心象世界の名探偵「ID:INVADED」のネタバレ記事 閲覧注意

殺意衝動から作られた心象世界”イド”。

鳴瓢秋人は名探偵・酒井戸となってイドに潜り、カエルの死の真相を探り犯人を突き止める。

イドに現れる謎の殺人鬼メイカー、ジョン・ウォーカーの正体は、目的は。

公式サイト:https://id-invaded-anime.com/

愛情、殺意、思慕、悲しみ、憎しみ、そんな様々な感情が一気に押し寄せてくるような作品です。

見るときは心に余裕がある時をおススメします。

 


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以下の内容にはネタバレが含まれます。閲覧の際にはご注意ください。

 

 

あらすじ

イド

謎の世界で目覚めた酒井戸(さかいど)。

自分が誰なのか分からないまま、バラバラになって宙を舞っている世界を考察する。

酒井戸は殺されているカエル(人間の少女)を見つけ、同時に自分が名探偵である事も思い出す。

 

酒井戸の様子を見ている者たちがいた。

彼らは「井戸端」と呼ばれる警察内の「蔵」という秘密組織。

 

井戸端は通称「穴あき」と呼ばれる犯人を捕まえる為に、犯人の心の中「イド」に酒井戸を送り込み、酒井戸が集めた情報を分析し、犯人を特定しようとしていた。

 

酒井戸が世界をつなぎ合わせ、犯人の居場所を特定した頃だった。

犯人の殺意が切り替わり、再び世界はバラバラになる。

 

酒井戸は再びカエルの元へ行き、真犯人を見つける。

そこへ、新たな被害者として外部分析官の新人の本堂町小春(ほんどうまちこはる)が現れる。

警察は犯人を取り違え、逃がしてしまい、本堂町は拉致されていた。

 

イドの中で逃げた犯人を追おうとした酒井戸の前に、様々な殺人犯のイドに度々現れる謎の人物「ジョン・ウォーカー」が現れる。

 

本堂町は犯人の富久田保津(ふくだたもつ)に、これまでの被害者と同じように、ドリルで額に穴を開けられそうになる。

だが本堂町は自らドリルに額を打ち込み、新たなイドを作り出す。

 

酒井戸の本体・鳴瓢秋人(なりひさごあきひと)は本堂町のイドに入る。

井戸端は得られた情報から本堂町の居場所を特定し、富久田は逮捕された。

 

ジョン・ウォーカー 

人を生き埋めにして、死んでいく様を全世界にライブ配信する殺人事件の7件目。

犯人の殺意を採取することに成功し、鳴瓢をイドに投入する。

 

焼死したカエルを発見し、捜査が始まる。

沢山の焼死体がある中で、カエルだけは火の無いところで焼死していた。

このことから、この事件は墓掘りの事件に見せかけた模倣犯だと判明する。

 

犯人は捕まるが、被害者は助からなかった。

本堂町は現場にいた野次馬の中に、穴あきの被害者の数田を発見し、追いかけたところ、キスをされる。

 

数田自身も驚いていたその行動から、本堂町は数田が本当の墓掘りで、墓掘りの思念粒子が見つからないのは脳の欠損によって愛情表現と殺人衝動が入れ替わっているのではと推理する。

 

本堂町から採取した墓掘りの殺人衝動から、穴井戸はイドに入る。

墓掘りの被害者の顔がちぐはぐに合わさった少女と、ジョン・ウォーカーがいた。

酒井戸はジョン・ウォーカーに殴りかかるが、すぐに逃げられた。

 

得られた情報から、本堂町は、数田の同級生の井波に事情聴取をしに行く。

本堂町は井波が墓掘りの正体で、数田は井波の共犯だと突き止める。

抵抗する数田を本堂町は殺してしまう。

 

井戸端は、これまで6人の殺人犯と接触し、殺人鬼を作り上げているジョン・ウォーカーが何者なのか、何故殺人犯とだけ接点があるのかを考える。

ジョン・ウォーカーもミズハノメに似たような装置を持っている、もしくは井戸端のスタッフの中にジョン・ウォーカーが居るのではと推理する。

 

新たに名探偵となった本堂町は、ジョン・ウォーカーの手掛かりを探すため、3年前の鳴瓢のイドに潜る。

名探偵となった本堂町・聖井戸は、落雷で死んだカエルと手錠で繋がれた状態で目覚める。

 

聖井戸は落雷の仕組みを突き止め、イドの世界を探索する。

すると、3年前には無かったはずの、イドに潜るコックピットを見つける。

 

コックピットは起動中で、画面には「飛鳥井木記(あすかいきき)」の名前が記されていた。

飛鳥井は、鳴瓢の妻子を殺した殺人鬼・対マンの被害者の一人で、行方不明になっていた。

井戸端の室長の百貴は、彼女をずっと探していた。

 

