてこんなに高評価なの?」

このような疑問にお答えしながら、『パラサイト』の本編や背景について、詳しく解説していきます。

「気になる」から「観てみよう」という気持ちになってもらえたら、嬉しいです。

 


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※以下、解説文には作品内容のネタバレが含まれています。

 お気をつけ下さい。

 

『パラサイト 半地下の家族』ってどうして話題なの?

『パラサイト 半地下の家族』は、ポン・ジュノ監督による2019年の韓国映画作品です。

韓国を舞台に、富裕層と貧困層の格差がメインテーマとして描かれています。

 

同年の第92回アカデミー賞では、作品賞・監督賞・脚本賞・国際長編映画賞の4冠を達成しました。

とりわけ英語以外の外国語映画が作品賞を受けることは史上初であり、偉業と言えます。

 

 

さらに、第72回カンヌ国際映画祭では、韓国映画として初めてパルム・ドールを受賞。

まさしく、近年まれにみる快挙続きの一作となりました。

 

このように、各国で話題を呼んだ今作品。

日本でも韓国映画の興行成績1位を塗り替え、注目を浴びました。

 

ポン・ジュノ監督の他作品では、『殺人の追憶』や『グエムル―漢江の怪物―』、『母なる証明』が代表的です。

また、『スノーピアサー』の制作により、ハリウッド進出も果たしています。

 

ポン・ジュノ氏は、監督だけでなく、脚本も担当するなど、マルチな才能を発揮。

韓国映画界はもちろん、映画界全体を引っ張っていく存在として、今後の更なる活躍が期待されています。

 

『パラサイト』では、現代社会に密接したテーマが取り上げられました。

貧富の差は、欧米やアジアなど文化圏を問わず、身近な社会問題となっています。

監督は、この世界共通の問題に対し、映画という方法で人々に訴えかけました。

 

 

言語を越えた、映画の持つメッセージ性。

そして、監督自身のこれまでの実績。

 

このような要素が相乗効果を生み出し、『パラサイト』は高い評価を得ました。

結果的に、大勢の人の関心をも引き付けたのです。

 

『パラサイト』はどんな物語なの?

半地下と呼ばれる下層住居に住むキム一家を中心に、ストーリーが展開していきます。

日本では聞き慣れない「半地下」の住居ですが、韓国においては、格差社会や貧困の象徴として知られています。

 

キム一家は全員が失業中で、日々食いつないでいくのに精いっぱい。

そんな彼らが、ふとしたチャンスによって、富裕層の家に入り込むことに成功します。

 

映画.comより引用

 

ひとり、またひとりと、身元を偽りながらお金持ちの生活にするりと侵入していく家族。

映画のタイトル通り、寄生していく様子には、後ろめたさを感じません。

彼らにとって、嘘や偽装への罪の意識は、何の意味も為さないのです。

いったんは、パラサイト生活に成功したように思えたキム一家。

寄生先の家族の留守中に、我が物顔で豪邸に居座るなど、彼らの行動は奔放になります。

しかし、事態は思いもよらぬ方向へ。

 

衝撃の事実が明らかになり、終盤へ向けて勢いづいていきます。

 

貧困層が富裕層を逆転し、勝利するのか。

あるいは、もとの貧しい状況に逆戻りしてしまうのか。

キム一家、そして全ての“半地下”的存在に、希望は与えられないのか。

 

正直なところ、個人的な予想は完全にハズレました。

良い意味で裏切られた、という視聴者の驚きこそ、監督の狙いなのかもしれません。

結末まで、目を逸らさずに見届けていきましょう。

 

パラサイト』に気まずくなるシーンはある?

『パラサイト』は、日本での公開にあたり、PG-12に指定されました。

一般的に、小学生未満の子供に対して、保護者同伴での視聴が推奨されます。

「刺激の強いシーンが含まれるのでは?」と気になる方も多いはず。

 

実際、作中にははっきりとベッドシーンが含まれます。

また、流血を伴うシーンや、暴力描写もあります。

あくまでPG-12指定なので、こうした場面は、地上波でもカットされずに放送されました。

 

しかし、性・暴力描写の苦手な方には少しハードルが高いかもしれません。

可能な範囲で、該当部分を避けて観るなど、自衛されることをおすすめします。

 

「自分は平気だけど、家族や子供と一緒に見て気まずくなるのは嫌だ」という方なら、

おひとりでの鑑賞もアリ。

 

気まずさの感じ方は人それぞれだからこそ、楽しみ方にも一工夫していきたいですね。

 


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ラストシーンの意味とは?