重要な真相にたどり着きそうになったその時、百貴はジョン・ウォーカーの疑いを掛けられ、逮捕された。

井戸端と警察が揉めている間に聖井戸はイドの中のイドに入ってしまい、強制的に帰ることが出来なくなる。

 

本堂町の救出の為、井戸端は富久田に穴井戸としてイドに投入する。

だが20回を超えても成功はしなかった。

 

次に、鳴瓢と富久田がコンビとなり、百貴の家から発見された殺意のイドに入り、同じようにコックピットからイドに入り、発見し救出を試みる。

 

砂の世界の中、カエルは餓死していた。

だが、そこから続いている足跡があり、辿っていった先には、流砂に飲まれて死んだ死体と、コックピットがあった。

 

飛鳥井木記

コックピットはやはり飛鳥井のイドに繋がっていた。

酒井戸はイドの中のイドに入る。

 

イドの中のイドでは、酒井戸ではなく、鳴瓢自身であり、記憶もあった。

そして、鳴瓢の妻と娘がまだ生きている頃の世界だった。

 

鳴瓢は妻子が殺される前に対マンを殺した。

鳴瓢は病院で、対マンの家の地下室で被害に遭っていた飛鳥井と会う。

そして、飛鳥井はカエルとよく似ていた。

 

飛鳥井は自分の考えている事が無意識に周囲に伝わってしまう超能力の持ち主だった。

それは夢も同じで、飛鳥井は夢の中で殺人鬼達に毎日殺されていた。

 

鳴瓢は飛鳥井の負担を減らすために殺人鬼達を殺す。

だが飛鳥井はどんどんやつれていき、自分と世界との境界が曖昧になってきていた。

それは、世界の在り方そのものを捻じ曲げてしまうものだった。

 

飛鳥井は自分が人間であるうちに殺してほしいと願うが、鳴瓢は拒んだ。

その夜、飛鳥井は13人の看護師を昏睡状態にし、病院から消えた。

 

最後の殺人鬼、穴開きを殺しに来た鳴瓢は、本堂町と出会う。

本堂町と鳴瓢の時間はずれていた。そのずれが発覚した途端、イドが壊れ始める。

 

イドの中のイドで10分以上経っていた為、鳴瓢は穴井戸も酒井戸も死んだものと思っていたが、そもそも時間の流れが違ったようで、鳴瓢は強制送還される。

 

戻った酒井戸は、実は砂漠のイドは鳴瓢のイドだった事を知る。

そして、自分のイドに入った名探偵は、自意識が無意識を侵略しドグマに落ちる。

つまり、鳴瓢はもう現実に戻れなくなっていた。

 

酒井戸は鳴瓢の記憶を取り戻すが、イド嵐が起こり、井戸端はイドを観測出来なくなる。

イド嵐を起こす原因を作った穴井戸、もとい元から記憶が消えていなかった富久田に鳴瓢は掴みかかるが、富久田は抵抗せず殺されようとする。

 

だがそれはジョン・ウォーカーの企みに乗ること。

鳴瓢は富久田が数唱障害であることを見抜き、殺さなかった。

 

残された本堂町は、7人の殺人鬼が特定の曜日に殺人を犯している事に気が付く。

そしてこの世界の富久田と会い、ジョン・ウォーカーと夢の中で会った時間から、ジョン・ウォーカーの正体が早瀬浦局長だと突き詰める。

 

鳴瓢と富久田はこのイドで、聖井戸が入っているコックピットを見つけ、排出した。

3人は安全なカエルの元へ行き、現実へ帰ることが出来、早瀬浦がジョン・ウォーカーだと伝える。

 

早瀬浦は蔵の電源を落とし、収容されていた飛鳥井を目覚めさせる。

蔵の中はミズハノメと融合し、職員はイドの中で彷徨う。

 

早瀬浦はコックピットでイドに入ると同時に自死し、永遠に名探偵になろうとする。

それを追って鳴瓢と本堂町はイドに入るが、記憶は消えて再び酒井戸と聖井戸になっていた。

 

早瀬浦は自分のイドに入り、自分を思い出すが、既に死んでいる為イド嵐は起こらず、他人のイドへ自由に行き来することが出来るようになる。

酒井戸と聖井戸は同じ名探偵だから、同じように行き来が出来た。

 

容疑が晴れた百貴は蔵へ向かい、飛鳥井を箱の中に戻そうと、蔵に入るための準備をするため、飛鳥井がかつて入院していて、実験もされていた病院へ向かう。

 

聖井戸と酒井戸は自分のイドに入り自分を思い出し、早瀬浦を殺しに向かう。

だが早瀬浦は既に死んでいる為、死んでもイドの中で修復される。

そこで、富久田のイドにあるコックピットに追い込み、イドの中のイドに永遠に閉じ込めた。

 

その間百貴は、重装備に身を包み蔵に突入していた。

活性剤を死ぬ間際まで打ち込み、飛鳥井に会った百貴。

 

飛鳥井はどんどん大きくなる自分の力を恐れ、自らに銃口を突きつけ死のうとするが、銃に弾は込められていなかった。

死ねないのなら、誰かの役に立てるようにと飛鳥井は箱に戻る。

 

百貴は、いつか誰かが必ず苦しみから開放すると約束し、飛鳥井は信じて待つと答えた。

 


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登場人物の説明

鳴瓢秋人(なりひさごあきひと)【酒井戸(さかいど)】

元警察官だったが、娘を殺された怒りから殺人を犯し捕まった。

カエルを死んだ娘と重ねている。

殺人犯を度々自殺に追い込んでいる。

妻は子供が死んだ衝撃から自殺している。

本堂町小春(ほんどうまちこはる)【聖井戸御代(ひじりいどみよ)】

外部分析官の新人。

富久田に殺されそうになった時、自ら額に穴を開けた。

富久田保津(ふくだたもつ)【穴井戸(あないど)】

元数唱障害であり、苦しみから逃れるために額に穴を開けた。

他人にも穴を開けようとするのは、同じように穴を開ければ世界がクリアになると盲信しているから。

穴が空いているせいか、イドに入っても記憶が無くならない。

本堂町のことを非常に気に入っている。

百貴船太郎(ももきふねたろう)

井戸端の室長。

鳴瓢の元同僚であり、妻子とも面識があった。

鳴瓢が対マンを殺した時に、保護された飛鳥井に会っており、彼女が消えてから行方を捜していた。

飛鳥井木記

他人と意識を無意識に共有する能力の持ち主。

ジョン・ウォーカーが夢に現れてから、夢の中で毎日複数の人間に交代で殺されるようになる。

カエル

カエルはイドの中に必ず居て、死んでいる少女。

名探偵達は彼女の死の原因を探る。

名探偵に何かを伝えるために自殺をしていることもある。 

飛鳥井によく似ている。

ジョン・ウォーカー

鳴瓢、富久田、数田、井波、対マン、他4人の殺人鬼のイドに現れる。

殺人鬼を意図的に作り上げている。

 

わかりにくい点を解説

ミズハノメ

殺意を感知するシステム。

だが正体は、飛鳥井木記自身。

 

名前の由来は日本書紀に出てくる”ミズハノメ”という水の神から。

イザナミがカグツチを産んだとき、失禁して生まれた神様の一人。

イド(殺意の世界)

ミズハノメを使って、殺人犯の殺人衝動から作られる深層心理の世界。

入れるのは殺人を犯した人間のみで、名探偵として活躍するには推理力と連続殺人を起こす程の殺意が必要。

入り込んだ名探偵は、穴井戸を除き現実での自分を忘れ、カエルちゃんの死の原因を突き止める為に動く。

 

名前の由来は、フロイトの提唱した超自我という意味の”イド”と井戸と異土の3つが合わさっている。

ワクムスビ

人の殺意を採取する機械。

 

名前の由来は日本書紀より、ミズハノメ同様

考察・感想

イドは心の中を表した世界で、嘘偽りのない人の心がダイレクトに伝わってくるんですよね。

例えば鳴瓢のイドだと、雷は怒りで、妻と娘は生きている。そして鳴瓢自身は、探偵に生き延び方を教える為に既に死んでいる。

つまりは、妻と娘に死んで欲しくなかった。死ぬべきは自分だったんだと後悔しているんです。

 

鳴瓢は妻と娘に死んで欲しくなかった。そして酒井戸がカエルに言った言葉が「俺はただ君に死んで欲しくないだけなんだ」ですよ。

愛と後悔のマリアナ海溝ですか?

そういった感情があらわになるからこそ、物語に奥深さが生まれてくるんでしょうね。

 

個人的な趣向の話なんですが、富久田と本堂町の関係性が好きなんですよ。

富久田にとって本堂町は、他人に穴を開ける理由に気付かせてくれた人間で、興味の対象を越えた存在。

 

本堂町にとって富久田は、ただの殺人鬼であり同僚。かと思いきや最後の最後に本堂町だけには富久田は穴の開いていない完全な状態で見えていることが発覚するんですよ。

本堂町が富久田の”穴”を埋めたんです。

 

猟奇的殺人鬼で他人の為に死ぬなんてありえ無さそうな富久田が、本堂町を銃から庇って、願いが叶ったと言って笑って死ぬんですよ。

おまけに本堂町は自分の穴を「自分の一部」と言っているんですよ。

 

なんですこれ?俗に言うクソでか感情の往来?

私は初めて見た時発狂しそうになりました。

まとめ

いかがでしょうか。

みなさんも是非アニメを見ていろんなクソでか感情を浴びてくださいね


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