『パラサイト』の結末は、見る人によって解釈が異なるかもしれません。

貧乏人一家が金持ち一家に成りかわる、といった単純なお話かと思いきや、どんでん返しに驚かされた人も多いはず。

 

特にラスト

キム一家の行く末については、「で、どうなったの?」と疑問を感じやすいポイントでもあるでしょう。

 

ここで思い出したいのは、父・ギテクと息子・ギウの交わしていたある会話なのです。

あっと気付いた時には、真の意味と、これから先に待ち受けている未来に想像がつくのではないでしょうか。

 

劇中では、その場だけでなく、後々まで重要なニュアンスを持った台詞が、さりげなく散りばめられています。

こうした伏線の張り方は、実に見事です。

 

映画.comより引用

 

伏線を回収して残ったものは、苦い後味。

韓国映画に特徴的とも言えるビターなエンドとなっています。

 

パラサイト(寄生)の背景とは?

『パラサイト』に登場するキム一家は貧しいですが、個人の能力が低いわけでは決してありません。

 

息子と娘は、それぞれ勉強や芸術を教えることができるだけの知識・センスを持ち合わせています。

父と母にも、運転手・家政婦として富豪家族に雇ってもらえるだけの器用さがあります。

 

もしも彼らが仕事のできない人間なら、そもそも寄生することなど不可能だったでしょう。

頭の良さや回転の速さ、コミュニケーション能力、ピンチを乗り切る機転。

成功するためのスキルは、一見すべて揃っているように思えます。

 

映画.comより引用

 

ところが、現実はシビアにも、彼らの幸運を許しません。

失業率の高さと学歴至上主義という社会の壁が、キム一家の前に立ちはだかっているのです。

 

良い大学を出て、良い企業に就職する。

理想的な成功路線からはみ出してしまえば、這い上がりたくても這い上がれない。

絶望と閉塞感が、半地下という環境と相まって、一家のやるせなさを高めていきます。

 

このような背景は、韓国映画作品では、多く取り上げられる傾向にあります。

それほど、社会全体に深く根差している問題だといえます。

日本人にとっても、他人事ではない既視感があるのではないでしょうか。

 

貧困層と富裕層、どちらのことも軽々しく笑えない。

ブラックジョークのような世界観が、『パラサイト』の持つ意味をより皮肉にしています。

その苦味こそ、今作最大の魅力だといえます。

 

まとめ

『パラサイト 半地下の家族』とは。

ポン・ジュノ監督作品として、2019年に公開。

韓国社会の抱える格差問題を、期待の監督らしく、鋭く描いています。

多くの有名な映画賞を受賞し、世界中から注目されました。

 

日本でも公開当初より話題作となり、早くも地上波初放送となったことで、改めて関心を集めました。

 

https://twitter.com/kinro_ntv/status/1347535681640230914

 

あらすじ

『パラサイト』は、半地下に住む貧しい一家が、裕福な家庭に雇われることで、豊かさの恩恵を受けて寄生していく物語です。

一度は全て上手くいったように思える展開から、とある事実によって状況が変動。

 

あっと驚かされる終盤にかけて、どんでん返しのストーリー構成となっています。

 

注意ポイント

『パラサイト』には性・暴力描写のシーンがあります。

PG-12指定となっているため、地上波でもカットはされていません。

念のため、苦手意識のある方は、視聴の仕方を検討してみてくださいね。

 

結末について

映画のラストシーンと結末は、見る人に色々な解釈や感想を与えています。

 

作中の、父と息子のとあるやり取りがラストに活きてきます。

本編を見る時は、ぜひ彼らの会話シーンにも集中してみましょう。

 

韓国映画ならではの苦味あるエンディングを体感できますよ。

 

物語の背景

お金持ちにパラサイトするキム一家は、韓国での貧困層を象徴しています。

 

能力があっても成功できない、矛盾した社会の背景。

々の不満や不幸を、皮肉を交えて描き出すことにより、大きなテーマ性を生んでいます。

 

おわりに

『パラサイト 半地下の家族』が、どうして話題作となったのか。

その理由は、普遍的な社会問題をバックボーンとしているからこそだと言えるでしょう。

 

世代、性別、国境、文化。

全ての違いを越えて、観客を惹きつける物語の構成力とメッセージ性が、ここにあります。

最後のネタバレからもたらされる驚き…自分自身の眼で確かめてみてください

 


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